映画とネットのDIARY(tDiary版)

since 2004/07/15
ここは古い日記です。2013年11月からadiaryを使った新サイトに移行しました。
検索エンジンからのアクセスで、お探しのキーワードが見あたらない場合はNamazuで再検索してみてください。
映画の感想一覧 2004年7月以降 2005年  2006年  2007年  2008年  2009年

2004年09月06日 [Mon]

誰がデビルマンを殺したのか、ゆっくり検討していきたいと思います

「映画評論家緊張日記」より。予告編を見てあまりと言えばあまりのVFXに心配してましたが、やはりその程度の出来なんでしょうね。あーあ。密かに楽しみにしていたんですけど。

Windows.FAQの掲示板

書き込みがすごく多いので、きのう書いたリンクはもう過去ログに移行してリンク切れになってしまった。これほど書き込みが多いと、Web Forumでは追いつかない感じがしますね。別のに変えた方がいいような気が。念のために、きのうのリンクの投稿番号を書いておくと、No.458468です。


2005年09月06日 [Tue]

台風の1日

昨夜は午前1時ごろまで台風関連のニュースを見て就寝。腹が立ったのはNHKの放送編成。台風14号関連ニュースを中断して衆院選の政見放送を流していた。いったい、台風接近地域の住民の不安をどう思っているのか。バカじゃないのか。テレビ局に詳しい人に聞いてみたら、政見放送というのはかなり気を遣うとのこと。下手な中止や改変を行おうものなら政党からの抗議が大変らしい。放送が無事に終わるとホッとするという。それならば、放送の一部に台風情報を流してはどうかと思うが、そうすると、その政見放送のみ視聴率が跳ね上がって不公平と言われるのだろう。そういう事情が分かっても釈然としないことに変わりはありませんがね。人命と政党からの抗議とどちらが大切かよく考えて欲しいものだ。

風雨が激しいのでなかなか寝付けなかった。午前5時前に母が起きてなにかごそごそやっている。なんだと思ったら、ご飯の支度。母はラジオを聞いていて、市内のあちこちで避難指示が出たのを知り、慌てたらしい。テレビを付けてみたら停電。すぐに回復したが、また停電。そういうことが3度ほど繰り返されて、なんとか電気は正常に戻った。実家は国道の近くで、電線も幹線が通っているので停電には強い?

テレビを見ると、確かにいろんなところで避難指示が出ている(しかしまたもやNHKは政見放送を入れた)。実家の近くの地区も大変な状態になっている。明るくなったので外を見たら、そばの田んぼが水浸し。そのうち道路にも水が上がってきて、家に迫ってきた。これは避難しなくちゃという気になりますね。僕らが子どもの頃は台風のたびに床下浸水とか珍しくなかったが、それは治山治水が不十分だった時代の話。巨額の公共工事で河川が立派になった今、こんなに水が出るのは尋常ではない。

8時頃、両親を近くの小学校(避難場所)に連れて行き、長男は家内が娘2人と避難しているマンションに連れて行くことにした。猛烈な風雨。視界は30メートルほどか。途中、大谷川の橋を通ったら、今にも氾濫しそうな水の量。大淀川ももはやダメという感じだった。長男を送り届けて、いったん家に帰ってみた。側溝から泥水が噴き出している。ウム、やはり避難して正解だったかと思ったが、近所の方々はちゃんと家にいる様子。ま、勧告なので避難しなくてもいいんですが、増水と違って土砂崩れは前兆に気づきにくいので、避難した方がいいと思う。

避難する時に忘れていたあれやこれやを持って、またもや暴風雨の中、会社へ。予定通り、合羽を着て、駐車場から歩く。この時は幸い、風雨は大したことなかった。で、あれやこれやの仕事。社内食堂が開いていない場合を考えて、母に弁当を作ってもらっていたら、開いていた。

昼過ぎに風雨が弱まってきた。それでも県内ではいろんな所で被害が出ている。大淀川の決壊は免れたが、暴風雨が昨日の段階での予報通り、真夜中まで続いていたら、危なかっただろう。

