映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2005年02月22日 [Tue]

Fromの偽装

中国から迷惑メールが届いた。普通なら、日本語以外のメールはSpam Mail Killerが削除するはずだが、このメール、FromもReply-toも僕のアドレスになっていた。僕のアドレスは許可リスト(つまり信頼するアドレス)に入っているので、削除されなかったわけだ。なるほどね、こういうSpamもあるのか。しょうがないので、許可リストからアドレスを外した。メールチェックの簡易テストをしてみたら、無事、削除メールに分類された。最近のSpamは巧妙だな。

スタートメニューへの登録

インストーラーの付属していないソフトの場合、スタートメニューに登録するにはタスクバーのプロパティから追加できる。ただ、フォルダをスタートメニューに登録すると、単なるフォルダへのショートカットになってしまう。他のプログラム同様、フォルダの中にショートカットがある形式にするには、どうするのだろう。

C:\Documents and Settings\ユーザー\スタート メニュー\プログラムの中にフォルダを作り、その中にプログラムやヘルプへのショートカットをコピーしたらOKだった。インストール時に自動で登録するプログラムもこれと同じことをやってるわけですね。


2006年02月22日 [Wed]

「魚と寝る女」(GyaO)

GyaOで放映していたので見る。キム・ギドクの2000年の作品。「悪い男」(2001年)や「春夏秋冬そして春」(2003年)の原型のような作品だ。ヒロインにまったくセリフがないのは「悪い男」だし、湖に浮かんだ小屋船が舞台なのは「春夏秋冬そして春」。三枚におろされ、湖に放された鯉が再び釣り針にかかる場面などは「春夏秋冬…」の石を結ばれたカエルや蛇が生き返るシーンそのままで、内容的にも人の生と性と死を描いて共通している。人間の営み、男女の営みを直接的・間接的表現を織り交ぜて描き、面白いイメージがたくさんある。

ギドクは直感的な描写の人なのだと思う。ストーリーを語っても何も面白くないのに、所々にあるイメージの鮮烈さで映画をもたせている。そのイメージにどんな意味があるかというと、どうとでも取れる感じがする。それが逆にこの作品の長所でもあるのだろう。

僕はヒロインの存在の仕方を見て、何となく勅使河原宏の「砂の女」を思い出したが、ギドクの手法は独自のもので、だからこそ価値があると思う。


2009年02月22日 [Sun]

Namazuの要約

保存したブログのファイルをNamazuで検索していて、要約部分が本文の内容を反映していないことに気づいた。Namazuは普通のコマンドでインデックスを作ると、H1など見出し部分を要約の中に取り込む。ココログの場合、メインタイトルがH1、サブタイトルやサイドバーの見出し、日付、カテゴリ、トラックバック、コメントへのリンクなどもH2になっている。Namazuの要約は200文字程度なので、こうした見出し部分を集めると、すぐに200文字に達してしまうのだ。

見出しを要約に含めないためにはインデックスを作る際、xオプションを付ければいい(HTMLのヘディングによる要約作成を行わないオプション)。これでやってみたが、やはり要約の中になかなか本文が入ってこない。画像を記事の中に入れた場合、imgタグのtitleとaltも要約に拾うのに加えて、ブログは本文にたどり着く前に以前の記事へのリンクなど余計な項目が多すぎるのだ。本文の内容を反映した要約を作るにはこうした余計な部分を削除してファイルを保存する必要がある。これはNamazu本体の方で対応してほしいところ。

Googleのように検索キーワードの前後を要約の中に含めてくれると理想的だが、それには本文全体をインデックスの中に取り込む仕組みにしなくてはいけないだろう。CGIのmsearchなどはこの方法で、最近使っていないから仕様が変わったかもしれないが、インデックスファイルを開いたら、検索対象全ファイルの全文がHTMLタグを外して一つのファイルに納めてあった。これは結局、ファイルのオープン、クローズの処理は省けても、ファイル数が増えてくると、インデックスのサイズが大きくなるし、メモリーの使用量も多くなるだろう。まあ、テキストだけだったら、個人サイトでは数十MB単位になることは少ないだろうから、メモリーのことはあまり考えなくてもいいとは思う。

ちなみにこの日記のHTMLファイルのサイズは頻繁に更新していた2005年の1年間(調べたら、364ファイルあった。ほぼ毎日書いていたのだ)で1.19MB。タグを外せば、3、4割減るだろう。


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