映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2006年12月02日 [Sat]

外付けDVDドライブ

ノートパソコンのCD/DVDドライブの調子が悪い。先日届いた一青窈の「BESTYO」をリッピングしようとしたら、CDを認識しない。うーん、ついに壊れたか。

マウスパッドを買いに行ったら、USB接続のアイ・オー・データ製DVDドライブが安かったので購入。帰って接続してみたら、CDをちゃんと認識し、リッピングもできた(当たり前だ)。ただ、このノート、4年前のものなのでUSBは1.1。DVDには使えない。映画を再生してみたら、コマ落ちがひどい。リッピングにも時間がかかってしょうがない。DVDドライブ自体のCD-R書き込み速度は48倍速なのだが、データ転送速度がこれでは意味がない。まあ、1.1なのでしょうがない。デスクトップのパソコンなら2.0のボードを挿せば、なんてことはないんですけどね。ノートの拡張性のなさはこういうところでダメだなあ(その後、パソコンショップに行ったら、USB2.0のカードがあったので結局、購入した)。

外付けのDVDドライブを買ったのは初めてだが、DVDの再生中の回転音が大きすぎる。外付けはDVD観賞にはもともと不向きなのかもしれない。

パソコン付属のCD/DVDドライブは調子のいい時にはCDを認識するし、DVDに関してはいつも認識する。CDの読み取り部分のガタが来ているのか。まあ、VISTA搭載のノートが発売されたら、買うつもりなので、もうしばらくの辛抱だ。

VISTAの要求スペックはかなり高いようだ。メモリーは最低1GB積まないと快適には使えないだろう。そういうことを頭に置いてデルやエプソンのサイトで構成をカスタマイズしていくと、軽く30万円を超えてしまう。それはちょっとなあ。ノートは低機能で割り切るべきか。


2006年12月03日 [Sun]

生年月日から年齢を計算する

OpenOffice.orgの場合はYEARS(A1;NOW();0)でいいことを検索して知った。Excelの場合はどうするのだろう。「Excel関数スパテク333」という本を以前買っていたので読んだら、DATEDIF(A1,TODAY(),"Y")とするそうだ(いずれもA1セルに生年月日を入れた場合)。年齢を計算する−DATEDIF関数:Excel エクセルの使い方-計算式/関数にも書いてある。

ただしExcelの場合は1900年より前の生年月日を入れるとエラーになる。1900年1月1日を1として日付を計算しているのだそうだ。OOoの場合は1900年以前でも何ら問題ない。

職場のパソコンにOOoしか入っていないので、いろんなファイルを作っているが、数式が入ったファイルの場合はExcelとの互換性がネックになるなあ。それにしてもDATEDIF関数、ヘルプに書いてない(書いてあるバージョンもあるとのこと)。なぜだろう。


2006年12月05日 [Tue]

加湿器

鉄筋コンクリートの部屋でエアコンをガンガン動かしていると、どうしても部屋が乾燥する。朝、起きた時に喉が痛い(風邪気味のせいもある)。量販店に行って、14畳タイプの加湿器(三菱製)を購入。帰って、スイッチを入れてみると、湿度35%と表示された。

そうか、そんなに低かったか。それなら、喉が痛いのも分かるなあ。ところが、運転させてもなかなか湿度が上がらない。37%がせいぜい。エアコンの風が当たる場所は正確に湿度が測れないそうなので、場所を移動させてみたが、変わらない。

実は加湿器を置いた部屋は20畳ほどあるのである。しかも、隣の寝室(6畳)との境の戸も開けているので、広さ26畳ほどになる。そこで14畳タイプの加湿器を運転させてもダメなのは当然か。しかし、これより高いタイプでも三菱の製品では19畳までの機能しかないのだ。ま、動かさないよりはいいだろう。

で、洗濯物を部屋の中に干したら、みるみる45%まで上がった。冬の洗濯物は部屋干しに限る?


