映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2005年04月30日 [Sat]
■ 発熱
昨夜から熱が出た。昨夜は38.3度、今朝は37.3度、現在は38.2度。夜になると熱が上がるのは子供みたいだな。
■ ウイルスパターンファイルの問題に関するお客様への対応について
トレンドマイクロからメール。既に契約期間を1カ月延長したとのこと。ただし、自分で復旧した場合に3カ月延長するには電話しなくてはいけないようだ。面倒だな。
■ 宮崎に待望のシネマコンプレックス
宮崎セントラルシネマ。5月17日にオープンする。ポイントカード会員というのがあって、入会金1000円で入会すると、映画料金が1500円になるとのこと。
同じく会員制がある宮崎キネマ館の場合は年会費3000円で料金が1200円になる。セントラルのシステムがいいのは永久会員で以後、会費を払う必要がないことか。ポイント(料金の10%がポイントになる)が1200ポイントになると、招待券1枚。ということは8回行くと招待券がもらえる。キネマ館の場合は10回で招待券1枚。ま、キネマ館の場合、パンフレットの100円引きというのもあるから、どちらが得かは一概には言えないところ。
映画をよく見る観客へのサービスは歓迎すべきことで、とりあえずセントラルでも会員になっておいて損はないようだ。
2006年04月30日 [Sun]
■ [MOVIE] 「小さき勇者たち ガメラ」
逃げまどう群衆に逆らって、子供たちがガメラに渡すための赤い石をリレーしていく。赤い石はガメラの卵の下にあったもので、怪獣ジーダスとの戦いで傷ついたガメラを回復させるために必要だった。ここで赤い石をもらったガメラの劇的な変化の描写が欲しいところなのだが、映画はそれは描かない。このクライマックスが映画の本質を浮かび上がらせている。あくまでも子供が主人公である子供向けの映画であることと、怪獣映画としては描写や設定が不足していることだ。
伊藤和典脚本、金子修介監督の平成ガメラ3部作は怪獣映画のリアリティを追求することで、怪獣映画の頂点に立った。「“怪獣映画を超えた怪獣映画”という紋切り型の表現がこれほど似合う映画はなく、方法論でこれを上回ることは難しいだろう」と僕は「ガメラ3 邪神覚醒」を見たときに書いているが、「小さき勇者たち ガメラ」の田崎竜太監督はそれを承知しているためか、まったく違うアプローチでガメラを映画化した。ジュブナイルとしては極めて順当な出来だと思う。
映画は冒頭に多数のギャオスとの死闘の末に自爆する1973年のガメラを描く。それを一人の少年が見つめている。そして現在、少年は成長し、伊勢志摩地方の海辺の町で定食屋を営んでいた。妻は交通事故で死に、一人息子の透との二人暮らし。前半は主人公透(富岡涼)と父親(津田寛司)の生活や隣に住む心臓病の少女・麻衣(夏帆)との交流などがきめ細かく描かれる。母親を亡くして初めての夏休みに透は沖合の島で赤い点滅を見つける。行ってみると、そこには小さな卵があり、透の手のひらで割れて、亀が生まれる。透はこの亀をトトと名付けて育てるが(トトは透の愛称であり、透は母親からそう呼ばれていた)、亀には空中を飛ぶ能力があり、急速に成長していく。そのころ、海では次々に船が消息を絶つ事件が起きていた。それは怪獣ジーダスの仕業だった。透の住む町に上陸したジーダスは人間をむさぼり食う。透たちが襲われそうになったところへ、8メートルに成長した亀が来て、ジーダスを撃退する。亀は33年前に自爆したガメラなのか。政府の巨大生物審議会はジーダスとの戦いで負傷したガメラを回復させ、成長を早めようとする。やがてジーダスは名古屋に上陸する。ここから赤い石をガメラに渡そうとする透たちの姿が描かれることになる。
前半には文句の付けようがない。怪獣映画も初めてなら映画自体も初めてという龍居由佳里(テレビの「砂の器」「星の金貨」などの脚本家)の脚本は子供を中心にした作劇に徹して揺るぎがない。音楽の上野洋子と合わせて映画には女性的な感じが漂っている。怪獣映画としての不満はジーダスの説明がなにもないところやガメラが人間の味方であると単純化されていること、子供向けの映画であるため、ジーダスの凶暴性が直接的には描かれないことなどだ。パンフレットには、ジーダスはギャオスの肉片を食べた爬虫類が巨大化したものと書いてあるが、映画ではそういう説明はない。恐らく伊藤和典脚本ならば、そういう怪獣の説明は必須ものとして詳細に描いたことだろう。
