映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2005年02月01日 [Tue]

WebメールにRSSリーダー

@niftyが始めた。なんでWebメールにRSSが必要なのか、理解に苦しむが、いちおう使ってみる。表示は「題名のみ」、「題名と概要」、「題名と本文」の3通り。「題名と概要」が一番RSSらしい表示。「題名と本文」を選ぶと、そっくりそのままWebメール内にブログが表示される。うーん、必要かなあ。決して反応が速くないWebメールで読むよりはローカルのRSSリーダーで読んだ方がいいような気が。

それにしてもちゃんと、フィード登録用 Bookmarkletまで用意してあるのが、さすがと言うべきか。

ジャスト「一太郎」の販売中止を命じる 松下アイコン訴訟で判決

「アイコンの機能説明をさせる第1のアイコンをクリックしてから第2のアイコンをクリックすると、第2のアイコンの機能説明をしてくれる処理」というのを文章で読んでもよく分からないが、要するにWindowsでも一般的に使われている機能。「?」のボタンをクリックして、別のボタンにドラッグすると機能の説明が出てくるというやつらしい。僕は一太郎使い始めて8年になるが、この機能使ったことがなかった。

松下が特許権を持っているのだから、無断使用が特許権の侵害になるのは分かるけれど、ワープロソフトの基本機能とは関係ない機能で販売差し止めというのもずいぶん無茶な感じがする。裁判長は製品の廃棄も命じたそうだ。機能の廃止や改造とかではダメだったのか。

一太郎2005は予定通り10日に発売されるとのこと。まあ、そうでしょうね。この訴訟、最高裁まで行くのだろうか。

「オペラ座の怪人」公式サイト

「コンテンツが表示されない場合、WindowsXP SP2・Yahooツールバー・Googleツールバー・各種セキュリティソフトの『ポップアップ禁止機能』がONの可能性があります。OFFにしてご覧ください」との注意書きがある。今時、ポップアップを利用したサイトなんて作ってる方が悪い。クライアントからポップアップの要望でもあったのか?

それにこのサイト、遅すぎる。メニューをクリックした後にプレゼントのお知らせが必ず出るのも趣味が悪い。あれ、まだ工事中かと思ってしまう。回線が細いのに、Flashなんか使わないでほしい。


2006年02月01日 [Wed]

[MOVIE] 「フライトプラン」

「フライトプラン」パンフレット飛行機の中から6歳の娘がいなくなるというジョディ・フォスター主演のサスペンス。SFではないのだから、娘が飛行機のどこかにいるのは明白で、そのアイデアだけで後半まで持って行くのはつらいものがある。脚本も穴だらけで、よくまあこの程度の脚本で映画化にOKが出たものだなと思う。プロデューサーに脚本を読む力がよほどなかったか、映画化の段階で脚本が大きく書き換えられたかのどちらかなのではあるまいか(恐らく前者)。密室の中で人が消えたり、殺されたりの不可能犯罪には緻密なトリックがないと面白くない。母親が寝ている間に子供を連れ去るだけではがっかりするのだ。しかもそこからの展開が偶然に頼りすぎた部分がある。この犯人、バカかと思う。個人的には去年の「フォーガットン」(これはSFだったが)と並ぶぐらいのがっかり度。脚本は「ニュースの天才」のビリー・レイとピーター・A・ダウリング。設定だけは考えられても、そこからの物語の発展のさせ方が基本的に分かっていないようだ。監督はドイツ出身のロベルト・シュヴェンケ。序盤の不安なタッチは悪くなく、まともな脚本ならば、もう少しましな映画を撮る監督ではないかと思う。

