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2006年08月17日 [Thu]

石垣島

川平湾写真「ベルトを外してください」。宮崎空港の搭乗口で言われた。金具があるので金属探知機の反応を防ぐためらしい。こんなことは初めて。先日、イギリスでテロの犯人が捕まったことも影響しているのか。厳しくなったんだなあ。と思いつつ、外してゲートを通る。女性も外すように言われていた。

台風10号が接近していたが、幸い、飛行機は無事に飛んだ。離陸の際に少し揺れたぐらいで、大きな影響はなかった。2泊3日の恒例の家族旅行。過去2年間は沖縄へ行ったので、今年は石垣島に決めた。那覇空港には10時15分着。待ち時間が1時間半ほどあったので、空港のレストランでサンドイッチを食べる。11時40分発の飛行機で石垣空港へ。飛行時間は50分ほど。石垣空港は小さな空港で、到着ロビーも狭い。オリックス・レンタカーの人が来ていたので、ワゴン車に乗って送ってもらい、ダイハツのブーンを借りる(この車、僕は知らなかった)。リッターカーで非力。ま、石垣には坂道もそれほどないのでいいでしょう。

ホテルは軽井沢倶楽部ホテル石垣島。チェックインが3時からと遅いので、とりあえず、川平湾=写真=へ行く。日本百景に選ばれた場所とのこと。展望台から眺めてみたが、曇り空だったので、エメラルドなどに刻々と色を変えるという海の色もそれほどでもなかった。

ホテルへ向かったら、ちょうど3時。ホテルの人は親切で駐車場に車を駐めると、出てきて荷物を運んでくれる。いろいろと説明を聞いて部屋へ。もともとベッドが4つあるが、うちは5人家族なのでエクストラベッドを一つ入れてある。広くて快適。ベランダから海が見える。さっそくプールへ行く。50部屋ほどのホテルのためか、プールは決して広くないが、そもそも泳いでいる人が少ない。うちのほかに一家族いたが、そのうちいなくなり、プールを独占。昨年泊まった沖縄のリザンシーパークホテル谷茶ベイとは随分違う。しかし、高級感があり、こぢんまりとしたいいホテルだと思う。

2時間ほど泳いで夕食。2階の外にあるバイキング。いろいろそろっていて石垣牛の焼き肉もあった。もも肉だったためか、味は今ひとつ。本来はこんなものではないでしょう。明日は本格的なステーキを食べようと決意。料理を食べながらオリオンビールをジョッキで2杯飲み、泡盛をロックで2杯。途中で地元の男性歌手がステージで沖縄民謡を歌った。バイキングに来ているのも50人ほどか。ここのバイキングは宿泊客は大人4900円。料理が特別においしいわけでもないので少し高いと思うが、沖縄民謡を聴けたのは良かった。三板(サンバ)を貸してくれたので歌に合わせて家内がたたいていた。アットホームな雰囲気は悪くない。

部屋に帰り、1階にある浴場へ長男と行く。浴場は狭いが、サウナもある。客が少ないのでこれで十分という感じ。サウナは苦手だが、長男と一緒に1分ほど入る。水風呂に入ると、心臓麻痺が怖いので遠慮。自動販売機で缶ビールを買って部屋に帰る。家族はカラオケルームでビデオ上映している「チャーリーとチョコレート工場」を見に行く。僕は部屋に残り、持ってきた小松左京「SF魂」を読む。飛行機の中からずっと読んでいたが、これは小松左京のほとんど自伝と言うべきもの。といっても文体が小松左京とは異なるのでゴーストライターが書いたのだろう。知っているエピソードも多かったが、楽しく読んでいるうちに眠ってしまった。午後10時ごろだったか。


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