2006年12月06日 [Wed]

tDiaryバージョンアップ

2.02以下には脆弱性があったそうなので、バージョンアップ。一応、ローカルでテストしてみてOKだったので、ファイルをFTPで転送。無事に動いているようだ。テーマフォルダのみ転送しなかった。CSSを少しカスタマイズしているため。


2006年12月12日 [Tue]

[MOVIE] 「硫黄島からの手紙」

「硫黄島からの手紙」パンフレット中盤、捕虜にした米兵の母親からの手紙をバロン西(伊原剛志)が読むシーンがある。母親の息子への思いを綴ったその手紙があまりに自分たちと同じであることを日本兵たちは痛感することになる。これがこの映画の端的なテーマであるように思う。憲兵からパンをたかられ続けて最後にはパン焼き器まで供出させられ、店を閉めざるを得なくなった上に徴兵されたパン屋の西郷(二宮和也)や犬を殺せなかったばかりに憲兵失格となり、硫黄島に送られた清水(加瀬亮)のようにそれぞれの兵士にはそれぞれの境遇がある。故郷に残してきた家族への思いをそれぞれに持つ日本兵たちは米兵も同じ思いを持つことを知るのだ。

これを突き詰めていけば、上が始めた戦争によって庶民が犠牲になっていくという側面が強調されただろう。しかし「父親たちの星条旗」同様にイーストウッドはそうした視点を突き詰めることはない。だから同じように不満を感じてもいいはずなのだが、この映画で気分がいいのは西郷のキャラクターがあるからにほかならない。一見すれば、この映画、硫黄島の日本軍を指揮した栗林忠道(渡辺謙)が主人公のように思えるのだけれど、実質上はこの西郷という下級兵士が主人公。西郷という男の在り方は、最初はアレック・ギネスと早川雪舟が主人公のように思えていたのに脇にいて戦争に批判的なことを口走り、その存在がどんどんどんどん大きくなっていった「戦場に架ける橋」のウィリアム・ホールデンのようなリベラルな在り方なのである。西郷は妻とまだ顔も見ていない子供のために生きて帰りたいと思っているのだが、かといって積極的に生き残ることに心を砕いているわけではない。生き残ったのは単に運が良かったからだろう。同時に西郷とはまるで正反対のタイプで、自爆攻撃をかけようとして戦車を待って待って待っていたのに戦車が来ないで生き残ってしまった伊藤中尉(中村獅童)もまた運が良かったに過ぎない。出征前の回想で西郷は妻のお腹の子に向かって「誰にも言うなよ。お父さんは生きて帰ってくる」と語りかける。サミュエル・フラーが「最前線物語」で描いた「戦場では生き残ることが正義」ということを声高に言うほどイーストウッドは単純ではないのだ。

重要なのはこの生き残った2人の組織との距離感だ。西郷は最初から「こんな島、アメリカにくれてやればいいのに」と公言している。摺鉢山の洞窟の中で他の日本兵たちと一緒に手榴弾で自爆しなかったのは無駄に死ぬことよりも栗林の最後まで戦えという言葉の方に真実を感じたからだろう(このシーンは「父親たちの星条旗」の自爆した日本兵たちを発見するシーンと呼応している)。伊藤中尉は死体に紛れて戦車を待っているうちに青空をながめ、次第に死ぬことがバカらしくなっていったのだろう。組織に殉ずる者は死に、そこから離れた者は生き残る。そんな構図が見えてくる。ただし、イーストウッドが単純でないのは投降して助かったと思った日本兵が足手まといという理由で米兵に銃殺されるシーンを入れていることだ。

セリフ回しがおかしな日本人が数人出てくるのを除けば、立派に日本映画として通用する作品であり、日本語だらけのセリフなのにイーストウッドの演出は少しも揺るがない。そこに大変感心した。同時にこれはハリウッド映画の精神で作られた戦争映画だなという思いも強くした。日本映画なのに西郷のキャラクターは先に書いたようにハリウッドのリベラルな主人公と共通しているのである。それが成功の要因でもあり、これならば、アメリカ人が見ても理解しやすいだろう。アイリス・ヤマシタとポール・ハギスの書いた物語はアメリカ映画という枠組みの中に日本映画を取りこんだものである。しかもキャラクター描写に具体性があり、だからこの映画は硫黄島の戦いというだけではなく、普遍性を持ち得ている。日本映画だったら、悲壮感のかたまりになるはずが、そうならずにドライな感じがあるのはアメリカ映画のなせるわざなのだろう。

延々と長い戦闘シーンにはあまり感心しなかったし、実際の硫黄島の激戦を再現してもいないと思う。逃げる日本兵を背後から撃つ上官や持ち場を離れた兵士に刀を向ける上官の姿など、いつかどこかでみたような描写もある。イーストウッドは硫黄島の日本軍の戦略を描くことに興味はなかったのだろう。描きたかったのは日本兵たちもまたアメリカ兵と同じだったということであり、それに関しては十分成功している。


