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ヴィレッジ(2023年07月06日)
「犬神家の一族」を思わせる、閉ざされて因習に縛られた「村」を舞台としたドラマ。村での人間関係は同調圧力、格差や貧困など日本社会の縮図を思わせる。主演の横浜流星も好演だが、横浜の最後の顔を見ると、藤井監督が信頼し、ほれ込んでいるのが分かる。
海辺の彼女たち(2021年09月12日)
タイやフィリピンからの労働者が減っているのはそうした日本の経済力低下が関係しているだろう。超高齢社会の日本は将来的に移民労働者をあてにしているが、自国より低い賃金の国に誰が働きに来ますか。ベトナムの実習生も待遇を改善しないと、いずれ来てくれなくなるだろう。実習生の待遇改善には日本の労働者の待遇を改善しないと、どうしようもない。アベノミクス以降、円安誘導の経済政策を続けてきた結果、円の価値が下落し、日本の労働条件は諸外国に比べて大きく低下してしまった。
竜とそばかすの姫(2021年08月13日)
すずの母親が少女を助けようとして死ぬ設定はなぜ必要だったのか。クライマックス、すずは自分の行動の過程であの時の母親の姿を思い出す。母親は危険を冒してでも少女を見殺しにすることなどできなかった。母親は自分を見捨てて少女を助けようとして、結果的に自分に寂しい思いをさせることになったと、すずは思ってきたのだが、自分が同じような立場になって初めて母親の決断を肯定することができたに違いない。それは母親を深く理解することであり、父親との和解にもつながっていく。
Movie News
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リアルサウンド
- 『ブラックペアン2』“悪魔”が2人だからこその最終回 二宮和也×竹内涼真との再会を願って (2024年09月16日 09:00:00)
- 9月15日に最終回を迎えたTBS日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』。これまでのエピソードでは天城(二宮和也)の圧倒的なオペのスキルとセンスを見せつけるかのように、手術シーンはかなりのスピード感をもって“さくっと”描かれていたわけだが、フィナーレを飾る今回はそうはいかない。本編の半分以上が、オペ室の緊張感… シネマトゥデイ
- ティルダ・スウィントン、終末ミュージカル映画で美声披露 (2024年09月15日 23:32:00)
- ドキュメンタリー映画『アクト・オブ・キリング』『ルック・オブ・サイレンス』で評価されたジョシュア・オッペンハイマー監督初となる劇映画『ジ・エンド(原題) / The End』のカナダプレミアが、第49回トロント国際映画祭で行われた。環境破壊によって社会が崩壊し、もはや一家族しか生き延びていないらしい終末の世界を… 映画.com
- 梶芽衣子、憧れの巨匠・増村保造監督との撮影の日々を振り返る (2024年09月15日 22:00:00)
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- 「ペパーミントソーダ」4K修復版、少女たちの何気ない日常収めた予告公開 (2024年09月15日 21:00:00)
- ディアーヌ・キュリス監督作「ペパーミントソーダ 4K修復版」の日本版予告が到着した。
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「シネマ1987」は映画について語り合いたい、どこか発表の場がほしいという映画ファンが結集して1987年4月、宮崎市に発足しました。毎月の会報のほか、毎年、日本映画と外国映画のベストテンを選出し、ベストテン号の発行を行っています。…続きを読む