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2000年11月号

2000年10月5日 ファロスにて

出席者:加賀 鬼束 笹原 中瀬  川越 矢野 杉尾 (書記) 酒井

初めての書記をやりました。前回に続いてハプニングが起こったために、インターネットで原稿を集めることとなりました。今回も前回と同じく8名の参加がありました。では、送られてきた原稿と、私の記憶を頼りにして(まったく当てにならない?)合評会レポートをお送りしたいと思います。

ミュージック・オブ・ハート

【データ】1999年 アメリカ 2時間3分
監督:ウェス・クレイヴン 脚本:パメラ・グレイ 撮影:ピーター・デミング 音楽:メイスン・ダーリング 
出演:メリル・ストリープ アンジェラ・バセット グロリア・エステファン エイダン・クイン ジェイン・リーヴス

参加者の内、鬼束、加賀、笹原、矢野、酒井の5人が見ていました。感動派と、それほどでもない派と分かれたみたいでした。それにしても、やっぱりメリル・ストリープはうまいという点は一致していたようです。

鬼束 途中で字幕読むの面倒になって寝てしまいました。少し台詞が多かったのかなと思います。クライマックスのカーネギーホールの演奏も普通で感動はなかった。ま、あそこで感動させようとしすぎるのもあざといとは思うけど。「文部省特選」の文字に嫌な予感はしました。アイザック・スターンがヨーダみたいだった。

加賀 実話の映画化なんで内容は、「いい話やぁ」 としか言えないが、僕には一番縁遠い世界なんで、今一つだった。その中で、メリル・ストリーブの上手さだけが印象に残った作品だった。

矢野 よかったですよ。子供たちに見せてあげたい映画です。臨時教諭になりたての頃のメリル・ストリープの髪型が非常に気になっていたのですが、10年後には美しい髪型になっていたのでほっとしました。公立の小学校であのような授業ができるのだと初めて知り自由なカリキュラムの感じを受けました。指導要領から逸脱できない教科書中心の日本は悲しいです。芸術教科の存在を消していく大胆な教育予算カットは厳しい現実なんですね。自分の二人の子供への関わりなど、もっとみたいなと思うところが他にもいくつかあったのですが...  「陽のあたる教室」よりこっちの方が好きです。主人公が女性だからかもしれません。カーネギーホールに向かう車の中で母親がロベルタに「別れたチャールズに感謝しなきゃね」という内容の言葉をかけるところが印象的でした。一人一人の子供たちに忍耐と努力で感動を与え教え続けている一見地味な、しかしすばらしい教師の存在がいかに大切か痛感します。

笹原 実話の映画化でラストどうなるかわかっているのに、最後は涙が止まらなかった。2回目観た時は、先がわかっているだけに、最初から最後まで涙がとまらなかった。メリル・ストリーブの演じるロベルタ・ガスパーリの役柄が、立派な人物ではなく、欠点もある人物であるところが、非常に人間くさくて、魅力的だった。脇役では、校長先生役のアンジェラ・バセットと母親役のクロリス・リーチマンが熱演という感じでした。男性陣では同級生役のエイダン・クインと大学教授役のジェイ・O・サンダースが男くさくて、印象が悪く感じたが、実話なのでカッコいい俳優では浮いてしまうかな、と思った。

酒井 感動作なんだけどあまり感動しなかった。でも泣いたけど。メリル・ストリープは相変わらずうまい。以前の映画に比べてふっくらした感じがしたけど、演技なのかそれとも本当に太ったのか。でも、目立ち過ぎて、その他の役者は霞んでしまったと思います。それから、ハーレムで音楽を教えることがいかに難しいかが、いまいち映画に表現されていなかった。「特選」まではいかないけど、「佳作」ぐらいの出来だったような気がします。スターンにセリフがあるのにびっくりしました。実話とのふれ込みだけれど、ロベルタ先生は、その後結婚したんだろうか。

