映画とネットのDIARY(tDiary版)

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映画の感想一覧 2004年7月以降 2005年  2006年  2007年  2008年  2009年

2005年01月17日 [Mon]

「アビエイター」が最優秀作品賞

ゴールデングローブ賞のドラマ部門。レオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督作品。予告編を見ると、ディカプリオがハワード・ヒューズの若いころを演じるらしい。IMDBでも評価が高い。

ミュージカル・コメディ部門はアレクサンダー・ペイン監督(「アバウト・シュミット」)の「サイドウェイズ」とのこと。こちらは「アビエイター」以上の評価のようだ。

PowerDVD6

アップグレード版がAmazonで4,275円だったので購入。これ、乗り換え版も兼ねているのかと思ったら、パッケージには対象製品として「サイバーリンクPowerDVDシリーズ全製品(OEM版を含む)およびソースネクストPowerDVD Personal」とだけあった。乗り換え版じゃないのかと思いつつ、旧製品のシリアルナンバーを用意したが、インストール時には旧製品のシリアルなんて聞いてこない。うーん、これでアップグレード版と言えるのか。

購入の目的はスナップショットを撮るため。VAIOに入っていた再生ソフトのWinDVD5(for VAIO)とDo VAIOではスナップショットが撮れないのだ。画質の方も少し期待したが、それほど目立って良いわけではありませんね。

それと、2chではインストール時に関連づけをすべて変えてしまうことが非難の的だったけど、僕の環境では変わっても支障のないものばかりだった。関連づけなんてその都度変えればすむことなので、もともと大した問題でもないですけどね。


2006年01月17日 [Tue]

ラクーカン

きょうから始まった@niftyのWebスペースサービス。2GBで年間5,670円。Perl、PHP、Rubyが使え、.htaccessも使えるというので心引かれたが、シェルは使えないのだった。ということはNamazuはインストールできない。さくらインターネット(スタンダードは1GB5000円、プレミアムは3GB1万5000円)よりも安いのでシェルが不要な人にはいいかもしれない。jpドメインを取って、移行しようかなと僕もちょっと迷っている。Namazuはさくらで動かしておけばいいんだし。サーバーのOSは何なのだろう。それが分かれば、ローカルで同じ環境作ってコンパイルしてC言語版のNamazuも使えるかもしれない。

[MOVIE] 「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」

「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」パンフレット数々の賞に輝くデヴィッド・オーバーンの戯曲「プルーフ/証明」をジョン・マッデン監督とグウィネス・パルトロウの「恋におちたシェイクスピア」コンビで映画化。マッデンとパルトロウは2002年のロンドンの舞台でも演出・主演を務め、高い評価を受けたという。手慣れた題材のはずだが、なかなか話が見えてこない映画の前半が思わしくない出来なのは映画化にあたって付け加えたという葬儀とパーティーのシーンがやや精彩を欠くためか。舞台劇らしく会話が多いことも映画的なノリにブレーキをかけているようだ。

しかし、後半、世紀の数学の証明に関する話になって映画は輝き始める。天才的な数学者でありながら精神を病んだまま死んだ父親から、その負の側面までも受け継いだと思いこみ、精神的に不安定な娘の再生への光を映画はくっきりと浮かび上がらせるのだ。この父と娘はロン・ハワード「ビューティフル・マインド」のラッセル・クロウのように精神を病んでいるけれども、天才的なひらめきを持っていて、そこがとても興味深い。化粧気のないパルトロウの演技は繊細で、ある意味、エキセントリックで感情移入しにくいヒロインに複雑な陰影を与えている。知的な女優だなと思う。

