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2003年5月号

出席者:♂笹原 横山 臼井 酒井 加賀 ♀矢野 杉尾 林田 野口(書記)

予定日は人数が集まらず延期になりましたが、その甲斐あって大盛況でした。作品は「ロード・オブ・ザ・リング〜二つの塔」「ゴスフォード・パーク」「猟奇的な彼女」の三本です。

ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔

笹 原 1がとても好きで、原作を読んでいないせいか先の読めない楽しみがあったし、ロケーションもすごく良かった。2も確かに面白かったんですが、少し戦いが多すぎてついていけない感じがしました。1のほうが好みです。森の木を使うところ等は非常にユニークで、面白いと思ったんですが。1のときからいいなと思っていたんですが、オーランド・ブルーム(レゴラス)が好きで、今回もこの人がかっこいいなあと思って観ていました。今回は、リヴ・タイラー(アルウェン)も良かったし、みんなちゃんと活躍するところがありましたね。3が楽しみです。

横 山 1も2も好きで、面白かったですね。特にアクションに関しては2のほうが良かった。1の後半がアクションでしたが、今回は最初から最後までアクションばっかり。オーランド・ブルームよりも、ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン)の方が主人公みたいで良かったですね。難があるとすれば、ドラマの盛り上げ方が少し足りない。さらっと流れる感じがしました。アクションばかりやってるんだけれども、ドラマがいまいちという感じでしたね。しかし今回は、CGと実写を組み合わせてやったゴラムが大きなポイントだったかなという気はしました。

矢 野 全体的に楽しかったと思います。1はビデオで観て、今回は子どもたちと観ました。子どもたちは、面白かったといっていました。私はすごく長い感じがしたんですが、子ども達にとってはあっという間だったらしく、すぐ終ったといっていました。木が動いて助けにくるところがすごく良かったな、と思います。話は全然読んでいませんが、あきらめないで戦っている王様とかが、もしかして、ほんとに負けるんじゃないかと思って、どうなるんだろうと思いながら、どきどきしながら観ていました。良かったです。

酒 井 1よりも2の方が好きです。先頭シーンが多いし、一応ここで完結しているという感じがして。1は、3時間も観て終ったのにまだ続いている感じがして、何で終らないんだという欲求不満があったんですね。2の方はそれがなくて。さすがに340億円(3部作あわせて)かけただけあって、お金のかけがいがあったろうな、という感じでした。1はフロドが中心の物語でしたが、2の方は、もう少しバラけていっていますね。僕はその方が好きで、良かったと思います。あと、ガンダルフが生き返ってきたのがインチキくさいな、と思いました。やっぱり冒険に犠牲は付物ですから、そこが少しご都合主義的な感じでした。3時間はやっぱりちょっと長いかな、と思いますが、ずーっと楽しんで観ることができましたから、非常に良かったです。

加 賀 話の展開は置いといて、今回は戦闘シーンがやっぱり一番面白かったですね。甲冑を着た兵士と兵士のぶつかり合いなどが、見ていてすごく重厚な感じがしました。一応ファンタジーですが、やっぱりヨーロッパの中世や、遡ってローマ時代などの戦いをベースにしているみたいで、特に攻城戦のあたりは鳥瞰図で見せて、空から見るとお城のつくりや攻め方などが詳しくて、そこが一番楽しめました。あと、案内人をやった二重人格の、ちょっと気持ち悪いゴラムが、存在感があって面白かったです。

野 口 1は最近ビデオでようやく観ました。12歳くらいのときに原作を読んでるんですが、内容を忘れてしまい、その程度のものだと思っていたので最初は馬鹿にしていたんです。でも評判がいいので観に行ってみたらすごく面白くて、作りこんでいて、感動しました。1よりは2の方が、劇場で見たせいか好きです。戦闘シーンが多くて、スピーディでとてもよかったです。パンフレットに押井守が書いている通り、人と人とのぶつかり合いをちゃんと描いているというのがすごいな、と思いながら、引き込まれてみました。話の展開は置いといて、それが面白かった。3が楽しみになりました。

