映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2004年08月19日 [Thu]

女子3個目の金メダル

柔道70キロ級の上野雅恵。決勝の鮮やかな袖釣り込み腰1本勝ちは見せた。一つの大会で女子が3階級を制するのは初めてという。それだけ、女子柔道の世界は実力が接近していたのだろう。それにしても今大会のニッポン女子は5日間で金、銀、なし、金、金と絶好調だ。

男子90キロ級の泉浩は決勝で惜しくも敗れたが、その柔道の姿勢は素晴らしかった。敗戦の悔しさを静かににじませる姿は古武士のような風情で好ましく、試合会場に入る時出る時の礼儀正しさも印象的だった。少しも恥じることのない銀メダルと思う。相手のグルジアの選手は返し技で足を取ったが、ああいう柔道は個人的には嫌い。すくい投げなんてのが柔道の技か(技だけど)。ああいうのを殲滅する強い柔道を目指してほしいと思う。

XSLTを適用

 この日記のRDFにXSLTスタイルシートを適用してみた。まだ完成ではありませんが、出来上がりはこんな感じ。  makerss.rbの129行目に
<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="diary.xsl"?>
を挿入して、diary.xslをこんな感じで書けばいい。diary.cssは適当に書いてくださいませ。  

参考にしたのは@ITのXPath関数で部分テキストを出力するなど。

井上康生、金ならず

準々決勝で敗退。まさかの敗戦というのはこういう試合を言うのだろう。きょうは試合内容がどうもおかしかった。2回戦のけがだけでなく、どこか体調が悪かったのではないか。残念。あとは阿武に頑張ってほしい。


2005年08月19日 [Fri]

「宇宙戦争」(DVD)

1953年製作版のDVDが届いた(DVDのジャケットには1952年とある。どちらが正しいのか)。楽天のショップで1,197円。字幕版だけで日本語吹き替え版は入っていない。小学生のころだったか、テレビの吹き替え版で見て以来の再見だが、上映時間が85分と短いとは知らなかった。当時はこれぐらいの長さで十分だったのだろう。

結末はスピルバーグ版と同じなのに納得できるのはその前に都市の徹底的な破壊シーンがあり、群衆が暴徒化するシーンがあるからか。原爆を使っても撃退できない相手では奇跡でも起きないと、どうしようもないという気分になるのだ。映像は当時としては画期的だっただろう。これと「禁断の惑星」(1956年)が50年代SF映画の白眉だと思う。もちろん、物語は「禁断…」の方がよりSFらしい。

原爆を使うシーンには例の翼だけの飛行機が登場する(全翼機と呼ぶそうだ)。Northrop YB-49という実在の飛行機。30年近く前、小野耕世がキネマ旬報で「宇宙戦争」に絡めてこの飛行機のことを紹介していて、興味深く読んだものである。この原爆シーンで主人公の科学者(ジーン・バリー)と軍の兵士たちは爆風をもろに浴びる。原爆実験に参加するアトミック・ソルジャーがいた時代だから、こういう描写も仕方ないかと思う。

もし、原爆で効果があったにしても、世界中に下りた宇宙船を破壊するには相当数の原爆攻撃が必要だろう。いずれにしても地球は破滅することになる。火星人は殲滅できたが、地球もまた終末の時を迎える。そういう風な映画もありかなと思う。


2006年08月19日 [Sat]

最終日

ベランダから見た軽井沢倶楽部ホテル石垣島午前7時ごろ起床。昨日と同じバイキング(少し中身は変わっていた)を食べ、家族は9時からプールへ。僕は部屋で「SF魂」を読み終える。おみやげなどの荷物を宅配便で送り、11時にチェックアウト。軽井沢倶楽部ホテル石垣島はいいホテルと思うが、部屋数が少ないだけにレストランも2つしかないのが少し不満。2泊3日の滞在なら3つレストランが欲しいところ。町中にあるのなら、それでもかまわないのだが、少し離れているので、余計にそう思う。まあ、ぜいたくな望みか。いいホテルであることは強調しておきます。

特に計画は立てていなかったので、とりあえず川平湾に向かう途中にあったバンナ公園へ。「バンナ公園が位置するバンナ岳は、石垣市街地の北方約4kmにあって、南北におおむね230mの標高を連ねる長い稜線をもった、およそ400haにわたる森林丘陵地帯」とのこと。県営公園らしく見るものはあまりなかった。急な坂道を車で上り、展望台に上がってみる。石垣島を一望できる場所だが、残念ながら曇りでもやがかかっていた。

続いて八重山民俗園へ。八重山生活体験テーマパークとのこと。とりあえず園内にあるレストラン(というよりは食堂)で昼食。僕は沖縄料理はあまり好きではないが、メニューにそれしかなかったのでチャンプルー定食を頼む。要するにゴーヤの入った野菜炒めだが、塩味がきいていて意外においしかった。家内は八重山そば。店の人によると、ソーキソバと麺は一緒で、乗せる具が違うという。子供はお子様ランチ。