この作品、泣いた人が多かったようです。あと、メリル・ストリープのバイオリンが うまかったとのコメントもありました。


U-571

【データ】2000年 アメリカ 1時間56分
監督:ジョナサン・モストウ 脚本:ジョナサン・モストウ サム・モンゴメリー デヴィッド・エイヤー 撮影:オリヴァー・ウッド 音楽:リチャード・マーヴィン
出演:マシュー・マコノヒー ビル・パクストン ハーベイ・カイテル ジョン・ボ ン・ジョヴィ デヴィッド・キース

参加者の内、鬼束、笹原、加賀、矢野、川越、酒井が熱く語ってくれました。昔のドイツ映画の「Uボート」のイメージとダブってしまうのか、両方の映画を比較する方も多かったです。

鬼束 ストーリーは荒唐無稽で、ちょっとそんなのあるかと思ったけど、ハラハラドキドキはしました。でも、それもあの「Uボート」の圧迫感、閉塞感と同じようなものだったような気がして、そういう意味では、リメイクに過ぎないのではないかと思いました。主演のマシュー・マコノヒーは、最初はさえないなあと思いましたが、ストーリーが進むにつれていい面構えになっていました。ラストで、「あなたのもとでなら従います」みたいなことをハーベイ・カイテルが言うんだけど、なんか戦意高揚映画みたいで。そういえば、この映画戦争の悲惨さやみじめさあるいは空しさはほとんどなかった気がしました。ちょっと硬く考えすぎかなと思ったけど、横山さんもそのようなこと書かれてたから、ああやっぱりそういうふうに見える人もいるんだと思いました。

加賀 冒険活劇風で面白かったが、ちょっと定石どうりで。あっ! と驚くような以外な場面は無く、物足りなさを感じた。 しかし全体的には概ね良かったかな。

矢野 主役の副艦長が悪役で最後までいくかと思いましたが、意外とそうではなかった。コンタクトの人ですよね。役柄が全然違っていたので、うまいなあと思いながらみていました。全体的にはいいと思いますが、この映画でなにを伝えたかったのかと私がなにをみたかったのかが違っていたと思います。Uボートと比べると、断然Uボートの方がいい。
    この映画で学んだこと
    潜水艦の壁に背中をつけてはいけない!
    理由;爆圧で腰の骨が砕けるから(だったかな)

笹原 戦争映画の苦手な私が最後まで飽きずに観れました。あっという間の2時間でした。このくらい娯楽色が強いと見応えがある。主人公のマシュー・マコノヒーは最初の場面の印象が悪く、悪役かと思った。ハーベイ・カイテルが好助演で各場面を支えていた。監督のジョナサン・モストウは「ブレーキダウン」という佳作に続く作品で、期待通りの出来でした。

酒井 面白かったです。潜水艦の映画に駄作なしと、誰かが言ってたけど、そのジンクスが守られて良かったです。映像から汗くささ、油臭さ、息苦しさが出てあり得ない話でも、リアリティがありました。でも、もう少し、人間のドラマを観たかったです。戦争を通して、副艦長が成長していくだけではなくて、それ以上のものがほしかったと思います。

川越 駄目でした。アメリカがいつも正義だという姿勢が、おこがましくそして傲慢です。この種の映画は個人的に駄目です。(川越さんのコメントは、僕が記録したノートより起こしたもので、間違っていたらごめんなさい)。

その他のコメントとして、「話が嘘臭い」とか、「アメリカはUムボートのだ捕はやっていない。事実とちがう。イギリスがやった後にアメリカがやった。」とかいろいろ話しが出ました。

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2000年12月号

参加者;鬼束.加賀.酒井.笹原.川越.杉尾.中島.藤本   書記;矢野

五条霊戦記

川越 先月に引き続き歴史物です。前回の「U-571」は青筋立てて起こっていたのですが今回はそういうことないです。キャスティングを知ってイイゾー!豪華ダゾー!ってすごく期待したけど、あ〜これって東宝の時代劇だって(笑)どうなのかって色んな気持ちがある状態で見に行きました。結構これは見ていて辛い。感情移入できない。座っているのが苦痛。た・だ・し、ラストで、あーこの人はこれが言いたかったのかって。あのラストを映像化したいがために、あの人は、大勢の人間を使ったに違いないと確信するに至ったわけですよ。遮那王が弁慶突き刺して....そこに雷が落ちてくるでしょ。結局二人は死んじゃうんだろうけど、すごーっくホモセクシャルな感じしません?

