「Always 続・三丁目の夕日」

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「Always 続・三丁目の夕日」パンフレット 家内と長男を連れて「Always 続・三丁目の夕日」に行く。なかなかの入りである。3人並んでの座席は端の方しか空いてなかった。いきなりゴジラが出てきたのに驚く。このゴジラ、凶悪な顔つきでいい。山崎貴の本領発揮といった場面で、この路線の映画を撮ってほしいと切に願う。本編の方は長すぎる(2時間26分)のが欠点で、30分ほど短くすれば傑作になっていただろう。エピソードが多すぎるというか、描写をもっとコンパクトにすべきところ。クライマックスでは場内のあちこちからすすり泣きが聞こえてくる。この大衆性のあるドラマはいいと思う。

前作では未完成だった東京タワーが既に完成している。当時の羽田空港を再現した場面をはじめVFXがさりげない感じなのは前作同様。まあ、だから冒頭にゴジラを出したかったのかもしれない。県庁のGさんが来ていて、冒頭の場面を見られただけで良かったと言っていた。

高度成長前の昭和34年だから成立するドラマ。貧しいけれども、金がすべてじゃないぞという主張が成立するのである。寅さんとかサザエさんの世界。これはテレビドラマで半年ぐらいやるべき素材なのではないかと思う。夢と理想が現実のものになっている世界だと思う。熱血的な堤真一がおかしくて出色。

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このページは、hiroが2007年11月18日 20:15に書いたブログ記事です。

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