映画とネットのDIARY(tDiary版)

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映画の感想一覧 2004年7月以降 2005年  2006年  2007年  2008年  2009年

2005年03月01日 [Tue]

秀丸エディタVer5.00ベータ版

出た。しかし、縦書きとか段組とか、エディタに必要なんですかね。ワープロソフト使えばいいような気が。ドラッグ&ドロップによるタブの分離・結合は便利かも。タブに関する個人的な要望としてはタブに×マーク付けて、それをクリックすると閉じるようにしてほしい。あるいはタブブラウザのようにホイールクリックで閉じるとか。

ベータ版入れて不具合が出るのは嫌なので、やはり今日出た4.15の方をインストールしておく。

身辺の変化

なし。あと1年はこういう日々が続きます。

パスワードを読むソフト

必要に迫られて伏せ字のパスワードを読むソフトを使ってみる(Vectorにたくさんある)。最初に使ったソフトは.htaccessで制限したWebページのパスワードは読めなかったが、あとの2つは見事に読めた。パスワード忘れていて、ブラウザが覚えている場合、こういうソフトがあると便利だ。

どちらの作者もReadme.txtに「他人のパスワードをのぞき見る使い方はしないでください」と書いている。レジストリを汚すわけでもないので、この種のソフト、USBメモリーに入れて持ち歩くと、そういう悪用もできてしまいますね。セキュリティを考えると、ブラウザにパスワードを覚えさせておくのは危険すぎるが、便利なのでついつい覚えさせてしまうんだよなあ。

パスワードと言えば、さくらインターネットから仮パスワードを本パスワードに変えるようメールが来た。使い始めた時にパスワードの変更ができなかったので、そのままにしていたのだった。郵送で来た本パスワードにようやく変更。しかしまだ、このパスワード覚えていない。面倒なのでブラウザに覚えさせとくか…。


2005年03月02日 [Wed]

Wordのセーフモード

なぜかWordがセーフモードでしか立ち上がらなくなった。「ご不便をかけて申し訳ありません」と言われるだけでも困る。ヘルプ−アプリケーションの自動修復をやってみたが、ダメ。Webを探したら、Normal.dotを削除するかリネームすればいいらしい。このファイルはC:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\Templatesの中にある。これをリネームして立ち上げたら、正常に起動した。

なぜこうなったのか。最近、Wordに関して変わったことと言えば、Acrobat7.0のプラグインが入ったこと、ATOK2005のツール(ATOK 2005 Office連携ツール)を入れたことぐらいだが、これが影響しているのだろうか。入れたのはATOKの方が後だから、こちらの方が怪しいか。


2005年03月03日 [Thu]

「秀丸エディタ 正規表現&マクロ 厳選テクニック」

注文していたのが届く。秀丸の基本的な使い方を紹介した後、正規表現を重点的に解説した本のようだ。正規表現は普段から使っているが、まだまだ不十分なので、秀丸ホームページで本書の紹介を見て発作的に注文した。まだ読んでいない。一緒に注文した「テン・カウント」(「ミリオンダラー・ベイビー」の原作)は楽天ブックスでは品切れ。Amazonに注文し直した。


2005年03月04日 [Fri]

ノートン・アンチウィルスをアンインストール

期限が切れたので、アンインストール。ウィルスバスターの30日間体験版を入れた。これに古いパソコンに入っているウィルスバスターのシリアルを入れれば、正式版として使える。オンラインアップデートのためには登録済みのお客様番号とパスワードも必要になる。

古い方のウィルスバスターはアンインストールした。AVGでも入れておこう。

[MOVIE] 「プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング」

ゲーリー・マーシャル監督による3年ぶりの続編。前作は見ていない。前作でヨーロッパの国ジェノヴィアのプリンセスになったアメリカの高校生ミア(アン・ハサウェイ)の5年後の話で、女王(ジュリー・アンドリュース)の退位に伴い、ミアが女王に即位することになるが、それには30日以内に結婚しなければならないという条件があった。「キートンのセブンチャンス」の裏返しのようなシチュエーションだが、ディズニー製作なので、まったく健全な内容。物語の落ち着く先も見えるので、あとは出演者の演技を見るしかない。主演のアン・ハサウェイは悪くないけれど、かわいいだけでプラスアルファの魅力に欠ける。女王役のジュリー・アンドリュースにはちゃんと歌う場面が用意されているが、そこがとりたてて良いわけでもない。映画に破綻はない代わりに際だった部分もない。演出に切れ味もない。どうもゲーリー・マーシャルという監督は平凡な作品ばかりを撮り続けているという印象がある。大ヒットした「プリティ・ウーマン」にしてもジュリア・ロバーツとリチャード・ギアの魅力に負うところが大きかった。だから俳優が平凡だと、作品も平凡になってしまうのだろう。