映画は27歳の誕生日に一人でシャンパンを飲むキャサリン(グウィネス・パルトロウ)と父親ロバート(アンソニー・ホプキンス)の会話で始まる。話しているうちに父親は1週間前に死んだことが分かる。黒木和雄「父と暮せば」を思わせるシチュエーションだが、それはここだけ。3年前、精神を病んだ父親が1年間だけまともだったころの思い出から始まって過去と現在を行き来しながら、映画は父娘の関係とキャサリンの苦悩、ロバートのかつての教え子ハロルド(ジェイク・ギレンホール)やキャサリンとは対照的な姉クレア(ホープ・デイビス)との関係を描いていく。ロバートは20代のころ、数学の世界で次々に偉大な功績を残し、天才と言われたが、その後、精神を病んだ。ハロルドと親しくなったキャサリンが1冊のノートに書かれた世紀の数学の証明を書いたのは自分だと話す場面からがこの映画のメインで、筆跡がロバートのものだとして信じないクレアとハロルドにキャサリンは絶望する。通貨アナリストとして成功しているクレアは現実的なタイプで、キャサリンが父親の病気を受け継いでいると思っており、自分の住むニューヨークに連れて行こうとする。

人生の証明などと分かった風な意味を付け加えたこの邦題は直截すぎるばかりか意味を限定して良くないと思うが、確かに映画が描くのは数学の証明の秘密とそれを通して自分の人生の証明を果たしていくキャサリンの姿である。脚本はデヴィッド・オーバーン自身と劇作家アーサー・ミラーの娘レベッカ・ミラーの共同。映画的に際だった手法はないけれども、オーソドックスな作りではあり、舞台を楽しむように見る映画なのだと思う。

劇中、ロバートが口にする「人間の頭脳の頂点は23歳」という言葉は、それをとうに過ぎた年代のものとしては悲しいが、これは天才だからこそ感じる不安なのかもしれない。そしてその不安こそが精神を病む引き金になったのかもしれないと思う。99%のパースピレーションと1%のインスピレーションからなる天才はインスピレーションを生むためにもがき苦しんでいるのだ。


2009年01月17日 [Sat]

xmlrpc.rb

tDiaryの更新がWindows Live Writer(WLW)でできるかどうかのテスト。

最初はサーバーエラーが出たが、tDiaryドキュメント - xmlrpc.rbの通りに設定したら成功。ココログと違って、「下書きをブログに保存してオンラインで編集」はできず、下書きをブログに保存すると、そのまま公開されることになる。まあ、こういう部分はMovableTypeではないのだから仕方がない。下書きはローカルに保存しておけば、問題ない。ちなみにローカルのファイル保存先はVistaの場合、C:\Users\ユーザー名\Documents\My Weblog Postsになる。拡張子が.wpostのバイナリファイルなので、Googleデスクトップの検索には出てこない。これ、テキストファイル(XMLファイルなど)にできないものかな。

WLWで書くと、必ずPタグが入るのが余計だが、まあ、ささいな欠点か。残念なのはブログ(つまりこの日記)からのファイル取得はできないこと。サーバーエラーになるし、最近投稿した記事として開くと、文字化けする。文字コードが違うのだから、これも仕方がないか。こういう欠点を挙げていくと、結局、tDiaryの更新にWLWは使いにくいという結論になる。いや、更新にだけは使えるけれど、ローカルで記事の管理まではできないということ。結局、自分で作った秀丸マクロの方が画像の挿入などを考えると、使いやすい。

Lightbox 2

トップページの画像をLightboxで表示するようにしてみた。サムネイルをクリックすると、拡大画像が表示される。以前からトップページに表示する100ピクセルのサムネイル画像と映画評に使用する200ピクセルの画像を作っていたので、LightboxのスクリプトとCSSを追加するだけ。これ、設置が簡単なのでココログほかいろんなページで使われている。あまり目新しさはありませんね。それにしてもトップページはJavaScriptだらけになってしまった。ローカルでファイルを開くと、IEでは警告表示が出るのがわずらわしい。

Lightboxと言えば、Ajax関係の本を読んでいるのだが、サンプルがどれも大したことなくて使用法を思い浮かばない。これ、10年ほど前にホームページを作り始めたころ、JavaScript関係の本を読んだときにも感じたこと。JavaScriptなんてなくてもいいやと思えたものだが、それがAjaxブームによって復活するとは思わなかった。で、あらためてJavaScript関係本を読む羽目になった。


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