中島 だってガシーッと抱き寄せてたもん。

川越 でしょ!抱き寄せた上に突き刺してるでしょ。非常にホモ的。

中島 でもそれは、聰亙だから。

川越 石井聰亙って人、名前だけしか知らないんですけど...あのラストシーンが私には濃厚なラブシーンに見えて...(中島 心中したのね)お互いの存在にとりつかれてしまった同士のね。そこに至るまでの過程を考えると、明らかに遮那王が攻めで弁慶が受けだなって、そんな事まで考えてしまいまして。そういうものの見方をしてしまうのはかつて同人誌活動をやってたせいかなと思いました...

中島 誰がみてもそう思うよ。でもみんながみんなホモセクシャルな映画と感じるわけではないのでは。

加賀 感じるでしょ。あのシーンでは。

中島 抱き寄せられ方がいい感じでしたもん。

川越 あーそれはありますよね。ちょっと上向き加減で。

中島 浅野忠信ってちっちゃいんだもん。かつ永瀬正敏なんかもっとちっちゃいから。

川越 あれって、三角関係?完全に弁慶は遮那王に負けてますよね。密教と怨霊が混ざってる。刀の格闘だけじゃなくて(中島 サイキックバトル系の...)アクション映画ではない。この映画好きではないけれど、自分なりに納得したから良かったかなと。でも辛かったですよラストにいくまで。新解釈の義経と弁慶ですね。

加賀 新解釈だから映画にしたんじゃない?(中島 自然現象だもんね)

ここで、登場人物の中で誰がかわいかったとか、ヒットと思われる俳優の話となりました。

加賀 最後までみました。決して納得できる映画じゃなかったけど、戦闘シーンが多かったから、長い割には結構おもしろかった。最後の落ちも正直言って想像できなくて。情けないと思ったけど、このくらい想像できなかったかなって。いやぁ良かったです。読めなかった。遮那王と残りの二人が強すぎて完全武装の鎧の武者に....あんなのに勝てるはずがないなって思ってたけど。全体的に張ったりで作ったようなシーンばかりだった。だから割り切って楽しんでみれたのかもしれない。面白くない、面白くないって言われていたから、その分構えて行ったから結構楽しめた映画です。

酒井 評判悪いので見ませんでした(皆笑)本当は見に行く予定が大雨だったので、1日の1000円で見ようかとも思ったけど...行きませんでした。

中島 掲示板にあんな書き込みせんければよかったかな。一緒につっこみたかったのに。

笹原 五条の代わりに「バトルフィールド・アース」みたらもっとひどかった(皆笑)。昨日みる予定が、急に二本立てになって終わりそうな映画があったから.....「電話で抱きしめて」と「薔薇の香り」(よかった)をみました。今年の邦画は御法度に始まり五条で終わるというホモ路線でした。

鬼束 ストーリーがまずよくわからなかった。人物設定もよくわからなくて永瀬が一体何だったのか?アクションは少し切れがいいのがラストの方であったかなという位で。全然面白くないと言わざるを得ない。中途半端に評価していると人が映画から離れてしまうんじゃないかなという映画。ずっと起きてましたけど。語る時間ももったいないような2時間半の映画!

杉尾 落ちは何だったの?途中から帰ったので...。みんながそのラストをみて納得したというのがわからなくてちょっと悔しい。(この後、杉尾さんがどこのシーンまでみて退場したのかの確認があり、ラストの説明がありました)キャスティングがすてきな人ばっかりだったから期待が大きくて、意気揚々といったのにいつまで待てば燃えるのかなぁ、もう少しで引き込まれるかなと思ってたけど、とうとう出ていきました。(まだ半分残っていたようです!)

