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2009年03月16日 [Mon]
■ Webアプリケーションファイアウォール
さくらインターネットで僕が使っているサーバーは今朝、バージョンアップを行ったようだ。コントロールパネルから見てみると、サーバーのバージョンが変わっていた。しかしMySQLの移行については何も書いてない。これはやっぱり旧バージョンのデータを削除しないと、ダメらしい。XOOPSとWordPressの移行は以下の手順で行った。
- XOOPSのMySQLデータのバックアップ(phpMyAdminでデータをエクスポート)
- WoedPressの投稿やコメントデータを管理者メニューからエクスポート
- データベースを削除
- データベースをMySQL5.1で作成
- phpMyAdminでXOOPSのデータをインポート
- WordPressを再インストール
- WordPressのXMLデータをインポート
まずMySQLのデータバックアップ。XOOPSはProtectorからエクスポート、その後念のためにphpMyAdminからXOOPSのデータを選んでエクスポートしておいた。ファイルはアクセスログの中に文字化けした部分があるので、この行は削除しておいた方がいい。文字コードが混在しているWordPressはphpMyAdminからデータをそのまま移すのは無理なので、XMLファイルをエクスポートした。再インストール後に記事をインポートするためだ。
で、コントロールパネルからデータベースを削除してみたら、当然のようにMySQLのバージョン選択メニューが出てきた。もちろん5.1を選び、ProtectorからエクスポートしたデータをphpMyAdminでインポート。XOOPSは拍子抜けするぐらい簡単に移行できた。
問題はWordPress。FTPでwp-config.phpを削除した後に再インストール。ところがデータベースになかなか接続できない。3度目にふと気づいてFTPからwp-config.phpを見てみたら、データベースの指定が旧サーバーのままだった。これを書き換えて、再インストールした。
ところが、サーバーが限りなく重い。管理者メニューに入るのに数分かかる。WordPressのフォーラムを探し、インストール完了後、動作が極端に遅いを読んで気づいた。さくらインターネットはバージョンアップに伴い、Webアプリケーションファイアウォール(WAF)を導入したのだった。これが原因だろう。ところが、コントロールパネルを見てみると、有効にはなっていない。該当するドメインでWAFをすべて有効にしてみたら、見違えるほど速くなった。Webアプリケーションファイアウォール(WAF)の利用を考えていますが、注意すべき事項はありますか?を見ると、普通は逆だと思うんだが。
その後も管理者メニューを開くのに時々重いことがある。今日はデータベースの移行作業をしている人が多いためか。それとも単にWAFの影響か。WAFはSQLインジェクション対策になるので、有効にしておいた方がいいが、サーバーが重くなるのは勘弁してほしい。ま、とりあえずMySQLを無事に移行できてほっとした。
で、この日記を書いてプレビューしようとしたら、Forbidden。WAFの影響らしい。この日記はMySQLは使っていないので無効にした。MySQLを使っているのは別のドメインなので影響はない。別ドメインにしておいて良かった。
その後、WordPressがやっぱり遅いと感じる。XOOPSがあまり影響を受けないのはキャッシュ機能があるからだろう。WordPressにもキャッシュプラグインはあるが、携帯で見られなくなるのが痛い。いや、見られるようにすることもできるんだけど。どうもWordPressは使っていて、XOOPSの機能には及んでいないなと思えることが多い。
ここから追記。結局、サーバーが重かった原因はバージョンアップに伴ってCPUの処理能力が足りなかったためらしい→ OSバージョンアップ後の「さくらのレンタルサーバ」における動作遅延および対策について。CPUのスペックが上がったら快適になった