映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2004年12月15日 [Wed]

ezhtmlと秀丸マクロ

ezhtmlは外部アプリケーションを登録してカスタムメニューから起動できる。これに秀丸を登録し、起動と同時にFTPマクロを動かすようにしたら、FTPが便利になった(秀丸の起動オプションで/x の後にマクロの名前を書くと、マクロを起動時に動かせる。ezhtmlの登録はコマンドラインのところにオプションを書く)。

ezhtmlは元々簡易FTP機能を備えているが、開いているファイルだけのFTPなので、これまで画像ファイルはFFFTPなどを起動して転送していた。一昨日書いたマクロを登録したら、FFFTPを起動してディレクトリを移動してという余計な手間が省けた。FFFTPにも起動オプションはあって、起動と同時に目的のディレクトリに移動することはできるんですけどね。

Namazu2.0.14リリース

クロスサイトスクリプティングの脆弱性を修正したとのこと。さっそくインストールして、インデックスを作成。順調に動いているようだ。

WindowsにtDiary

インストールしてみた。手元の環境でいろいろテストできると、便利だ。Apcheを普通にインストールすると、C:\Documents and Settings\ユーザー\My Documents\My Websiteがユーザーディレクトリになるので、日記本体はC:\Documents and Settings\ユーザー\My Documents\My Website\diaryに置く。データディレクトリはその一つ上の階層のC:\Documents and Settings\ユーザー\My Documents、つまりマイドキュメントの中にdiaryフォルダを作ればいい。

Apacheのデフォルトの設定では拡張子.rbはファイルのダウンロードになってしまうので、httpd.confの該当箇所を

DirectoryIndex index.html index.html.var index.rb
AddHandler cgi-script .cgi .rb

と修正しておく。これでApacheをリスタートすればOK。さて、どんなテーマを使おうか。


2005年12月15日 [Thu]

ゴールデングローブ賞ノミネート

チャン・ツィイーが「SAYURI」で主演女優賞にノミネートされた。そうかあ。それほどのものかあ。監督賞で「キング・コング」のピーター・ジャクソンがノミネートされたのはうれしい。外国語映画賞で「カンフーハッスル」が入ったのは意外。作品賞のドラマ、コメディ・ミュージカル両部門の候補作10本は日本ではすべて未公開。こんなことも珍しいな。

「Poseidon」予告編

「ポセイドン・アドベンチャー」(1972年)のリメイク。監督は「パーフェクト・ストーム」のウォルフガング・ペーターゼンと、なんと「アップルシード」の荒牧伸志がクレジットされている。VFX部分を担当したのか。ならば、VFXディレクターになるはずで、共同監督ということはかなりかかわっているのだろう。オリジナルは僕が洋画に目覚めるきっかけになった作品なので愛着がある。リメイク版も楽しみだ。


2008年12月15日 [Mon]

SmartDefrag

デフラグをアイドリング時に行うソフト。Windowsが行う最適化のほかにファイルだけのデフラグができるのがメリット。最終的にはディスクのフラグメンテーションの解消が必要だから、最適化も行うことになるが、とりあえずファイルだけでもデフラグしておけるのはいい。

ただし、これを使った後にWindowsのディスクデフラグでドライブを分析してみたら、けっこう断片化したファイルが残っていた。ディスクデフラグの場合、ファイルの圧縮も行うからそこの違いなのだろうか。


2009年12月15日 [Tue]

「このミステリーがすごい2010年版」

国内編1位の東野圭吾「新参者」はまったくのノーマーク。というか、東野圭吾自体をノーマークにしているので、この本の存在さえ知らなかった。ベストテンのうち読んでいるのは7位の篠田節子「仮想儀礼」のみ。しかし、これはミステリではないと思う。これをミステリに入れるなら、村上春樹「1Q84」の方がよっぽどミステリだと思う。広義のエンタテインメント小説を選ぶベストテンと理解しても、それならなぜ「1Q84」が入らないのさ、と思う。いや、ま、純文学なんだけど。

海外編1位はドン・ウィンズロウ「犬の力」。これもノーマーク。海外編は「ミレニアム」3部作を含めて6冊読んでいて、1冊(ジェフリー・ディーヴァー「ソウル・コレクター」)を持っていた。いや、「ミレニアム3」は今読んでいるところなんだが、翻訳ミステリに関してはまずまずの打率(?)だった。それにしてもトム・ロブ・スミス「グラーグ57」が6位に入ってるのが不思議。それよりジョン・ハート「川は静かに流れ」が7位に甘んじているのも不思議。個人的にはまったくつまらなかった「ユダヤ警官同盟」が3位なのは大いに不満。

書店でついでに以前から気になっていた柳広司「ダブル・ジョーカー」(2位)を買った。しかし、これ、まず「ジョーカー・ゲーム」を読まなくちゃいけないのかな。「犬の力」も読んでみよう。


2010年12月15日 [Wed]

「このミステリーがすごい!2011年版」

今年は海外編がまずまずの打率だった。読んでいたのは1位キャロル・オコンネル「愛おしい骨」、2位ボストン・テラン「音もなく少女は」、5位ジョン・ハート「ラスト・チャイルド」、12位マックス・ブルックス「World War Z」、15位サイモン・カーニック「ノンストップ!」、18位トマス・H・クック「沼地の記憶」の6冊。同じく15位の「ベルファストの12人の亡霊」は買っているが、まだ読んでいない。ジェフリー・ディーバ-「ロードサイド・クロス」とか、サラ・ウォルターズ「エアーズ家の没落」、ドン・ウィンズロウ「フランキー・マシーンの冬」などはまあ、ベストテンには入るだろうなと思いながら、好みじゃないのでスルーした。あれ、まずまずでもないか。

