映画とネットのDIARY(tDiary版)
検索エンジンからのアクセスで、お探しのキーワードが見あたらない場合はNamazuで再検索してみてください。
【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2009年01月02日 [Fri]
■ RSSのDescription
ココログのRSSの要約(Description)はデフォルトでは60文字となっている。別館の総合更新情報 やシネマ1987会員ブログ更新情報で複数のブログのRSSを一覧表示した際にこの文字数では1行で終わってしまって見劣りがする。というか、あまりに短すぎて内容がよく分からない。設定を変えられないか見てみたら、設定−表示方法の中に「『概要』の文字数」というのがあった。
変えようと思ったが、何文字ぐらいが良いのか分からない。いろんなブログやサイトのRSSを見てみたが、どこもバラバラ。ちなみにこの日記のDescriptionは最大250文字。調べてみると、Descriptionの最大値は500バイトが適当ということになっているらしい。日本語にして250文字。tDiaryはそれに沿っているわけか。250文字は多すぎる感じもしたので、ココログは180文字に設定した。手作業でDescriptionを書いているホームページの方は250文字を越えている場合がしばしばある。これも今後は250文字に以内に納めようと思う。
ココログはmixiに比べて高機能で気に入っているのだが、唯一、劣っているのはコメントの通知。自分のブログのコメントはメールで連絡してくれるが、他の人のブログに書いたコメントの返信は分からない。RSSにもコメントは含まれない。結局、そのブログに行って確認しなくてはいけない。モバクシーという携帯に更新情報を通知するサービスがあるが、これもコメントに関しては連絡されない。よそのブログについては仕方ないけど、ココログ内だけでもコメントへの返信があったかどうか分かるようにしてくれませんかね。もっとも、コメントが大量に付くブログの場合、いちいちメールしていると大変なことになるのでしょうがね。
■ 「NAVI」300号
「K-20 怪人二十面相・伝」について、原作者の北村想は「この映画のよくできている理由というのは、1スジ2ヌケ3ドウサというセオリーが精微に整えられていることだろう」と書いている(北村 想 の ポピュリズム: 映画情報『K−20』その2)。原作者の感想がどの程度当てになるかというのは意見の分かれるところだろうが、僕もこの映画、面白かったので納得した。北村想はこのブログの中でさまざまな映画を取り上げており、どれも的を射ていると思う。劇作家なので、映画の脚本も気になるのだろう。
自動車雑誌の「NAVI」は今年創刊25周年を迎えるそうだ。僕は15年ほど前から読み始めたが、買っていなかった時期もある。2月号から特別号としてDVDが付いていて980円の特別価格。DVDはダイナミック・セーフティ・テスト(DST)を収録したもの。取り上げているのはポルシェ911、アウディA4、スカイラインGTR、MINIクーパークラブマン、フィアット500、ゴルフTSIトレンドラインなど。
これはなかなか見応えがあって、貴重ではなかろうか。ダブルレーンチェンジで車体がどの程度揺れるのかとか、雑誌の記事で読むよりも車体の挙動がよく分かるのがいい。欧州車はABSが作動した際にランプが点滅することは知識とは知っていたが、その様子を見たのは初めてだ。これはホントに日本車も導入すべきと思う。DSTは毎回、動画で見たいものだ。
テスターの清水和夫はStart Your Enginesという動画サイトを運営しているが、見放題でも月額1000円というのちょっと躊躇する。NAVIの付録なら多少価格が上がっても買いそうだ。
2009年01月03日 [Sat]
■ 紅白、視聴率42.1%
ちらほらとしか見ていなかった。じっくり見たのは一青窈→ミスチル→中島美嘉の部分だけ。視聴率が良かったのは民放の番組がつまらなかったためもあるのではないか。「4連敗を喫した紅組の担当ディレクターは“引責”丸刈りになったという」というのがおかしい。たかが番組のためにそこまでやる必要はないような気が。ま、しゃれなんでしょうね。