結婚しなければ、女王になれないというのはジェノヴィアの法律で300年前から決まっており、ミアは必死に結婚相手を探すことになる。しかも子爵のメイプリー(ジョン・リス=デイヴィス)が自分の甥のニコラス(クリス・パイン)にも王位継承権があると名乗り出る。ミアが結婚相手を見つけられなければ、ニコラスが王位を手にすることになる。ミアはようやく理想の結婚相手アンドリュー(カラム・ブルー)と婚約を果たすが、メイプリーはミアに接近するようニコラスに命じる。反目しあっていたミアとニコラスは次第にうち解け、ニコラスはミアの優しい性格は女王にふさわしいと思うようになる。そしてミアもいつの間にかニコラスに恋をしていた。

パンフレットによると、メグ・キャボットの原作「プリンセス・ダイアリー」シリーズは青少年向けの小説という。道理でそういう感じの映画になっているわけだ。しかし、青少年向け、子供向け小説の映画化でも面白い作品はたくさんある。それがこの程度の作品にしかならないのはやはりゲーリー・マーシャルの力が不足しているためか。この人、とりあえず映画をまとめる力はあるが、それ以上のものはないようだ。

細かい部分にケチを付けると、中盤にミアがアーチェリーの練習をするシーンがあって、的から少し離れたところにメイド2人が立つ場面があるが、ああいうことはアーチェリー経験者ならありえないことと思うはず。危険性を考慮して的の近くに人は行かない。人がいる場合は矢を向けないというのが最低限の決まりだろう。


2005年03月05日 [Sat]

[MOVIE] 「ローレライ」

「ローレライ」パンフレット福井晴敏の傑作戦争冒険小説「終戦のローレライ」(一昨年10月に読んだ)を平成ガメラシリーズの特撮で知られる樋口真嗣監督が映画化した。というのは正確な言い方ではなく、元々、映画のためにこの小説は始まったのだそうだ。元になったプロットから福井晴敏は小説を書き、樋口真嗣は脚本化の作業を進めた。「2001年宇宙の旅」の映画と小説の関係と同じような関係と言える。だからというわけではないが、原作を読んでいても映画は楽しめる。いや、もちろん原作の方が密度が濃いし、登場人物のキャラクターや事件の背景が書き込んであってはるかに面白いのだけれど、映画はうまく省略してあったり、変更を加えてある(原作では重要な役割を担っていたパウラの兄は登場しない)。浅倉大佐が東京に原爆を落とそうとする意図に説得力がちょっと足りないし、物語のポイントである潜水艦内での反乱と鎮圧の描写が簡単になってしまったのは残念だが、上下2巻で1,000ページを越す膨大な原作のまとめ方としては賢明であり、うまい脚本だと思う。

樋口真嗣が劇場用映画を監督するのは「ミニモニ。じゃMOVIE お菓子な大冒険!」に続いて2作目。といっても「ミニモニ。…」は53分しかなく、これが本格的なデビュー作と言っていいだろう。ビジュアル面の設計に問題はないにしてもドラマの演出には不安を持っていたのだが、意外にも極めて正攻法の演出を見せる。しっかりと画面を作っていく作業はVFXにも普通のドラマにも共通することなのかもしれない。それを支えるのが「私は信じる。日本人は…自分で焼け跡から立ち上がる」と話す信念の艦長役・役所広司の熱い演技で、この説得力、演技の奥行きの深さには感心した。堤真一、柳葉敏郎、國村隼、妻夫木聡の演技も的確である。そして何よりも潜水艦内部の詳細な描写とVFXがいい。アメリカ艦隊との戦闘シーンをはじめとして随所にあるCGは海外の潜水艦映画に肩を並べる出来である。このVFXがなかったら映画は成功しなかっただろう。さまざまな小さな傷は散見されるにしても、積極的に評価したい映画だ。

1945年8月。特攻に反対したために潜水艦勤務を解かれていた絹見(役所広司)は浅倉大佐(堤真一)から呼び出され、ドイツ製の潜水艦「伊507」に乗艦するよう命じられる。任務は広島に続く第2の原爆投下を阻止すること。この艦にはドイツが開発した秘密兵器「ローレライ」が搭載されていた。乗組員は寄せ集めで、艦長の補佐役の木崎(柳葉敏郎)、掌砲長・田口(ピエール瀧)、ローレライシステムの秘密を知る高須(石黒賢)、特殊潜行艇N式潜の操舵手である折笠征人(妻夫木聡)、その親友の清永(佐藤隆太)らが乗り組んでいた。征人はN式潜の中に日系ドイツ人の少女パウラ(香椎由宇)が潜んでいるのを見つける。パウラはローレライシステムと関係があるらしい。「伊507」は原爆搭載機が出発するテニアン島に向かうが、それにはアメリカ太平洋艦隊の防衛網を突破しなければならない。襲ってきた駆逐艦を撃退するため、絹見はローレライの使用を決意する。

小説では読み応えがあった2つの場面(浅倉の変化の原因となる南洋での凄まじい飢餓の描写とパウラがナチス・ドイツの研究所で薬漬けにされる描写)は映画では回想で簡単に済まされている。これは小説のように詳細に描いた方が映画に幅が出たかもしれないけれど、そうすると上映時間は3時間を超えるだろう。この2つの処理の仕方はパンフレットにある樋口真嗣の表現を借りれば、「ビジュアル主導型」の映画としてぶれさせないための措置だったのだと思う。映画に迷いがないのである。それは映画のために原作を依頼したことと無関係ではないだろう。物語をよく咀嚼しており、単なるダイジェストにはなっていない。

