映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2007年07月01日 [Sun]

GV-MVP/RZ3

というわけで、キャプチャ機器を買ってくる。バッファロー製のにするか、これか迷ったが、バッファローのはVISTAに対応していないのでこれにした。2005年11月に出た製品で、今さら一昨年の機器なんか買いたくなかったのだが、USB接続でVISTA対応はこれぐらいしか選択肢がない。といってもアイ・オー・データのホームページをよく見ると、VISTA用のドライバはユーザーアカウント制御(UAC)をオフにしないと使えないと書いてある。そんなことでVISTA対応と言えるのかね。地デジが受信できない以上、もはやテレビキャプチャという製品は滅びゆく分野なのだろう。

迷ったのだが、結局、XPの古いノートにインストール。ハードウェアエンコードなのでそんなにパソコンの能力は必要としないのだ(MPEG2からWMVなどにエンコードする場合は高い方がいい)。スゴ録につないであるロケーションフリーの外部出力と接続してキャプチャしてみた。先日、NHKハイビジョンで放映した「殯(もがり)の森」をダビングしてみたら、「コピーガードを検出しました」とのダイアログが出て終了。ああ、やっぱり、ダメか。CPRMの入ったものは古いDVDレコーダーのハードディスクからは取り出せないことがこれではっきりした。CPRM信号を理解しない古い機器ならいいのだろう(RZ2とか)。

仕方がないので、「BSアニメ夜話 時をかける少女編」をダビングしてみる。ダビングに実時間かかるというのは面倒だな。画質は標準モードでもまあまあか。1時間足らずの番組でファイルサイズは1.66GB程度。ファイルを新しいノートの方にコピーしてイメージコンバータ3でMP4-AVCにコンバートしたら17分程度で終了。2時間の映画だと、この倍ぐらいかかるのだろう。

コピーする時に考えたのはLANでもDVD-Rにコピーしても時間がかかること。USBメモリーの8GBが欲しくなってくる。


2007年07月02日 [Mon]

[MOVIE] 「ダイ・ハード4.0」

「ダイ・ハード4.0」パンフレット12年ぶりの第4作。1作目の完璧な出来に感嘆した後の2作目(レニー・ハーリン監督)と3作目(ジョン・マクティアナン監督)にはがっかりしたが、今回はなかなか面白い。サイバーテロ事件に巻き込まれたジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)がいつものように孤軍奮闘して、敵の野望を打ち砕く。レン・ワイズマンの演出はビジュアル面では文句なく、ヘリに車をぶつけて墜落させたり、戦闘機と戦ったりの派手なアクションを連続させて、ノンストップの映画に仕上げた。マクレーンは今回、過去のどの作品よりも傷だらけになって戦い抜く。クライマックスの敵のボスの倒し方などは描写自体は無茶なのだが、「ガメラ3 邪神覚醒」を思い出してしまった。出来が良いと思ったのは脚本にちゃんとドラマがあることで、よくある設定であってもマクレーンと娘との対立と和解が描かれたり、ハッカーの青年をワシントンD.C.まで連れて行くうちにマクレーンと青年との間に理解が生まれるところなどはバディムービーを彷彿させたりする。思えば、1作目が強烈な傑作だったのは周到に伏線を張りまくった脚本にマクレーンと妻や黒人部長刑事との間のドラマが用意されていたからこそであり、ドラマを忘れてアクションしかなかった2作目と3作目がダメだったのは当たり前なのである。今回もドラマ部分が特別に出来が良いわけではないのだが、少なくともこれぐらいはないとアクション映画の心情の部分が成立しないのである。ワイズマンのバランス感覚は悪くない。

FBIのコンピュータシステムに何者かがクラッキングを仕掛けてくる。事態を重く見たFBIのボウマン(クリフ・カーティス)はブラックリストに載っているクラッカーたちの捜査を命じる。そのころマクレーンはニュージャージーの大学にいた。娘のルーシー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)に会うためだったが、ボーイフレンドと一緒のところに押しかけたためルーシーの反感を買ってしまう。無線連絡でクラッカーのマット・ファレル(ジャスティン・ロング)をD.C.まで連れて来るように命じられたマクレーンはマットのアパートで何者かに襲撃される。危ういところでマットとともに逃れ、D.C.へ向かうが、さらに追撃が待っていた。一味はガブリエル(ティモシー・オリファント)率いるサイバーテロ集団の傭兵部隊だった。サイバーテロは深刻さを増し、交通システムや金融、原子力、水道、電力などが次々に麻痺していく。マットはこれを「ファイアーセール(投げ売り=国のインフラに対する組織的なサイバー攻撃)だ」と指摘する。全米がシステムダウンする中、マクレーンとマットは執拗な敵に対抗するが、ルーシーが人質に取られてしまう。