映画の情報サイトはいろいろあるが、年末年始も休まずに熱心に更新しているのはこのgoo映画とバラエティ・ジャパン 。もっともgoo映画の場合は新聞社などのニュースを自動更新しているだけ。手動更新のバラエティ・ジャパンはえらい。映画情報サイトではここが一番充実していると思う。
ニュースの更新で思い出したが、mixiのニュースは手動更新のようだ。掲載が少し遅れるのはニュース提供サイトに遠慮しているのかと思ったが、見出しまで変えているから手動更新なのだろう。いや、ニュースの取り込みは自動で見出し部分だけ手動で書き換えているのでしょう。
■ Namazu検索結果の文字化け
トップページの文字コードをUTF-8に変えたので、Namazuの検索結果が文字化けするようになっていた。Namazuに検索キーワードを渡す前に自作の検索CGIでNamazu、Google、Yahoo、gooでも検索できるように処理していて、これがUTF-8に対応していなかったのが原因。未だにjcode.plを使っているスクリプトだからしょうがない(というか、Namazu自体もUTF-8の検索キーワードには対応していない)。応急措置としてjcode.pmを使い、デコード部分に
$value = jcode($value)->sjis;
を書き加えた。元のトップページがSJISだったので、検索キーワードをSJISに戻す処理を追加しただけ。このCGIスクリプトも古くなっているので、そろそろ書き直さないといけないな。
2009年01月05日 [Mon]
■ 全米批評家協会賞
作品賞は「バシールとワルツを(Waltz with Bashir)」というイスラエル製アニメとのこと。監督はフォルマン。IMDBによると、大変評価が高い(Vals Im Bashir)。どんな映画か楽しみだが、「WALL・E/ウォーリー」が受賞したロサンゼルス批評家協会賞に続いてアニメが作品賞というのは面白い。批評家にも頭の堅い人は少なくなったのか。予告編は以下。
このほか、主演男優賞は「ミルク」のショーン・ペン、主演女優賞はマイク・リー監督「ハッピー・ゴー・ラッキー」のサリー・ホーキンス。監督賞はそのマイク・リーが取っている。驚いたのは助演女優賞のハンナ・シグラ。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画によく出ていたが、懐かしい名前だなあ。対象作の「そして、私たちは愛に帰る」は現在、東京で公開中。
ファスビンダーは大学時代に「マリア・ブラウンの結婚」を見て打ちのめされた思い出がある。ハンナ・シグラの名前もこれで覚えた。ファスビンダー作品は3作品を収めたDVDボックスが2005年に2つ出て、3つ目が来月、4年ぶりに出るようだ。前の2つはあまり売れなかったのかな。
2009年01月07日 [Wed]
■ Google検索結果を同一ページに表示
Google AJAX Search API とGoogle カスタム検索エンジン を組み合わせると、そういうことができるようになる。Sorry, Wrong Accessの関連3サイト総合検索とシネマ1987onlineの詳細な検索に設置してみた。画面の遷移なしで非同期通信を行うAJAXの威力はこういうところに感じる。
検索向けAdSenseのIDだとうまくいかなかった。最初、これで随分悩んだ。カスタム検索エンジンにAdSenseと関連づけていないものを作っていたのでそれを利用したら、すんなり。
コードは以下の通り。
<script type="text/javascript" src="http://www.google.com/jsapi?key="ここに取得したAPI_KEYを書く"></script>
<script type="text/javascript" language="Javascript">
<!--
google.load("search", "1");
function OnLoad() { var searchControl = new google.search.SearchControl();
var siteSearch = new google.search.WebSearch();
siteSearch.setUserDefinedLabel("サイト内検索");