ともあれ、原作の映画化が3本公開される“福井晴敏イヤー”の始まりを告げる作品として十分合格点の出来だと思う。次は6月11日公開の「戦国自衛隊1549」(手塚昌明監督)、そして夏休み公開の「亡国のイージス」(阪本順治監督)が続く。どちらも楽しみな映画だ。


2005年03月06日 [Sun]

Pタグ挿入マクロ

行頭に<p>、行末に</p>を挿入する秀丸マクロ。文書をHTML化する際には便利かも。

replaceallfast "\^\\f\.\+\$", "<p>\\1</p>", regular;
endmacro;

タグ付き正規表現の\fは便利だなあ。最初はうまくいかなくて悩んだが、マクロで\fなどを使う場合はエスケープする必要があるんですね(当たり前か)。


2005年03月07日 [Mon]

Google、デスクトップ検索ツールの正規版をリリース

PDFも検索できるというのがいいな。まだ、日本語版は出ないのか?

簡単HTML作成マクロ

きのうのPタグ挿入マクロにHTMLの基本構造を付け加えただけのマクロ。後からスタイルシートで見栄えを整えなくてはいけません。

replaceallfast "\^\\f\.\+\$", "<p>\\1</p>", regular;
gofiletop;
insert "<!DOCTYPE HTML PUBLIC \"-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN\" \"http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd\">\n";
insert "<html lang=\"ja\">\n<head>\n";
insert "<meta http-equiv=\"Content-Type\" content=\"text/html; charset=Shift_JIS\">\n";
insert "<meta http-equiv=\"content-style-type\" content=\"text/css\">\n";
insert "<title></title>\n";
insert "</head>\n";
insert "<body>\n";
gofileend;
insertreturn;
insert "</body>\n</html>\n";
endmacro;

あと、タグをすべて削除するには秀丸の置換で検索ボックスに<.+?>、置換ボックスに何も入れないで実行すれば良かった。


2005年03月08日 [Tue]

インテルに排除勧告 他社製CPU不採用を条件にリベート

なるほど。だから、僕が以前パソコンを買った某直販メーカーや今回買った某大手メーカーのラインナップから、AMD製CPUのマシンが消えたのか。おかしいと思ってた。

今、AMD製CPUをラインナップに入れていないメーカーは限りなくリベートを受け取っていた疑いが強いことになる。そのリベートは価格低下に反映されたのだろうか?

msearchに脆弱性

ディレクトリトラバーサルの脆弱性があったとのこと。Unicode版の作者の毛流麦花さんから連絡をいただく。JVNの指摘で分かったらしい。msearch.cgiを差し替えるだけで良いとのことなので、さっそく差し替える。


2005年03月09日 [Wed]

2chブラウザ対応掲示板

チャットを設置しようと思っていろいろ探してみたが、なかなかピンと来るものがない。C言語のチャットが以前はあったけど、今、探してみてもないですねえ。こんなことなら軽量の掲示板を設置した方がましかとも思う。

で、2chブラウザ対応掲示板 C言語版を設置してみた。以前にも設置したことがあったのだが、こんなの公開したら、大量に書き込みがあってすぐに容量オーバーになると思って使うのは辞めた。内部的に使うならいいだろう。


2005年03月10日 [Thu]

「スタイルシート ステップアップ アレンジブック」

日経Linuxを買いに書店に寄ったら、この本があったので買う。「CSSを効果的に活用するためのテクニックを紹介」した本。パラパラめくってみた限りではスタイルシートの基礎が分かった人向けの実用的な本、という感じだな。

初版は2003年9月で、僕が買ったのは昨年12月発行の第5刷。けっこう売れてるんですね。やはり実用書だからか。


2005年03月11日 [Fri]

掲示板Spam

たまにある。午前4時ごろの投稿なので、どうも掲示板自動書き込みソフトを使っているようだ。設置しているChild Treeの場合、禁止ワードや排除IP、ID機能などがあるので、とりあえず禁止ワードとID機能を追加。様子を見て、まだ続くようなら、IPアドレスで排除しよう。

自動書き込みソフトって、掲示板管理者にとっては迷惑なだけのソフトだな。

この日記へのReferer Spamの方は.htaccessで2つのIPアドレスをアクセス禁止にしたら、ぱったりなくなった。1月中旬から2月下旬までのReferer Spamは314件だった。

Googleのキャッシュ

文字化けするのでソースを見たら、文字コードはUTF-8なのに、先頭にcharset=Shift_JISのMETAタグが入ってる。これじゃ文字化けしますね。なぜ、こんなことをやってるんだ? 一時的な不具合か、仕様が変わるのか。

設定ミスだったそうだ。


2005年03月12日 [Sat]