マクレーンはガブリエルから“デジタル時代の鳩時計”とバカにされる。携帯電話さえ扱えないマクレーンがサイバーテロ集団に打ち勝っていく構図は痛快で、アクションのエスカレーションと併せてこの映画を大衆的なものにしている。ドラマの描写は過不足なく、ワイズマン、「アンダーワールド」などよりはずっとうまくなった。サイバーテロを捜査しているFBIのところにNSA(国家安全保障局)が乗り込んで来る場面は1作目のロサンゼルス市警に乗り込むFBIを思い起こさせた。脚本のマーク・ボンバックはちゃんと1作目を分析しているようだ。無線で連絡を取り合うボウマンとマクレーンの描写やサイバーテロ集団の本当の目的なども1作目を踏襲している。当然のことながら、マクレーンのYippee-ki-yay, motherfuckerという決めぜりふも出てくる。映画の作りは主人公がマクレーンでなくても成立するのだが、こうした部分がシリーズものを作る上でのお約束なのだろう。

敵の中で目立っているのはマギー・Qで、アクションも決まっているし、途中で姿を消すのがもったいないほど。マギー・Q主演のアクション映画も見てみたい。


2007年07月07日 [Sat]

SHD-U16G

バッファローのシリコンHDD。主に1GB以上のMPEG2ファイルをコピーするのに買った。価格.comでもamazonでも言われているように書き込み速度が遅すぎる。3.6GBほどのMPEG2ファイルをコピーするのに1時間以上かかった。バッファローのホームページによると、PCカードタイプのUSBインターフェースに接続している場合、電源供給が不十分で遅くなるという。といっても新しいパソコンのUSB2.0につないでも速いとは言えない。書き込み速度は5MB/Sぐらいらしい。

僕の場合、キャプチャしたMPEG2のコピーが目的なので、最初からキャプチャしたファイルの保存先をこれに設定しておけばいいのかもしれない。リムーバブルディスクではなく、ハードディスクとして認識するのでそういう使い方もできるだろう。


2007年07月13日 [Fri]

mailfilter

運営しているメーリングリストにスパムが届く。もちろん、MLには流れないが、僕のところには「NOT MEMBER article…」のメールが帰ってくる。さらに腹立たしいのは相手に届かなかったReturn Mailまでくること。架空のアドレスを利用して出しているため、Returnになるのだろう。

さくらのレンタルサーバー非公式FAQなどを参考にして、.mailfilterに以下のように記述してみた。

if ( /^Subject: NOT MEMBER article.*/ )
{
	to "maildir/.Trash/"
}

これでOK。ゴミ箱に入るようになった。間違いがないなら、ゴミ箱ではなく、exitしてしまおう。Return mailも同じ書式でOKのはずだが、単にReturnを振り分け条件にすると、普通のReturnも削除してしまうので、添付ファイルを条件にして

if ( /^X-Attach: .*not member.*/ )
{
	to "maildir/.Trash/"
}

としてみた。まだメールが来ないので効果は確かめていない。


2007年07月21日 [Sat]

消せるメール

@niftyが始めた新サービス。「間違えた内容を送ってしまったり、宛先を間違えてしまったメールを相手が読む前であれば、取り消す(相手に読まれないようにする)ことができる機能」。おお、それはどうやるんだ、と思って、やってみたら、相手にはメールがあることを通知するメールが届き、内容はWebメールを見なくちゃいけないという機能だった。そのWebメールを取り消すことができるので、消せるメール。相手のサーバーに届いたメールを消すわけではない(そんなことができるわけがない)。

仕組みを見ると、がっかりするような機能ですね。こういう手間のかかることをする人がそんなに多いとは思えない。


2007年07月31日 [Tue]

Googleの技術を活用した「au one メール」の提供について

既にGmailのアカウントを持っていて、すべてのメールを転送しているのに今さら、2GBの容量なんて要らないなあと思うが、新しいアドレスが無料で手に入るには良いこと。ポータルサイトもDUOGATEからau oneに変わるらしい。DUOGATEはメール容量が50MBしかないので、増えるのは喜ばしい。

こうした戦略はやはり追い上げているソフトバンクへの対抗なのだろう。ドコモは何かやらないのかな。


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