笹 原 ゴラムの二重人格は落語みたいでしたね。

加 賀 ちょっと笑った。

杉 尾 この技術で賞取りましたよね。

酒 井 オスカーですね。比べてみると(「ロード オブ〜」の)1は4つで、2は2つしか取ってないんですね。


ゴスフォード・パーク

林 田 大好きな、観るのが得意なジャンルの大好きな映画でした。会話がすばらしく、面白いというか、腹のさぐり合いみたいで。貴族が着飾って、何か上品なことを言うのかな、と思ったら人の噂話したり、貶めたりして。上の方で貴族がしゃべって、下の方で召使いたちがそれにまつわる会話をして・・・それが同時進行で進むというのが面白かったです。貴族と召使いの生活って別個じゃなくって、それが同じものだっていうところが今までと違うところかな、と思います。「日の名残(?)」をちょっと思い出したんですが、これの方が喜劇的で、笑えました。たぶん昭和の初期の頃の話だと思うんですが、日本にも華族というものがあって、やっぱりこういう世界だったのかな、と思いながら観ました。衣装のすばらしさや、雉撃ちのシーンの豪快さや、イギリスの田園風景の美しさなども、貴重でしたね。主演や脇役なんて関係なく、ごちゃごちゃと人が沢山出てきて、それこそ名前を覚えるのも大変で、最初は誰が誰だかわかりませんでした。顔も似てるし(笑)本は読んでないんですが、読んでみようかな、と思う映画でした。

酒 井 面白く見ました。相変わらずアルトマンだな、という感じで、70年代のパワーはなくなりましたが、最近持ち直してきて、ちゃんと映画を撮ってるな、と感心しました。この監督の特徴は、ごちゃごちゃと人がいっぱいでてきて何やってるかわからないうちに終ってしまう、というものなんですが、今回はいつもと趣向を変えて、イギリスの雰囲気を物凄く出していますね。イギリス人じゃないのにここまでできたのには感心しました。内容はミステリーなんですが、ミステリ的に面白い、という話ではなくて、人間の、それぞれの人生の中にちょこっと・・・あるものを上手くまとめるために、ミステリを置いた、という感じがしました。非常に質の高い作品に仕上がっていたんじゃないかと思います。

矢 野 楽しく観させてもらいました。いろんな会話が楽しくて、貴族の人たちの気分屋的な、召使いの人たちが一生懸命準備した衣装を、ころころ変えたりするやり取りとかを面白おかしく観ました。いろんな登場人物のいろんな描き方で表現してあって、全体的に良くまとまった良い作品だな、と思いながら観ました。楽しかったです。

横 山 全体的に面白かったです。ミステリとしてみると、違うかな、という気はするんですが、色々と人間模様がいっぱい出てきて。出演者の中ではエミリー・ワトソン(エルシー)が良かったと思います。去年のキネ旬でも7いに入っているし、アカデミー賞の脚本賞に入っていますね。原作はないようです。クリスティン・スコット・トーマス(マッコードル婦人)とヘレン・ミレン(ミセス・ウィルソン)などの女優陣がやっぱり上手かったと思います。刑事が出てくるんですが、これがまったく無能な役で、これも面白かったです。

笹 原 最初の30分くらいはまったく関係がわからなくて、どの人がどの貴族の召使いなのかとか、わからなかったんですが。でも、林田さんが言われたとおり、それぞれを同時に描いているというのが面白かったですね。アルトマンはこういうグランドホテル形式というのが好きで、失敗したのも成功したのもあるんですが、これは成功した方じゃないかな、と思います。殺人というミステリーが起こるんですが、これが味付けになっていて、そこで役者のせめぎあいが起こるわけですね。マギー・スミス(トレンサム伯爵婦人)にK.S.トーマス、エミリー・ワトソンと、その辺がすごく上手かったな、と。最後まで楽しめました。観終わった後に臼井さんにあってしまって、「この映画の何が良かったんですか」と言われた時にはちょっと・・・と思いましたが。