入門xyzzy

xyzzy関係で初めての本。今月末に出版されるそうだ。買わなくちゃ。ただし、楽天ブックスにもAmazonにもまだない。セブンアンドワイでは予約受付終了。cbook24.comでは注文できる。と、思ったが、ページがあるだけでまだ注文できませんね。

[MOVIE] 「MAKOTO」

「MAKOTO」パンフレット「踊る大捜査線」の脚本家・君塚良一の監督デビュー作。郷田マモラのコミックを君塚自身が脚本化した。霊が見える能力を持つ監察医(東山紀之)が主人公の“泣けるホラー”で、主人公の設定は「シックス・センス」のオスメント少年を思い起こさせる。オスメント少年は自分の能力に最初は戸惑っていたが、最後にはそれを理解し、役立てるようになった。この映画の主人公もそういう過去を経たようで、今は現れる霊たちに力を貸そうとしている。それが一方で悲劇を生むことになる。

君塚良一は設定と脇のエピソードだけ残して原作を解体したという。主人公と幽霊との3つのエピソードが語られるが、中心になるのは半年前に死に、幽霊となって暗がりから主人公を見つめる妻(和久井映見)のエピソードだ。霊となって現れるには何か理由があるはず。主人公は後半、この謎に向き合うことになる。そして生前の妻にはある男の存在があったことが分かる。これは悪い話ではないが、あと一ひねりふたひねりほどした方が良かったのではないかと思う。映画の中心となるエピソードとしては少し物足りないのだ。もっとこの2人の話に時間を割いた方が良かった。東山、和久井とも好演しており、僕は好感を持ったけれど、もっと面白くできる映画だと思う。

主人公の白川真言(東山紀之)は大学の法医学研究所に勤める監察医。真言には子供の頃から霊が見える能力があった。霊たちは思いを残して死んだために現れる。真言は霊の思いを受け止め、事件の真相を明らかにすることが自分の使命だと考えている。真言の妻・絵梨(和久井映見)は半年前に交通事故で死んだ。死因に不審な部分はなかったが、絵梨の幽霊は真言の前に現れ、何かを伝えようとしている。しかし、真言にはそれが分からない。いや、分かってしまえば、絵梨の霊は消えてしまうから意図的にそれを避けてきた部分もある。やがて真言の前に「私の兄はあなたの奥さんに殺された」と話す女(三輪ひとみ)が現れる。女の兄(別所哲也)は絵梨が交通事故に遭う数日前にマンションの7階から転落死していた。真言はもう一度、生前の妻の行動を調べることになる。

このメインのエピソードと並行して体に虐待の痕がある少女の話と殺された女子大生のエピソードが描かれる。3つのエピソードが描いているのは夫婦の愛、親子の愛、男女の愛である。そして表面からは分からない死者の思いや実像が明らかになる。原作は性善説が基調らしいが、君塚良一の脚本は例えば、女子大生のエピソードなどに苦い部分を残している。知らない方がよかった真実が出てくるのだ。真言と絵梨の関係にもそれはあり、妻の隠された行動を真言は受け止めざるを得なくなる。そしてその後に妻の真実の思いが見えてくる。和久井映見の「あたしの中にあなたのお兄さんはいらない」というセリフが心に残る。

静かな演技の東山紀之に比べて、同じ研究所に勤める室井滋やベッキー、刑事の哀川翔の演技はややうるさい。これはこれで面白く見たし、もちろん意図的な演出なのだろうが、映画のトーンを乱すことにもなっている。そういう部分を少なくして東山、和久井のエピソードをもっと深く描いてほしかった。惜しい映画だと思う。川井憲次の音楽はいつもとは異なり、まるで久石譲のようなピアノ曲を提供している。


2005年03月13日 [Sun]

なでしこ1.06a

ホームページには1.05とあるが、ダウンロードしたバージョン情報には1.06aとある。まあ、いいんですけど。そろそろ本格的に何か作りたい気がするが、最近はひまわりさえ触っていなかったので、また一からやり直しだな。


2005年03月14日 [Mon]

Firefox 1.0.1日本語版

セキュリティ問題の修正を行ったバージョン。ようやく日本語版が出たのでインストール。

@nifty:ShowTime

月額294円。映画の予告編とか、音楽とかゲームとか。君塚良一インタビューを見てみる(無料)。500kbpsなので、画質はまずまずか。映画本編もあるが、別料金が必要だし、Vシネマが多い。入るまでもないか。


2005年03月15日 [Tue]

Pixar、Disneyとの交渉再開の可能性

周知の通り、ピクサー映画のディズニー配給は今年公開の「Cars」で終わる予定だったが、CEOが代わることで再契約の可能性があるとのこと。今や、ピクサーの3DCGはディズニーのアニメより評価が(興行価値も)高いから、ディズニーとしては契約が終わるのは痛手だろう。ピクサーにしてもディズニー配給のブランド力は無視できないと思う。

ただし、ディズニーが配給することで、ある程度の内容の制限は受けていると思う。いったん、離れて作りたい映画を作った後に再契約という手もあると思う。

ピクサーも「Mr.インクレディブル」は成功したけれど、それはブラッド・バードという外部の血を入れたからだろう。内容的に本当に成功しているのは「トイ・ストーリー」第1作とこれだけではないかと思う。

