映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2004年12月23日 [Thu]
■ Google検索秀丸マクロ
クリップボードの文字列をGoogleで検索する。誰でも考えそうなマクロ。日本語の文字化けを防ぐにはGoogleに渡す文字列に&ie=Shift_JISを入れておく必要がある。//google_search.mac //使用するブラウザの設定。\は2つ必要 $browser = "C:\\Program Files\\Sleipnir\\Sleipnir.exe"; //設定終了 $google = "http://www.google.co.jp/search?lr=lang_ja&ie=Shift_JIS&q="; copy2; beginclipboardread; $clip = getclipboard; question "クリップボードに「" + $clip + "」があります。 \nこのキーワードをGoogleで検索しますか?"; if(result==yes){ $word=$clip; call searchSub; }else{ $word=input("検索したいキーワードを入力してください"); if(result==yes){ call searchSub; }else{endmacro;} } endmacro; searchSub: $search =$browser + " "+ $google + $word; run $search; if(!result){message "Google検索失敗!"; endmacro;} return;
■ 年賀状作成
朝から。自分の分はすぐにできたが、家内の分と子供の分も筆ぐるめで作る。子供は気に入ったイラストがないというので、フリーの年賀状イラストサイトに行ってみた。どこもページが開くのが重いですね。きょう、年賀状書いている人多いのだろう。
■ 「ラブ・アクチュアリー」(DVD)
クリスマスに見るにはぴったりのラブストーリー。クリスマスの5週間前からクリスマス当日を経て、その1カ月後まで、いくつかの愛が並行して描かれ、それぞれにうまい。監督は「ブリジット・ジョーンズの日記」の脚本家リチャード・カーティスで、これが監督デビューという。それにしては手慣れたものである。
親友の恋人を好きになってしまった男の思い(これはなんせ、相手がキーラ・ナイトレイですからね。仕方ありません)とか、首相と秘書の秘めた恋とか、作家とポルトガル人メイドの恋とか、おかしくて切なくて悲しくてハッピーなさまざまなパターンが用意されている。終盤にはいくつものクライマックスがあって、お腹いっぱいという感じ。
カーティスの音楽のセンスはよく、ジョニ・ミッチェルの歌がエマ・トンプソンの悲しみの姿にかぶさる部分などは情感がある。ヒュー・グラントは首相にはとても見えない(実際のブレアの方がハンサムだ)が、作品の傷とも言えない。ローラ・リニーが家まで送ってきた男に「1秒だけ待っていてくださる」と言った後の場面はおかしかった。このセリフは終盤、別の人物が口にする。
多数の出演者を描き分け、たくさんのストーリーがあるのにすっきりした印象にした脚本のレベルは高い。これと出演者の好演が相乗効果を上げた佳作と言える。カーティスは「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12ヶ月」の脚本も担当している。
■ 爆笑厳禁
骨折して5日目。そろそろ痛みが収まってくるのではと少なからず期待していたが、まだまだ痛い。痛みには慣れてきたが、痛いのに変わりはない。一番の敵は笑いと咳である。幸いなことにクシャミはまだ出ていない。これが一番痛いんだろうと想像する。咳はなんとか我慢できても笑いはなかなか我慢できない。ついつい笑ってしまうと、体を折り曲げて痛がることになる。すると、ますます痛い。
きょうも家で爆笑してしまい、七転八倒した。いや本当に転がったわけではない。そんなことをしたら、痛みは想像を絶する。
宿題をしていた長女がこう聞いた。
「『進む』の反対は何?」
家内が答える。「退くでしょう。進退って言うから」
長女のそばにいた小学1年の次女がポツリと言った。
「むすす」
これがいけなかった。笑いと痛みが同時にこみ上げてきて、我慢できない。くずおれて苦しむ羽目になった。「むすす」という語感がおかしかったからではない。僕が冗談で言おうと思っていたのに先を越されたからだ。「こいつ、同じこと考えやがって」と思ったらおかしくてたまらなくなったのである。苦しんで体を震わせていると、体の中で「ベリッ」という響きがあった。
うーむ。形成され始めた仮骨が剥がれたのかもしれない。家にいると、肋骨骨折はなかなか治りませんね。かといって、会社でも昨日、爆笑してしまって苦しんだんですけどね。
2005年12月23日 [Fri]
■ 週刊文春ミステリーベスト10
週刊文春は年に1回、この特集の時のみ買う。国内編は「このミス」と同じく東野圭吾「容疑者Xの献身」、海外編はマイクル・コナリー「暗く聖なる夜」。「このミス」で1位だったジャック・リッチー「クライム・マシン」は2位だった。
