映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2009年08月02日 [Sun]
■ Twitter対抗、mixi「エコー」正式サービスに APIも公開へ
mixiの中でエコーというのは全然使わない機能の一つ。Twitterに対抗といっても、SNSの中でのつぶやきに何か意味があるんだろうか。日記を書く代わりにつぶやきでマイミク同士のチャットみたいなことができるかもしれないが、現在の設定ではエコーの公開範囲はエコーを利用しているユーザー全員に対してになる。正式サービスに伴って、個人や公開範囲を特定してのつぶやきができるようにすると良いかもしれない。Twitterのフォローのように読みたいエコーと読みたくないエコーが選べるようになるとさらに良い。
Twitterで面白いのは海外の人のつぶやきもフォローできる点。緩やかなSNSと言われるTwitterの特徴がこうしたことを可能にしている。海外の人からフォローされることもある。向こうのサイトに行ってみたら、単なるスパムのこともあるんだけど。friendfeedなど外部サイトとデータのやりとりができるのも大きい。ブログとの連携や投稿などのいろんなツールも公開されている。つぶやき機能だけを真似てみても、mixiに勝ち目はない。というか、土俵が違うと思う。
2009年08月05日 [Wed]
■ tDiaryバージョンアップ
2.2.2が出たのでFilezillaから上書き。無事に動いているようだ。テーマの変更はないようなので、テーマディレクトリは転送しなかった。tDiaryは将来的にUTF-8への移行を予定しているようだが、まだ先の話になるのかな。
最近はMySQLとPHPを使ったブログが主流で、こうした日記システムは不利な立場にある。ま、確かにデータベースを使う利点は大きいのだけれど、tDiaryも頑張ってほしい。
2009年08月06日 [Thu]
■ 携帯版Twitter
Twitterのホームページにはモバツイッターが紹介されているので、これは公式のものかと思ってしまうが、公式モバイル版はこちら。ところが、僕の携帯では文字化けがひどくて使い物にならない。パソコンでも表示できるので、ソースを見てみたら、文字コードがUTF-8だった。これでは携帯だと、文字化けするわけだ。
公式携帯版もモバツイッターも投稿は可能だが、機能的にはフォローができないなどの制限がある。Twitter携帯公式サイト、高機能版を初秋に公開 デジタルガレージと共同開発とのことなので、楽しみにしたい。
2009年08月11日 [Tue]
■ リーフェンシュタール
レニ・リーフェンシュタールの「意志の勝利」が東京で再公開され、キネ旬8月下旬号で特集が組まれている。リーフェンシュタールはヒトラーの愛人ともいわれた人で、作品は「意志の勝利」とベルリンオリンピックの記録映画「民族の祭典」「美の祭典」が有名。内容はナチスの宣伝映画なので、ドイツでは今も上映禁止になっている。当然のことながら、僕はどれも見ていないが、ニコニコ動画やYouTube、Googleビデオで見ることができる。
画質が良いのはYouTubeだが、細切れになるので、通してみるなら、Googleビデオが良いだろう。110分余りの長編。
映画評論家の故荻昌弘さんは以前、リーフェンシュタールにインタビューしてテレビの特番を作ったことがある。タイトルは「美しすぎた映像」だったと思う。僕が「ロードショー」を購読していた頃だから、30年以上前だ。当時もリーフェンシュタールは評価がなかった。いや、評価するのをためらわせる経歴なので、いくら映像的に優れていてもそういうことになるのだ。荻さんは映像の美しさに絞って、リーフェンシュタールを褒めた。「ロードショー」にもリーフェンシュタールのことを書いていた。リーフェンシュタールは荻さんのインタビューについて、「あなたは、私が聞いてほしいと思っていたことを初めて聞いてくれた」と喜んだそうだ。
というようなことは、2003年9月に101歳でリーフェンシュタールが死んだ際、日記に書いている。「意志の勝利」の上映が東京以外であるのかどうか知らないが、スクリーンで見てみたいと思う。
2009年08月13日 [Thu]
■ 商標登録は誤報との情報が得られました
これは誤報というよりもデタラメ。当事者に確認もせずに記事を書き、それをニュースと称して掲載するとは、困ったもんだ。どこがトレビアンなニュースなのか理解に苦しむ。こんなことではデマの拡大効果しかないのではないか。
「ヒウィッヒヒー」商標登録騒動に関してはmixiのTwitterコミュニティに「ヒウィッヒヒー」のTシャツ売った人がトピックを立て、「事務所から、商標登録したので使用しないでくれと言われた」と書き込んだ。既に削除されたが、削除される前に読んだ限りでは、商標登録批判よりも無断でTシャツ売ったことを批判するまともなコメントも多かった印象。広瀬香美がせっかく善意で(この人、つぶやきを読むとかなり天然で善意の人のようだ)歌を作り、無料公開したのにそれを金儲けの手段にしようとすれば、非難されても仕方ないだろう。
そんなことよりも、トレビアンニュース、元はブログだったらしい。ブログなら、デタラメ書いてもまあ、許される部分もあるけれど、ニュースとして公開するのはやめた方がいいのではないか。だいたい、トレビアンと自称するものが本当にトレビアンであることはまれだろう。
