スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け
壮大なシリーズが完結
1977年に「スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望」が公開されて以来、42年にわたって語り継がれてきた壮大なシリーズの完結編。
監督は新3部作の1作目「フォースの覚醒」を手がけたJ・J・エイブラムスが再登板し、デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザックらレギュラー組のほか、ルーク役のマーク・ハミルも再登場している。さらに2016年に他界したレイア役のキャリー・フィッシャーも過去に撮影された未公開映像を使用して出演。
物語は伝説のジェダイ、レイを待ち受ける過酷な運命と、レジスタンスの戦いの行方を描く。展開がジェットコースターのように早く移り変わるが、見せるところはじっくりと見せる。さらに、映像がとても美しいのも特徴で、シリーズ最終作にふさわしい出来栄えになっている。
この最終作を堪能するにはこれまでの作品、特に7、8作目の「フォースの覚醒」と「最後のジェダイ」をもう一度見ておくことをお勧めする。(2019年12月26日・酒井)