■ 世代別「至極の邦画」ベスト100
同じ号の週刊文春に掲載されている。DVDが発売されている作品から選んでいるので、こぼれた名作も多いが、年末年始に見るためのガイドなのでこんなものでしょう。「仁義なき戦い」の紹介で「この作品が大ヒット作となり、東映任侠路線を確立した」とあるのはもちろん、実録路線の誤り。以前からあった任侠映画に決別する作品となったのだ。「迫力ある映像は任侠美学とまでもてはやされた」とまで書いているところを見ると、筆者(福田千明という映画評論家)は完全に意味を取り違えている。
■ 「HINOKIO」(DVD)
引きこもりの少年が遠隔操作のロボット(ヒノキが一部に使われているのでヒノキオとあだ名が付く)で学校に行くようになり、友人との交流を通じて引きこもり生活から脱する。よくできたジュブナイルだと思うが、題材を詰め込みすぎて未消化に終わった部分が多い。現実とリンクしているゲーム世界の扱いなど中途半端。ゲームが現実を浸食してくるような展開になると好みの映画になったと思う。驚くのはCGで作られたヒノキオの自然さで、どれがCGでどれが本物か見分けがつかない。この技術はハリウッドに負けていない。
監督の秋山貴彦はVFXマン出身。山崎貴のデビュー作「ジュブナイル」もドラマ的には弱い部分が多かったから、秋山貴彦にも2作目を期待したい。
主人公を演じるのは「大停電の夜に」の本郷奏多。友人役の田部未華子は最初、少年かと思っていたら、少女と分かる場面でびっくり。要注目。堀北真希が小学生役で出ていて、これもびっくり。キャスト紹介を見るまで堀北真希とは分からなかった。堀北真希はいろんな役柄ができるのに感心する。今年は映画に3本出たのかな。
2008年12月23日 [Tue]
■ RSS作成CGI
現在、ホームページのRSS作成に使っているのはCGIなのだが、これは手作業で作成したHTMLファイルをRSS1.0形式に変換するもの。手作業でタグ打つのがけっこう面倒になったりする。で、作成ソフトをVectorあたりで探した。RSS WriterとかRSS POSTとか。どちらもこれで十分と思わせる機能がある。RDFファイルを読み込めるRSS POSTの方が使いやすそうだ。
問題は現在、パソコン2台で作業しているので、片方でRSSを作ると、もう片方のRSSと不整合になること。でも考えてみたら、FTPでダウンロードしてRSS POSTで読み込めば、問題はないのだった。まあサーバー上で動いた方がFTPの手間も要らないし、便利ではある。
そう思って、とりあえずCGIで作ってみることにした。HTMLファイルでタイトルとURLと要約を入力するフォームを書いて、それを受け取って中間ファイルに加工・保存するCGI。この中間ファイルを読み込んで、RSS形式に変換するCGIは以前、Infomakerが公開していたスクリプトに手を入れればいい。久しぶりにPerlにさわったら、最初からつまずく。Jcode.pmの使い方から調べる羽目になった。3時間ほど格闘してようやくできたけれど、とても人様にお見せできるようなスクリプトではない。でも自分で使う分にはこれで十分。
書いていて思ったのはこういう公開しないプログラムをプログラマーやSEはけっこう書いているのではないかということ。公開すれば、フリーソフトとはいってもそれなりのサポートが必要になるからだ。特定環境で動くプログラムは難しくないが、いろいろな環境を想定してプログラムを書くとなると、けっこう面倒だったりする。
2012年12月23日 [Sun]
■ リスクとリターン
わたしのインデックスというインデックス投資支援サイトがある。個人投資家がコツコツ長期分散投資するための情報やツールを無料で提供していて、利用者はけっこういるようだ。ここの資産配分(アセットアロケーション)ツールを利用して作成したのが下のグラフ。現金(定期預金)が6割近くを占めるという保守的なポートフォリオで、リターン1.5%、リスク4.1%。これはどちらも平均(リターン5.1%、リスク11.3%)を下回っている。
ただし、過去のリターンは将来のリターンを規定するものではないというのが定説だ。衆院解散以来、株価が上昇していることもあって、実際のリターンは今のところ10%を超えている。これが続いてくれるとうれしいのだが、日本株は為替の影響を大きく受けるので、また円高傾向になったら、リターンは確実に下がる。
同サイトによると、日本株の過去20年のリターンはマイナス25%という恐ろしいことになっている。さらに恐ろしいのはリーマンショックの時期を含む過去5年間のデータでマイナス43%だ。リーマンショックのような株価の暴落は数年に一度の割合で起きる。株価上昇に伴って「持たざるリスク」なんていう言葉を用いる証券関係者がまたぞろ出てきたが、持っている方がリスクが大きいに決まっているのだ。日本株に集中投資するのはかなりのリスクがあると思った方が良い。
だから分散投資が必要なわけで、「しぶとい分散投資術―世界金融危機でわかった!」という本には分散投資をしていた場合、大恐慌後も数年で資産が回復したと書いてある。3年前に出た本だが、外貨投資に関する説明も的確で、名著だと思う。