■ 短縮URL
Twitter関連のソフトを作っていて、なんとなく、140文字の制限というのはバイト数換算なのかなと思いこんでいた。つまり日本語のように2バイト文字(だけではないけど)で140文字なら、英語の場合、280バイトまで大丈夫じゃないかということ。これはTwitterの入力ページに書いてみれば、英語も1文字として計算されていることがすぐ分かる。
こうなると、表語文字である漢字は有利だなと思う。日本語なら「朝」と1文字ですむのに、英語では「Morning」と7文字かかってしまう。表音文字ではホントに一言しか書けないが、表語文字を使っている国はTwitterで、より中身のある文を書けることになる。
bit.lyのような短縮URLがTwitterで使われているのは表音文字のこの不自由さが要因。中には100文字を超えるURLもありますからね。分からないのはAPIを使って投稿しても、必ず短縮URLになるわけではないこと。bit.lyに登録されていないドメインのURLは短縮されないようだ。これは当たり前と言えば、当たり前か。リンク先がどんなページか分からないという短縮URLの弊害は大きいので、これをTwitter(と同種のページ)以外で使うのは避けた方がいいと思うし、不用意にクリックするのも避けた方がいい。
Firefoxにはbit.ly previewというアドオンがある。これはリンク先のページのタイトルとURLをポップアップで表示してくれるので便利だ。
2009年08月14日 [Fri]
■ Googleの画像検索
家に背中が緑色の小さなクモがいたので、Googleで画像検索。表示が従来と変わっていた。Googleのブログ新しいプレビューページで美しい画像をによると、今日から順次、こういう表示が適用されるとのこと。昨日もこんな感じだった気がするが、勘違いか。
ま、確かに画像だけを次々に表示してくれるのは便利なのだが、画像をたまに提供する側から言わせてもらうと、こういう表示の仕方だと、ページにはアクセスせず、画像だけをコピーされることになってあまり面白くはない。面白くはないけれども、使う側としては便利だ。関心のある画像なら、何人かはページにもアクセスするかもと、好意的に受け止めておこう。
2009年08月16日 [Sun]
■ ダイオウイカ?
次女を連れて「ナイトミュージアム2」を見る。もう完璧に子供向け。悪役の設定もギャグも子供向けのレベルだった。良かったのはアメリア・イアハート役を演じるエイミー・アダムスだけ。「魔法にかけられて」とはがらっと変わった役柄だが、明るさは共通している。もっと出演作を見たい。
パンフを見て驚いたのは、どう見ても巨大タコの造型をダイオウイカと紹介していること。予告編を見直してみたが、絶対にタコ。製作者たちはイカとタコの区別がついていないのではないか。写真は【倉地紀子のデジタル映像最前線レポート】にあったが、どう見てもタコでしょ、これ。博物館を舞台にした映画なのに、なんだこれはと思ってしまう。
パンフではダイオウイカについて国立科学博物館の窪寺恒己という人が解説していて、「映画の中のダイオウイカ、海洋生物学者の冷静な目で見るとイカ類の特徴である三角形のヒレや長い二本の触腕も見あたりません。でもこれはこれで『ダイオウイカ』」と書いている。これをタコというのは配給会社が許さなかったのかな。
2009年08月17日 [Mon]
■ IconReset
IcoFXでは何度やってもタイトルバーのアイコンが変更できなかったが、これは一発でできた。優秀。ただし、最初は使い方がよく分からなかった。exeファイルなどを開いて、それをダブルクリックしてアイコンファイル(.icoや.icl)を選んで保存するとアイコンが変わる。丁寧なヘルプがあるといいと思う。これとアイコンウィザードがあれば、アイコン作りは随分楽になる。といってもドロー系のソフトがないと、デザインが難しい。それはInkscapeを使うと、フリーソフトですべてまかなえることになる。
ま、アイコン作りで一番重要なのは絵心とかデザイン感覚なんでしょうけどね。アイコンを公開しているサイトはたくさんあるが、ホントにほれぼれするぐらいうまいアイコンがありますね。それをそのまま使うわけにもいかないし、絵心のないソフトウェア作者はけっこう苦労してるんじゃないだろうか。
2009年08月19日 [Wed]
■ 「黄色いハンカチ」
会社の近くの書店でピート・ハミル「ニューヨーク・スケッチブック」と一川誠「大人の時間はなぜ短いのか」を買う。「ニューヨーク…」にはあの「黄色いハンカチ」が収録されている。山田洋次の「幸福の黄色いハンカチ」の原作。僕は、山田洋次の映画はドーンの「幸せの黄色いリボン」が元ネタだとずっと思っていたが、本書のあとがきによると、山田洋次は「黄色いハンカチ」がリーダーズダイジェストに掲載された際に読んで、映画化を思いついたのだという。
調べてみると、ピート・ハミルが「黄色いハンカチ」を書いたのは1971年。それをヒントにドーンの「幸せの黄色いリボン」が1973年に生まれ、大ヒットした。そして山田洋次が映画化したのが1977年ということになる。
「幸せの黄色いリボン」のヒットは僕が洋楽を盛んに聴いていたころで、ホントに何度繰り返し聴いたことか。ハンカチをリボンに変えたのは歌詞になりやすいためか?