siteSearch.setSiteRestriction("ここにカスタム検索エンジンのIDを書く");
var options = new GsearcherOptions();
options.setExpandMode(GSearchControl.EXPAND_MODE_OPEN);
searchControl.addSearcher(siteSearch, options);
searchControl.draw(document.getElementById("searchcontrol"));
searchControl.setResultSetSize(GSearch.LARGE_RESULTSET);
searchControl.setLinkTarget(GSearch.LINK_TARGET_SELF);
searchControl.execute("");
} google.setOnLoadCallback(OnLoad, true);
// -->
表示したいところに
<div id="searchcontrol">Loading...</div>
と書く。このコードはオプションとして検索結果の最大表示(8件)とリンクターゲットのセルフなどを指定している。カスタマイズの詳細はClass Referenceに書いてあった。ブログに設置する場合、JavaScriptをヘッダー内に書けず、Bodyに書くことになるので、少し具合が悪い。HTMLファイルに書いた方が良いのではないかと思う。
2009年01月08日 [Thu]
■ 2008年キネマ旬報ベストテン
発表された。外国映画1位は「ノーカントリー」、日本映画は「おくりびと」。どちらも納得できる。順位は以下の通り。
【日本映画】 (1)おくりびと (2)ぐるりのこと。 (3)実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (4)トウキョウソナタ (5)歩いても 歩いても (6)闇の子供たち (7)母べえ (8)クライマーズ・ハイ (9)接吻 (10)アフタースクール 【外国映画】 (1)ノーカントリー (2)ゼア・ウィル・ビー・ブラッド (3)ダークナイト (4)イントゥ・ザ・ワイルド (4)ラスト、コーション (6)イースタン・プロミス (7)その土曜日、7時58分 (8)エグザイル 絆 (9)つぐない (10)チェチェンへ アレクサンドラの旅
宮崎未公開は邦画が「歩いても 歩いても」「接吻」の2本。外国映画は「イントゥ・ザ・ワイルド」(近く公開)、「その土曜日、7時58分」「エグザイル 絆」「チェチェンへ アレクサンドラの旅」の4本。個人的に選んだベストテンは未公開作品を除いて邦画洋画とも見事に(順位以外は)一致していた。こんなことも珍しい。
2009年01月10日 [Sat]
■ フロートの落下
インターネット・エクスプローラーのCSSバグの一つ。CSS Advisor - フロートの落下 - フローティングエレメントが想定された位置より下に落下するに詳しいが、これは困る。画面サイズの小さなパソコンではレイアウトがぐじゃぐじゃになる。対処法としてはfloat:left;を使う場合、右のdivの横幅を指定しないこと。ちょっと不満は残るものの、2列のサイトならそれで大丈夫。でも、3列のレイアウトはこれでは難しい。IE8では改善されてるんだろうか。
IEと言えば、次第にシェアを落としているようだ(2008年ブラウザシェア推移 - IE 8%減、Fx 4.5%増、Safari 2.3%増 )。Firefoxが半分近くまでシェアを伸ばしてくれると、「このページはIEでは表示がおかしくなります。バグのないブラウザをご使用ください」とか差別的に書けるのだが、まだ無理だ。
それにしてもOperaのシェアは1%もないのか。Wiiや携帯では便利に使ってるんですけどね。
2009年01月11日 [Sun]
■ 更新通知エラー
ブログを更新したことを検索エンジンに知らせる更新通知はこの日記ではサーバーがバージョンアップされた際にサーバーエラーが出るようになったので設定を外していた。しかし、検索結果にすぐに反映されるココログと比較して、カスタム検索エンジンにも結果が出てこないのは寂しいので再設定。が、またもやエラー。ふむ、どこが悪いのだろう。ローカルにインストールしているtDiaryで試してみると、何もエラーは出ない。タイムアウトのためでもないらしい。rubyのバージョンもこの日記のバージョンも同じなんだが、もう一度、環境をチェックしてみる必要がありそうだ。
