映画とネットのDIARY(tDiary版)

since 2004/07/15
ここは古い日記です。2013年11月からadiaryを使った新サイトに移行しました。
検索エンジンからのアクセスで、お探しのキーワードが見あたらない場合はNamazuで再検索してみてください。
映画の感想一覧 2004年7月以降 2005年  2006年  2007年  2008年  2009年

2005年01月01日 [Sat]

MPEG2編集

録画したK-1のCM部分をカットしようと、TMPGEnc 3.0 XPress for VAIOを使ってみる。操作は割と簡単。ただしカットして出力しようとしたら、全体を再エンコードするらしく5時間近くかかると出た。それにfor VAIOではMPEG2出力もできない。

しょうがないので、パソコンが代わってからインストールしていなかったMpegCraft LEをインストール。SP2用のアップデートをした後、またもCMカット作業。久しぶりに触ってみたら、こちらは操作しにくい。スライダーが動きすぎるし、ボタンや矢印キーで操作しようとすると、なかなかコマが進まない。細かな編集の場合はこういう仕様の方がいいのだろうが、時間がかかって仕方がありませんね。で、ようやく終わって出力。これは部分的なエンコードだけなので5分ほどで終わった。こういう部分は優秀だ。

まあ、しかし僕にはテレビ番組を録画して編集してなんて趣味はないですね。労力の割には報われない作業のような気がする。

今年はMPEG2編集で年を越してしまった。

ひまわりで作る年賀状当選判定ソフト - 年賀状の当選を簡単チェック

MYCOMはちゃんと正月用の記事を用意しているのに感心。これは、ひまわりの作者クジラ飛行机さんの記事。ひまわりの後継のなでしこの正式版は2月公開予定だが、予定通りにリリースされるのだろうか。

「王の帰還」再見

WOWOWで放送していたのを途中から見る。子供も食い入るように見ていた。まあ、これはやはり大きなスクリーンで見た方がいい。劇場公開版より50分長いスペシャル・エクステンデッド・エディション(2月2日発売)はいーでじ!!で税込み8,228円。1万円超えるとちょっとなあと思うが、この価格なら購入を検討。


2005年01月02日 [Sun]

サイバーリンクの年末年始割引

PowerDVD6などがCyberLink Store japanで安く販売されている。不思議なのは割引が適用されるのはCD通販だけのこと。ダウンロード版が6,090円なのに対して、CD通販価格は5,623円と逆転している。これならCD版買うんじゃないですかね。さらに不思議なのはVectorではダウンロード版に割引が適用されていること(5,481円)。というか、Vectorではダウンロード販売が主流なんですけどね。うーむ、Vectorとの競合を避けたのだろうか。

割引販売は11日までなので、これを機会に乗り換え版(4,463円)を買おうか。今のパソコンにはWinDVDとDoVaioが入っているので、DVD見るのに不便はないのだが、PowerDVDの方が画質は良いような気がする。

2等賞

TSUTAYAへDVDを借りに行く。レシートで引けるくじをやっていたので、次女に引かせたら、2等賞が当たって小さなぬいぐるみをもらう。こいつ、今年は運が良いかも。僕の方は朝、車のバッテリーが上がっているのに気づいた。今年も前途多難か。


2005年01月03日 [Mon]

「白いカラス」US公開版(DVD)

日本公開版は見ていないが、こちらには「日本公開版では観られない、ニコールのセクシー・シーンを収録」とのことなので見てみた。どこがセクシー・シーンなんですかね。そのあたりを期待すると肩すかしを食いますね。

それはともかく、映画は退屈せずに見られた。賛否があるようだが、要するに題材を詰め込みすぎて失敗した感じがありあり。主人公アンソニー・ホプキンスの嘘で固めた人生の苦悩だけに絞れば良かったのだと思う。ホプキンスの人生最後の恋の相手役ニコール・キッドマンもホプキンスに劣らない苦悩を抱えているので焦点が分散してしまう。なにせ、継父からの性的虐待、夫からの暴力、子供の事故死という不幸の三点セットを抱えているのだ。しかし、それでもキッドマンはいつものようにすごく魅力的なのだから、キッドマンが悪いとも言えない。これに対してホプキンスはミスキャストに近いと思う。

原作はフィリップ・ロス。脚本を「スター・トレック カーンの逆襲」の監督ニコラス・メイヤーが書き、ロバート・ベントンが監督している。ゲイリー・シニーズが語り手の作家役で、エド・ハリスがキッドマンの夫役で出演。こういう一流スタッフ、キャストが携わりながら、映画がそれほど芳しくない出来に終わることもあるのだ。

ついでに書いておくと、邦題「白いカラス」は内容に合っているようで合っていない。白いカラスと言えば、アルビノだろうが、主人公はアルビノではないからだ。

最初に見た映画の記憶

僕自身は記憶がない。というか、タイトルは分からない。親が連れて行った時代劇だったと思う。自分の子供に関しては覚えている。僕が連れて行ったからだ。長女=「ガメラ2 レギオン襲来」(1996年) 長男=「クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦」(1998年) 次女=「トイ・ストーリー2」(1999年、見たのは2000年)。長女は家内のお腹の中にいる時、「機動警察パトレイバー2 The Movie」(1993年)も体験している。

なぜこんなことを書いたかというと、昨日、WOWOWでガメラ3部作を一挙放映したから。長男は「ガメラ3 邪神覚醒」(1999年)を見たとき、映画館でガメラのソフビを買ったが、「あれはもう、壊れて捨てた」そうだ。

[MOVIE] 「カンフーハッスル」

「カンフーハッスル」パンフレット傑作「少林サッカー」以来2年ぶりの周星馳(チャウ・シンチー)の新作。序盤に、「大いなる力には責任が伴う」という「スパイダーマン」のようなセリフがある。カンフーの達人3人がナンバー2の殺し屋に負けて瀕死の重傷を負った際、大家夫婦に言うセリフ。この大家夫婦(ユン・ワーとユン・チウ)は世俗的な外見とは裏腹に凄腕のカンフーの達人であり、殺し屋2人を超人的な技で簡単にやっつけてしまう。そして主人公シン(チャウ・シンチー)にはどんな傷からも回復する力があり、やがて自分の本当の能力に覚醒していく。これを見ると、この映画がカンフー映画であると同時に超人映画であることが分かる(シンチーは「ドラゴンボール」のファンでもあるらしい)。序盤から徐々にエスカレーションし、デフォルメされていくアクション描写には快感があり、ドラマよりもカンフーアクションを見せることに徹した映画になっている。「少林サッカー」にあった泣きや浪花節的な場面はないけれど、この映画もしっかりと大衆に軸足を置いた作りであり、シンチーは今回も期待を裏切らなかった。ブラックで乾いた笑いと大がかりなアクションが融合したエンタテインメントの快作だと思う。