Windows XPの正規ユーザーは来月より標準でLZH圧縮ファイルを解凍可能に

ZIPに続いてLZHも正式サポートかと思いきや、正規ユーザーを確認するための特典か。LZHの解凍ぐらいフリーソフトがいくらでもあるので不要。こんなことでOSの海賊版防ぐよりは価格を安くしてはどうか。今の半分以下でもいいと思うぞ。

「入門xyzzy」サポートページ

まだ注文できないんですけど、サポートのページは一足早くできたわけですね。

Java言語プログラミングレッスン

なんとなくEclipseの本を買って、なんとなくインストールしたら、JAVAを本格的に勉強したくなったので注文。結城浩さんの本はPerlでも勉強になったので信頼がおける。楽天ブックスでもJAVA関係ではこれが一番売れているようだ。上下2巻で5,040円。


2005年03月16日 [Wed]

いきなりPDF to Data

PDFを読み取って、WORDやExcelなどのデータに変換するソフト。パナソニック製のOCRを使うようだ。もちろん、セキュリティで内容の抽出を制限しているPDFではダメですね。ソースネクストはPDF関連のソフトに力を入れているなあ。それが売れるというのは、Acrobatが高すぎることの裏返しなのだろう。

「Born Into Brothels」予告編

アカデミー長編ドキュメンタリー賞受賞。「売春窟に生まれついて」と訳すのだそうだ。ブラサルズって、最初はブラザーズの間違いじゃないかと思った。

インドのカルカッタにある売春地帯に住む子供たちを追った映画。詳細は町山智浩アメリカ日記に詳しい。見なければいけないような内容だが、アメリカでも恵まれた公開ではなかったようだ。IMDBを見ると、200人足らずしか投票していない。アカデミー賞効果でもっと公開規模が大きくなって、日本での公開も望みたいところ。

「マッドサイエンティストの手帳」ブログ化

久しぶりに行ってみたら、日記がブログになっていた。ASAHIネットのブログはアサブロというらしい。まだテスト公開中とのこと。


2005年03月17日 [Thu]

安い店

先日、知り合いが2人で某居酒屋に行ったそうだ。1軒目も居酒屋だったが、もう少し焼酎が飲みたくて2軒目も居酒屋にした。時間は午後10時ごろ。客はそろそろ帰り始めていて、ほとんど独占状態。モツの煮込みを2人分注文してキープしてあった焼酎を飲みながら、2時間ほど話した。客もすっかりいなくなって、「あまり粘ると店にも悪いなあ」と思いながら午前零時ごろに帰ることにしたそうだ。「いくらですか」と勘定を聞いたら、「お一人様350円です」。

なんと、この店、モツの煮込みの料金しか取らないのである。最初に出る付け出しもお湯割りに使うお湯もただ。宮崎市の繁華街の真ん中にある店である。それで2時間粘って、この料金。元々、安い店であることは知っていたが、感動的に良心的な店だなあ。


2005年03月18日 [Fri]

月額2,900円でしゃべり放題、5月1日から音声定額プラン導入 - ウィルコム

ついでに7月1日からはPCと接続したパケットも定額(2,100円)となり、月額5,000円で完全定額が実現するという。僕は携帯をあまり使わない方だが、ウィルコムの携帯(というかPHSだが)がいいのは、京セラのAH-K3001Vの場合、Operaを搭載して、普通のWebサイトが見られることと、PC用のメールアドレスが使えること(POP、SMTP対応メーラー搭載)。しかも全角2万文字まで使えるのでPCと同じ感覚でメールのやりとりができる。定額料金での通信速度はx1(32kbps)と遅いので、自宅での常時接続には適さないが、外出先では十分使えるだろう。

カメラは11万画素だし、音楽も聞けないのは今の流行からは外れているけれど、個人的にはかなり魅力的。携帯のパソコン化推進としてウィルコムの方針は興味深い。

[MOVIE] 「ロング・エンゲージメント」

「ロング・エンゲージメント」パンフレットセバスチャン・ジャプリゾと言えば、「さらば友よ」でも「雨の訪問者」でもなく、個人的には「殺意の夏」の作家。あの映画の終盤、止められない不幸な殺人計画の描写はとても皮肉で面白かった。イザベル・アジャーニもこれが一番きれいだったと思う。そのジャプリゾ原作「長い日曜日」に惚れ込んだジャン=ピエール・ジュネが「アメリ」に続いてオドレイ・トトゥを主演に迎えたのがこの映画。戦死したと思われた恋人を探す女の話である。基本的な構造はミステリだが、ジュネの演出はラブストーリーへの比重が大きく、それに第一次大戦の戦場の悲惨な描写が加わっている。この3つの要素のうち、ミステリの部分の手際があまりうまくない。映画を見て、ああ、ああ、なるほどねとは思うのだけれど、驚くような描写はない。そういう風に演出していないのである。ジュネ、ミステリ的な部分にはあまり興味がないらしい。ラブストーリーの部分を強調したいなら、ミステリの部分をもっとすっきりさせた方が良かっただろう。登場人物を絞り込み、真相の描き方にアクセントを付ける必要があったと思う。