2006年12月16日 [Sat]

FMトランスミッター

車のFMラジオに電波を飛ばして聞ける。携帯とiPodの両方で使えるのがあったので買う。両方で使えるといっても携帯に挿すプラグが付属しているので、どちらでも使えるという程度の意味しかない。さっそく携帯をつないで聴いてみると、音がこもったような感じ。イヤホンで聴いている分には気にならないが、スピーカーに通すと、音の悪さがはっきりする。64kbpsだから仕方がない。時々、雑音が入ることもある。車の電子機器が干渉しているのか。

iPodはもう少しビットレートが高いのでましなのかな。ま、こういう音でも長く聴いていると、気にならなくなるものだ。

で、家内の携帯に入っている着うたフルを聴いてみたら、こちらはずっと音質が良く、こもった感じはなかった。意外。着うたフルは1.5MB以内のサイズなんですがね。僕のは携帯動画変換君で変換して3MBほどあるのに。携帯の機種が古いことも関係あるのか?


2006年12月18日 [Mon]

Image Converter 3

昨日、auのW44Sに機種変更した。前の携帯は20カ月の使用で1500ポイントたまっていていろいろ割引があって19800円。まあ、こんなものかと思う。買った決め手はSonicStageで音楽ファイルを転送できることで、1.5MB以内でしかない着うたフルのファイルでは音質に満足できないのだ。それにワンセグが見られるのもポイント。

さっそく使ってみると、やっぱりSonicStageから転送できるのは便利。ファイル形式はATRAC3 Plusで256kbps程度にしている。FMトランスミッターを通して車のオーディオで聴いてもいい感じである。

音楽ファイルはこれでいいとして問題は動画ファイル。H.264形式に変換すれば大丈夫のようだが、どのフォルダに入れていいかも分からないし、調べてやってみたけれどもダメだったのであっさりImage Converter 3を買う。Vaioのユーザーなら1,050円。これで動画がホイホイ変換できれば安いものだ。といっても僕が入れたいのは映画の予告編ぐらい。Quicktime Proで保存しておいたものを変換してみると、おお、簡単だ。

ただし、やっていくうちに変換できないファイルが出てきた。最近の映画はダメなのかと思うが、「NANA2」なんかはしっかりできる。うーん、どこが悪いんだか。ま、Quicktime Proで保存できない予告編もあり(いわゆるキオスクモードなのだろう)、仕方がないかとも思う。自分で取ったビデオなどはガンガン変換できるので、それでよしとしよう。

動画と言えば、Moraの携帯サイトでは音楽クリップのダウンロード販売を始めていた。1クリップ525円ほど。これが安いかどうかは論議のあるところだろう。好きな歌手のクリップならこれぐらい出してもいいかなあ。


2006年12月25日 [Mon]

ちょいテレ注文

バッファローのUSBワンセグユニット。楽天で在庫のある店が増えてきたので注文した。実は社宅のテレビの調子が悪いのである。というか、単にアンテナが悪いだけだと思うが、個人の家ではないので直すのも面倒。あまりテレビは見ないのだが、NHKニュースぐらいは見たい。アンテナが直るまで(あるいはケーブルテレビの加入も考えている)、つなぎでワンセグを見ようというわけである。

ま、ワンセグなら携帯で見ればいいんだが、パソコンのそばでは映りが悪く、画像や音声が途切れることがある。卓上ホルダはパソコンのそばに置いているのだ。少し離れたところで見ることになると、バッテリーが3、4時間しか持たないようだし、携帯ではやはり音が物足りない。いや、イヤホン使えばいいんですけどね。

ちょいテレには3メートルの延長ケーブル付きの外部アンテナが付いているので、窓際にアンテナ置けば、映りは大丈夫だろう。しかし、年内に届くかどうか。


2006年12月28日 [Thu]

一太郎2007注文

毎年、惰性のバージョンアップ。今回はエディタ機能が付いたらしい(要らないか)。ATOKのバージョンアップだけでも価値があるので、とりあえず。Just My Shopでポイントを使って7400円。発売は2月9日。

Justsystemはオフィス統合ソフトも発売するようだ。三四郎とか使う人少ないんじゃないかと思うのだが。僕が最初に買ったパソコンには三四郎が入っていたが、ほとんど使わなかった。使い方も知らなかった。今だったら、使うかな。使わないだろうな。ExcelもOOoもあることだし。


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