「ニューヨーク・スケッチブック」は1982年に初版が単行本で出た。「黄色いハンカチ」は6ページしかなく、プロットだけという感じ。それでもこの話は良くできているなあと思う。今回の文庫本は新装版と銘打たれており、アメリカでの「黄色いハンカチ」(The Yellow Handkerchief)映画化に合わせて4月に発売された。映画の主演はウィリアム・ハート、妻役にマリア・ベロ。それに「トワイライト 初恋」(11月に続編の「ニュームーン」が公開される)のクリステン・スチュワートが桃井かおり役なのだろう。2007年に製作されたのに未だに公開されないのは、出来が良くないためではないかと心配になる。本書の帯には2010年公開予定とある。IMDBでは7.3とまずまずの点数だが、170人しか投票していない。アメリカではサンダンス映画祭で上映されたそうだが、一般の劇場では公開していないのか。
予告編はThe Yellow Handkerchief - Trailerにあった。
2009年08月22日 [Sat]
■ 今日作ったアイコン
Windowsのタスク・スケジューラはユーザーにパスワードを設定しないと使えない。職場のパソコンで定期的に実行したいプログラムがあったが、自分で設定したわけではないので、パスワードが分からない。いつもパスワードなしでログオンしている(IDカードで他人には使えないようにしてある)。で、タスクが使えないので、なでしこでタイマーのソフトをしこしこ作った。ソフト作ると、アイコンも作りたくなる。今日、Inkscapeなどを使って作ってみたけど、左のようなものしかできません(^^ゞ。デザインの才能皆無ですねえ。
Windows XP 用アイコン作成法によると、「ドロップ シャドウをイメージに加えるには、Photoshop のイメージ レイヤーをダブルクリックし、[ドロップ シャドウ] をクリックします。 次に、[角度] を 135、[距離] を 2、[サイズ] を 2 に変更します。 ドロップ シャドウは、不透明度 75% の黒にします」とある。影はあまり大きくしない方がいいのか。
その通りに作ってみたけど、元の絵がこんなものではどうしようもない。本当にうまいアイコン作ってる人はペンタブレットを使っているのだろう。僕の場合、曲線と直線と文字の組み合わせでしか作れないからなあ。いや、ペンタブレットはうちにもあるんだけど、使っても大したものができるはずがない。
2009年08月30日 [Sun]
■ 取説
NAVI10月号を読んでいて、ああそういえば、先月号の長期リポートを読んでいなかったんだと思い出し、9月号のゴルフTSIコンフォートラインの記事を読む。意外と知られていない便利な機能として、リモコンキーの解錠ボタンを押し続けると4枚の窓が遠隔操作で開けられる、という機能が紹介されている。
それはゴルフVIからの機能なのかと思ったが、試しに自分のゴルフV GT TSIでもやってみたら、すんなりと開いた。逆に施錠キーを押し続けると、窓を閉めることもできた。買って1年半近くになるが、そんなことは全く知らなかった。いかに取説読んでいないかよく分かる。パソコンやデジカメなんかの機能は取説読まなくても使っているうちに分かる場合がある。車の場合は読まないと分かりませんね。まだ知らない機能があるのかもしれない。
ゴルフと言えば、10月号で紹介されているゴルフGTIは良さそうだ。「旧型オーナーが新型に乗ってしまったら、買い換えを考えないのは難しい」とある。スタイルがあまり変わらず、中身だけの進化というモデルチェンジでは買い換える気があまりしないだろうけど、この記事読むと買い換えたくなるかもしれない。
2009年08月31日 [Mon]
■ ミステリマガジン10月号
書店にミステリマガジンを買いに行ったら、トム・ロブ・スミス「グラーグ57」があったので買う。言うまでもなく、あの大傑作「チャイルド44」の続編。9月1日発売と思っていた(奥付は9月1日)。奥付より早く発売されるのは普通なので、書店に並んでいてもおかしくはない。今日から読もう。
ミステリマガジンの方は特集が「ジェフリー・ディーヴァーのツイスト」。短編4つと詩、エッセイなどが収録されている。ディーヴァーの短編の鮮やかなツイストは「クリスマス・プレゼント」で初めて知った。長編のどんでん返しもいいんだけど、短編の方が切れ味は鋭く感じる。
大森望はSFレビューで神林長平「アンブロークン アロー 戦闘妖精・雪風」をハードSFの最高峰と紹介している。雪風シリーズ3作目。1作目の「戦闘妖精・雪風」は読んだが、2作目「グッドラック 戦闘妖精・雪風」はハードカバーを買ったものの読んでいない。3作目を読む前に読まなくては。