映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2004年10月24日 [Sun]
■ 「花と爆弾」

小林信彦が週刊文春で連載しているエッセイの昨年分をまとめたもの。今年4月の発行。毎年、夏頃までには買う本だが、会社の近くの書店が閉店したので、買えなかった。週に一度ぐらい寄る郊外の書店ではこの本、見かけなかった。仕方がないので楽天ブックスに「ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判(2)」と一緒に注文したら、取り寄せで1週間ほどかかった。昨日届いたので一気に読む。
このエッセイ、「人生は五十一から」というタイトルで続いていたが、今年に入って「本音を申せば」というタイトルに変わったとのこと。週刊文春はあまり読まないので知らなかった。連載をまとめたものとしては6冊目にあたり、過去のコラムとだぶる部分もあるが、東京の町のこと、映画のこと、政治のこと、イラク戦争のことなどが綴られている。
映画に関しては「レッド・ドラゴン」「シカゴ」「踊る大捜査線2」などが取り上げられている。映画に関する文章が少ないのはクロニクルという連載の趣旨を尊重しているためだろう。
著者も70歳。孫のことを書いた「K君が現れた日」など読むと、その年齢を強く感じる。以前なら、70歳の作家が書いた本はあまり読む気にならなかっただろうが、未だに小林信彦に変わる作家が現れないので仕方がない。小泉首相をはじめ政治に関する文章で「太平洋戦争の時代でもこんなことはなかった」という指摘は説得力があり、今の日本がどんなにひどい状態か痛感させられる。それだけ、僕らは悪さに鈍感になっているのだろう。
「ファビュラス…」は日記をよく読ませていただく柳下毅一郎、町山智浩両氏の映画に関する対談(漫才)。最近3年間の映画を取り上げている。やや誇張されているが、言っていることは真っ当です。「スパイダーマン」の出す糸が精液のメタファーだという指摘は面白いな。
2005年10月24日 [Mon]
■ バージョン2.0日本語版の正式リリースについて
サーバーが混雑するということはそれほど期待している人が多い証拠。MS Officeのマクロをばんばん書いて仕事に使っているという人を除けば、OOoでも何ら問題ないはず。もうすぐ日本語版は出るのでしょうが、混雑が解消するまで待ち。と言いつつ、普段、僕が使っているのは一太郎なんですけどね。
OpenOffice.org 独自ビルドプロジェクトというのもあるんだな。まず、これをインストールしてみた。簡単なWordファイルを開いてみると、ほぼ元の文書通りの表示。罫線が入っていない文書なら問題ない。PDFでエクスポートしてみる。PDFのバージョンは1.4でAcrobat5互換の形式。これなら問題なく開けるでしょう。
■ Sleepless in Portland
アメリカ・ノースウェスト発最新洋画の雑文サイト。映画瓦版MLでの的確な投稿を観賞の参考にさせてもらっているHisamitsu Kozonoさんがブログを始めていたのだった。今年5月から。映画瓦版のMLにはもう何年も入っているが、映画瓦版のホームページは見ないので、知らなかった。確かにブログの方が写真は付けられるし、リンクも張れる(IMDBへのリンクが多い)ので、MLよりも良いですね。
2010年10月24日 [Sun]
■ ホームページ移転検討
先日、QTネットの人が来て、回線をBフレッツからBBIQに変えませんかと勧誘された。毎月の支払いが2000円ほど安くなるらしい。安くなるのはいいことなので考えたいのだけれど、問題はホームページ。@niftyをやめると、ホームページを移転しなくてはいけない。ココログもそうだ。あ、ココログに作っている「映画パンフコレクション」もだ。メールアドレスが今さら変わるのも困る。
面倒だなあ、と思いつつ、@niftyのホームページを見たら、@ホームページは今年1月から新規受け付けを辞めているのを知った。なるほど。プロバイダ付属のホームページなんてもう流行らないのだろう。ブログがあれば十分ということか。で、移転に前向きになった。これを機会に、さくらのレンタルサーバーを借りた時から計画していたcinema1987.orgに引っ越すのもいいかもしれない。
BBIQのサービスを見ると、メールの容量が今時わずか50MB、しかも携帯用のWebメールは有料というのが@niftyより随分劣るところだ。もっともこれはGmailにすべて転送してしまえば何も問題ない。それにQTネットの説明によると、メールサービスは@niftyに残しておけるそうなので、残しておいてもいい。
で、今日、QTネットの人に来てもらって、もう一度説明を聞いた。現在のniftyの光接続コース(月額2100円)をダイヤルアップのお手軽1コース(263円)にすれば、メールアドレスとココログは継続して使えるそうだ。それなら、ホームページだけ移転すればいいので、問題は限りなく少なくなる。接続に加えて固定電話をIP電話に変えれば、料金はトータルで毎月3000円ほど安くなる。というわけで、BBIQへの切り替えの話を進めようと思う。
移転するだけでは面白くないので、トップページのデザインを久しぶりに変更しようと思い、昨日から少しずつやっている。これがなかなか難しい。デザインの才能のなさを痛感しますね。