怪獣造型は原口智生。ジーダスは悪くはないが、ミニラを思わせるようなガメラの顔つきはいくら子供のガメラとはいっても少し違和感があった。VFXの金子功は樋口真嗣の域には達してはいないが、過不足ない出来。監督の田崎竜太は劇場版の仮面ライダーを3作手がけた(「仮面ライダーアギト PROJECT G4」「仮面ライダー555 パラダイス・ロスト」「仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL」)。そのどれもに感じた細部の大ざっぱさが今回はなかった。龍居由佳里の脚本がしっかりしていたからだろう。
2007年04月30日 [Mon]
■ UAC
VISTAのユーザーアカウント制御(UAC)には戸惑うことが多い。UNIX系OSのようなアカウント制御を導入しただけなのだが、面倒なのは管理者権限を持つユーザーであってもログオンすると標準ユーザーの権限しか与えられていないという部分。Linuxならrootになれば、何でもできてしまう。VISTAの場合はシステムの改変にかかわる部分を変更しようとすると、いちいち確認ダイアログが出る。
それだけならいいのだが、プログラムをインストールしているProgram Filesフォルダはシステムフォルダとされており、この中のファイルの改変ができない。これによって不具合の出るソフトウェアはけっこうあるだろう。自作の秀丸マクロがうまく動かなかったのもこのためだが、このフォルダの中にはインストーラーを使わないソフトウェアを手動では入れない方がいいということがようやく分かった。
HTML編集ソフトのez-htmlの場合もそうだった。このプログラム、iniファイルで設定を保存する形式。これがProgram Filesの中にあると、エラーが出る場合がある。HTMLLINTを設定して文法チェックを行ったら、「ファイルアクセスが拒否されました」とエラー。perlスクリプトの構文検証でも同じ。何のファイルへのアクセスが拒否されたのかこれだけでは分からないので悩んだが、ユーザーディレクトリにインストール場所を変えたらうまくいった。
分かりにくくなっているのはProgram Filesフォルダの中を書き換えたかのように見せかけて、実はユーザーディレクトリの中のC:\Users\hiro\AppData\Local\VirtualStore\Program Filesの中を書き換えていること。なんか、非常に回りくどく複雑なことをやっている感じがつきまとう。いったん、こういう仕組みを分かってしまえば、何とでもなるんですがね。
■ Namazu簡易検索クライアントbyなでしこ
秀丸マクロやSearch-Sを使っていたが、自分で作りたくなったので作った。ファイルメニューもない、ごくごく簡単なもの。検索して結果を標準ブラウザに表示するだけ。自分でローカルのファイルを検索するだけなら、これでも使えるか。DOS窓が一瞬開くのを何とかしたいところ。
ソースはこんな感じ。なでしこには久しぶりにさわった。
#Namazu簡易検索クライアント インデックスは「C:\namazu\var\namazu\index」 resultは「{母艦のパス}result.html」 母艦の幅は500 その高さは150 ウィンドウ背景色で画面クリア 母艦のタイトルは「Namazu簡易検索クライアント」 50,20へ移動 「検索キーワードを入力してください」と表示。 50、50へ移動。 検索エディタとはエディタ。 その幅は300。 そのIMEは「IMEオン」 検索エディタに注目 検索エディタのキー押した時は〜 もし、検索エディタの押された仮想キー=13ならば 検索ボタンのクリックした時。 360、48へ移動。 検索ボタンとはボタン。 そのクリックした時は〜 検索結果 待機。 *検索結果 もし、検索エディタのテキストが「」ならば、 「検索キーワードを入力してください」と言う。 違えば、 検索キーワードは検索エディタのテキスト namazu検索は「namazu -a -h -o {result} {検索キーワード} {インデックス} 」 namazu検索を起動。 0.5秒待つ。 resultを起動。 戻る。
ただし、これ、標準ブラウザがIEの場合は検索結果からファイルにジャンプできない。FirefoxならOKだった。