1917年の西部戦線(もちろん、ドイツ側から見た場合の西部戦線であり、フランスではこうは呼ばない)、ビンゴ・クレピュスキュル。フランス軍の5人の兵士が処刑に引き立てられる。5人とも軍を抜けようとして自傷したことで軍法会議にかけられ、処刑命令が下った。5人は武器も持たずに中立地帯に追放される。そこはフランス軍とドイツ軍が対峙する中間地点にあり、双方からの激しい攻撃によって5人とも死亡したと思われた。その中にはブルターニュ地方に住むマチルド(オドレイ・トトゥ)の恋人マネク(ギャスパー・ウリネル)もいた。3年後、マチルドの元に手紙が届く。手紙の主は戦場でマネクに会ったという元伍長のエスペランザ(ジェン=ピエール・ベッケル)。エスペランザは戦場で見た5人の最後の様子を話し、遺品をマチルドに渡す。マネクの生存を信じるマチルドはパリへ出かけ、探偵に真相解明を依頼するとともに、自ら関係者を訪ねて歩くことにする。

マチルドは幼い頃、小児麻痺にかかり、左足が不自由な設定。マネクに何かあれば分かるという直感も持っている。ジュネらしいのはこのまるで「アメリ」のようなマチルドのキャラクターと周囲の人間たちのエピソードだ。親代わりの叔父夫婦や郵便配達、探偵などがユーモラスに描かれる。しかし、映画の基調は悲惨な戦場シーンをはじめ、重いものである。悲惨で理不尽な戦場の描写が映画に落とす影は大きいのだが、それが反戦への訴えになっているかというとそういう部分が強調されるわけでもない。部分的に優れたシーンがありながら、まとめ方は平凡な映画だと思う。

行方不明となった兵士の妻役で中盤にジョディ・フォスターが出てくる。短いシーンだが、印象は強く、さすがという演技を見せた。この役が最後に関係してくるのかと思ったが、それはなかった。もったいないような使い方ではある。音楽はデヴィッド・リンチ映画の常連であるアンジェロ・バダラメンティが担当し、リンチ映画とは異なった正統的なメロディを聴かせる。製作予算の35%がアメリカ資本とのことで、今年のアカデミー賞では美術、撮影の2部門にノミネートされた。


2005年03月19日 [Sat]

PowerDirector 4

25日に発売。案内メールには「大幅なメジャーバージョンアップ」とある。「自動編集」「カット編集」の機能強化らしいが、Premiere Proがあるので、もう不要。

検索キーワードの誤った生成

この日記に人気の若手俳優や女優の画像を検索してくるケースが多い。この若手俳優の名前は「パッチギ!」の感想のところに1回しか書いていないのだが、Yahoo!がそれをクロールし、その検索キーワードでこの日記に来ると、リンク元に記録される。それをまたYahoo!がクロールするという繰り返し。ちゃんとリンク元のタグにはnofollowが入っているが、Yahoo!の収集プログラムは理解しないらしい。

その俳優の名前を書いた前後の日に別件で画像に関する記述もあり、こうやって「○○○○ 画像」というアンド検索が成立してしまう。そのキーワードでこの日記に来ると、それがリンク元に記録されるという循環構造。何とかならないんですかね。これは検索エンジンの信頼度に影響することだと思う。

で、試しにGoogleで同じキーワード(「○○○○ 画像」)を検索してみる。いやあ、予想通りこの日記は全然出てきませんね。「○○○○」という俳優名を検索すると、この日記ではなく、「シネマ1987online」の映画評の方が先にヒットする(61件目)。ページランクから言っても、これが正しい在り方。本当に目的のキーワードを探したいなら、検索エンジンはやっぱりGoogleを使った方がいいようだ。

「ごくせん」最終回

実はひそかにファンだった。テレビドラマを見る習慣はもう長いことないけれど、これだけは毎週楽しみで、毎回、最初の20分程度のスラップスティック的展開を堪能していた。まあ、その後は人情話的になるのが何というか少し残念なのだが、最初の20分だけで大笑いしていたので満足。長女などはファミリーチャンネルで再放送している「ドリフ大爆笑」を見て、「ふん、これより『ごくせん』の方が面白い」と言っていたほど。仲間由紀恵のセリフ回しとキャラが最高におかしかった。共演者(三枚目に徹した東幹久や生瀬勝久など)も最高である。

最終回は90分スペシャルだったが、予想通り、人情話的部分を膨らませた展開。脚本としては単純で、うまさは感じない。真っ当なことを力を込めて言うのが人気の秘密だろう。キャラクターがデフォルメされているので、普通だとクサくなる部分がぎりぎりでそうならないのである。

笑いで終わらせたラストの処理はこのドラマの本質をよく分かっていると思う。「やんばる学院」でのヤンクミの活躍を見たくなった。相当高い視聴率だったので、来年あたりまた復活するのではないか。