加賀 弁慶に感情移入できたけど。

杉尾 浅野忠信ってこの人うまいの?全然よくなかった、びっくりした。みんな作品選んだらよかったのに。友人との昼食の約束してたので、そちらの時間の方が気になって結局、ランチを選びました。ごめんなさい。

中島 そんなに面白かったって言いません。でもキャストはよかったんですよ。もう公家の定番・岸部一徳、悪者定番・國村準、素晴らしく良かったんですけど...石井って「狂い咲きサンダーロード」でデビューしたんですよね(hiro註:劇場映画では「高校大パニックです」。ただし沢田幸弘と共同監督。その前に8ミリで同名の作品を撮っています。これが認められてメジャーデビューしたわけです)。かれこれ18,19の時にみて映画人生ぶっ飛んだんですよ。3メートル位エヘヘ。それで20年ぶりにみて勢いで作ったんでしょうけど、狂い咲きから変わってない。あのチープさが、疾走感がよかった。学芸会で撮ったような。心の中の伝説を確認できてよかったけど....隆大介、はよかったよ。いるだけでクラクラ。今弁慶やらせたら彼しかいない。私も浅野忠信はじめてみましたけど、この子透明って感じでみました。しばし....おくれって感じ。監督のせい。遮那王って難しい役。(この後、彼が使われた軽いシーンが続く話がありました)そのころの宗教を破壊していくという重みが感じられない。宗教を入れ込んでいるんだけれどこなれてない。弁慶が遮那王を撃とうと思ったのは神様(不動王明)のお告げだったのに。

(このあとコスプレにお金かかってるけど、ロケ代はかかってないなど、撮ってるとこ全部大藪の中、カメラは活躍しているが生きていない、ラスト浅野くんは恍惚状態で抱き寄せられていて本望、等)


マルコヴィッチの穴

加賀 「15分だけマルコヴィッチになれる」という訳の分からないコピーだったのでずっとみなかった。やめようかなって思ってたら、杉尾さんが面白いから見るようにとのことでみたら、今年1番の映画です(笑)。最初の人形を使うところから感激しました。映画の本筋も面白いけど、人形劇中劇のような感じ。うまく作ってあって、7・1/2階のとかよく考えたなって。不条理な話だけどみていて何となく納得できる話を準備してて、だんだんと不思議な話に乗せるところなど脚本がうまいなと。登場人物で男の人はそれほど好きじゃなかったけど、恋人役のサデスティックな女の人が面白かった。話の中でファイル会社の社長がずーっと長生きしてる人でマルコヴィッチの穴について色々説明するあのあたりが理解できなくて、誰か知ってたら説明してください。最後に生まれた女の子の目を通してみているでしょ、あそこがよくわからない。

酒井 1カ月以上前にみたので直後の感想とイメージが変わってきてますが。非常にユニークでオリジナリティに溢れていて独創性のある映画でした。細かいところは忘れましたが、印象に残っているのはマルコヴィッチが自分の穴に入ったシーンですね。一体何が出てくるんだろうと思ったら、世の中全部マルコヴィッチ。このシーンが可笑しくて笑いました。納得できる話ではないんだけどみてる時はうんなるほどと頷いてしまう自分が情けない。この監督の次の作品を期待したいです。

笹原 予告で見たとおりの展開で予想通りだったんだけど、人形を使う官能的なシーンが好きでした。マルコヴィッチが自分の穴に入ったら、全部マルコヴィッチのところと、キャメロン・ディアスが猿と檻の中に入れられるところがよかった。何の意味もなく好きな映画です。(この後、キャメロン・ディアスがノーメイクで出ていた話などありました)

