映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
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2007年11月15日 [Thu]
■ wizpy優待販売
Turbolinuxからメール。ターボリナックスのユーザーに通常29800円のwizpyを9800円で販売するという。おお、それは安い、買ってしまおうかと一瞬思ったが、そもそもwizpyが何なのかを知らない。Turbolinuxのサイトも良くない。きちんと説明して欲しい。ITmedia +Dのちっちゃなボディに大きな期待――「wizpy」は本当に“すごい”のかの方がよく分かった。要するに「マルチメディアプレーヤー機能を備えた、Turbolinuxブートイメージ入りUSBメモリ」。
メールの説明を引用すると、「ポータビリティに優れた50gほどの小さなデバイスで自分の PCソフトウェア環境一式を特定のパソコンに縛られることなく自由に携帯する」ことができるというわけ。音楽プレーヤーとしても使えるし、パソコンのUSBに挿して起動すれば、Turbolinuxを使える。
が、誰がTurbolinuxを使うんだ。携帯メディアプレイヤーを使うような層はまずLinuxなんて使わない(知らない)。社内のしゃれたSEが持ち歩いていて、パソコンが起動しなくなったら、これを挿してちゃちゃっと修理するとかの場面は、まずSEがTurboなんて使うはずがないというところで挫折する。そういう用途にはKNOPPIXのCDがあればすむこと。元々のTurbolinuxユーザーなら使うかもしれないが、かなり数は限られるだろう。
これでは大きく売れるわけはない。だいたい2月に発売して今ごろ優待販売とは売れていない証拠だろう。面白い試みとは思うけれど、Linuxユーザーを超えて一般にアピールする力が根本的に足りないと思う。