アバター ウェイ・オブ・ウォーター
映像に圧倒的な臨場感
惑星パンドラで元海兵隊員のジェイクは先住民ナヴィの女性ネイティリと結ばれ、生まれた子供たちと幸せに暮らしていた。しかし、再びパンドラに現れた人間たちに森を追われ、海の部族のもとに身を寄せる。そこにも侵略者が迫っていた。
「ターミネーター」「タイタニック」の巨匠ジェームズ・キャメロン監督による13年ぶりの続編。前作に続いて元海兵隊員をサム・ワーシントン、先住民の女性をゾーイ・サルダナが演じ、シガーニー・ウィーヴァーなどが共演。
最新の技術を駆使した映像には圧倒的な臨場感があるが、上映時間は長く、3時間12分もある。先住民ナヴィを次々と殺していく場面は白人によるアメリカ先住民の虐殺を連想させ、鯨型の生物タルカン狩るシーンでは捕鯨を想像させる。前作とつながっている話なので、見る前にもう一度前作を復習しておいた方がいいかもしれない。(2022年1月19日・酒井)