野 口 「八人の女たち」と一緒で、すごく楽しく観ました。やっぱり、召使いの人たちと上の人たちの同時進行で別の世界に生きてるようなんだけれど、一緒に生活しているというのがとても面白かったです。俳優さんたちがすごいな、と思って、それが良かったです。結局、明るみに出ない殺人事件が中心に置かれていて、噂話が沢山でてきて、でもほんとは、みたいなことで話が続いていくので、俳優さんの目線一つ一つを大事に観なきゃいけないな、と思いながら観てたんですが、後半それがちょっとウザくなってきたのが難だったかな、と思います。

酒 井 服の後ろに1番、2番とか書いてあればわかりやすくてよかったんですが(笑)

林 田 原作で確認したいんだけど、原作はないのね。

笹 原 ジェレミー・ノーザム(アイヴォア・ノヴェロ)の役は実在の音楽家兼俳優で、ピアノをずっと弾いて歌って、歌を聴きながらいろんなことが起こるというのが面白かったですね。召使いたちも隠れて聞いているし。こういうところが上手いな、と思います。

林 田 召使いたちの食事もきちんとしていて、ああいうところはすごいな、と思いましたね。

酒 井 イギリスの階級社会が垣間見れたというか・・最初、ハリウッドの俳優が召使いのフリをして潜り込んでて、それがばれた後の召使いたちの態度がころっと変わったりして。相変わらず当たらない映画ばかり作りますね。

笹 原 それでも役者がそろうからすごいですよ。


猟奇的な彼女

加 賀 あまり韓国映画を観ているわけではないんですが、いつも暗い、真面目な感じだったような気がします。初めてこんなラブコメディを観ました。楽しめました。大学生の「僕」が、彼女に出会って、巻き込まれていくあたりから始まるんですが、そうしていながら彼女の悲しい過去を小出しにして見せたり、最後のオチの伏線もちりばめてあって、少し恥ずかしいですが最後まで落ちがわからなかったです。オチがあることすら知らなかったので、悔しいながらもだまされて嬉しかったです。一番の魅力は、この女の子の、ちょっと屈折してるけれど正義感のあるところだと思います。話は逸れますが、人に注意するとかなかなかできないんですが、こういう風にできればいいな、と思いました。

杉 尾 「猟奇」という言葉を聞いて、内容を知らなかったのでおずおずと観に行ったんですが、とても笑えて、最後にはジーンときて、久しぶりに気持ちの良い映画でした。面白いんだけれど、出てる人たちがみんなピュアな感じで・・・韓国映画ってそんな感じがしますよね。「8月のクリスマス」とか、彼女は確か同じ人ですよね。「イルマーレ」って言う映画もやっぱりすごくピュアな感じで。とにかく、最初からすごくおかしかったんですよね。ラーメンを吐くところとか。産まれて、あの年になるまでお父さんとお母さんの前に座らされて説教されるところなんかもすごくおかしくて、電車の中でどっちの脚から乗るのか、って聞くところとか。女性として、自分の言う事を全部聞いてくれる男性がいるって気持ちがいいなあ、って思いました。あの彼女はかわいいから、何を言っても許せますよね。でも、彼女はすごく辛い過去を持っていて、私も全然気づかなかったんですが、お見合いの話とかで気づかないといけなかったんでしょうけれど、気づかない方が感動が大きくてよかったです。2年後に木の所で待ち合わせをするんですが、ここの伏線で「未来にはタイムマシンができているはずだから、未来の人はもうきているはずだ」という話を彼と彼女でするんですが、待っても待っても彼女は来なくって、行ってるうちにおじいさんがぽつんと座ってるもんだから、おじいちゃんになった後に、彼女が未来に帰って会いにきたのかな、と一瞬思ったけれど違ったり・・・そういう巧みなだましが楽しめて、とても面白かったです。やっぱり韓国って、日本と違って若者がまだピュアだなと思いました。もうちょっと緊張感があるのかな、って。

