映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2005年03月11日 [Fri]

掲示板Spam

たまにある。午前4時ごろの投稿なので、どうも掲示板自動書き込みソフトを使っているようだ。設置しているChild Treeの場合、禁止ワードや排除IP、ID機能などがあるので、とりあえず禁止ワードとID機能を追加。様子を見て、まだ続くようなら、IPアドレスで排除しよう。

自動書き込みソフトって、掲示板管理者にとっては迷惑なだけのソフトだな。

この日記へのReferer Spamの方は.htaccessで2つのIPアドレスをアクセス禁止にしたら、ぱったりなくなった。1月中旬から2月下旬までのReferer Spamは314件だった。

Googleのキャッシュ

文字化けするのでソースを見たら、文字コードはUTF-8なのに、先頭にcharset=Shift_JISのMETAタグが入ってる。これじゃ文字化けしますね。なぜ、こんなことをやってるんだ? 一時的な不具合か、仕様が変わるのか。

設定ミスだったそうだ。


2006年03月11日 [Sat]

[MOVIE] 「力道山」

「力道山」パンフレット「史実に独自の解釈を加えた」と映画の最後に字幕が出る。監督のソン・ヘソンによれば、「ある意味、完成した作品のほとんどはフィクション」という。フィクションにせざるを得なかったのは力道山にダークな面があるからだろう。映画にはヤクザとの関係も描かれ、力道山を全面的に美化しているわけではないが、この男の原動力がどこにあったのか明確には見えてこない。いや、描いていないと言うべきか。朝鮮半島に生まれながら、日本人として振る舞ったこの昭和のヒーローが求めたものは単に金や名声、成功という世俗的なものではなかったのかと思う(僕には「空手バカ一代」に登場する力道山の卑屈なイメージがあるから、こう思えるのかもしれない)。関取時代に言う「横綱になって思い切り笑いたい」という言葉が本音なら、プロレス団体設立時に言う「敗戦でショックを受けた日本人に誇りを取り戻させたい」という言葉は立て前で、この対極的な2つの言葉の間で映画は揺れ動く。2時間29分を費やしても力道山の本当の姿が見えてこないと感じるのはキャラクターの造型にぶれがあるからだと思う。そのぶれはヒーローという偶像を破壊するか、維持するかのぶれでもあり、映画の興行を考えた上でのぶれでもあるのだろう。体重を20キロ増やしたソル・ギョングの演技に対する真摯な取り組みは尊敬に値するし、中谷美紀、藤竜也も好演していて力作になっているが、根本的なところで物足りない思いが残る。

映画は力道山が関取時代の1944年から赤坂のクラブで刺されて死ぬ1963年までを描く。関取時代の力道山は朝鮮人ということで差別され、先輩から過酷ないじめに遭う。ある日、先輩の財布を盗んだ疑いがかけられ、刑事に追われて銃を突きつけられる。部屋の後見人である会長(藤竜也)に対して力道山は「私は相撲がしたいだけです」と叫び、会長の援助を受けるようになる。これは実は先輩を力で服従させた力道山が仕組んだ芝居だった。このシーンを見て、映画を見る前に持っていた「力道山を美化しただけの映画ではないか」という危惧はなくなった。この路線で通せば、映画はもっとすっきりしたものになっただろう。朝鮮人差別から逃れるために手段を選ばずにのし上がっていく男。それは非難されることではない。力道山は相撲協会の理事会にもある差別意識によって関脇になれなかったことから相撲に見切りを付ける。荒れた生活を送っていた時にハロルド坂田(武藤敬司)に出会い、プロレスに転向する。会長の援助でアメリカに修行に行き、帰国後、日本プロレスを設立。シャープ兄弟との対戦で大衆の熱狂的な支持を集めるようになる。

キャラクターにぶれを感じるのはプロレス転向後の描写にある。ここで力道山の意図が見えなくなるのだ。世界最強の男を目指したのか、単に金儲けをしたかったのか。死ぬまで朝鮮人であることをカミングアウトしなかった力道山には、差別されることへの恐れがあったと想像できる。体格の大きいアメリカのレスラーを倒すことで、日本のヒーローとなった人物が日本人でないということが分かれば、大衆のヒーローとして成立しにくくなる。それはプロレス興行にも影響を及ぼしただろう。そのあたりの計算はなかったのか。映画は力道山に「日本でも韓国でもない。俺は世界人だ」というセリフを言わせているのだが、そのセリフを言わねばならなかった力道山の真意について映画は深く言及しない。差別は前半で描かれているのだけれど、後半までその路線で統一した方が分かりやすくなったと思う。いや、差別ではなく、貧しさからの脱却であってもいい。人の行動を規定するものを深く描いた方が良かったのではないか。

日本人の俳優が多数出ていることもあって、日本の描写に何ら違和感はない。ソル・ギョングのしゃべる日本語は多少ぎくしゃくしているが、許容の範囲内。それだけに後半のやや深みに欠ける展開が惜しまれるのだ。


