映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2009年05月09日 [Sat]
■ 最適化とページランク
2月から始めたブログのページランクはまだゼロ。自分が作っている3つのサイトからリンクしているが、それぐらいでページランクを上げるほどGoogleはお人好しではない。ところが、キーワード検索結果ではかなり上位に来る。「B型の品格 本音を申せば」を検索すると、amazonの次に表示されるのだ。「オッド・トーマスの霊感」は10件以内、「川は静かに流れ」「ユダヤ警官同盟」は20件以内に表示される。これは不思議。Googleはページランクで表示順を決めるのではなかったのか。
原因を推測してみると、ブログをWordPressで作っていること、ドメインのトップに割り当てていること、ぐらいしか思いつかない。WordPressにはAll in one SEO Packという検索エンジン最適化のプラグインがある。検索エンジン最適化のためにはページタイトルが「記事タイトル−ブログタイトル」の順で表示された方が良く、そういう改変を含めて最適化の設定をするプラグイン。ただし、使用するテーマによってはこのプラグインを入れていなくても「記事タイトル−ブログタイトル」の順になる。デフォルトテーマがこれで、僕が使っているのはデフォルトを自分でカスタマイズしたテーマなので、そうなっている。だからこのプラグインは入れていない。この日記(tDiary)の場合、ページタイトルが日付だから、最適化されていないということになる。ココログの場合も「ブログタイトル−記事タイトル」の順だからダメですね(最近のバージョンアップで改善された)。
ドメインのトップに割り当てるというのはまあ、複雑なURLよりも単純なURLの方が最適化されているということになるのではないかと想像しているだけで根拠はない。
WordPressに限らず、一般的に手書きのHTMLで作ったページよりもブログの方が検索結果の上位には来るようだ。これはGoogleに限らない。一番の要因は一つのテーマを1ページに書くというブログの方式にあるのではないかと思う。いくら素晴らしいことを書いていても、1ページにいくつもの映画や本の感想を並べると、検索結果の上位に来るのは難しいのだろう。逆に言うと、検索結果の上位にあるからといって内容が充実しているとは限らない。自分のブログを含めてそういうことは言えると思う。
Googleのページランクというシステムは内容の良さをリンクされている数で判断するという極めて理にかなったものだが、ブログ全盛の今、こういう方式だけでは対応しきれなくなったのだと思う。だから検索エンジンを利用して良いページにたどり着くことは難しくなっている。検索してページに行ってみたら、2、3行の感想やamazonのリンクしかなかったということがたびたびある。内容が素晴らしいブログももちろんあるけれど、ブログというのは検索結果の表示を狂わすゴミのような価値しかない場合も少なくない。