入園料大人500円、子供200円を払って園内へ。これまたあまり見るところはないし、規模も小さい。次女はリスザルがいたので喜んでいた。あとはのんびり海沿いをドライブ。当初、泊まる予定にしていたフサキリゾートビレッジを見てみたが、軽井沢倶楽部ホテルの方がいい感じだった。

午後4時55分発の飛行機で那覇へ。空港で夕食を食べ、宮崎に帰る。着いたのは午後9時前。

今回、石垣に行ったのはちょうど八重山商工が甲子園で活躍した直後だった。石垣は八重山諸島の中心で、それなりに人口も多い。西表島や他の離島では中学を卒業すると、高校へ行くために石垣か沖縄本島に行くのだという。石垣と他の離島の関係は沖縄本島と石垣の関係と同じようなもので、その上に沖縄本島と本土の関係があるように思う。短い観光だったが、沖縄の離島には本島とは違った良さがあり、離島に行かないと、沖縄は分からないなと感じた。


2008年08月19日 [Tue]

dh-media-lists.rdf

タスクマネジャーを見ていたら、XPのFirefoxが起動時に700MBほどを消費する。これはいくら何でもおかしい。メモリ使いすぎである。安定すると、100MB余りに減るが、これでも多すぎる。他のパソコンのメモリ消費量を見ると、だいたい50MB〜70MB程度なのだ。アドオンを入れすぎているのが良くないのかと思い、いくつか削除してみたが、変わらない。

しかも起動時にたまに「…のスクリプトの処理に時間がかかっています」とのダイアログが出る。それをコピーしておけば、良かったのだが、ダイアログはさっさと消してしまって覚えていなかった。

いずれにしてもFirefoxのプロファイルフォルダ(XPの場合はC:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\×××××.defaultフォルダ。×の中には任意の文字が入る)の中のファイルが原因であることは間違いないようだ。見てみたら、dh-media-lists.rdfというファイルが102MBもあった。こんな重たいファイルを起動時に読み込んでいたら、処理が遅くなるのも当たり前だ。このファイルを削除したら、起動が随分速くなった。メモリ使用量も60MB程になった。やはり、このファイルが原因だったようだ。

Googleで検索してみると、A suggestionというページが出てきた。アドオンのVideo DownloadHelperのサポート掲示板のページ。書いた人はイタリア人でこのファイルが140MBになり、アドオンを追加したら起動しなくなったとのこと。これはDownloadHelperのファイルなのか。ファイル名のdhはその頭文字を表しているのだろう。ファイルのタイムスタンプを見ると、今年の6月18日。Firefox3をダウンロードした日だ。この日にDownloadHelperを入れたのかどうかはもう覚えていないが、確かにそのころからメモリ消費量が格段に増えたような気がする。

dh-media-lists.rdfは削除してもDownloadHelperを使えば、また生成される。時々、フォルダの中をのぞいてみた方がいいようだ。


2009年08月19日 [Wed]

「黄色いハンカチ」

会社の近くの書店でピート・ハミル「ニューヨーク・スケッチブック」と一川誠「大人の時間はなぜ短いのか」を買う。「ニューヨーク…」にはあの「黄色いハンカチ」が収録されている。山田洋次の「幸福の黄色いハンカチ」の原作。僕は、山田洋次の映画はドーンの「幸せの黄色いリボン」が元ネタだとずっと思っていたが、本書のあとがきによると、山田洋次は「黄色いハンカチ」がリーダーズダイジェストに掲載された際に読んで、映画化を思いついたのだという。

調べてみると、ピート・ハミルが「黄色いハンカチ」を書いたのは1971年。それをヒントにドーンの「幸せの黄色いリボン」が1973年に生まれ、大ヒットした。そして山田洋次が映画化したのが1977年ということになる。

「幸せの黄色いリボン」のヒットは僕が洋楽を盛んに聴いていたころで、ホントに何度繰り返し聴いたことか。ハンカチをリボンに変えたのは歌詞になりやすいためか?

 

「ニューヨーク・スケッチブック」は1982年に初版が単行本で出た。「黄色いハンカチ」は6ページしかなく、プロットだけという感じ。それでもこの話は良くできているなあと思う。今回の文庫本は新装版と銘打たれており、アメリカでの「黄色いハンカチ」(The Yellow Handkerchief)映画化に合わせて4月に発売された。映画の主演はウィリアム・ハート、妻役にマリア・ベロ。それに「トワイライト 初恋」(11月に続編の「ニュームーン」が公開される)のクリステン・スチュワートが桃井かおり役なのだろう。2007年に製作されたのに未だに公開されないのは、出来が良くないためではないかと心配になる。本書の帯には2010年公開予定とある。IMDBでは7.3とまずまずの点数だが、170人しか投票していない。アメリカではサンダンス映画祭で上映されたそうだが、一般の劇場では公開していないのか。

予告編はThe Yellow Handkerchief - Trailerにあった。


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