映画とネットのDIARY(tDiary版)
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【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
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2004年11月03日 [Wed]
■ 「テキサス・チェーンソー」(DVD)
トビー・フーパーのカルト的な傑作「悪魔のいけにえ」のリメイク。リメイクとしては良くできている方で、なかなか怖い。フーパー版ではラスト、ヒロインがようやく逃げてトラックの荷台でヒステリックに笑い続けた。あれは極限の恐怖から解放されたために起きた笑いで、そのあたりがリアルだった。今回は、ヒロインが反撃に転じる場面から怖さがなくなる。よくある殺人鬼との対決になってしまうのだ。冒頭のヒッチハイクの場面はフーパー版では異常者一家の男だったが、今回は女。という風に細部が少しずつ違う。
監督はMTV出身のマーカス・ニスペル。そのためかビジュアル面では申し分なく、荒野にポツンと立つ一軒家など冷たい感触の色合いは異常なホラーに良く合っている。最後に「物語は実際の事件に基づいているが、登場人物や地名はフィクション」と出る。実際の事件とは言うまでもなく、エド・ゲインの事件。しかし、ゲインはチェーンソーは使わなかっただろう。ヒロイン役のジェシカ・ビールは「ブレイド3」に出演するそうだ。
■ 「Seed of Chucky」予告編
「チャイルド・プレイ」シリーズの第5作。僕は劇場では2作目までしか見ていないが、シリーズとしては「チャイルド・プレイ チャッキーの花嫁」(1998、Bride of Chucky)以来、6年ぶりの公開となる。相変わらずな内容みたいだが、根強い人気があるのか。1作目がまずまずの面白さだったので続くのでしょう。12日からアメリカで公開。邦題はまだ未定。