時代は文化大革命前の中国。警察も手を出せない悪がはびこり、斧を武器にした斧頭会(ふとうかい)が凶暴さでのし上がってくる。斧頭会は貧困地区には目もくれなかったが、豚小屋砦と呼ばれる集合住宅にチンピラ2人が訪れたことで豚小屋砦は斧頭会に目を付けられることになる。チンピラ2人はシンと相棒(ラム・ジーチョン)。シンが放った花火で頭を火傷した斧頭会のメンバーの怒りを買い、豚小屋砦に攻撃を仕掛けるのだ。しかし、砦には3人のカンフーの達人がいた。手下をボコボコにされた斧頭会の組長サム(チャン・クォックワン)は怒り、殺し屋ナンバー2を砦に差し向ける。

映画は善よりも悪の方が儲かるとして、斧頭会に入った主人公がやがて自分の力に目覚めていくという展開をたどる。中盤、シンが大家夫婦を倒そうとしてナイフを投げると、壁にぶつかって跳ね返ったナイフがシンの肩に突き刺さる。後を引き継いだ相棒がナイフを投げると、それがシンのもう片方の肩に突き刺さり、さらにもう1本投げようとして振りかぶると、それもシンに刺さってしまう(これは北野武「座頭市」の影響か)。このブラックなユーモアがとてもおかしい。さらにここにはだめ押しのギャグがあるのだが、この場面を見て思うのはシンチーの笑いがとても乾いているということ。キートンやロイドやマルクス兄弟の乾いた笑いよりも、チャップリンのペーソスの方が日本では人気があるけれど、ペーソスなどとは無縁のシンチーのギャグの才能は貴重だと思う。幼いころに助けた少女との交流も映画は描いているけれど、ここが物語の主軸に絡む場面なのにあまり効果を上げていないのは、シンチー、こういう描写が得意ではないからなのかもしれない。いや、それ以上にこの映画ではカンフーアクションそのものを描きたかったからなのだろう。

チャウ・シンチー映画の良さは貧しい庶民と正義に軸足を置いていることで、それを笑いにくるめながらも本気なのがよく分かる。「少林サッカー」でさえ渡ったCGはここでも存分に発揮され、クライマックスの悪の集団およびナンバーワンの殺し屋(ブルース・リャン)と主人公の対決は、「マトリックス」を凌駕していると言っていい(アクション監督は最初、サモ・ハンで途中から「マトリックス」のユエン・ウーピンに代わった)。シンチーは卑屈でいい加減なチンピラの役もよく似合うが、飛び切り強いカンフーの達人の役にも違和感がない。ジェット・リーともジャッキー・チェンとも違った庶民的なカンフースターなのだなと思う。


2005年01月04日 [Tue]

Subsearchプラグイン

Yahoo!が検索エンジンのリンク元もクロールするので、とりあえず再検索プラグインを作ってみた。

#tDiary subsearch.rb  (C)2005 hiro
 
def subsearch
namazu_url = "http://cinema1987.org/namazu2/namazu.cgi"
yahoo_url = "http://search.yahoo.co.jp/bin/query"
result = ""
cgi = CGI.new
buffer = cgi.referer
  if (/#{yahoo_url}/ =~ "#{buffer}") == nil
     buffer = ""
  else
     buffer = buffer.gsub(/#{yahoo_url}/,"")
     buffer = buffer.gsub(/\?p=/,"")
     buffer = buffer.split(/&/)
     buffer = buffer.first
     result << %Q|
<span style="color:red;">Yahoo! Japanの検索からようこそ。</span>
お探しのキーワードがリンク元以外に見あたらない場合は
Namazuで<a href="#{namazu_url}?query=#{buffer}&whence=0&max=20&result=normal&sort=score">再検索</a>してみてください。\n|
  end
end

Yahoo!の検索から来た場合は再検索を促す文を表示し、再検索のリンクをクリックすると、Namazuにキーワードを渡して検索する。表示したい部分(ヘッダーかフッター)に<%= subsearch %>と書けばいい。namazu_urlにはNamazuを設置したURLを書く。他の検索エンジンにも対応できそうだが、Yahoo!からのアクセスが多いので、とりあえず、といったところ。それにGoogleなどではちゃんと元のキーワードがあるページを表示するので問題ない。

場当たり的な対応。Ruby超初心者なのでこういう書き方でいいのかどうかも分からない。

[MOVIE] 「ULTRAMAN」

「ULTRAMAN」チラシほとんどスルーしようと思っていたのだが、2chや映画生活で評判が良かったので長男を連れて見に行った。映画館には息子連れの父親がたくさん。なるほど、これは子供向けというよりは子供を連れた父親向けの映画なのだった。

「ウルトラマン」第1シリーズ第1話の丁寧な語り直しという感じである。ドラマをしっかり作っているし、クライマックスの空中戦も悪くない出来である。特に新宿副都心の高層ビルの間を飛び回るウルトラマンは素晴らしい。ただ、雲の上に上がってからの戦いは予算がなかったんじゃないかと思えるぐらいの出来。この程度で褒めるのはどうかと思う。出来としては普通の映画だろう。いや、確かに近年のウルトラマンコスモス3部作に比べれば、はるかにいいのだけれど、ドラマはもっと情感を盛り上げてほしいし、VFXにもセットにも金をかけたいところだ。「俺は、おまえを許さない」と叫ぶ主人公の心情にもっともっと迫ってほしかった。プラス、SF的設定の強化を図れば、企画があるらしい第2作はさらに面白くなるのではないかと思う。

ウルトラマン第1話といっても、科学特捜隊は登場しない。主人公は航空自衛隊のパイロット真木舜一(別所哲也)。真木は血液の病気に冒された6歳の息子継夢(つぐむ)のために空自を辞める決意をする。息子は今度発病すれば助かる確率は20%と宣告されていた。最後のスクランブルで発進した真木は赤い発光体と激突。墜落してしまう。真木は奇跡的に助かるが、その後、防衛庁の特務機関BCST(対バイオテロ研究機関)が真木を監視し、強引に連れ去る。3カ月前、海底で青い発光体に遭遇した有働貴文(大澄賢也)が凶暴な生命体に変貌したためだ。この生命体はザ・ワンと呼ばれたが、研究所を逃走し、次々に人間を殺すようになる。BCSTの水原沙羅(遠山景織子)はザ・ワンの二の舞を防ぐため、真木をネクストと呼び、監禁する。そして真木を囮に使い、ザ・ワンを呼び寄せるが、ザ・ワンは想像以上に進化を遂げていた。危機が迫った水原を銀色の巨人に変身した真木が救う。

「飛べる。俺は、この空を飛べる」。F15Jイーグルのパイロットを辞めた真木がクライマックス、ウルトラマンに変身したところで言うセリフがいい。ザ・ワンとの戦いで思わずジャンプしたウルトラマン=真木は自分が空を飛べることを発見する。幼いころ、太陽に翼をきらめかせた「銀色の流星」のようなジェット機を見て、パイロットを志した真木だからこそ似合うセリフなのである。主人公に妻と子供がいるという設定はウルトラマンのシリーズの中では初めてだろう。ウルトラマンの原点に返りつつ、しっかりとキャラクターを形成していくことを監督の小中和哉は意図したのではないかと思う。ただし、この映画に足りないものがあるとすれば、それは観客の心をつかんで離さないようなエモーションの強さだろう。エモーションを高めるには主人公とザ・ワンとの確執にもっと工夫が必要だった。「俺は、おまえを許さない」というセリフは両者の関係が間接的なものだから、あまり心に響かないのである。

