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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2006年09月02日 [Sat]
■ シーガイア楽園音楽祭
「人いっぱいいてうれしいーっ」。一青窈が言った。確かに多かった。数千人から1万人ぐらいか。一青窈は「かざぐるま」(映画「蝉しぐれ」の主題歌)がオープニング。約1時間で10曲ほど歌ったか。観客が総立ちなので、背の低い次女には全然ステージが見えない。時々、抱えてやる。
しゃべりの中で「ハナミズキ」は同時テロの際に作ったというエピソードが紹介された。この歌、君と君の好きな人というフレーズが印象的なのだが、ホントは君と君の好きな人とそのまた好きな人という風につながっていけばいいという思いを込めたそうだ。なるほど。そういう説明をされて初めて歌詞をじっくり聴いた。ボートに3人は乗れないから君と君の好きな人を乗せて自分は残るという歌なのですね。一青窈はオーシャンドームで20代最後のビキニを着たそうだ。
続いてゴスペラーズが登場。観客の7割ほどが女性だったのはゴスペラーズのファンが多かったからだろう。こちらもメンバーが登場した途端に総立ち。またもや時々次女を抱える。
ゴスペラーズは1995年にやはりシーガイアでミニコンサートを開いたことがあり、1000人の観客の前で歌ったのはその時が初めてだったそうだ。ラジオの公開番組で本番は20分だったが、観客の支持を受けてアンコールが40分になったという。「持ち歌はすべて歌いきり、学生時代の練習曲まで歌って、もう歌う曲がないと言って終わりました。無名のころだったので、純粋に自分たちの音楽が評価されたのがうれしかった」という趣旨のことを語った。その時からブレイクするまではしばらく時間がかかったとのこと。
このほか宮崎出身の坂本梨奈、福岡のデュオ・ケイタク、DEPAPEPEという2人組(インスト・アコースティック・ギター・デュオというそうだ。歌はなく、演奏のみ)が前座で登場。ゴスペラーズと一青窈は大学時代の先輩後輩で、最後はDEPAPEPEを含めてコラボ。アレンジした「真っ赤な太陽」など。午後6時から10時過ぎまで。アーティストがみんな乗っていたのは観客が多かったからだろう。そういう意味では良いコンサートだった。
それにしても立ちっぱなしで疲れた。駐車場から会場までも遠かったし。