映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2004年08月13日 [Fri]
■ 日本3-4パラグアイ
さすがに見ていなかったが、終始リードを奪われた形の試合だったんですね。日本は次で勝たないと、予選突破は難しいが、相手がイタリアだからなあ。イタリア-ガーナは引き分けだったのがさらに痛い。これでイタリアは次の試合、勝ちに来るでしょう。
■ Windows Update
久しぶりに行ったら、デザインが変わっていた。秋にリリースされるというSP2に備えてのことか。そのSP2、会社のパソコンにインストールするのは少しためらわれる。動かなくなるソフトがあると困るし、自宅でテストしてからでしょうね。
■ XSLT
昨日から「シネマ1987online」の更新情報のRSSを出力し始めた。これをXSLTスタイルシートで読めるようにして、CSSで見栄えを整えてそのまま更新情報にしてしまってもいいのだが、Operaがうまく表示できないのが難。結局、更新情報にはHTMLファイルを使用している。OperaはXMLの表示にもっと力を入れる考えはないんですかね。
この日記のRSSにもXSLTスタイルシートを適用したいところだが、XSLTを書いてもなかなかうまくいかない(知識がない)。しょうがないので、2年前に買った「Webコンテンツ作成のためのXSLT入門」(毎日コミュニケーションズ)を本格的に読むことにする。自分で必要に迫られないと、こういう勉強はなかなかしませんね。
2005年08月13日 [Sat]
■ 「ピンク・パンサー」予告編
クルーゾー警部役はスティーブ・マーティン。旧シリーズはくだらなさに頬が引きつったが、マーティンが演じれば、ピーター・セラーズよりは面白そうな感じがする。ほかにケヴィン・クライン、ビヨンセ、ジャン・レノが出演。クラインがハーバート・ロムの役なのかな。監督はショーン・レヴィ。
2006年08月13日 [Sun]
■ [MOVIE] 「ハチミツとクローバー」
羽海野チカの原作コミックをCMディレクターの高田雅博監督が映画化。美大に通う5人の男女のそれぞれの片思いを描く。といっても切ないだけではなく、意外にクスクス笑える場面が多くて面白かった。篠原哲雄監督の傑作「深呼吸の必要」によく似た爽やかさを感じたが、それは恋が成就しないことと無関係ではないだろう。登場人物たちにとっての事件は一様に失恋であり、それ以外のことはほとんど描かれない。淡い人間関係、淡い物語の映画である。この淡さが良くも悪くもこの映画の特徴になっている。原作もアニメも見たことがないが、心地よさを感じさせる映画に仕上げた高田雅博は監督デビュー作を無難にまとめたと思う。大学生の飲み会など日常を描いた場面や芸術に打ち込む場面になんだか懐かしさを覚えた。
浜美大の5人が主要キャラクター。絵の天才少女はぐみ(蒼井優)、彼女を見た途端に恋に落ちる主人公の竹本(櫻井翔)、友人の真山(加瀬亮)、真山を好きな山田(関めぐみ)、大学に何年も通っている森田(伊勢谷友介)の5人である。蒼井優は天才少女を無理なく演じており、主人公の竹本のいかにも青春映画風のキャラクターも悪くないけれど、個人的には真山と山田の関係が良かった。真山はバイト先の建築事務所の理花(西田尚美)に思いを寄せている。同時に山田が自分に好意を持っていることも知っている。その山田に「俺を見るのはやめてくれ。俺、たぶん、変わらないから」と言う。「わたし、今、ふられた?」と呆然とする山田。しかし、その後で、真山は理花に事務所を辞めてくれと言われる。「狭い事務所でそういう関係は良くないから」。ほぼ同時に失恋した2人はそれでも相手への思いをあきらめない。終盤、奈良漬けみたいに酔っぱらった山田が背負ってもらった真山の耳元で「好きだよ」とつぶやくシーンがいい。関めぐみはこのほか、再び事務所に勤めることになった真山と別れた後で、歩きながら泣き顔を見せるシーンも良く、昨年の「8月のクリスマス」よりもうまくなったと思う。
少女漫画によくある狭い人間関係そのまんまの映画だが、それでも映画らしい雰囲気を備えたのは高田雅博監督の演出に破綻がないからだろう。悪意を持つ人間が一人も出てこないのも心地よさの要因だが、登場人物を魅力的に撮ることに高田監督は力を尽くしているように思える。難を言えば、語り手が統一していないのが惜しい。もう単純に主人公の見た物語として構築した方が良かったのではないか。そうすると、はぐみに一目惚れするシーンの処理を考えなくてはいけないが、「人が恋に落ちる瞬間を初めて見た」という真山のナレーションはなくてもかまわなかったし、むしろ、人が恋に落ちる瞬間を描写として描いた方が良かったと思う。
分からないのは時々登場する黒猫(エンドクレジットにも出てくる)。体がぼけて、はっきりとは見えないこの黒猫に、監督はどういう意味を持たせたかったのだろう。
2009年08月13日 [Thu]
■ 商標登録は誤報との情報が得られました
これは誤報というよりもデタラメ。当事者に確認もせずに記事を書き、それをニュースと称して掲載するとは、困ったもんだ。どこがトレビアンなニュースなのか理解に苦しむ。こんなことではデマの拡大効果しかないのではないか。
「ヒウィッヒヒー」商標登録騒動に関してはmixiのTwitterコミュニティに「ヒウィッヒヒー」のTシャツ売った人がトピックを立て、「事務所から、商標登録したので使用しないでくれと言われた」と書き込んだ。既に削除されたが、削除される前に読んだ限りでは、商標登録批判よりも無断でTシャツ売ったことを批判するまともなコメントも多かった印象。広瀬香美がせっかく善意で(この人、つぶやきを読むとかなり天然で善意の人のようだ)歌を作り、無料公開したのにそれを金儲けの手段にしようとすれば、非難されても仕方ないだろう。
そんなことよりも、トレビアンニュース、元はブログだったらしい。ブログなら、デタラメ書いてもまあ、許される部分もあるけれど、ニュースとして公開するのはやめた方がいいのではないか。だいたい、トレビアンと自称するものが本当にトレビアンであることはまれだろう。
■ 短縮URL
Twitter関連のソフトを作っていて、なんとなく、140文字の制限というのはバイト数換算なのかなと思いこんでいた。つまり日本語のように2バイト文字(だけではないけど)で140文字なら、英語の場合、280バイトまで大丈夫じゃないかということ。これはTwitterの入力ページに書いてみれば、英語も1文字として計算されていることがすぐ分かる。
こうなると、表語文字である漢字は有利だなと思う。日本語なら「朝」と1文字ですむのに、英語では「Morning」と7文字かかってしまう。表音文字ではホントに一言しか書けないが、表語文字を使っている国はTwitterで、より中身のある文を書けることになる。
bit.lyのような短縮URLがTwitterで使われているのは表音文字のこの不自由さが要因。中には100文字を超えるURLもありますからね。分からないのはAPIを使って投稿しても、必ず短縮URLになるわけではないこと。bit.lyに登録されていないドメインのURLは短縮されないようだ。これは当たり前と言えば、当たり前か。リンク先がどんなページか分からないという短縮URLの弊害は大きいので、これをTwitter(と同種のページ)以外で使うのは避けた方がいいと思うし、不用意にクリックするのも避けた方がいい。
Firefoxにはbit.ly previewというアドオンがある。これはリンク先のページのタイトルとURLをポップアップで表示してくれるので便利だ。