Ｘ－ＭＥＮ：ダーク・フェニックス

邪悪な人格が覚醒、暴走

平和を守るために戦い続けるＸ－ＭＥＮの最強メンバー、ジーン・グレイは宇宙ミッション中の事故で自らのダークサイドを増幅させ、もう一つの邪悪な人格“ダーク・フェニックス”が覚醒する。彼女が元々持っていたテレパシーとサイコキネシスのパワーは暴走し、自分でも制御できなくなってしまう。プロフェッサーＸや恋人のサイクロップスが手を差しのべるが、思いがけない悲劇を引き起こす。さらに、その力を利用しようとたくらむ謎の女がジーンに近づいてくる。

第１作「Ｘ－ＭＥＮ」（２０００年）の公開以来、世界中でヒットを記録しているシリーズの第７作。これまでシリーズの製作や脚本などに携わってきたサイモン・キンバーグが初めて監督に挑んでいる。

主役のジーンを演じるソフィー・ターナーをはじめ、プロフェッサーＸに本シリーズではおなじみのジェームズ・マカヴォイ、サイクロップスに「デッドプール２」のタイ・シェリダンらが出演している。

映画はテンポ良く進んでいくので飽きないが、見る前にこれまでの「Ｘ－ＭＥＮ」シリーズを復習しておいた方が良いかもしれない。（2019年07月04日・酒井）