映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2005年02月16日 [Wed]
■ 「ワープロ・パソコン通信」サービスの終了について
フォーラムの多くはインターネットに移行しているようだし、終了は当然か。ITmediaには「現在の利用者は約2万人」とあるけれど、実際はその半分以下じゃないかなあ。閉鎖的なサービスはこうなっても仕方がない。閉鎖的であることのメリットもあるんですけどね。
■ 王冠マーク
その@niftyのビッピーズで、先日書いたように「シネマ1987online」に王冠マークが付いた。ユーザーWeb検索で、きのう確認した。今は一番上にあるが、先日までは4番目だった。@homepage(アット・ホームページ)の「今週のピックアップ」では21日まで紹介されるとのこと。
ちなみにここにあるコメントの最後「最新作から旧作まで、バッチリサポート!(V)」というのは僕が書いたのではありません。ビッピーズキーパーが付け加えたものです。
■ ez-HTMLと秀丸マクロ
ez-HTMLには外部アプリケーション起動のツールがある。これに秀丸のマクロを登録しておくと、かなり便利。設定はアプリケーションパスに秀丸のインストール先(C:\Program Files\Hidemaru\Hidemaru.exeなど)、コマンドラインに/x マクロ名 %pとすればいい。外部アプリケーションを起動すると、ez-HTMLで編集中のファイルを秀丸で開き、起動と同時にマクロが実行される。外部アプリケーションは登録すると、ツールバーにも表示できるので、クリック一発で秀丸マクロが実行されることになる。
きょう思いついたのはftp.macの併用。ez-HTMLには元々、FTP機能があるが、1つのサイトに限られている。拙作のftp.macを外部アプリケーションに登録しておけば、他のサイトにもFTPできる。ftp.macはこんな感じ。
//ftp.mac ver.0.3 //接続するサーバー $server = "foo.bar.ne.jp"; //アップロードするファイルのあるドライブ $drive = "c:\\homepage"; //ユーザー名 $user="hoge"; //パスワード $passwd="pass1234"; //アップロードするサーバーのパス $ftpdir ="/home/hoge/public_html"; //------------設定終了------------------- save; $putfile = directory2 + "/" + basename2; $upfile = basename2; $ftpdir2=$ftpdir + directory2; $file = "ftp.scr"; openfile ""; insert "user" + " " + $user + " " + $passwd ; insert "\n"; insert "cd" + " " + $ftpdir2; insert "\n"; insert "put" + " " + $putfile; insert "\n"; insert "bye"; up; replaceup $drive, ""; replaceallfast "\\", "/"; saveas hidemarudir + "\\" + $file; up; searchup ":"; if(result==yes){message "このファイルはアップロードできません。 \n指定フォルダ以外のファイルです。";} else{ question $upfile + "をアップロードしますか?"; if(result == yes){ runsync "ftp -n -s:ftp.scr" + " "+ $server; if (!result){message "FTPに失敗しました\n設定を確認してください。"; }else{message $upfile + "をアップロードしました。"; exit;} }else{endmacro;} } exit;
HTMLエディタにFTP機能があるのはホントに便利で、最近、Dreamweaverはほとんど起動しなくなった。
2006年02月16日 [Thu]
■ Subsearchプラグイン改良
去年の1月4日に書いたNamazuによる再検索プラグインが動かなくなっていた。これはYahoo!の検索からこの日記に来た場合にNamazuで検索するよう表示するプラグイン。Yahoo!の文字コードがUTF-8に変わったためと、URLが変わったために文字化けしたり、表示されなくなったりしていた。 検索キーワードをRefererから抽出し、それをURLアンエスケープし、EUCに変換した後、URLエスケープしてNamazuにキーワードを渡す。RefererがYahoo!でない場合は何も表示しない。#tDiary Subsearch require "kconv" def subsearch namazu_url = "http://foo.bar.ne.jp/namazu/namazu.cgi" yahoo_url = "http://search.yahoo.co.jp/search" result = "" cgi = CGI.new buffer = cgi.referer if (/#{yahoo_url}/ =~ "#{buffer}") == nil buffer = "" else buffer = buffer.gsub(/#{yahoo_url}/,"") buffer = buffer.gsub(/\?p=/,"") buffer = buffer.split(/&/) buffer = buffer.first buffer = CGI.unescape(buffer) buffer = Kconv.toeuc(buffer) buffer = CGI.escape(buffer) result << %Q| <span style="color:red;font-weight:bold;">Yahoo! Japanの検索からようこそ。</span> お探しのキーワードが見あたらない場合は Namazuで<a href="#{namazu_url}?query=#{buffer}&whence=0&max=20&result=normal&sort=score"> 再検索</a>してみてください。\n| end end