文字数計算マクロ改

きのうのマクロの改良版で複数行に対応。ただし、半角文字と改行は0.5文字と計算してしまう。まあ、だいたいの目安というところで。

//文字数計算マクロ改 lettercalc2.mac
if(selecting){
    copy2;}
 beginclipboardread;
    #i = 0;
    #b = 0;
    $a[#i] = getclipboard;
    while( $a[#i] != "" ) {
        #i = #i + 1;
        $a[#i] = getclipboard;
        #b = #b + strlen($a[#i]);
    }
$count = str(#b + strlen($a[0]));
$count2 = str((#b + strlen($a[0])) / 2);
if(((#b + strlen($a[0])) % 2) !=0 ){
    message "全角換算\t: "+$count2+".5文字\n半角換算\t: " + $count + "文字\n行   数\t: " + str(#i) + "行";
}else{
    message "全角換算\t: "+$count2+"文字\n半角換算\t: " + $count + "文字\n行   数\t: " + str(#i) + "行";}
endmacro;

秀丸のマクロライブラリを見たら、同じようなマクロが既にあった(当たり前か)。ただ、書き方はまったく異なるし、上のマクロの場合、クリップボードの文字列を処理するので、他のアプリケーション(WORDとかIEとか一太郎とか)の文字数も計算できる。結局、秀丸を起動しなくちゃいけないので、手間はあまり変わらないんですけどね(秀丸への貼り付けと文字列選択の手間が省ける)。


2006年09月06日 [Wed]

一太郎2006がOpenDocument形式に対応

対応モジュールをインストールしてみた。その前に一太郎のアップデートモジュールをインストールしておくことが必要。で、一太郎文書をOpenDocument形式(拡張子odt)で保存し、OpenOffice.orgで開いてみると、なぜか、文書にあった画像がなくなっている。うーん、画像の保存で一太郎は圧縮するためか。

しかし、これは便利な機能だ。OpenOffice.orgと一太郎が問題なく互換性が保てる。WordもOpenDocument形式に対応すればいいのにと思うが、まあ、マイクロソフトはそんなことしないでしょうね。

「うつせみ」(DVD)

キム・ギドクがヴェネチア映画祭で銀獅子賞を受賞した作品。詩情あふれる映画で、予告編にある「至福のロマンス」という表現がぴったり来る。セリフが少ないのはギドク作品では珍しくはないが、主人公(ジェヒ)にはまったくセリフがなく、相手役のイ・スンヨンは「愛してる」などひと言、ふた言だけというのが徹底している。これだけセリフがないと、字幕なしでも十分理解できるだろう。主演の2人の心の動きは描写だけで分かるのだ。描写の洗練度は最近のギドク作品の中でも上位に来ると思う。

留守の家を探して忍び込み、洗濯をしたり、掃除をしたり、故障した時計を直す青年がある豪邸で女と出会う。女は殴られて顔にあざができている。青年の様子を見ていた女は何となく親近感を覚えるが、そこに夫が帰ってくる。横暴な夫を見て腹を立てた青年はゴルフボールをぶつけ、女は青年と一緒に出て行く。そこから2人は留守の家を探し、忍び込み、という生活を続ける。

こういう生活に破綻が来るのは目に見えているが、そこからの展開も面白い。2人の間にある障害をどう克服していくかの話と見ることもできるだろう。ファンタスティックな描写はないけれど、ジェヒとイ・スンヨンがどちらも美形なので、幻想的な雰囲気が立ち上ってくる。

ギドクは誰にも教わらず独学で独自の世界を作り上げている希有な監督で、そのオリジナリティーは大したものだと思う。残念ながら、新作の「弓」は韓国では1週間で打ち切られたそうで、「グエムル」のポン・ジュノとは対極の立場にあるが、それでも作品から目を離せない監督であることは間違いない。


[管理人にメールする] [シネマ1987online]