主人公の妻に裕木奈江、空自の同僚に永澤俊矢、主人公の再就職先の民間航空会社社長に草刈正雄、自衛隊幹部に隆大介が扮していい味を出している。


2005年01月05日 [Wed]

「恋人はスナイパー劇場版」(DVD)

君塚良一脚本だが、ワンアイデアで1時間52分を持たせるのはつらい。どこかで聞いたアイデアだと思ったら、西村京太郎「華麗なる誘拐」が原作になっている。だいぶアレンジしてあるにしても、あと2つか3つのアイデアが必要だったと思う。監督はテレビ中心の六車俊治。

水野美紀といかりや長介が出てくると、「踊る」の番外編かと思えてくる。水野美紀はアクション志向だけあって、クライマックスのアクションはなかなか。内村光良よりもよほど決まってる。もっと彼女の資質を発揮できるようなアクション映画は撮れないものか。

かつての邦画なら、B級アクションが豊富にあったのだが、大作中心の今となっては難しいだろう。アクション女優(水野美紀はそうではないが)にとっては不遇の時代と言える。

VAIO春モデル

15日発売だが、SONY Styleでは7日から先行予約販売開始。僕が買ったtype Rと同じスペックのを選ぶと、なんと5万5000円も安くなってる。パソコンってそういうものだよなあ、と分かっていても_| ̄|○

「ティアーズ・オブ・ザ・サン」(DVD)

反乱軍が異教徒の民族を虐殺しているナイジェリアから米人女医リーナ(モニカ・ベルッチ)を救出するために米軍特殊部隊が派遣される。当初は女医1人を助ける予定だったが、虐殺現場を見たために部隊の隊長であるウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)は命令に逆らって、避難民を連れてカメルーン国境まで徒歩で向かうことにする。それを反乱軍が執拗に追撃してくる。

1人の民間人の救出のために米軍が部隊を派遣するだろうか、というのが大きな疑問で、ここはやはり女医に何らかの秘密(どうしても救出しなければならない理由)を設定しておきたいところだ。映画は中盤、反乱軍が執拗に追いかけてくる理由を明らかにする。これは定石に沿った展開なのだが、クライマックス、騎兵隊よろしく駆けつけた戦闘機が敵の部隊を殲滅するところなどにご都合主義が感じられる。それならもっと早く救出のヘリを出せよ、と思えてくるのだ。ウィリスの上官の大佐(トム・スケリット)は「危険空域だから」と理由を説明するのだけれど、著しく説得力を欠く。

監督は「トレーニング デイ」「キング・アーサー」のアントワン・フークア。脚本の詰めが甘いと思う。


2005年01月06日 [Thu]

3年半で10億ドル近く――IBM PC事業が重ねた赤字

そんなに赤字が出るのならPC部門の売却も仕方がないよな、と思う。「モバイルPCの売上高は旺盛な需要に支えられて伸びたが、デスクトップPCの減収で相殺された」。パーツの価格が下がれば、デスクトップPCの価格も下げざるを得ない。下げなければ売れない。だから昨日書いたようにVAIOが数カ月(僕が購入してからは1カ月ちょっと)で5万5000円も下がったりするのだ。PCの製造・販売にはリスクがつきまとうんですね。


2005年01月07日 [Fri]

キネ旬ベストテン

「誰も知らない」の1位は当然と思う。他もまあまあ妥当な選出か。日本映画は8本、外国映画は6本見ていた。外国映画のうち韓国映画が4本というのは凄いな。以下は日記に書いた映画の感想にリンクしてます。

【日本映画】
1.誰も知らない
2.血と骨
3.下妻物語
4.父と暮せば
5.隠し剣 鬼の爪
6.理由
7.スウィングガールズ
8.ニワトリはハダシだ
9.チルソクの夏
10.透光の樹
【外国映画】
1.ミスティック・リバー
2.殺人の追憶
3.父、帰る
4.オアシス
5.ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
6.オールド・ボーイ
7.モーターサイクル・ダイアリーズ
8.シービスケット
9.春夏秋冬そして春
10.ビッグ・フィッシュ

Lunascape2正式版リリース

2.0のプレビューリリースをインストールしたまま正式版をインストールすると、起動できなかった。両方アンインストールした後、再インストール。不具合報告掲示板を見たら、1回目の起動でエラーが出る報告があったが、2回目からは普通に起動できるそうだ。アンインストールしなくても良かったのか。

egspd424.teoma.comを拒否

Namazuの検索ログを見たら、egspd424.teoma.comから大量に検索している。昨日、2000件以上あったので、該当ログを削除したが、きょうも200件近くあった。しかも検索は1分足らずの間隔。数字や1字だけの検索が多く、これは何かのロボットかなとも思うが、検索キーワードの中にはWASABIとかRONINとかCGIとか意味のある単語もある。気味が悪いので.htaccessでegspd424.teoma.comからnamazu.cgiへのアクセスはすべて拒否した。

Yahoo!でこのホスト名を検索すると、アクセスログのページが3,000件近くヒットした。Webalizerのページがほとんど。どうでもいいけど、Webalizerにパスワードかけていない人も多いんですね。


2005年01月08日 [Sat]

故ケネディ元米大統領の妹死去

ローズマリー・ケネディさん、86歳。死因は不明。共同通信の記事によると、「知的障害があり、ケネディ家の体面に傷が付くことを恐れた両親が23歳の時に大脳の白質切除(ロボトミー)を施させた」とある。なんという差別的な家なんでしょうね、ケネディ家というのは。これ、今ならほとんど犯罪だろう。


2005年01月09日 [Sun]

シネマ1987ベストテン

K賀さん宅で集計。ベストテンは14人が投票した。「21グラム」の1位は意外。

【日本映画】
(1)ジョゼと虎と魚たち
(2)誰も知らない
(3)下妻物語
(4)父と暮せば
(5)花とアリス
(6)隠し剣 鬼の爪
(7)いま、会いにゆきます
(8)笑の大学
(9)イノセンス
(10)赤目四十八瀧心中未遂
【外国映画】
(1)21グラム
(1)ラブ・アクチュアリー
(3)ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還
(4)ドッグヴィル
(5)インファナル・アフェア 無間序曲
(6)シービスケット
(6)ミスティック・リバー
(8)Mr.インクレディブル
(9)真珠の耳飾りの少女
(10)グッバイ、レーニン!
 集計ミスがあり、洋画のベストテンが一部変わってます。1位は同点で2作品でした。

2005年01月10日 [Mon]

「コンスタンティン」予告編

キアヌ・リーブス、レイチェル・ワイズ主演のオカルト探偵もの。原作はDCコミックスの大人向けコミックとのこと。監督はフランシス・ローレンス。ミュージック・ビデオの監督で、これが劇場用映画デビュー作。アメリカでは2月18日に公開、日本では3月に公開される。予告編は面白そうだが、さて。