■ [MOVIE] 「PROMISE」
チェン・カイコー監督が日中韓のスターを共演させて撮ったファンタジー。タイトルも内容もチャン・イーモウ監督の「HERO」「LOVERS」を彷彿させるが、イーモウ作品がアクションとドラマのエモーションを切れ目なく融合させていたのに対し、この映画、アクション場面のCGがダメだし、エモーションの高まりも少ない。それぞれの場面の演出に繊細さが感じられない上に、場面の組み立ても雑に感じた。ディズニーの「ライオン・キング」を参考にしたと思われる水牛の大群の暴走シーンなどはCGの質感があまりにも安っぽくて情けなくなる。パンフレットのインタビューを読むと、カイコーは実写と明らかに異なるようにCGを演出したと語っているが、疑わしいものである。失笑を買うようなCGにどんな意味があるというのか。これが意図的だとしたら、大きな勘違いと言うほかない。ワイヤーアクションの撮り方もオリジナルなものはなく、この映画、スペクタクルな部分に関しては見るべきものはない。チェン・カイコー、ファンタジーやスペクタクルには向いていないのだと思う。
見るべきなのは真田広之、チャン・ドンゴン、ニコラス・ツェー、セシリア・チャンという俳優たちであり、この4人の演技がなんとか映画を水準に維持する要因になった。真田広之は立派に北京語をしゃべり、善悪入り交じったキャラクターを好演している。アクションが普通にできるのが強みだ。ニコラス・ツェーは「香港国際警察 New Police Story」とは違い、悪役めいた役柄を颯爽と演じている。チャン・ドンゴンとセシリア・チャンに関してはそれほど感心する部分はなかったのだけれど、スターとしての華やかさはある。日中韓のスターの共演という点では成功しているだろう。そのスターたちが着る衣装をデザインした正子公也も良い仕事をしている。
まだ、神が人間の前に普通に現れた時代の中国。貧しい身なりをした少女が運命を司る神「満神」(チェン・ホン)から、一生本当の愛を得ることができないことを条件に「すべての男から望まれる姫」にすると言われる。それでもいい、と少女は答える。20年後、少女は美しい王妃・傾城(チンション=セシリア・チャン)になっていた。赤い華の甲冑を着た大将軍・光明(クァンミン=真田広之)は3000の兵で2万の敵に勝利し、気分を良くしていた。光明は奴隷の崑崙(クンルン=チャン・ドンゴン)が戦いの中で見せた足の速さに目を付け、家来にする。光明は王の城へ行く途中、満神から自分が王妃を救うために王を殺す場面を見せられる。光明は謎の男・鬼狼(リウ・イエ)に襲われ負傷。光明の代わりに崑崙が赤い甲冑と仮面を身につけて、王の元へ行くが、そこでは北の侯爵・無歓(ウーホァン=ニコラス・ツェー)の軍勢が詰めかけ、王に傾城を差し出すよう要求していた。王妃に剣を向けた王を駆けつけた崑崙が殺してしまう。自分を助けてくれたと誤解した傾城は光明を愛するようになるが、光明は王殺しの罪をかぶることになる。事実を話せば、傾城の愛は得られないという立場。これに秘かに傾城に思いを寄せる崑崙とあからさまに傾城を要求する無歓、崑崙と無歓の過去の因縁が重なっていく。
ラブロマンスとしてはあまり魅力を感じない。話のスケールは大きいのに「LOVERS」に負けているのは4人の心の動きを丹念に描いていないからだろう。愛のドラマではなく、女を巡る争奪戦にしか見えない。チェン・カイコーはそうした恋愛ドラマにはあまり興味がないのかもしれない。「星願 あなたにもういちど」(1999年)では初々しかったセシリア・チャンは大人の女の魅力を見せるようになっているが、ニコラス・ツェーとならバランスが取れるものの、真田広之、チャン・ドンゴンとは年齢的に少し無理があるように思う。原題の「無極」は極まりのないこと、果てしないことを意味するそうだ。
2009年02月16日 [Mon]
■ 改行コードの混在
Google Ajax Feed APIでブログのRSSをサイドバーに表示するようにした。その部分のスタイルシートを付け加えて、サーバーにアップしたら、書き換えたスタイルシートが古いやつだったらしく、デザインの細部が変わってしまった。ああ、そう言えば、いじったスタイルシートは自宅のパソコンの中にあるのだった。気に入らないので、久しぶりにHatenaテーマに戻した。やっぱり、これがすっきりしていていいな。
ブログの方にも同じ感じでGooleのAjax(JavaScript)のコードを貼り付けたのだが、なぜか前回書いた正規表現置換では削除できない。これでまたしばらく悩んだ。秀丸上ではマッチするから正規表現としては間違いないのになぜだ。文字コードの関係かと思って、いろいろやってみたが、ダメ。ようやく改行コードが違うのでは、と気づいた。貼り付けたページのソースをデスクトップに保存してなでしこでチェックしてみたら、CR+LFが入ってた。なでしこでは
「{デスクトップ}index.html」をファイルに開く
ファイルを「\r\n」で正規表現マッチ
もし、それが「」でなければ
「改行コードCRがあります」と言う
終わり
という感じでチェックできる。秀丸では改行コードLFと表示されていたが、部分的なCR+LFは無視するのだろう。それはそうだ。「ほとんどLFですが、部分的にCR+LFがあります」なんて、表示するわけがない。というわけで、
「\r\n」を「\n」に正規表現置換
という処理を最初に付け加えたら、うまく置換できた。これで、思ったこと。ブログパーツを付けたブログは多いけれど、その中には貼り付け方を間違ったものも多いのだろうな、ということ。JavaScriptで本来なら1行で書くべき所を改行してしまったりすると、改行コードの混在はあり得る。ま、それでもブラウザはちゃんと表示してくれるので、問題ではないんですがね。ブログのファイルを加工する際にはこうしたことも頭に入れておかなくてはいけないな。