映画とネットのDIARY(tDiary版)

since 2004/07/15
ここは古い日記です。2013年11月からadiaryを使った新サイトに移行しました。
検索エンジンからのアクセスで、お探しのキーワードが見あたらない場合はNamazuで再検索してみてください。
映画の感想一覧 2004年7月以降 2005年  2006年  2007年  2008年  2009年

2005年02月28日 [Mon]

フリーのMPEG2コーデック「GPL MPEG-2 Decoder」

インストールする気はないが、一応メモ。Area61.NETが公開している。一部はシェアウェア化したけど、ここは動画関係のフリーソフトがたくさんある。最終的にはほとんどシェアウェアになっていくような気がするな。それでも価格が安いので、いいか。Area61 ビデオブラウザはフリーソフトとしては珍しくスナップショットが撮れる動画プレーヤーだが、WinDVDやPowerDVDのMPEG2コーデックでは撮れないとのこと。それがフリーのコーデックを開発した理由らしい。

DVD2WMV

もう1本、動画関係のソフトを。「基本機能のみを搭載した超初心者向け動画作成入門ソフト」。MPEG2を読み込んで、AVIやWMVに変換できる。元になるファイルと出力先を指定して開始ボタンを押すと、変換が始まる。無圧縮のAVIのほか、XviDやWMVなどインストールしてあるコーデックを選べる。MTVX2004で録画した4.7GBのファイルなら約1時間20分でWMVに変換できると出た(パソコンの性能によるだろう)。確かに簡単。出来上がりは確認していない。

同じ作者のMPG2JPGはスクリーンショットが撮れるとのこと。

その後、テレビから録画したVOBファイルを変換してみた。約1時間の「ドッグヴィルの告白」。元は2GB余りあったファイルがWMVの2Mbpsで800MB足らずになった。所要時間は1時間足らず。使用したパソコンはペンティアム4、CPU3.8GHz、メモリー1GB。ペンティアムIII、CPU1GHz、メモリー768MBのパソコンで1時間38分(3.9GB)の「ゴジラ」を変換しようとしたら、6時間以上かかると計算が出た。うーん、やはりエンコードはパソコンの性能で大きく違ってくるなあ。

ただ、他のソフトではテレビ録画のVOBファイルはうまくエンコードできない場合が多かったが、このソフトはできる。それが個人的にはメリット。テレビ録画のファイルを小さくするのに利用しよう。

第77回アカデミー賞授賞式

終わってみれば、「ミリオンダラー・ベイビー」の圧勝と言っていいのではないか。作品、監督、主演女優、助演男優の主要4部門を受賞した。11部門にノミネートされた「アビエイター」は5部門を制したが、ケイト・ブランシェットの助演女優賞を除けば、主要部門に食い込めなかった。マーティン・スコセッシ、またも残念。

「クリント・イーストウッド、私を信じてくれて、ありがとう」。スピーチで一番良かったのは主演女優賞を受賞したヒラリー・スワンクか。アネット・ベニングにも取らせてあげたかったが、仕方がない。

クリス・ロックの司会は可もなく不可もなし、といったところだった。今年は全般的に進行があっさりしていて、壇上ではなく、客席の通路でプレゼンターがオスカー像を渡す趣向もあった。短編賞などはどういう作品なのかの紹介もなかった。実質3時間ちょっとの長さで、アカデミー受賞式は4時間ぐらいないと、なんだか物足りない。

受賞結果は第77回アカデミー賞受賞作品に書きました。


[管理人にメールする] [シネマ1987online]