映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2004年12月19日 [Sun]
■ ゼンリンデジタル全国地図
VAIOに入っていた。これは便利ですね。場所を教える場合、its-moGuideのURLをメールで送ると地図を表示できる。検索も速い。まあ、いつも使うわけではないが、年間1,980円というのは安いのではないか。
■ 肋骨骨折
昨夜、某所で転んで背中を打った。痛みはそれほどでもなかったが、今朝起きたら激痛に変わっていた。起きあがったり、いすから立ち上がるのにも苦労する。咳をしても痛い。湿布をしたが、昼になっても痛みが治まらないので近くの整形外科へ。これはきっと肋骨にひびが入ったのだろうと想像した。
診察した医師は背中をたたいて
「真ん中は痛くないんですね」
「はい、左側の方です」
「胸部ですね」
で、レントゲンを撮る。やはり肋骨が2本折れているそうだ。治療はリブバンド(胸部固定帯)を巻いただけ。痛み止めと湿布と胃薬をもらう。安静にしていれば、1カ月で治るそうだ。それって、全治1カ月の重傷じゃないのか。
注意することは
1.重いものを持たない
2.急激な運動をしない
3.体をねじらない
など。うーん、骨を折ったのは初めてだ。何か新鮮な感じ。肋骨が折れたと言うと同情されるが、理由を説明すると、「自業自得」と言われます。
2005年12月19日 [Mon]
■ [MOVIE] 「キング・コング」
「失われた世界」+「美女と野獣」。1933年版の「キング・コング」(メリアン・C・クーパー、アーネスト・B・シュードサック監督)はそのようにして作られている。1976年版がダメだったのは「失われた世界」の部分を描かなかったからだ。恐らく、お仕着せの企画を引き受けたジョン・ギラーミンはそのように映画化しても何ら支障はないと考えたに違いない。もちろん、今回のピーター・ジャクソンはオリジナルの世界を愛しているから(これを見て映画監督になろうと思ったほどだから)、スカル(髑髏)島の部分を怒濤の展開にしてある。首長竜の暴走、小型肉食恐竜の襲撃、3頭のティラノザウルスとコングの戦い、巨大昆虫の襲撃、巨大コウモリとコングの戦いと延々と続くスペクタクルな場面はいずれも圧倒的な迫力に満ちている。もうここだけで怪獣映画の最高峰と思える出来である。
当然のことながら、技術的な部分ではオリジナルをすべて凌駕している。しかし、オリジナルの影響力を凌駕できたかというと、そうはなっていない。それはジャクソン自身が一番よく分かっているだろう。実際、最初にテレビで33年版を見たときに感じたのは、なぜこんな大昔の映画にこんなにたくさんの怪獣が出てくるんだという新鮮な驚きだった。ストップモーション・アニメーションのぎこちない動きであるにもかかわらず、髑髏島は怪獣映画のファンにとって実に魅力的な場所だった。あの時代にああいう映画を作ったことは永遠に評価されることだと思う。
ジャクソン版の映画のエンド・クレジットの後にはオリジナルの製作スタッフへの献辞が出る。「あなたたちの映画は後に続く者に勇気を与えた」。その勇気をもらった一人がジャクソンなのであり、この映画はオリジナルへのリスペクトに満ちている。オリジナルな映画が一番強いと分かっていながら、ジャクソンには自分の手で愛する映画をリメイクしたいという抑えきれない衝動があったのだろう。ジャクソンは33年版を愛する他の多くの観客と同じ視線でこの映画を作っている。だからこの映画に僕は強く惹かれる。
1930年代の不況のニューヨーク。フーバー・ヴィルの様子なども描写した後、映画はヴォードヴィルの舞台に立つ喜劇女優のアン・ダロウ(ナオミ・ワッツ)に焦点を当てる。アンが仕事をしていた劇場は給料を未払いのまま興行主が逃げてしまった。別の興行主を頼ったアンはストリップティーズの劇場を紹介される。一方、映画監督のカール・デナム(ジャック・ブラック)は逃げた主演女優の代わりを探していた(さまざまな女優候補の中にフェイ・レイがいる。「別の映画を撮影中だ」との答えにカールが「ああ、メリアン・C・クーパーの映画か」と言うのがおかしい)。劇場の前でアンを見かけたカールは跡を付け、アンが果物屋のリンゴを盗んで店の主人からとがめられたところを助ける(これはオリジナルにもある場面だ)。映画に出るよう誘われたアンは脚本家が尊敬するジャック・ドリスコル(エイドリアン・ブロディ)と知って承諾。ベンチャー号という小さな船で髑髏島へ向かうことになる。