ドイツで転落事故によって夫を亡くしたカイル(ジョディ・フォスター)は6歳の娘ジュリア(マーリーン・ローストン)とともに深い悲しみの中、ベルリン空港からニューヨークに帰る飛行機に乗り込む。最新型のジャンボジェットE-474はカイル自身の設計によるものだった。睡魔に襲われたカイルは眠り込んでしまう。3時間後、目覚めたカイルはジュリアがいなくなっているのに気づく。客室乗務員とともに飛行機の中を探すが、見あたらない。しかも、調査した乗務員はジュリアの名前が乗客名簿にないと言い出す。カイルがポケットに入れていたはずの航空券の半券もなくなっていた。カイルは機長(ショーン・ビーン)に助けを求めて捜索するが、やがてジュリアは夫とともに6日前に死んでいたという情報がもたらされる。孤立無援の中、錯乱したカイルは飛行機を緊急着陸させようとして、エアマーシャル(私服航空保安官)のカーソン(ピーター・サースガード)に取り押さえられ、手錠をはめられてしまう。

カイルが狙われたのが飛行機の設計士だったからという理由は説得力に乏しい。犯人の狙いがこの程度のことであるのなら、カイル以外の誰でも良かったはず。警官に包囲された飛行機の中でのカイルと犯人の対決もサスペンスにはなりようがない。もっともっと緻密に話を組み立てるべき映画だった。話の底が浅すぎるのである。熱演が少しも報われていないにせよ、ジョディ・フォスターは悪くない。ただ、フォスターのような知的な女性はこんなに錯乱しないのではないかと思う。飛行機に乗り合わせた精神分析医の役でグレタ・スカッキが出ているが、主要キャストではなく、パンフレットに名前さえないのが悲しい。

エアマーシャルという職業は初めて知った。同時テロ以降、保安強化のために配備が進んでいるそうだ。


2012年02月01日 [Wed]

ラベル屋さんHOME

発端はGoogleの広告に名刺印刷の広告が載ったこと。サイトに行ってみたら、サイト上で名刺のデザインができる。ただ、デザインの自由度は低い。これなら、自分でデザインした方がいいような気がする。で、以前使ったことがあるラベル屋さんHOMEを思い出した。会社の名刺は会社の経費で作れるが、自分で作れば裏面にも印刷できる。裏面のデザインは自分の好きなものにできる。なら自分で作った方が良い。

ラベル屋さんHOMEはエーワンが無料で公開しているソフトで、なかなかよくできている。文字の配列の変更やグルーピング、デザインの他のテンプレートへのコピー&ペーストなど、かゆい所に手が届く機能がある。会社の名刺のデザインに似せて作り、買ってきた両面印刷用の標準用紙にプリントしたら、出来上がったものは印字が薄い上にペラペラで一般のサラリーマンが配布するにはやや貧弱だった。学生用か趣味用には良いかもしれない。

というわけでエーワンの厚口A4用紙とエレコムの「なっとく名刺」の特厚口を買ってきた。特厚口用紙にA4判はないようで、名刺の大きさに切ってあるタイプ。これはプリンタで両面印刷ができないのが難だが、表を印刷した後に裏を印刷すればいい。でも、普通に使うには厚口タイプで十分だと思う。

いろいろ印刷してみて、True Typeのフォントを使うと、小さい文字もきれいに印字できることが分かった。Windowsだと、メイリオとかMS Pゴシック。これもいろいろフォントを使ってみて決めた方がいいようだ。英数字はTimes New Romanがベストと思う。

ラベル屋さんHOMEにはA4のほか、1枚の名刺サイズのテンプレートもある。エレコムの用紙を使うなら、エレコムが無料で出している「エレコムらくちんプリント」の方が良いのではと思って使ってみたが、機能的にラベル屋さんHOMEとは雲泥の差。入力した文字列をマウスでしか動かせないのではセンタリングも思うようにいかない。両面印刷機能もない。インターフェイスをどこかで見たことがあるなと思ったら、メディアナビの「らくちんCDラベルメーカー」と同じだった。あのソフトの機能を利用したものらしい。

ラベル屋さんHOMEはエーワンの用紙だけでなく、各メーカーの用紙にも印刷できるが、ソフトを出している会社の用紙を使いたくなるのが人情だろう。しかし考えてみると、名刺サイズのテンプレートがあるのなら、会社の名刺に似せて作る必要はなく、会社の名刺の裏面だけにプリントすれば良いのだった。普通紙なので、印字の品質は良くないが、どうせそんなに名刺の裏が見られるわけでもない。買った名刺用紙は趣味用に使おう。


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