ちなみにGoogleのping送信先はhttp://blogsearch.google.com/ping/RPC2でいいらしい。こことgoo(http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC)あたりに設定していれば良いはずなんですけどね。ココログの方はココログ(http://ping.cocolog-nifty.com/xmlrpc)にも設定してある。
昨年1月のデータだが、国内のブログ数は1690万、1カ月に一度以上更新するアクティブブログは300万とか(総務省調査、国内ブログ数は1690万。アクティブブログは約300万。今はどれぐらいに増えているのだろう。「国内ブログのデータ容量は総量で42TB」というのは凄く多いような気もするが、今ではパソコンのHDDが1テラバイトを越えることも多いので、パソコン42台分と考えれば、そんなに多くないか。ま、しかし、これを瞬時に検索するGoogleなどは凄いなと思う。
2009年01月12日 [Mon]
■ シネマ1987選出2008年映画ベストテン
11日に集計して以下のように決まった。投票者は邦画洋画とも会員18人。
【日本映画】 (1)ぐるりのこと。 (2)アフタースクール (2)おくりびと (4)トウキョウソナタ (5)クライマーズ・ハイ (6)実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 (7)きみの友だち (8)ハッピーフライト (9)スカイ・クロラ (10)容疑者Xの献身 【外国映画】 (1)ラスト、コーション (2)ノーカントリー (3)つぐない (4)ダークナイト (5)イースタン・プロミス (6)潜水服は蝶の夢を見る (7)レッドクリフPart1 (8)やわらかい手 (9)WALL・E/ウォーリー (9)マイ・ブルーベリー・ナイツ
日本映画は1位から4位まで4点差しかない僅差。外国映画も1位から3位まで5点差だった。
2009年01月16日 [Fri]
■ Googleノートブック開発中止
グーグル、「Jaiku」「Dodgeball」「Notebook」などでサービス打ち切りに書いてある。確かにノートブックの機能はGoogleドキュメントやブックマークで代用できるが、ドキュメントだと、Windowsのメモ帳の代わりにWORDを使用するような感覚になる。メモにささっと書けて、どこからでも参照・編集できるのは便利で、僕は自宅と職場でたまに使っていた。日記のネタを書き留めることも多かった。
「すでに登録済みで利用中の(数十人規模の)ユーザーは今後も使用できる」とあるのは「数十万人規模」の間違いでしょう。しばらくは使えそうなのででいいか。でも、いつまで使えるんだろう。
話は変わるが、そのGoogleで探し物をしていたら、「日々是好日」というブログが出てきた。あれ、このタイトルはSF作家の高千穂遙さんの日記じゃなかったっけ。以前は普通のHTMLで書いていたのに、ブログに移行したのかと思ったら、違った。「日々是好日」を検索してみると、同じタイトルのブログがたくさん出てくる。こういう既存の言葉をタイトルに付けるのはやめた方がいいな。同じようなことを考える人はけっこう多いのだ。ちなみに高千穂遙さんの日記のタイトルは「日々是口実」だった。こちらの方がユーモアがあってセンスの良さを感じますね。
2009年01月17日 [Sat]
■ xmlrpc.rb
tDiaryの更新がWindows Live Writer(WLW)でできるかどうかのテスト。
最初はサーバーエラーが出たが、tDiaryドキュメント - xmlrpc.rbの通りに設定したら成功。ココログと違って、「下書きをブログに保存してオンラインで編集」はできず、下書きをブログに保存すると、そのまま公開されることになる。まあ、こういう部分はMovableTypeではないのだから仕方がない。下書きはローカルに保存しておけば、問題ない。ちなみにローカルのファイル保存先はVistaの場合、C:\Users\ユーザー名\Documents\My Weblog Postsになる。拡張子が.wpostのバイナリファイルなので、Googleデスクトップの検索には出てこない。これ、テキストファイル(XMLファイルなど)にできないものかな。