2005年03月20日 [Sun]

震度3

パソコンの前に座っていたら、数秒間ゆらゆら揺れた。震源が遠かったので、こういう揺れ方だったのだろう。テレビを見る限りでは震度6弱の福岡でも大きな被害は出ていないようだが。

惑星ダルの日常

SF作家・森下一仁さんのブログ。こちらもHTMLの日記から移行。以前書いたけど、森下一仁のSFガイドからこのブログに行こうとすると、フレーム内に読み込まれる。こういうのって、意味がないような気がするんだけどなあ。


2005年03月21日 [Mon]

「リング2」がトップ

IMDBによると、中田秀夫監督の「リング2」が週末の興行成績で3600万ドルを売り上げ、トップになった。「The Juon 呪怨」の清水崇監督に次ぐ快挙。しかし、評価の方はあまり芳しくないようだな。うーん、今週末はすぐに首位を落ちるかも。


2005年03月22日 [Tue]

PDFの置換

Acrobatで作成した24ページのPDFに間違いがあったので、1文字修正してPDFを作り直して、ページの置換をしたら、ファイルサイズが200KBほど増えた。あれ、こんなに増えるはずはないのにと思い、最初から結合しなおしたら、3MBも小さくなった。置換をすると、ファイルサイズが増えるようだ。いったんページを削除した後に同じページを挿入しても増える。置換(削除)してもデータはPDF内部に保存されているのだろう。これは変えてほしい仕様だなあ。

「ごくせん」最終回の視聴率32・5%

関西地区では30.7%。全10回の平均視聴率が28%(関西26.9%)というのも凄いな。

[MOVIE] 「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」

「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」チラシ3年ぶりの続編。監督はシャロン・マグワイアからビーバン・キドロン(テレビ中心の人らしい)に代わった。脚本は前作と同じくアンドリュー・デイヴィスとリチャード・カーティス、ヘレン・フィールディング(原作者)にアダム・ブルックスが新たに加わっている。前作同様、クスクス笑いながら見たが、出来の方は1作目には及ばない。めでたしめでたしで終わった後の話だから、なかなか作りが難しいのは分かるし、脚本は十分健闘しているが、普通の30代独身女性より幸せになってしまったブリジットに前作ほどの共感は持たれないのではないか。もちろん、単に幸せなだけではなく、危機が訪れるのだけれど、それも恋人がいない女性に比べれば、ぜいたくな危機ではある。だから、映画は後半にもう一つ、大変な危機を用意している。残念ながら、これはちょっとやり過ぎな感じがあって、ブリジット・ジョーンズの世界とはかけ離れている。キドロンの演出は水準を確保しているが、カーティスの傑作「ラブ・アクチュアリー」を見た後では、あの中の一つのエピソードを引き延ばして見せられているような気になる。カーティス自身がこれも監督すれば良かったのにと思う。

ブリジットは前作で相思相愛となった弁護士のマーク・ダーシー(コリン・ファース)とラブラブな毎日を送っていたが、ある夜、マークの家に美人でスタイル抜群の女性弁護士レベッカ(ジャシンダ・バレット)がいるのを見る。思わずマークの愛情を疑ってしまうブリジット。弁護士協議会の晩餐会で、マークはブリジットと離れてレベッカと親しげに談笑する。そしてブリジットの両親に「結婚はまだ考えていない」と言ったことで、ブリジットは切れて、マークと別れてしまう。マークから何の連絡もないまま5週間過ぎ、ブリジットはテレビのレポーターとして活躍しているダニエル(ヒュー・グラント)とタイの観光案内の番組に共演することになる。一緒に仕事をするうちに、ブリジットは毛嫌いしていたダニエルに誘惑されそうになる。

原題はBridget Jones : The Edge of Reason(「ブリジット・ジョーンズ 理性の危機」ぐらいの意味か)。「Nobody Does It Better」(「007 私を愛したスパイ」の主題歌)がタイトルバックに流れる。ちょうど、ブリジット・ジョーンズがスカイダイビングで着地に失敗してブタの糞まみれになる場面なので、絶妙の選曲と言える。ほかにもさまざまなヒット曲が流れるが、これはリチャード・カーティスの趣味なのだろう。ただ、「ラブ・アクチュアリー」の時ほど情緒的にピッタリとマッチする歌はなかったように思う。主演のレニー・ゼルウィガーは前作以上に太ったそうだ。太ってもキュートなことに変わりはないけれど、そんなに太らなくてもいいような気がする。

ラブストーリーは愛する2人の間に何らかの障害がないと成立しないジャンルだが、その障害が誤解に基づくものでは少し安易ではある。マークがなぜ結婚に踏み切れないのかもよく分からない。コリン・ファースの微妙な演技で納得しそうになるけれど、ここをもう少し詳しく描いた方が良かっただろう。


2005年03月23日 [Wed]

著作権の都合でパンフレット製作なし

「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」のこと。著作権の都合とは何だろう。公式サイトには何も書いてない。マスコミ向けはあるようだが、それは普通、プレスシートと言うでしょう。ま、内容はほとんど同じなんだけど。

どうやら著作権者が製作を許可しなかったということらしいが、それは著作権料で折り合いがつかなかったということか?