酒 井 薦められなかったら観なかった映画なんですが、観て面白かったです。この作品って、韓国で作られたというのが大きな意味を持つと思うんですね。まだ男尊女卑のはびこっている社会で、こういう女性が圧倒的に強い作品が作られて、公開されたって言うのがショッキングな話だったんじゃないかな、と。この二人のコンビが面白くて、男の子のぽよよんとしているところ、女の子の激しくってかわいいというところがいいんですね。最初からかっ飛ばして、どんどんどんどん面白いんですが。タイムカプセルのところの話って言うのが、電車に乗って後退していった後の話になるんですが、僕はそのあたりの話がだんだんつまらなくなってるんですね。あそこで終ってもらって、タイムカプセルを埋めて、彼氏は死んでしまって思い出に浸る、という展開の方が面白かったんじゃないかな、と思うんですが、そういうのはやっぱり許されないんでしょうね(笑)ハッピーエンドじゃないと。非常にコミカル、というか、劇画っぽいような作品を、韓国でも作ることができるようになった、というのが、あの国もだんだん悪い影響を受けて変わってきているのかな、という感じがしました。

横 山 主演の二人が非常に良かったですし、面白くはあったんですが、この監督が作った部分というのがちょっとパターンが古いな、という気がしました。もともと実話を元にしているんですが、タイムカプセルの、あの木のところあたりは後付けなんですよね。それと、「猟奇的な彼女」は非常に勝気な子ですが、前の恋人と付き合っていたときもそうだったのかな、という疑問が残りました。前は違ったんだったら、何でこんなに勝気になったのかな、という部分がちょっと違うんじゃないかな、と(笑)やっぱり実話の部分と、監督が作った部分って言うのが噛み合っていないと言うか・・・「こういう彼女と付き合っている」という実話の部分が、映画になったときに作っている部分とあまりうまくいっていないような・・笑いながら観たし、嫌いではないんですが、手の内が見える、というか・・・そんなに誉めるほどかな、という気がします。

笹 原 主人公二人の魅力で持ってるような映画でした。特に男の子のキャラクターですね。杉尾さんが言ったように、家庭から面白く描いているというか。それで入り込めたんですが。私はやっぱり、ああいうハッピーエンドの終わりかただから良かったと思います。でないと、なんだか面白くない、というか・・・だから途中でちょっと、彼女の話を脚本化したらどうのとか、そのあたりはやっぱりちょっとダレたんだけれど、それがまた伏線になったし。ほんとに読めなかったので。最後に非常に感動して、やっぱり結ばれるべくして結ばれたんだな、ということで、とても良かったです。あとは、だいたい新聞に書きましたので、見てください。

林 田 すごく好きな映画でした。もちろん、笑うところは笑ったし。女の子がきれいだから許される暴力ですが、あんなふうに思いっきり暴れられたらどんなに楽しいか、それを許してくれる男がいたらどんなに素晴らしいか、ほんっとにそれを思いながら、わくわくしてみました。やっぱりカプセルのあたりが、ちょっと面倒でなくてもいいかな、と思ったんですが、後半は思いっきり泣きました。あの女の子がなぜあんなに暴力をふるったのかというのも、前の彼を忘れるためだったのか、女の子は変な奴だけど正義感だけはすごくあるから、いいかげんな彼に腹が立ったのか、そういう女の子の気持ちがわかって、とても良かったです。あと、ここが一番好きなんですが、向うの山に声が聞こえてくるところ!ここはもうぼろぼろ泣きました(笑)こんな素晴らしい映画はないと思いました。今思い出しても!女の子はきれいで、男の子はかわいくて、日本の女の子たちは強いのがあたりまえだから、そんなにおかしくないだろうし。日本で撮ったら喜劇にしかならないけれど。韓国映画ならではのよさなんでしょうね。私にとっては、恋愛映画というのが、映画では一番いいです。