WLWで書くと、必ずPタグが入るのが余計だが、まあ、ささいな欠点か。残念なのはブログ(つまりこの日記)からのファイル取得はできないこと。サーバーエラーになるし、最近投稿した記事として開くと、文字化けする。文字コードが違うのだから、これも仕方がないか。こういう欠点を挙げていくと、結局、tDiaryの更新にWLWは使いにくいという結論になる。いや、更新にだけは使えるけれど、ローカルで記事の管理まではできないということ。結局、自分で作った秀丸マクロの方が画像の挿入などを考えると、使いやすい。
■ Lightbox 2
トップページの画像をLightboxで表示するようにしてみた。サムネイルをクリックすると、拡大画像が表示される。以前からトップページに表示する100ピクセルのサムネイル画像と映画評に使用する200ピクセルの画像を作っていたので、LightboxのスクリプトとCSSを追加するだけ。これ、設置が簡単なのでココログほかいろんなページで使われている。あまり目新しさはありませんね。それにしてもトップページはJavaScriptだらけになってしまった。ローカルでファイルを開くと、IEでは警告表示が出るのがわずらわしい。
Lightboxと言えば、Ajax関係の本を読んでいるのだが、サンプルがどれも大したことなくて使用法を思い浮かばない。これ、10年ほど前にホームページを作り始めたころ、JavaScript関係の本を読んだときにも感じたこと。JavaScriptなんてなくてもいいやと思えたものだが、それがAjaxブームによって復活するとは思わなかった。で、あらためてJavaScript関係本を読む羽目になった。
2009年01月18日 [Sun]
■ Liteboxプラグイン
入れてみた。今までimage.rbも使っていなかったが、画像の位置指定がCSSでできることを知ったので使うことにした。LiteboxはLightboxより軽量なので、ブログで使うには良いと思う。同じような効果を実現できるが、違うのはbodyタグにonload="initLightbox()"と入れなくてはいけないこと。あれ、でもこの日記には入ってないな。それにしても軽量なのは良いことなので、ホームページでもこっちを使うかな。左の画像はそのテスト。クリックすると大きくなる。
鈴木光司の「エッジ」は一昨日買った。まだ導入部分を少し読んだだけ。amazonのレビューは5件しかないが、賛否両論といったところか。鈴木光司の本を読むのは「リング0」以来。「リング」「らせん」「ループ」3部作はSFにあまり詳しくない人が一生懸命考えて書いたSFという感想を持った。それでもホラーの「リング」からSFの「ループ」にいたる構想は大したものだと思った。今回もSFらしい。過度な期待はせずに読んでみよう。
■ 不審な入金催促メール
家内のau携帯に「モバイルコンテンツ料金が未払いのため、課金作動中です。明日までに入金をお願いします」というCメールが入ってきた。アルファネットという会社名で出してある。よくある架空請求だろう。検索してみたら、そのアルファネットのホームページに当社名を名乗る不審な入金催促メールにご注意くださいというページがあった。12月18日ごろから始まったそうで、勝手に名前を使われて迷惑しているらしい。
Cメールの場合、ランダムな電話番号宛てに出しても届くからなあ。auはこういうメール、迷惑メールとしてシャットアウトできないのかな。
2009年01月21日 [Wed]
■ ブログの不自由さ
ココログのマイフォトは手軽にWebアルバムを作れるので、いろんなスタイルになって見苦しかった映画パンフコレクションを作り直した。その過程で画像のアップロードが面倒なことに気づいた。FTPならすぐに終わるのに、ココログでは最高でも15枚までしか一度にアップできない(zipファイルでまとめてアップできると知ったのは全部アップし終わってからだった)。このアップローダーは画像1枚につき1ページを作ってくれる。552枚の画像をアップしたので、552ページできたことになる。感心するのはそのすべてのページでアクセスがカウントできること。こういうページ作成を手作業でやっていたら大変な時間がかかる。そのあたりは優秀なところだろう。