2005年01月11日 [Tue]

[MOVIE] 「ターミナル」

「ターミナル」チラシ祖国のクーデターでニューヨークのJFK空港から出られなくなった男を巡るスティーブン・スピルバーグ監督作品。前作「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」に続いて、物語自体は小品と言えるスケールだが、空港の巨大なセットをはじめスピルバーグが撮ると、なんとなく大作のイメージになってしまう。2時間9分という上映時間もこうした作品としては長いと思う。泣かせる場面はあるし、マイノリティの人たちの温かさを感じる部分もあって、話は悪くないのだけれど、脚本の技術的なうまさという点ではあまり感心するところはなかった。設定のオリジナリティに比べて、話の展開に目新しい部分がないのだ。主人公の男女2人の行く末とか、別の男女の恋の描写の簡単さとか、脚本の細部に引っかかる部分がある。加えて話は軽妙の部類に入るのに、スピルバーグ演出では軽妙さが十分に弾けていかない。もっとこぢんまりと撮れば良かったのに、スピルバーグは肩の力を抜けきれていないのだ。スピルバーグはこういう軽妙な題材が自分に向いていないことを自覚した方がいい。

主人公のビクター・ナボルスキー(トム・ハンクス)はJFK空港に降り立ったところで、祖国のクラコウジアにクーデターが起き、内戦状態となったことを知らされる。祖国の政府が消滅してしまったために入国ビザが失効し、クラコウジアとアメリカとの国交がなくなって帰国することもできなくなった。空港国境警備局長のディクソン(スタンリー・トゥッチ)はビクターに空港で待つように命じる。というのが基本的な設定。映画はここから英語もしゃべれないビクターが空港内でどうやって暮らしていくかを描写しつつ、床掃除のインド人グプタ(クマール・パラーナ)やフード・サービス係のエンリケ(ディエゴ・ルナ)との交流、客室乗務員のアメリア(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)との恋などを描いていく。

ホントは39歳、人前では32歳、デートするときは27歳と偽っているというアメリアを演じるキャサリン・ゼタ=ジョーンズが良い。妻子ある男と何年も不倫を続けているアメリアは男からの電話を待ち続けており、いつか一緒に暮らせる日が来ることも夢見ているが、次第にビクターに惹かれていく。2人が空港内でデートする場面などは良い雰囲気で、この2人のラブストーリーにしてしまっても良かったのではないかと思う。しかし、脚本はこの2人の結末をハッピーとは言えないものにしている。

主人公がニューヨークに来た理由は終盤に明らかになる。それと祖国のクーデターとを比べて、どちらが大切かよく分からない。主人公の家族構成など背景が今ひとつはっきりしないからで、これは脚本のミスだろう。良い話なのに脚本の細部で失敗したという感じの作品である。物語はパリ空港に16年間暮らしている実在のイラン人を基にアンドリュー・ニコル(「ガタカ」「シモーヌ」)とサーシャ・ガバシが原案を書き、ガバシとジェフ・ナサンソン(「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」)が脚本化している。題材を詰め込みすぎたことも、今ひとつ充実感のないものになった原因ではないかと思う。


2005年01月12日 [Wed]

csscriptdictタグ

Adobe Photoshop Elements3.0で写真のWebページを作ってみる。デザインがいろいろ選べて見た目も非常に良いのだが、吐き出すHTMLは無茶苦茶。csscriptdictタグという見慣れないタグがある。調べてみると、どうやらAdobe GoLiveでもこのタグを使っているらしい。Anothe HTML-lintでチェックすると、当然のことながら「そんなタグは知らん」と言われる。このほか、tableタグが閉じていなかったり、前にあるべきタグがなかったりで、採点は-18点。

DOC TYPE宣言さえなく、これを修正する気にはとてもならない。なぜもっとましなHTMLを吐かないんでしょうかね。独自のタグを使うなら、XML化してほしいものだ。


2005年01月13日 [Thu]

Nikon D70 用ファームウェア「B」Ver.1.03

変更内容を見ると、「撮影モードダイヤルを露出モード (P、S、A、M) にして、撮影メニューの『仕上がり設定』にある『カスタマイズ』から『カラー設定』を『モードII』に設定した後に、『仕上がり設定』を『カスタマイズ』以外 (『人物きれい』など) に設定し直して撮影した JPEG 画像を、Adobe Photoshop などのカラーマネージメント機能を持ったアプリケーションソフトで開いた場合、Adobe RGB として認識されてしまう不具合を修正」したとのこと。

僕の場合、とてもそんな細かいことはしないが、それでも一応、バージョンアップしておいた方がいいか。こういう不具合って、やはりサポートに電話が来て分かるのだろうなあ。


2005年01月14日 [Fri]

ラテラルサイトレーナー

12月中旬に注文していたのがようやく届いた。テレビで盛んにCMやっているウエスト引き締め器具。トルネードステッパー ツイスト&シェイプとか、同じような器具はほかにもあるが、これが安かった。定価15,900円のところ5,800円というのが凄い。どうしてそんなに安くなるんだ。楽天で買うと、これに送料1,000円が必要。プラス消費税で実際は7,000円余りになる。それでも半額以下ですね。

ちょっとステップしてみたが、スピード&負荷コントロールバー(7段階に調節できる)を一番重いのにすると、とてもステップなんかできやしない。一番軽くして踏むのが正解か。それでもけっこうな運動量で、太ももの筋肉に負荷を感じる。これを初めは5分、徐々に長くして30分程度まで頑張るのだそうだ。すると、1カ月でみるみるウエストが細くなる。ホントかね。

こうした健康器具、しばらく使うと、面倒になって放置されるのがオチ。我が家もたぶんそうなるでしょう。


2005年01月15日 [Sat]

トラックバック対決

眞鍋かをりVS.古田敦也。トラックバック数を競っているとか。どちらも900を超えているようだ。固定リンク数を競うトレンドランキングでは古田が勝ってますね。これは始めたばかり(1日分しかない)なので注目度が高いのでしょう。眞鍋かをり頑張れ!

