ジャスティス・リーグ

ヒーロー総出演の大作

スーパーマンが死んだ地球に、さらなる魔の手が迫っていた。バットマン（ベン・アフレック）は地球を守るために、ワンダーウーマン（ガル・ガドット）とともに超人を集め、チームを組もうとする。集められたのは世界最速の青年フラッシュことバレリー・アレン（エズラ・ミラー）、水陸両棲（りょうせい）の怪力男アクアマンのアーサー・カリー（ジェイソン・モモア）、全身のほとんどが機械化されたサイボーグ、ビクター・ストーン（レイ・フィッシャー）といった面々。彼らは迫り来る脅威に協力して立ち向かう。

ＤＣコミックスが誇る人気スーパーヒーロー総出演で贈るアクション・アドベンチャー超大作である。監督は「マン・オブ・スティール」「バットマン　ＶＳスーパーマン　ジャスティスの誕生」に続いて、ザック・スナイダーが務めた。脚本にはマーベル・コミックのヒーロー総出演映画「アベンジャーズ」を監督したジョス・ウェドンが協力している。

映画のテンポが速いため、落ち着いて見ることができないのは少し残念だが、スーパーマンのいない世界を舞台に、スーパーヒーロー・チームの活躍を圧倒的スケールで描き出している。（2017年12月7日・酒井）