GODZILLA　ゴジラ

迫力の怪獣王、米国で大暴れ

日本が生んだ怪獣王ゴジラの米国での２度目の映画化。ハリウッド得意のＣＧをフルに使い、ホノルルとサンフランシスコを舞台に過去にない迫力でゴジラが暴れ回る。

1999年、フィリピンで芹沢博士（渡辺謙）は未知の巨大生物の痕跡を発見する。数カ月後、日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、崩壊する。原発で働くジョー（ブライアン・クランストン）は事故で妻サンドラ（ジュリエット・ビノシュ）を亡くしてしまう。15年後、米海軍の爆発物処理班隊員となったジョーの息子フォードは父親とともに、事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れ、恐ろしい光景を目にする。

監督のギャレス・エドワーズは低予算のＳＦ映画「モンスターズ　地球外生命体」（2010年）が高い評価を受けてこの作品に抜てきされた。主人公フォードを「キック・アス」のアーロン・テイラー＝ジョンソンが演じる。（2014年8月14日・酒井）