USB1.1でコピーに2日間

高千穂遥さんの日々是口実に書いてある。パソコンの環境移行のためで外付けHDDにコピーするのに稼働しっぱなしで2日間かかったそうだ。USB1.1はフルスピードで12Mbpsだから、そんなに時間がかかるのも無理はない。

外付けHDDへのコピーは僕も今のパソコンに移行する時にやったが、USB2.0(480Mpbs)なのですぐに終わった。USB1.1でコピーというのは無茶である。それなら2台のパソコンをLANでつないでフォルダを共有にしてコピーした方が速いでしょう。LANなら100Mbpsですから、8分の1の時間で終わったはず。

異音

ラテラルサイトレーナーを踏むとキーキー音がするようになった。家内がグリースを差したら少しはましになったけど、マンションなどでは騒音で苦情が来る場合があるというのも分かるなあ。おまけによく見たら、ペダルにひびが入っていた。本格的に使い始めて2日目でこれではね。ちなみに中国製です。

このトレーナーの使用感については日記を書いている人がけっこういる。40分も続けるとか、皆さん、涙ぐましい努力をされてます。


2005年01月16日 [Sun]

ViewSourceWith

Firefoxの拡張機能。ページのソースを好きなエディタで開ける。開くエディタを秀丸に設定して開いてみると、おお、やはり便利だ。ただし、なぜかLunascape2が右クリックで落ちるようになった。いや、もしかしたら、この前に入れたTabbrowser Preferencesのせいかもしれない。ま、Lunaはあまり使っていないので支障はないですけどね。

で、作者のページに行ってみたら、きのう、バージョン0.0.3が出ていたので改めてインストール。

設定はEditor Pathに秀丸のインストール先、Source FolderをC:\temp、DescriptionをHidemaruにした(これは右クリックした時に表示されるもので、日本語だと文字化けする)。Source Folderは何なのかと思ったら、ソース表示したHTMLがたまっていくのだった。つまりこれ、HTMLファイルをダウンロードしてエディタで表示させているわけだ。ダウンロードする時間が必要なので、ソース表示までちょっと時間がかかるわけか(ローカルのHTMLファイルの場合は問題ない)。

Anti Referer Spam Plugin

きょうもReferer Spamがあったので、このプラグインを入れさせていただく。手作業で削除していくのはもう慣れたが、やはり記録されないのに越したことはない。Referer Spamは多くても1日1回程度なので、まだ効果の方は分かりません。

と思って、$HOME/diary/AntiRefSpamFilter/spamurlsを見たら、設置して1時間後と2時間後に2つ記録されていた。たまたまReferer Spamが来たわけだけど、たいしたものですね。

Tonight is What It Means to be Young

CDとDVDを借りに行く。借りたCDは「MOVIE HITS 2」。映画のサントラの歌を集めたCDで2枚組で計40曲入ってる(2002年9月発売)。中にTonight is What It Means to be Young(今夜は青春)があった。もちろん「ストリート・オブ・ファイヤー」でダイアン・レインが口パクで歌ったロック。これ、サントラを買って何度も聞いたが、久しぶりに聞いても名曲と思う。Nowhere Fastも入っていれば、言うことはなかったんですけどね。

Teoma

先日(1月7日)、Namazuで大量検索していたのはここの検索ロボットらしい。Teomaに関する説明はマルチメディア/インターネット事典に詳しい。しかし、なぜここの検索ロボットがNamazuで検索するんだ?

ちょっと考えて、最近の検索キーワード(つまり拙作のnlview.cgi)のリンクをたどったのだろうと、思いついた。Teomaのバカロボットはリンクが動的リンクか静的リンクか判断つかないので、ここのキーワードのリンクを片っ端からたどったのだろう。そうすると、Namazuで検索されることになる(nlview.cgiはそういう仕様なので)。うーん、これは何か対策が必要だなあ。

一番簡単なのはnlview.cgiにパスワードをかけること。そうすると、外部に公開できないが、パスワードはどこかに書いておいて、利用者に入力してもらえばいい。ロボットがパスワードを入力してアクセスするなんてことはありえませんからね。ま、nlview.cgi自体、あまり公開して使うスクリプトでもないから、公開しなくてもいいんですけど。


2005年01月17日 [Mon]

「アビエイター」が最優秀作品賞

ゴールデングローブ賞のドラマ部門。レオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督作品。予告編を見ると、ディカプリオがハワード・ヒューズの若いころを演じるらしい。IMDBでも評価が高い。

ミュージカル・コメディ部門はアレクサンダー・ペイン監督(「アバウト・シュミット」)の「サイドウェイズ」とのこと。こちらは「アビエイター」以上の評価のようだ。

PowerDVD6

アップグレード版がAmazonで4,275円だったので購入。これ、乗り換え版も兼ねているのかと思ったら、パッケージには対象製品として「サイバーリンクPowerDVDシリーズ全製品(OEM版を含む)およびソースネクストPowerDVD Personal」とだけあった。乗り換え版じゃないのかと思いつつ、旧製品のシリアルナンバーを用意したが、インストール時には旧製品のシリアルなんて聞いてこない。うーん、これでアップグレード版と言えるのか。

購入の目的はスナップショットを撮るため。VAIOに入っていた再生ソフトのWinDVD5(for VAIO)とDo VAIOではスナップショットが撮れないのだ。画質の方も少し期待したが、それほど目立って良いわけではありませんね。

それと、2chではインストール時に関連づけをすべて変えてしまうことが非難の的だったけど、僕の環境では変わっても支障のないものばかりだった。関連づけなんてその都度変えればすむことなので、もともと大した問題でもないですけどね。


2005年01月18日 [Tue]

Wnn8 for Linux/BSD2月25日発売

郵送でバージョンアップの案内が来た。特長と機能によると、入力予測機能の進化やGTK+2への対応、連想変換、入力補正などが新しいのか。WnnもATOKの参入でLinuxでは難しいところにあるだろう。ディストリビューションにバンドルしないのかな。

プラグインアップデート

CVSから取得してmakerss.rbとdisp_referrer.rbをアップデート。うまく動いているようだ。と、思ったら、RSSの方は少し改造してXSLスタイルシートの行を挿入するようにしていたのだった。で、修正してOK。

tDiaryはもう少しドキュメントが欲しい。プラグインを自作する時にけっこういろんなサイトを参考にする必要がありますね。


2005年01月19日 [Wed]

「ヒューマン・キャッチャー」(DVD)

「ジーパーズ・クリーパーズ」の続編。前作はホラーだったが、今回は魔物(クリーパー)との戦いが中心。息子を殺され、クリーパーに復讐しようとする父親と、クリーパーに狙われたスクールバスの高校生たちの恐怖を描く。有名俳優は出ていないし、予算はかけていないようだが、クリーパーのVFXは悪くない。話にも破綻はない。

これで、クリーパーの正体を明らかにしてくれれば、もっと面白くなったのではないか。B級の範囲を出ないのはそのあたりの脚本の作り込みが弱いからだろう。23年ごとに蘇り、23日間、人間をむさぼり食う魔物という設定だけでは物足りない。クリーパーと父親の戦いは「ジョーズ」みたいだった。

[MOVIE] 「ネバーランド」

「ネバーランド」パンフレット女性の日のためか、劇場は女性客が9割以上(というか、男は2、3人だった)。ジョニー・デップのファンも多いのだろう。

「チョコレート」のマーク・フォースター監督作品で、「ピーター・パン」の物語がどのように生まれたのかを描くヒューマンなドラマ。作家のジェームズ・M・バリと4人の息子を持つ未亡人シルヴィアの交流を描きつつ、「信じる力」と「想像力」の大事さを訴えている。フォースターの演出は的確で力まないところが好ましい。バリとシルヴィアの緩やかな関係を繊細に綴った脚本(これがデビューのデヴィッド・マギー。オリジナルは舞台劇「ピーター・パンだった男」で、マギーはそれを脚色した)も良い出来である。