問題なのは出来上がったページのカスタマイズができないこと。戻るリンクを張りたいページに張れない。HTMLファイルを直接書き換えられないのは不便でしょうがない。これはWebアルバムだけでなく、Webページもそう。ヘッダ部分の書き換えをしたいのだが、できない。こういう制約はだれにでも簡単にブログを作れるように操作を簡略化したためだろう。本格的なホームページは別のスペースで作れということか。ま、その通りなんだけど。個人的には作りに制約の多いブログはホームページの代わりにはならない。あくまでホームページのコンテンツの一部なのだと思う。
画像ファイルを大量にアップしたので、ココログのファイル容量は26MBほどになった。ホームページの方は16MBしか使ってない。内容はともかくファイルの数に関してはココログの方が多くなったわけだ。ちなみにcinema1987.orgのファイル容量は600MBを越えている。XOOPSなどのプログラムをたくさん置いてるからだが、10GBのスペースなので、これでもなんてことはない。
2009年01月25日 [Sun]
■ さくらのブログ
使ってみた。ブログのタイトルさえもう思い浮かばないので、公開する気はないが、ココログとどう違うかを試してみたかったのだ。それにレンタルサーバーを借りていれば、50個まで作成できるというのは、使わなければもったいないという気分になる。
適当にタイトルを付けて、設定画面を開いてみると、デザイン面では規定のテンプレートしか選べず、CSSをいじるところも見あたらない。ココログよりカスタマイズ面では有利かと想像していたが、違った。これはがっかり。他人とは違うデザインを適用したいので、規定のテンプレートでもカスタマイズできるようにしてほしいところ([000383]「さくらのブログ」でCSSは編集できますか?にカスタマイズ方法があった)。記事の投稿方法などに関してはココログと同じ。携帯にも対応している。
ココログで便利なのはアクセス解析で、生ログに訪問者IDを表示しており、これに名前を割り当てられること。割り当てると、mixiのように誰がアクセスしてきたか名前で表示される。誰がこのIDになるかはその人のプロバイダやパソコン環境を知らなければならないが、知り合いだったら、分かるだろうし、何回もアクセスする人は知らなくても適当に名前を付けておけばいい。ココログの強みはこのアクセス解析が強力なことだ。
さくらのブログはココログと同じMovableType系なので、記事のインポート・エクスポートに対応している。ココログの記事をインポートしてみると、うまくインポートできるんだけれど、PタグとPタグの間に<br />が入ってしまい、行間が広くなる。
ココログより優れているのは標準で検索に対応していることか。でも、これも公開ページならば、Googleなどで代用できるからなあ。使い道として思い浮かぶのは臨時のページを早急に作る場合とか、パスワード保護をかけておいてWeb上のメモとして使うことぐらい。あ、あと以前考えていたのはホームページの更新情報に使えるかということ。当然のことながら、RSSを自動作成するので、手作業や別のプログラムで作る必要がない。しかし、RSSというのはリンクをクリックしたら、該当ページに飛ぶのが普通なので、ちょっと違うかなという気もする。長いお知らせがある場合には有効かもしれない。
■ 社会派映画とエンタテインメント
キネ旬2月上旬号の「誰も守ってくれない」特集を読む。映画を見る前に特集記事はあまり読まないことにしているが、これだけは読むべきだったと後悔した。昨夜、放送された「誰も守れない」について書いてあったのだ。読んでいれば、見逃すことはなかったのに。
特集記事では佐藤浩市と君塚良一のインタビューが面白かった。映画は最初の場面から順撮りで撮影されたそうだ。ドキュメンタリータッチを取り入れるためで、NGを出してもそのまま撮り続け、何度も同じ場面を撮影した。その中から良い場面をピックアップして編集した。だから、佐藤浩市はどんな映画になるのか想像ができなかったという。