冒頭のニューヨークの場面はいいにしても、船の中の場面が少し長く感じる。ここはもう少し切りつめてもよかっただろう。髑髏島に着いてからは好調で、原住民の不気味なメイク、キング・コングの凶暴さもいい。アンがコングに殺されないのはオリジナルでは白い肌にブロンドの髪だったからだが、この映画ではアンのヴォードヴィルの才能が心を通わせる要因になっている。そして、役柄としては年を取りすぎていると思えたナオミ・ワッツの演技力がこの映画を情感豊かな説得力のあるものにしている。それはジャック・ブラックにも言えることで、才能があるんだか、詐欺師みたいなやつなのか判然としない監督役をブラックは実にうまく演じていると思う。
ピーター・ジャクソンという人は決して天才肌の人ではないと思う。天才肌の監督だったら、この映画も2時間半程度にまとめただろう。ただし、こつこつと積み上げていく完璧主義者ではあり、どの画面もないがしろにはしていない。髑髏島でコングの住む場所から見る風景をアンが「ビューティフル」という場面はエンパイアステートビルの場面に呼応している。ニューヨークの路上をアンが静かにコングに歩み寄る場面の静けさも印象的だ。
「指輪物語」「キング・コング」と自分の愛する世界を描き尽くしたジャクソンの次作はアリス・シーボルドの「ラブリー・ボーン」の映画化という。これまでとは全く異なるジャンルで、どういう映画になるのか楽しみだ。
2008年12月19日 [Fri]
■ “branco(ブランコ)”サービス終了のお知らせ
SONYが運営しているインターネットテレビサービス。今年3月に始まったばかりなのに、来年1月30日で終了とのこと。会員数が目標を大きく下回ったとか。視聴はIPv6に限り、採算が取れそうなものではなかったから仕方がないだろう。僕もサービス開始当初は時々見ていたが、最近はほとんど見なかった。最近アニメ番組が多くなったのは会員を増やす意図だったのか。
画質はGyaOなどよりは相当良かったので終了はちょっと残念。
2010年12月19日 [Sun]
■ BBIQ開通
工事は2時間ほどかかると言われたが、1時間で終了。屋内はBフレッツの光回線と同じところを通したそうだ。電話もIP電話に変わった。電話料金が安くなるのは良いことだ。Webで使用状況が分かるのもいい。ネットは一昨日、持って来てもらったルーターの設定をBBIQに変更し、難なくつながった。回線速度を調べてみると、46Mbps。まあ、こんなものか。
今までのルーターより無線LANの速度が速いので、Digaに録画した映画をノートパソコンのDLNAソフトVAIO Media Plusを通じて見られるようになった。これはかなり便利。自分の部屋でゆっくり映画を見ることができる。
画面が小さいのでデスクトップの方でも見たいところだが、6年前のパソコンなのでデジタル著作権のあるDLNAには対応していない。都合のいいことに、というか、一昨日からパソコンの調子が悪い。寒さのためか、起動しなくなったのだ。マザーボードのリチウム電池が切れかかっているのだろう(電池の寿命は6年程度らしい)。交換すればいいんだけど、この際、壊れた事にして買い換えようかと思っている。
ま、その前にデータをバックアップしておかなければいけない。大事なデータはメールも住所録もGoogleのサーバーにあるので問題ないし、ハードディスクを取り出してデータを救出すれば、いいわけだからあまり問題ではないんだけど、作ったばかりでまだアップしていないホームページのトップページがバックアップしてなかった。あちこちいじって、なんとか起動したすきにDropBoxにホームページの全ファイルを放り込んだ。ところが、ファイル数がかなり多い上にパソコンの調子も悪いのでなかなかアップできない。ネットワークコピーも同時にやって、どうやらコピーし終えた。
今は普通に起動しているが、買い換えるにしても電池の交換はやっておいた方がいいな。
■ 電池交換

というわけでマザーボードの電池を交換することにした。久しぶりにパソコン(VAIO VGC-RA71PS)のガワをあけ、ハードディスクと電源ユニットを取り外す。マザーボードはASUS製のPTGD2-VX。さて、電池はどこにあるのだろうと探したら、右下の方にあった。これなら電源ユニットは外す必要はなかったな。電池はボタン型のCR2032だった。ヤマダ電機に買いに行く。
交換して電源ユニットとHDDを取り付けて起動。BIOSが初期化されているので、セットアップしなくてはいけない。適当にセットアップして再起動したら、正常に起動した。
これでまたパソコンの寿命が延びてしまったが、とりあえず調子が悪いということにして年明けぐらいにブルーレイドライブ付きのDELLのパソコンを購入するつもりだ。それとも春モデルが出るまで待つか。