ただ、信じる力を訴えるなら、現実には起こりえないような奇跡も欲しいところなのだが、実話を基にしているためか限界がある。スピルバーグあたりの映画なら、もっとファンタジー寄りの内容になっていただろう。そこが少し物足りない点ではある。その物足りなさを救っているのがジョニー・デップとケイト・ウィンスレットの演技で、デップがうまいのには驚かないが、薄幸な身の上の未亡人を毅然と演じるウィンスレットは母親役にも違和感がなく、随分うまくなったなと思う。

1903年のロンドンが舞台。バリ(ジョニー・デップ)の新作「リトル・メアリー」はさんざんな出来で、翌日の新聞でも酷評される。失意のバリは愛犬のポーソスを連れて公園に出かける。そこでバリはデイヴィズ家の4人の兄弟と母親のシルヴィア(ケイト・ウィンスレット)に出会う。4人の兄弟のうち、三男のピーター(フレディ・ハイモア)だけは1人、兄弟の遊びの輪から外れていた。ピーターは父親の死のショックから、空想の世界に入ることを拒否していた。バリの妻メアリー(ラダ・ミッチェル)はシルヴィアが社交界の名士デュ・モーリエ夫人(ジュリー・クリスティ)の娘と知り、夕食に招待する。夕食会は愉快なものにはならなかったが、バリはデイヴィズ家に頻繁に足を運ぶようになる。子供たちと一緒に遊びに興じているうちにバリにはある物語の着想が固まり始める。幼い頃に兄を亡くしたバリは決して大人にならなネバーランドという場所を心に思い描いていた。

映画は病に倒れるシルヴィアとバリの抑えた愛の描写を挟みつつ、舞台「ピーター・パン」の創作過程を描いていく。バリ自身のキャラクターとピーターのキャラクターが交差していくところが、脚本のうまいところ。「ピーターは早く大人になろうとしてる。大人になれば傷つかずにすむと思って」というバリのセリフはそのままバリ自身にも言えることなのだろう。実際にはバリと妻の離婚などドロドロしたものがあっただろうが、映画はそれをさらりと描いている。映画の本質はそういう部分にはないので、これは賢明な判断。なぜ信じる力が必要なのか、なぜ人は物語を必要とするのかまでもっと踏み込んで描けば、さらに深い映画になったと思う。「チョコレート」でも感じたことだが、フォースターの演出は画面構成のメリハリに欠ける部分がある。淡泊な人なのではないかと思う。

劇場の興行主を演じるのがスピルバーグの「フック」でフック船長を演じたダスティン・ホフマン。別にホフマンでなくても良い役柄なので、これは監督の遊び心なのかもしれない。


2005年01月20日 [Thu]

JibJab.com

ブッシュ政権2期目を皮肉った風刺アニメ(Flash)がある。テレビのニュースで紹介されていたのでリンクしておこう。よく出来てますが、日本語訳がほしいところ。ちょっと批判が鈍ったのはアメリカの情勢を反映しているため?

pdfStamp

PDFにページ番号や透かしを入れられるソフト。1000円のシェアウェアなので、試用してみたが、うまくいくPDFもあるし、ダメなPDFもある。いや、出力はされるのだが、Adobe Readerで開けない。「ページの処理中にエラーが発生しました。文書を読み取り中に問題が発生しました(135)」というダイアログが出る。

で、いきなりPDF、瞬間PDF、Adobe Distiller+GhostScriptでPDFを作成して実行してみたが、全部ダメ。良かったのはMacで作成したPDFのみ。うーん、どこがいけないのか。いずれにしても、僕の環境で作れるPDFで使えないのなら、買えません。OSだけでなく、詳しい動作環境が知りたいところだ。


2005年01月21日 [Fri]

ブログを荒らすコメントスパム、検索大手が対策に本腰

ブログツールにnofollowタグを追加することで、検索結果に反映されないようにするという対策。ブログツール側の対応が必要だ。この日記の場合はツッコミを表示していないので大丈夫だが、tDiaryも対応してほしいところ。URLだけのツッコミにはnofollowタグを入れる仕様が必要ですね。

ちなみにAnti Referrer Spamプラグインには「ツッコミにひらがな/カタカナが含まれていない場合は拒否する」というオプションがある。日本語で書かれた日記の場合はこれも一つの方法ですね。


2005年01月22日 [Sat]

TSUTAYA online

楽天を見ていたら、TSUTAYAのポイントが楽天ポイントに移行できるそうなので、現在のポイントを確認するためにTSUTAYA onlineに登録。先日、300ポイント使ったため66ポイントしかなかった。楽天ポイントへの移行は1000ポイント以上なので、まだまだですね。

このサイトではDVDも買えるが、安くはないな。

THEME FROM SUMMER OF '42 THE PICASSO SUITE

そのTSUTAYAで借りた「FANTASY MOVIE HITS」に入っていたのがこの曲。「おもいでの夏」のあの名曲である。日本語に訳すと「おもいでの夏 メインテーマ/ピカソ組曲」。ライナーノーツには、「フランスのミシェル・ルグランが書き下ろしたスコアもこの上なく哀愁に満ちた大傑作となり、アカデミー賞とグラミー賞の両音楽部門に輝いた。後にルグラン自身この映画の感動に匹敵する音楽になったと語る自信作だ」とある。

一般的には映画よりもこの曲の方が有名だろう。僕自身、最初にこの映画を見た時、タイトルバックにこの曲が流れて「ああこの映画の音楽だったのか」と思った。めちゃくちゃ切ないメロディで、映画の感動の半分ぐらいはこの音楽によるものではないかと思えるほど。ちなみに「おもいでの夏」には続編(「続おもいでの夏」Class of '44)があるが、これが本当に箸にも棒にもかからないシロモノだった。音楽もルグランではなく、デヴィッド・シャイアだった。


2005年01月23日 [Sun]

干渉

B'sRecorder Gold8で音楽CDをリッピングしようとしたら、エラー。「スキャンディスクをしろ」とのメッセージがあったので、やってみて再度リッピングしてもエラー。うーん、どうやら最近使っているSonicStageが干渉しているようだ。SonicStageからは難なくリッピングできるが、それではB'sRecorderを買った意味がない。

いろいろやってSonicStageの録音フォルダと同じフォルダにはリッピングできることが分かった。なんだかしょうがない制限だが、まあ仕方がない。それにリッピング自体はSonicStageでやっても別にかまわないのだった。書き込みのみB'sRecorderを使えばいい。いや、実は書き込みも別のソフトが入ってる。やはりSonicのRecordNow!で、これはまだ使ったことがない。ま、いろいろソフトを入れていると、こういう相互干渉は仕方がないんでしょうね。


2005年01月24日 [Mon]

8日間で96件

Anti Referer Spam Pluginが拒否したReferer Spam(Referer Spam Viewer参照)。けさは75件だったので、半日で21件も記録されている。IPアドレスを見ると、ほとんど同じIPのもの。これ以上増えたら、spamなIPはdenyする必要があるな。