国内編はほぼ全滅で、買っていたのは2位の島田荘司「写楽 閉じた国の幻」だけ。しかも半分ぐらい読んで他の本に移ってしまった。1位の貴志祐介「悪の教典」はamazonのレビューが良くなかったのでスルーしたのが失敗。ミステリマガジンでは褒めてあったし、やっぱり自分で読んでみなくちゃ。

週刊文春ミステリーベスト10の方は国内編の1位は同じだが、海外編は「ラスト・チャイルド」が1位になっている。これは僕も1位にしたい。

会社の近くの蔦屋書店にはベストテンを全部そろえたコーナーができていた。今日はとりあえず3位の「卵をめぐる祖父の戦争」を買ってきた。翻訳ミステリが売れず、冬の時代と言われるが、こういうイベントで売れてくれればいいなと思う。


2012年12月15日 [Sat]

お宝保険は本当に得か

生命保険の見直しをすることにした。加入しているのはJA共済の終身型で、保険料は年間32万円ほどの一括払いである。去年までは何も考えずに支払ってきたが、今年から投資を始めたので、費用対効果が気になり始めた。で、JA共済の担当者に来てもらい、話を聞いた。

これまでに支払った保険料の総額は18年間で600万円を超えているそうだ。保険金は病気死亡の場合4200万円、災害死亡時6200万円、入院特約1日1万円(ただし10日以上の入院の場合しか出ない)といった内容。子どもが小さかったころはともかく、今は4200万円もいらない。子どもが大学を卒業するまでの費用を上回る蓄えもある。おまけに全労済にも入ってる。計算してみると、今のまま支払いを続けた場合、65歳の満了時までに1000万円を超える保険料を払うことになる。なのに、66歳以降の死亡保障は700万円。これでは見直すしかない、という気にもなるでしょう。

担当者が提示したのは死亡保障を2000万円に落とす内容。保険料は年間14万5000円程度に下がる。これに医療保障を加えると、82000円程度が加算される。合計額は今より10万円ほど安いが、それでもまだ高く感じる。医療保障は本当に必要なのか?

新しい医療保障では入院1日目から日額1万円が出るそうだ。最近の病院は長い入院は認めてくれないのでせいぜい1カ月だろう。30万円ぐらいなら不要だ。先進医療を受けられる契約にもなっていて、例えば、「固形がんに対する重粒子線治療」295万3000円にも対応している。これはかなり迷うが、払えない金額ではない。だいたい県内にはこういう治療をしてくれる病院はない。JA共済の指定病院は筑波大学附属病院など全国5カ所だけだ。医療保障の82000円は66歳以降も支払う必要がある。こうしたことを考えると、医療保障の部分はすっぱり切り捨ててもかまわないのではないかと思う。

予定利率について聞いてみた。加入した平成6年12月の予定利率は検索して調べたら、一般的に3.75%だった。JA共済の場合は4.75%だという。20年以上前の利率5%を超える保険は「お宝保険」と言うらしいが、そこまではなくてもかなり有利な利率であることは間違いない。お宝保険は解約しない方がいいというのが大方の意見だ。今の利率は1.5%しかないからだ。

ところが、よくよく聞いてみると、4.75%で運用しているのは保険料32万円のうち、わずか6万円余りなのだそうだ。最初に一時金として約72万円(それまで入っていた他社の保険の解約返戻金をあてた)を払っているので、これに毎年6万円を加えて18年間4.75%で運用すると、330万円ぐらいになっている計算。今後も6万円を毎年積み立てにあてた場合、65歳で670万円ぐらいになる。66歳からはいかに計算上増えようが、解約返戻金は700万円に届かないという。ちなみに今、解約すると、返戻金は300-400万円程度らしい。

投資信託の場合、3%の手数料でも高いと感じる(だからネット証券のノーロードの投資信託をやっている)が、保険の場合は3%なんてもんじゃない。80%ぐらいの手数料(じゃないんだけど)を取っている計算だ。これならば、即刻解約して自分で運用した方がお得じゃないかと思う。返戻金を400万円として、保険料を払ったつもりで毎年22万円積み立て、利回り2%の投資信託で運用すると、65歳までに800万円近くなる。66歳以降は医療保障分の8万円を積み立てて運用すると、80歳の時には1200万円ほどになる計算なのだ(その頃まで生きてるかどうかは分からない)。

払い済み契約についても聞いてみた。これまでに払った保険料で残りの保障をまかなうやり方。払い済みにすると、今後の保険料支払いはなくなるかわりに、医療特約などは付かず、死亡保障額も1000万円以下になる。JA共済はこれに抵抗する場合が多いと、検索したページには出てきたが、担当者はいやな顔もせず、「保障額を試算してみます」と答えた。担当者によると、最近、払い済みにする人が増えてきたそうだ。保険相談でのアドバイスらしい。

いろいろ検討した結果、今の段階では解約して自分で運用するのがベストのように思えてきた。お宝保険と言うけれど、「とんでもなく手数料が高い投資信託」と思った方が良いのではないか。投資に詳しい人は継続か解約か検討してみた方がいい。もちろん自分で運用する場合、元本割れの危険が常につきまとう。投資について知らない人はやってはいけない。

それと、蓄えの少ない20代、30代の頃は家族のためにも保険に入っていた方が安心だ。投資に詳しい人でも、解約した途端に交通事故死なんていうことが十分考えられるので、家族が生活に困らないぐらいの蓄えがない場合は解約しない方がいいだろう。JA共済のホームページには必要保障額のシミュレーションがある。シミュレーション結果がマイナスにならない限り、保険には入っていた方が良いということになる。


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