臼 井 このあいだも酒井さんと話してたんですが、ナレーションが多いですよね。それで僕はトリュフォーを思い出したんです。それから、最初と最後の電車のシーン、すごく高いところから電車を見つめるシーンというのもトリュフォーを思い出すわけです。途中の喫茶店のシーンで、対面で180度切り替えしますよね。ここは小津安二郎を思い出させるんですね。後半戦開始というところも喫茶店ですが、ここも目線はあってるんですが、前半とは全然ずれてるんで、ここでも小津安二郎を思い出すわけです。問題は、木がポーンと1本生えていて、そこにタイムカプセルを埋める。これをみていると自然にタルコフスキーというのが出てくるわけです。あえて反復するのは恐縮なんですが、木が出てきた瞬間に、そこからがいいというのもわかるんですが、僕的にはこの木が出てきた瞬間に、映画の流れというのは当然違う方向に行くような気がするんですね。で、結論としては、タルコフスキーというのは映画の敵なんだ、と。まあ敵ではないにしろ、タルコフスキーというのを映画に使うときにはよほど気をつけないと、あんなふうに使いこなせずに終ってしまうぞ、と、そういう気がすごくしています。ただ、トリュフォー的な部分、特に「溌剌とした女性」なんて言うのはトリュフォーなんていう感じがするんですが、すごく映画が好きな監督なんだろうな、という感じはするんですが、後半の皆さんが素晴らしいという部分を僕は必ずしも素晴らしいとは思ってなくて。山のシーンも、僕はすごく好きなんですが、ここで初めて女の子の方に視点が行くんですね。ここまでは基本的に男の方から映しているんですが、ここで初めて、カメラは男の子と一緒に山のほうには行かないで、女の子の側にいて、女の子の涙を映す。でも、ここでカメラを男の子の方に行かせてしまっていれば、最後の延長戦の部分はいらなくて、これで終われてたんじゃないかな、と。そういう意味で、あの延長戦というのは蛇足かな、という気はしています。あそこでほったらかしにしても、観客というのは想像力で補って、「すごく面白かった」と言うはずです。それだけに、延長戦、ここは失速したと見ているんですが、アレがないと悲恋にならない、感動的にならないんだ、というのもわかるんです。たとえばスピルバーグがこの映画の権利を買った、という話を聞いたりしますと、彼なんかはちょっと馬鹿ですから、あの後半にやられたんだな、と思いますね。原作は、あの木に埋めるところで終るんですね。まさにそこで終っていいかな、という気がしています。ただ、前半から後半の最初の方にかかるまでの過程の得点のすごさって言うのは、まるでバブル時の日本経済のように跳ね上がっていましたので、最後の失速というのはまったく気になってはいないです。今年観た映画のなかでは、ほんとに映画的な一本だろうな、と思いますね。二時間越えるようなものかな、とは思いますが。笹原さんが言った、映画の脚本を具象化したというあの場面はいらなかったと思うし。しかし、繰り返しますが、これは決して悪い映画ではないです。事実、僕はこの映画を二回見ました。これは今年初めてのことです。


今月の一本

林 田 「日曜はダメよ」昔見て、内容を忘れてたんですが改めて。音楽がすごく良かったです

加 賀 「大希林」NHKの言葉の番組で、たまに偶然見るんですが。とても面白いです。

杉 尾 「リアルワールド」桐野夏生の小説です。殺伐とした、心がめちゃくちゃになる話です。

酒 井 「戦場のピアニスト」の予告編とっても感動しました。

臼 井 「ウィークエンド」ゴダールの、すごい作品です。30〜40年前にこんな事がやられてたんですね。

矢 野 「PingPong」子どもたちが二回も三回も観てました。

横 山 「キューティー・ブロンド」軽くて脚本も簡単ですが、面白かったです。

笹 原 「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の予告編わくわくして本編を観ると、「このテンポじゃないよな」という感じでした。

野 口 「海辺の家」クリステンセン君に目が釘付けでした。

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