ついでにspamipsのビューワーも書いてみた(Referer Spam IP Viewer)。nlsort.cgiを改造しただけだが、けっこう使えるか。ただし、記録されるIPアドレスをnslookupしてみると、Non-existent domainとなる。アドレスを偽装しているわけか。

さくらのレンタルサーバ 無料ウイルスチェックサービス開始

これでさくらのレンタルサーバーは迷惑メール対策とウィルスチェック機能を備えたことになる。普段、使うアドレスを@niftyからさくらに変えようかなあ。Webメールの使い勝手は@niftyの方がいいんですけどね。ウィルスチェックはメーリングリストも対象になるというのがいいですね。


2005年01月25日 [Tue]

ココログから単行本化

ココログが始まって1年でこんなに普及したのは大したものだと思う。ブログツールはそれほど需要が大きかったのだろう。ITmediaにブロガーが「ジャーナリスト」になる時という記事があったが、僕自身はブログをそんなに信用していない。他のジャンルと同様、9割はクズ(スタージョンの法則=SFの90%はクズである。ただし、あらゆるものの90%はクズである)と見た方がいいでしょうね。


2005年01月26日 [Wed]

1000万ドルの夜景

きのうと今日の2日間、長崎に出張。長崎は12、3年ぶりか。福岡まで飛行機、それから約2時間かけてJRで行く。長崎直行便は出発時間が早すぎて時間をもてあますのだ。長崎駅から路面電車でホテルベルビュー長崎へ。チェックインした後、マイクロバスで会議の場所の矢太樓へ行く。

ここは創業50年だそうだ。経営者が戦後いち早く長崎の夜景に目を付け、山の上にホテルを建てたのだという。先見の明があったというべきか。以前は100万ドルの夜景と言われたが、今は1000万ドルになった。6時までみっちり会議の後、懇親会。夜景をじっくり見る暇はなかった。ま、僕はもともと風景の美しさに感動するたちではないんですけどね。

昼間の長崎の街は山の上までびっしり家があって、地震でもあったら大丈夫かなと思うが、夜は夜景の美しさに貢献することになる。ただ、1000万ドルと言えば、ハリウッド映画ではローバジェットの作品に相当する。1億ドルぐらいに値上げしないと、価値が低いと思われるかも。


2005年01月27日 [Thu]

Trojan.ByteVerify

「ハッカーが感染先のシステム上で任意のコードを実行できるようにするトロイの木馬」。Referer Spamのサイトを見たら、ノートン・アンチウィルスがウィルス駆除のダイアログを出した。ブラウザに設定しているホームページを書き換えたりするらしい。だからReferer Spamは危険なんだな。試しに行ってみようなんて思わない方がよろしいようで。

[MOVIE] 「ニュースの天才」

ニュースの天才」パンフレット大統領専用機エアフォースワンにも置いてあるというアメリカの雑誌「ニュー・リパブリック」で、捏造記事を書いた実在の記者スティーブン・グラスを描く。監督のビリー・レイはブルース・ウィリス、コリン・ファレル主演の「ジャスティス」の脚本家で、これが監督デビュー作。この映画の脚本も書いている。「ジャスティス」の脚本は前半と後半が分裂していてあまり感心しなかったが、この映画も同じような弱点を抱えている。なぜグラスが記事を捏造したのかという肝心の部分がはっきり分からないのだ。これは監督自身が「分からない」と言っているのだから、観客に分かるわけがない。捏造記事であることを否定して嘘を重ねていくグラスという男は非常に興味深く、面白く見たけれど、グラスがどの程度活躍した記者だったのかという描写もあいまいで、特に前半部分は脚本の整理がついていない印象を受けた。こういう題材を扱うには脚本家自身にジャーナリスティックな資質が必要だ。レイはグラスの周囲の人間には取材したそうだが、グラス本人には会えなかった(向こうが会うのを拒否した)という。それが弱さにつながっているのかもしれない。

原題は“Shattered Glass”で、ヴァニティ・フェアに掲載されたバズ・ビッシンジャーの同名記事が原作としてクレジットされている。1998年、「ニュー・リパブリック」の記者として一番若かったグラス(ヘイデン・クリステンセン)は政治や大事件ではなく、身近なゴシップ記事を書く記者として次第に頭角を現す。グラスは共和党陣営の集会に潜入したスキャンダラスな記事を発表するが、記事に重大な誤りがあると指摘される。編集長のマイケル・ケリー(ハンク・アザリア)は問題部分の誤りを素直に認めたグラスを擁護する。しかしケリーは経営者とそりが合わず、首になる。後任は記者としての能力にも疑問があるチャールズ・レーン(ピーター・サースガード)だった。ある日、グラスは天才ハッカーの少年とソフトウェア企業を取り上げた「ハッカー天国」という記事を発表。これにネット・マガジン「フォーブス・デジタル・ツール」が目を付ける。少年は実在しないし、企業の名前も聞いたことがないものだったからだ。フォーブスの記者はグラスがハッカーに騙されたのではないかとして、「ニュー・リパブリック」を追及。グラスの説明は歯切れが悪く、レーンは記事の信憑性に疑いを抱くようになる。

映画の後半は記事を巡って揺れ動くグラスとレーンを中心に展開する。ネガティブな役柄ながら、クリステンセンは弱い男をうまく演じているが、それ以上にピーター・サースガードが嘘を許さない編集長を好演。最初はダメな編集者かと思わせながら、次第に優秀さを感じさせる男に変わっていく。ケリーとレーンはどちらも優れた編集者として描かれる(ケリーはイラク戦争で死んだ最初のジャーナリストとなったそうだ)。映画に「なぜ」の部分はないのだけれど、少なくともどのように事態が進行したのかはよく分かり、それだけでも見る価値はあるだろう。物足りないのは1人の特殊な男の話に終わっているからで、報道の在り方の本質まで突き詰めていないところか。

グラスが発表した41本の記事のうち、27本が捏造だったという。何重ものチェック体制がありながら、嘘で固めた記事がそんなに掲載されることに驚かざるを得ない。ニュースの天才ならぬ作り話の天才だったグラスはジャーナリストではなく、作家になるべき人だったのだろう。


2005年01月28日 [Fri]

Photoshop Elementsのフィルタ

けっこういろいろなフィルタがあって面白い。種類が多いし、効果のかけ方も加減できるのがいい。写真の効果は強くかければかけるほど、悪くなるのが関の山。弱くかけてみると、まあまあの仕上がりになる。

Photoshop Elementsで分からないのは多数の写真を使ってコラージュを作る方法。ブラウザで表示した写真をコピーしてペーストしようとしてもできない。いや、できるのだが、ペーストした写真を自由に配置できない。しょうがないので、Fireworksで原型を作って、ビットマップ保存し、それをPhotoshop Elementsで読み込んでフィルタをかけるという回りくどい方法を取った。

その後、いろいろやっていたら、単に写真選択ツールを切り替えればよいだけだった。なーんだ。


2005年01月29日 [Sat]

