映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2005年01月02日 [Sun]

サイバーリンクの年末年始割引

PowerDVD6などがCyberLink Store japanで安く販売されている。不思議なのは割引が適用されるのはCD通販だけのこと。ダウンロード版が6,090円なのに対して、CD通販価格は5,623円と逆転している。これならCD版買うんじゃないですかね。さらに不思議なのはVectorではダウンロード版に割引が適用されていること(5,481円)。というか、Vectorではダウンロード販売が主流なんですけどね。うーむ、Vectorとの競合を避けたのだろうか。

割引販売は11日までなので、これを機会に乗り換え版(4,463円)を買おうか。今のパソコンにはWinDVDとDoVaioが入っているので、DVD見るのに不便はないのだが、PowerDVDの方が画質は良いような気がする。

2等賞

TSUTAYAへDVDを借りに行く。レシートで引けるくじをやっていたので、次女に引かせたら、2等賞が当たって小さなぬいぐるみをもらう。こいつ、今年は運が良いかも。僕の方は朝、車のバッテリーが上がっているのに気づいた。今年も前途多難か。


2006年01月02日 [Mon]

「容疑者Xの献身」

「このミス」と週刊文春で1位になった東野圭吾のミステリ。僕はこの小説を読んで、まずトリックが先にあって、それに沿った容疑者を設定したのだろうと思った。このトリックを成立させるためには容疑者のキャラクターが、トリックを行うのに不自然に思わせないものであることが必要だからだ。ここまでやるキャラクターに説得力を持たせることが要求されるのだ。しかし、東野圭吾は「このミス」のインタビューで、「少なくともトリックが先ということは絶対にありません」と語っている。「最初に作るのはキャラクターや世界観ですね。今回で言えば、まず湯川を長編で使うという前提と、さらにその強敵を設定する、ということが大きかったですね」

容疑者側が天才なら探偵側も天才。本格ミステリにぴったりの構図である。こうした設定の下、東野圭吾は容疑者、というか事件の隠蔽に尽力する高校教師に筆を割く。思いを寄せる女が発作的に犯した殺人を隠蔽するために天才的な高校の数学教師・石神が協力する。事件を捜査する刑事・草薙の友人で天才的な物理学者の湯川学はその石神と大学時代に親しかった。石神が怪しいとにらんだ湯川は推理を働かせる。

よくできた本格ミステリで1位にも異論はないが、ぜいたくを言えば、もっと石神のキャラクターを掘り下げた方が良かったと思う。キャラクターよりもまだトリックの方が浮いて見えるのだ。社会に認められなかった天才数学者の悲哀をもっと掘り下げれば、小説としての完成度をさらに高めることができたのではないかと思う。これの倍ぐらいの長さになってもかまわないから、そうした部分を詳細に描いた方が良かった。一気に読まされてある程度満足したにもかかわらず、そんな思いが残った。


2009年01月02日 [Fri]

RSSのDescription

ココログのRSSの要約(Description)はデフォルトでは60文字となっている。別館の総合更新情報 シネマ1987会員ブログ更新情報で複数のブログのRSSを一覧表示した際にこの文字数では1行で終わってしまって見劣りがする。というか、あまりに短すぎて内容がよく分からない。設定を変えられないか見てみたら、設定−表示方法の中に「『概要』の文字数」というのがあった。

変えようと思ったが、何文字ぐらいが良いのか分からない。いろんなブログやサイトのRSSを見てみたが、どこもバラバラ。ちなみにこの日記のDescriptionは最大250文字。調べてみると、Descriptionの最大値は500バイトが適当ということになっているらしい。日本語にして250文字。tDiaryはそれに沿っているわけか。250文字は多すぎる感じもしたので、ココログは180文字に設定した。手作業でDescriptionを書いているホームページの方は250文字を越えている場合がしばしばある。これも今後は250文字に以内に納めようと思う。

ココログはmixiに比べて高機能で気に入っているのだが、唯一、劣っているのはコメントの通知。自分のブログのコメントはメールで連絡してくれるが、他の人のブログに書いたコメントの返信は分からない。RSSにもコメントは含まれない。結局、そのブログに行って確認しなくてはいけない。モバクシーという携帯に更新情報を通知するサービスがあるが、これもコメントに関しては連絡されない。よそのブログについては仕方ないけど、ココログ内だけでもコメントへの返信があったかどうか分かるようにしてくれませんかね。もっとも、コメントが大量に付くブログの場合、いちいちメールしていると大変なことになるのでしょうがね。

「NAVI」300号

「NAVI」2月号表紙

「K-20 怪人二十面相・伝」について、原作者の北村想は「この映画のよくできている理由というのは、1スジ2ヌケ3ドウサというセオリーが精微に整えられていることだろう」と書いている(北村 想 の ポピュリズム: 映画情報『K−20』その2)。原作者の感想がどの程度当てになるかというのは意見の分かれるところだろうが、僕もこの映画、面白かったので納得した。北村想はこのブログの中でさまざまな映画を取り上げており、どれも的を射ていると思う。劇作家なので、映画の脚本も気になるのだろう。

自動車雑誌の「NAVI」は今年創刊25周年を迎えるそうだ。僕は15年ほど前から読み始めたが、買っていなかった時期もある。2月号から特別号としてDVDが付いていて980円の特別価格。DVDはダイナミック・セーフティ・テスト(DST)を収録したもの。取り上げているのはポルシェ911、アウディA4、スカイラインGTR、MINIクーパークラブマン、フィアット500、ゴルフTSIトレンドラインなど。

これはなかなか見応えがあって、貴重ではなかろうか。ダブルレーンチェンジで車体がどの程度揺れるのかとか、雑誌の記事で読むよりも車体の挙動がよく分かるのがいい。欧州車はABSが作動した際にランプが点滅することは知識とは知っていたが、その様子を見たのは初めてだ。これはホントに日本車も導入すべきと思う。DSTは毎回、動画で見たいものだ。

テスターの清水和夫はStart Your Enginesという動画サイトを運営しているが、見放題でも月額1000円というのちょっと躊躇する。NAVIの付録なら多少価格が上がっても買いそうだ。


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