鬼束 出だしが話の展開なしに....登場人物の紹介みたいになっていて眠くなりそうだなーっと思っていたら眠りました(笑)。時間があったので見直して皆がいうほどあまり...五条よりはだいぶいいけどそんなに感動しませんでした。穴に入ったらマルコヴィッチがどうなるというだけの話なんで。んー結構哲学的な話も出てくるかな。次にみる時に.....マルコヴィッチ本人ががあんなに出てくるとは思わなかった。主人公のジョン・キューザックの容姿・髪型、何かいやで、好きになれないんですよね。

酒井 僕もそうです。

鬼束 あれだけでちょっと、という気になる。そういう気持ちが今までよくないかなと思っていたけど、最近はそれはそれでやっと思っていいんだとと気づいて、アイデアが豊富な分、あのあたりがちょっともったいない気がする。

杉尾 五条より数段よかった。オープニングのマリオネットの一人芝居が素晴らしくて昔人形劇などやっていたので、そこでまず吸い込まれた。どんな映画やろかっていう感じで入っていきました。7・1/2階の発想なんかすごい面白い。皆腰曲げて歩いているからつい私もみながらこういう風に曲がっていきました。シュールな映画(この後、その7・1/2階は座ると普通に仕事ができる、エレベーターが止まらないので無理矢理棒でこじあける、等)

加賀 納得させるのがすごい。

矢野 自分の人生と違う他人の人生を体験できるところに喜びを見いだしてお金儲けをしていきますが、普段の私たちの生活はありふれた毎日の繰り返しなのだけど、それと違うものを求めていく人たちの滑稽さがこの映画の中で面白く、可笑しく、そして悲しく描かれていました。社長さんたちは永遠に生き続ける道を選びますね。なんか考えてしまいそうな。主人公の人がマルコヴィッチを操って髪型も変わり、とうとう人形師になってしう。その後、私の想像では彼自身も人形師として活躍できる場をマルコヴィッチを借りて作ってから、彼自身に戻りハッピーエンドかなって勝手思っていたのですが、いやいやどうして最後はよくわからんかった!でもよかった。

笹原 マルコヴィッチがマルコヴィッチの中に入ってマルコヴィッチって喋ったらマルコヴィッチって返ってくる。男も女もマルコヴィッチ(大笑)で、15分経つといつも同じところに落ちる。社長がずっと寄生しながら生きている。非常におもしろかった。

加賀 面接にいったときの受付の女性との会話がちぐはぐでおかしい。

(このあと、何回もマルコヴィッチに入っているとマルコヴィッチを自由に動かせるようになる、大人の映画、誰でもすぐつぼにはまる映画、今までに見たことのない展開、デリカテッセン以来の感激、明るいデリカテッセン、等々。見ていない人からは「多重人格妄想?」などとさっぱり会話の中に入れない!そう、これはれっきとした20世紀最後の体験映画なのでした!)


今月の1本

酒井 「遠い空の向こうに」。寝ころんでみました。迫力あるDVDで見せてもらい周りに子どももごちゃごちゃいたけれど、もしいなかったらオーオー泣いてるだろうなって。ここではまってはいけないと思いちょこっとずらしたりして、そそくさと出てきてしまいました。おすすめです。

笹原 「薔薇の眠り」。SFかと思ったら精神的な親子もの。デミー・ムーアもたまにはいいのにでるなと思いました。

鬼束 「いわさきちひろ展」と演劇で「秋のエチュード」面白かった。

杉尾 今長野県知事から目が離せない!それはおいといて、「遠い空の向こうに」。息子と父親の気持ちがだんだん重なるところ。周りにいっぱい知ってる人がいたけれどボロボロ泣いてしまいました。

中島 遙洋子の「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」。講演もいきましたが女性に是非読んでいただきたい本。座右の書になりそう。

川越 馳星周の「レクイエム」。でも、不夜城の方がよかったかな。

加賀 「マルコヴィッチ...」はもうやったから(笑)、司馬遼太郎の「跳ぶが如く」。二回目なんですけど。いつ殺されるかわからない世の中で時代の政治家が書いてあって、今の政治家に読ませたい。100円札や1000円札のってた人のことが書いてある。

矢野 NHK「未来への教室」のエリック・カール

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