999円を2枚

FOXのDVD。「ヤング・フランケンシュタイン」と「ファントム・オブ・パラダイス」を買う。どちらも見ているし、それほど今、見たい気分でもなかったが、こういう名作が999円だと買わなくちゃ損という気分になる。洋画のDVDの安売りも定着したなあ。もはや2,000円以上だと高く感じるようになった。日本映画も古い映画を安くで販売してくれないものか。

「プロとして恥ずかしくないWEBデザインの大原則」

MDNのムック。プロではないが、恥ずかしくないWebデザインはしたいので買う。というか、最近、Webデザインの本は買ってなかったので、久しぶりに買ったのだった。143ページのムックなので、それほど詳しくはないが、最近のデザインの主流は分かるか。


2005年01月30日 [Sun]

Yahooメールは削除

Spam Mail Killerでそう設定してみた。フリーメール(yahoo.co.jp)を利用したSpamが多すぎるのだ。といっても、MLなどでYahooメールを使っている人もいるので(@niftyのWebメールで検索してみたら、約1100件中60件余りあった)、もちろん、知人やMLのアドレスは削除しないように設定。初めてのメールでYahooメールを使う人もいるだろうから、サーバーから削除しても本文はログに保存することにした。本文を全文保存すると、ウィルスソフトが反応するし、無駄にも思えるのだが、まあ仕方がない。

Spam Mail Killerはヘッダー情報だけの削除設定ではすり抜けるメールが多いので、本文の禁止語なども登録していく必要がある。複合リストを作って3つ以上の禁止語が含まれている場合は削除するようにしているが、それでもすり抜けるメールは出てくる。Yahooメールの一括削除はそれを防ぐため。禁止アドレスを登録していくだけでは、きりがない。

キーワード・リストアップ秀丸マクロ

 Spamに絡んで、どれぐらいYahooメールがあるかをSpam Mail Killerのログからチェックするために書いた。キーワードのある行を新規ファイルにすべてリストアップする。けど、Spam Mail Killerのログにはメールアドレスがfromとreply-toの2カ所にあるので、一度実行した後、リストアップされたファイル上でもう一度、fromを対象にマクロを実行する必要がある。もちろん、他のログでも使えます。
//listup.mac
copy2;
beginclipboardread;
$clip = getclipboard;
question "クリップボードに「" + $clip + "」があります。
          \nこのキーワードのある行をリストアップしますか?";
   if(result==yes){
   $key=$clip;
   call chksub;
   }else{
   $key=input("リストアップしたい行のキーワードを入力してください");
   call chksub;}
endmacro;
 
chksub:
if(imestate == 1){
    if(strlen($key) == 2){
    question "「" + $key+"」は全角1文字です。\nそれでも実行しますか?";
        if(result==yes){call keysub;}
      else{endmacro;}
    }
}
if(strlen($key) ==1){
   question "「"+$key+"」は半角1文字です。\nそれでも実行しますか?";}
          if(result==yes){
	message "「" + $key + "」のある行をリストアップします。\n中止する場合はESCキーを押してください。";
	call keysub;}
          else{endmacro;}
return;
 
keysub:
  if($key==""){
  message "何もせずにマクロを終了します。";
  endmacro;
  }else{
  title "リストアップ中...中止する場合はESCキーを押してください";
  #count=0;
  gofileend;
  #lineno=lineno;
  gofiletop;
  #lineno2=lineno;
  golinetop;
  #i = 0;
    while(#lineno2 < #lineno){
    searchdown $key;
      if(result==yes){
      copyline;
      beginclipboardread;
      $word[#i] = getclipboard;
      #i = #i+1;
      #count=#count + 1;
      }else{break;}
   }
if(#count==0){
message "キーワード「"+$key+"」は見つかりませんでした。";
}else{
   openfile "";
   #i2 = 0;
   while(#i2 < #i){
   insert $word[#i2];
   #i2 = #i2+1;
   }
$count=str(#count);
message  "「" + $key + "」のある行を\n" + $count + "行リストアップしました";
	}
}
return;

文字化け

xyzzyで更新したページをアップしたら、ページが文字化けした。うーん、バイナリモードだからなあ。これまでに転送したページも化けている可能性がある。で、「シネマ1987online」のページをいくつか見直したら、あるある。これはxyzzyだけでなく他のFTPソフトで転送する時に文字コードか改行コードを間違った可能性がある。特に映画評のページに文字化けが多い。仕方がないので全ページをチェックしてみた。

といっても文字化けを確認するのに速い方法はない。リンクをクリックしていくだけ。やっているうちにクリックよりもキーボードの方が速いのに気づいた。タブでリンクを選んでエンターキーを押し、戻る時はバックスペース。これが一番速いな。といってもファイルが多いので1時間はかかった。

その結果、ざっと20ページは文字化けしていた。うーん、サーバーを移転した時に化けた可能性もあるな。


2005年01月31日 [Mon]

Spamの割合

きのう書いたマクロで@yahoo.co.jpからどれぐらいSpamが来ているか調べてみた。Spam Mail Killerの削除ログから、まずFromを抽出すると、172通。このうちyahoo.co.jpのアドレスは67通あった。続いて新着ログで同様の処理をすると、170通中13通あった。ただ13通のうち3通は明らかにSpam。なのでyahoo.co.jpのアドレスを利用したSpamは70通となる。

つまり僕に届くSpamの4割はyahoo.co.jpのアドレスを利用していることになる。届く以前に@niftyの迷惑メールフォルダでブロックされるものもあって、こちらは海外からのSpamがほとんどなので、一般的にはもっと割合は少なくなるのだろうが、こんなに多いと、yahooに限らず、フリーメールのサービスをしているサイトは何らかの対策が欲しいところだ。

面白いので今月1カ月間の統計も取ってみた。届いたSpamは1312通。yahoo.co.jpのアドレスのSpamは345通だった。上の結果より割合は少ないが、これはSpam Mail Killerが見逃したSpamがあることも要因。Spamの中にはyahoo.comのアドレスもあり、これを含めると、Yahooメール関係のSpamは415通となった。やはり、これは多すぎるのではないか。

listup.mac改良

きのうのマクロを少し改良して、処理を速くしてみた。ついでに出力したファイルからタグジャンプできるようにした。1行に同じ文字列が2つあると、2回カウントしてしまうバグがあったので、それも修正。

いちおう、詳しい使い方を書いておくと、マクロを起動すると、クリップボードにある文字列を読んで、「リストアップしますか」と聞いてくる(リストアップの対象ファイル上で文字列を選択してマクロを起動すると、選択している文字列をコピーしてクリップボードに送る)。そこで「はい」を選ぶと、指定した文字列を含む行を新規ファイル(無題の秀丸)にリストアップする。「いいえ」を選ぶと、文字列を記入するダイアログを出し、記入した文字列を含む行をリストアップする。

リストアップしたファイル上で再度実行することも可能。なので、例えば、秀丸のgrep結果のファイルからこのマクロを使うと、絞り込みに利用できる。grep関係のマクロは多いので、あまり価値はありませんが。

スクリプトはhttp://cinema1987.org/doc/listup.mac.txtにあります。listup.macにリネームして使ってください。


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