映画とネットのDIARY(tDiary版)

since 2004/07/15
ここは古い日記です。2013年11月からadiaryを使った新サイトに移行しました。
検索エンジンからのアクセスで、お探しのキーワードが見あたらない場合はNamazuで再検索してみてください。
映画の感想一覧 2004年7月以降 2005年  2006年  2007年  2008年  2009年

2012年10月17日 [Wed]

Kinoppy

本好きには支持されないだろうと思っていたが、Nexus 7を買って以来、電子書籍にはまっている。7インチの画面というのは本を読むのにぴったりなのだ。2000円が特典で付いていたこともあってGoogle Playブックスで3冊購入。紀伊國屋書店BookWebでも4冊購入した。タブレットでもスマホでもパソコンでも同じ本を読めるのがポイントで、読んだ位置はサーバーで同期され、どの端末で開いても、続きを読み始められる。家ではタブレットで読んで、外出先ではスマホで読む。こういう読み方、一気に読みたい小説には向かないが、新書など実用的な内容の本には向いている。

Google Playブックスと紀伊國屋Kinoppyというアプリを比べると、基本的な機能は同じだが、Kinoppyの方が作り込みが丁寧な印象。フォントが付属していて、文字の表示がきれいだ。Playブックスの方はNexus 7の場合、句読点やカッコが全角の中央に表示されて違和感がある。これ、スマホではちゃんと表示されるので、フォントの問題だと思う。逆にスマホでは検索が機能しない。キーワードを入れても、「一致する検索結果がありません」と出るだけ。タブレットではちゃんと検索できた。

電子書籍のメリットはこの検索機能にもあるな、と思う。「あのフレーズはどこに書いてあったっけ」と本をめくる必要がない。情報に素早くアクセスできるメリットは本の場合も大きいのだ。

Kinoppyは縦書き、横書き表示を簡単に切り替えられる。これはepubを利用しているのだろうと思って、ファイルを調べてみた。ダウンロードされたファイルはNexus 7の場合以下にあった。

/sdcard/Android/data/jp.co.infocity.ebook/files/Contents/

ファイルは拡張子kbeで、秀丸で開いてみると、バイナリファイルだった。元々のepubをバイナリ化しているのだろう。単純なepubだと、コピーし放題になってしまうから、これは当然の措置か。もっと調べてみたら、というか、epubなら解凍できると思い、解凍してみたら、中からドットブック形式(.book)のファイルが出てきた。epubではなかった。なるほど。紀伊國屋はSONYのReaderに対応しているので、ドットブック形式を使っているわけだ。

Kinoppyだけでなく、紀伊國屋は電子書籍の量が多いのも良い。出版社によっても違うのだろうが、価格も本より100円から200円余り安く設定してある。100円につき1ポイント付いて、たまったポイントは購入の際に利用できる。昨日、ポイントを確認してみたら、176ポイントあった。100円で1ポイントにしては多すぎるなと思ったら、現在キャンペーン中で、AndroidのKinoppyで購入すると、獲得ポイントが10倍になるのだった。キャンペーンは28日まで。欲しい電子書籍は今のうちに買っておこうか。


[管理人にメールする] [シネマ1987online]