君塚良一はこの映画について「社会派ヒューマンエンタテインメント」としている。この映画の感想はSorry, Wrong Accessに書いた通りだが、僕が映画に感じた「現実社会に隣接したところで真摯に組み立てたエンタテインメント」という印象は遠くないか。エンタテインメントと社会派作品について君塚良一が述べているところを引用しよう。
かつての映画は、エンタテインメントと社会派を分けていなかったと思うんです。映画は観客のものだから、観客のことを忘れずに面白いものを作ることが大前提なんだけど、必ずそこには社会性や作者のメッセージが入っていた。(中略)今ではそれが分かれてしまったのは、恐らくハリウッド映画の影響だと思うんです。つまり、映画を見ている間は何も考えなくていいんですよ、という映画を作り始めた。(中略)でも僕は、かつての映画のように、面白くして、なおかつ何かを伝えることができる作品が必要なのではないか、と思っているんです。
そうなのだ。生真面目なだけの社会派作品というのは、描いていることは、ご説ごもっともではあっても、観客としてはあまり面白くない。観客に見られない映画を作っても仕方がない。メッセージをこめた面白い作品を作ることが理想だろう。君塚良一のこの路線は間違ってないし、エンタテインメントを楽しければいいという矮小化した解釈で作ってる他の監督も見習ってほしいところだ。僕は、君塚良一はフランク・キャプラも好きなのではないかと推測しているが、これに関して言及はなかった。君塚良一はかつてのハリウッド映画を大量に見ているはずだから、この推測あながち間違ってはいないと思う。
2009年01月27日 [Tue]
■ mixi日記へのアクセス
mixiの日記を外部ブログに変更すると、自分でも過去のmixi日記にアクセスできなくなる。過去の日記が残っているかどうか不安になるが、確かめたらちゃんと残ってた。アクセスする方法はあるのだ。backup_mixiですべてをダウンロードしていれば、という条件が付くが。
backup_mixiでDドライブにファイルをダウンロードしたとする。ファイルをブラウザで開くと、パスは
file:///D:/backup_mixi_win/mixi_backup/diary/759528750.html
という感じになるだろう。これを以下のようなmixiのURL形式にすればいいだけのこと。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=759528750&owner_id=自分のmixiID
ここで必要なのはファイル名に付く番号の759528750と自分のIDだけなので、秀丸のマクロなどを使って書き換えてしまえば、アクセスは簡単だ。といってもいちいち、マクロを実行するのは面倒。僕は2年前、Namazuを利用したmixi日記の検索ツールを自分用に作っていて、これにローカルファイルから直接mixiの該当URLに飛ぶ機能を付けておいた。パスを自動で書き換える機能。これが今ごろになって役に立つとはね。もっとも、そんなツールではなく、NamazuのReplaceだけでもアクセスはできそうだ。
mixiには3年近く日記を書いてきたので、これをすべて埋もれさせるのはなんだかもったいない。というわけで、さくらのブログに書評だけでも移しておこうかと思って作業を始めた。ところが、さくらのブログの仕様に腹が立つことが多い。画像の配置にCSSを使っていなかったり、なんだこれはと思ってしまうことが多々ある。一番腹が立つのは「改行を<br />に変更する」というやつ。「段落をPタグで囲む」仕様が文法的には正確だろう。BRタグが多数続くと、みっともない。
tDiaryはちゃんとPタグを入れてくれるし、これ極めて簡単な処理なんだから、取り入れて欲しいものだ。仕方がないので、秀丸に文章を貼り付け、以前書いたPタグ挿入マクロで加工することにした。段落をPタグで囲むのが、いかに簡単かはこのマクロを見れば分かる。たったの2行なのである。しかも実際に処理をしている部分は1行だけだ。
というわけで移す作業をしているのだが、やっているうちになんだかイライラしてきた。労多くして功少なしな感じ。ココログに移した方がストレスは少ないな、これは。ココログのコンテンツ拡充にもなるし、そうしよう。