映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2004年12月21日 [Tue]
■ 車の乗り降り
土曜日から会社に車を置きっぱなしだったので、取りに行く。車の乗り降りには体をひねらなければならないので、ちょっと大変。自然と動作が緩慢になる。
以前、知り合いに腰を傷めた人がいて、ある日突然、車がベンツのオープンカーに変わった(1,200万円ぐらいするやつ)。何故かと理由を聞いたら、オープンカーは車の乗り降りが楽なのだそうだ。なるほど。上半身を曲げる必要はありませんからね。でも、ベンツに変わるというのがすごいところ。お金持ちな人だったのだ。
そういえば、シートがくるりと外を向く車もある。これは高齢者や障害者にとっては細かな配慮なのだろう。健康な時にはそういう部分、軽視してるけど、今はよーく分かります。
■ 「LORELEI ローレライ」予告編
検索してきた人がいるのでリンクしておこう。予告編はよくできている。樋口真嗣監督だからVFXに関しては心配ないだろう。問題はあの長い小説をどうまとめるかだ。脚本は「金融腐蝕列島 呪縛」の鈴木智。日南海岸はたぶん出てこないのでしょうね。原作の感想は去年の10月19日に書いてます。
2005年12月21日 [Wed]
■ とにかく強烈で、壮絶な映画だった
最近巡回する日記はRSSのあるところばかりなので、見逃していた。「町山智浩アメリカ日記」よりスピルバーグの「ミュンヘン」に関するコメント。予告編を見てもどういう映画かよく分からないのだが、そういう映画だったのか。テロの恐怖を「宇宙戦争」で比喩として描いたスピルバーグが今度は本当のテロを取り上げたわけだ。
アメリカでは今週末公開。アカデミー賞の台風の目になるか?
2008年12月21日 [Sun]
■ 「ジャンパー」
テレポーテーション能力を持つジャンパーたちとそれを抹殺しようとするパラディンという組織との戦いを描く。評判メタメタの作品だったが、DVDで見る分には腹は立たない。1時間28分という短さで、アクションだけでつないだ感じ。話に奥行きがないのが致命的だ。
パラディンとジャンパーたちの戦いは何千年も続いているというよくある設定(「ナイト・ウォッチ」とか「アンダーワールド」とか)。しかし、それをうまく生かしていない。ジャンパーたちが銀行から金を盗むので、パラディンの方が善玉に見える。主人公が盗む金を悪の組織のものにするとかの工夫があれば、もっとましなものになっていたかもしれない。
スティーブン・グールドの原作はジュブナイルとのこと。これを「バットマン・ビギンズ」のデヴィッド・S・ゴイヤーらが脚本化、「ボーン・アイデンティティー」のダグ・リーマンが監督した。原作とは随分変わっているらしいが、アクションしか知らないリーマンの才能のなさがこの程度の出来に終わった原因か。テレポートする際のVFXは良いのに惜しい。
主演はヘイデン・クリステンセン。「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルもジャンパー役で出ている。このほか、主人公の母親役でダイアン・レイン、パラディンの凄腕の殺し屋にサミュエル・L・ジャクソン。