2007年03月11日 [Sun]

LF-PK20

SONYのロケーションフリーが届いたのでセットアップ。設定は説明書通りに行えば、何も難しくない。AVケーブルはスゴ録につなぎ、アンテナ線はケーブルテレビのターミナルにつないだ。パソコンで表示してみると、家の中ではこれで十分という感じ。レートはオートに設定すると、3Mbps程度。カスタマイズもできるが、この程度でいいだろう。感心したのはリモコンでスゴ録がすべて操作できること。チャンネルの変更も録画も録画したファイルの再生もできた。

気になるのはダイナミックDNSでつないだ外部で、どの程度の画質になるかということだが、これは明後日にならないと分からない。あと、CPUパワーはかなり消費する。ノートパソコンが非力なためもあるが、80%程度の消費率。これは仕方がないのだろうなあ。しかし、想像以上にきれいに映ったので満足。

ロケフリは将来的に携帯電話での受信にも対応するとの話があったが、いつごろになるのだろう。ネット経由で大量のデータを送信すると、帯域の占有が気にかかるところ。この心配もあって遅れてるのかな。


2009年03月11日 [Wed]

XAMPP

PHPとMySQLとApacheでWordPressをローカルでテストしようとしたが、なかなかうまくいかない。ちゃんと3つとも動いているのに、WordPressのインストールの最後の段階で、Localhostから反応が帰ってこず、WordPressのパスワードが表示されないのだ。MySQLをphpMyAdminで見てみると、ちゃんとWordPressのデータは入ってる。どこか設定が悪いらしい。VMwareのUbuntuにインストールしてみたら、こちらは何の障害もなく動く。

設定をいろいろ変えても症状が変わらないので結局、XAMPPを使うことにした。apache friends - xampp for windowsからダウンロードして解凍し、ダブルクリックするだけで設定までやってくれる。最初はなぜかMySQLの設定がうまくいかなかった。サービスとしてインストールできないのだ。調べてみたら、以前インストールしたMySQLがポート(3306)を使用しているためらしい。PHPとMySQLとApaceをアンインストールして再度XAMPPをインストール。今度はうまくいった。

デフォルトのドキュメントルートC:\xampp\htdocsでは使いにくいので、httpd.confを編集して別のフォルダに変更。中のフォルダとファイルを移したら、無事に動いているようだ。しかしこれ、MySQLのrootパスワードがなかったりして、セキュリティは皆無。まあ、PHPやPerlのテスト環境なので、それでも構わない。XAMPPにはLinuxやMac版もあるが、Linux使う人はそれなりにスキルがあるだろうから、必要ないような気もするな。

最近襲来しているロボット

crawl-12.cuill.comが Namazuで頻繁に検索している。以前は「最近の検索キーワード」に検索用リンクを張っていたからロボットが検索していても不思議ではなかったが、今はリンクしないようにしたので検索はできないはず。原因が分からない。とりあえずアクセス拒否しようと、nslookupしてみると、

Name:    crawl-12.cuill.com
Address:  38.99.44.103

ホームページはCuilで、クールと読むそうだ。the world’s biggest search engineとあるが、本当かな。日本語で検索すると、文字化けするので今のところ、役に立たない。探したらGoogle出身者らが“世界最大”のサーチエンジン「Cuil」公開という記事があった。日本語に対応してくれるなら、denyしなくてもいいんだけど、とりあえずdenyした。


2012年03月11日 [Sun]

BBIQギガコースの速度

昨日、接続手順書が届いたので設定。といってもルーターと回線終端装置、ルーターとパソコンのLANケーブルをカテゴリ6のケーブルでつなぎ替えただけ。BBIQに電話して設定をギガコースに切り替えてもらえば、使用できるようになる。さっそく、速度測定サイトで図ってみたが、ほとんど100Mbpsの時と変わらない。上りは200Mbpsを超えることもあるが、下りは60~70Mbpsぐらいしか出ていない。

どこかにボトルネックがあるらしい。原因として一番考えられるのはルーターなので、パソコンに直結して計測してみる。BBIQ Network Speed Testingでは200Mbps弱。KDDIのスピードCheck!では280Mbps程度出るようになった。これでもギガコースと言えるほど速くはないが、速度は地域や測定時間にも左右されるらしい。地方は不利だ。

パソコンのイーサネットカードを変えれば、さらに速くなる可能性はあるが、そこまでやる必要はないか。とりあえず、ボトルネックがルーター(WZR-HP-AG300H )であることは分かった。これ、ギガ接続には対応しているはずなのだが、日頃から反応しなくなったり、接続が途切れたりするので、どこかに不具合があるようだ。そのうち買い換えよう。

ちなみにKDDIの速度測定サイトはちょっとスピードが出すぎる傾向があるように思う。BBIQ内よりも速いという結果は疑わしい。


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