「インタープリター」予告編

シドニー・ポラック監督、ニコール・キッドマン、ショーン・ペン主演のスリラー。通訳のキッドマンが国連で暗殺計画を偶然聞いて、という話。キッドマンは相変わらず、きれいだ。

天然系な方

vine-usersに出没していらっしゃいます。この方のホームページを見ると、真性であることが分かります。とても怖くてリンクできないので、2chの方をリンク。Linuxメーリングリスト スレッド 16の302あたりから読むと吉。


2005年03月24日 [Thu]

au、携帯からのPCサイト閲覧を定額に

PCサイトビューアーを搭載した携帯(今のところ、W21CAしかない)に限られるが、大きな進歩。ウィルコムに触発されたのかもしれない。これで、POPとSMTPに対応してくれれば、言うことないんですがね。

Googleデスクトップ検索ベータ版

インストールすると、インデックス作成が始まる。コンピューターのアイドル時間を利用して作成するらしい。完成時のファイルサイズは442MBになった。

インデックスはC:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Application Data\Google\Google Desktop Searchに作成される。削除されたファイルのキャッシュも残るとのことなので、Cドライブの容量が残り少ない場合は変更したいところだが、未対応。今後変更できるようにするそうだ。

検索結果はブラウザに表示される。ちゃんとPDFも検索できるのが優秀。検索の範囲を設定できるともっと便利になると思う。

で、インデックス作成後、ふとSMKでメモリー使用量を見たら、普段は400MBから500MB残っている物理メモリーが150MBしかない。かなりメモリーを使うようだ。検索できるアイテムは約90000ファイルだった*1。無駄なのでWeb閲覧の履歴は外してインデックスを作成した。

*1 その後、徐々に増えて現在は97,949ファイルでインデックスサイズ536MB。

きょう削除したSpam120通

いくらなんでも多すぎる。ウィルスよりもSpamの方がよっぽど多い。だからIBM、スパム対策技術「FairUCE」を公開などという記事も気になる。これ、Spam発信元のコンピューターにトラフィックをかけるというのが根本的な対策になっていていいと思う。プロバイダのサーバーはこういう技術を採用してもらいたいところ。なかなか実用化には難しい面もあるでしょうがね。


2005年03月25日 [Fri]

小説「ミリオン・ダラー・ベイビィ」

「テン・カウント」表紙風邪で昨日からダウンしているので、先日買った映画「ミリオンダラー・ベイビー」の原作を読む。F・X・トゥール「テン・カウント」に収録されている。60ページ足らずの短編。

32歳の女性ボクサー、マギーが老トレーナーのフランクに指導を頼む。女が殴られるのを見るのが嫌いなフランクは最初は断っていたが、熱心に練習するマギーに資質があると見て、指導するようになる。マギーは日を追うごとに上達し、試合でも連戦連勝。多額のファイトマネーを稼ぐようになり、「世界初のミリオン・ダラー・ベイビィ(100万ドル稼ぐ女性ボクサー)になるか」とマスコミの注目も集めるようになる。しかし、ロシアの女性ボクサーとの試合が2人の運命を変える。

貧しい境遇にある女性ボクサーが順調に勝ち上がっていく話と見当をつけていたので、後半の展開は思いもよらないものだった。大変厳しいラストで、このままでは映画になりにくいのではないかと思う。アカデミー助演男優賞を受賞したモーガン・フリーマンのキャラクターは小説には出てこない。かなり脚色が加えてあるのだろう。

著者のトゥールはボクシングのカットマンで、この1冊を残しただけで世を去った。敗者に向ける視線が切実さと厳しさを併せ持っているのは自身も苦労人だからだと思う。

バーレーン2−1北朝鮮

こうなると、日本はイランに勝つか引き分けないと、B組3位になってしまう。北朝鮮が勝つか引き分けるのがいい展開だったんだけどな。それにしても北朝鮮、ホームで負けるとは。どうも3強1弱の構図が見えてきた感じ。


2005年03月26日 [Sat]

日本1−2イラン

あーあ…。せめて引き分けに持ち込みたかったなあ。まったく役に立たなかった高原を早く代えるべきだったのでは。これでジーコの選手交代時期が遅いとの批判がまた出てくるのでしょう(TBSの某解説者の批判が目に見えるようだ)。中村が徹底的につぶされて仕事をさせてもらえなかったのも痛かった。これで30日のバーレーン戦は勝たなければいけなくなった(当たり前だけど)。

欧州組を入れてこの試合だと、先が思いやられる。次は気持ちを切り替えて頑張ってくれい。

さくらのレンタルサーバ mod_rewrite の導入

4月6日から。あまり使う気はないけど、アクセス制限は便利になる。例えば、最近多すぎるYahoo!の検索から特定のキーワードで検索してきた場合、そんなキーワードはないと明記したページを見せるとか。ただ、キーワードを抽出する必要があるので、CGIをかませる必要がある。それに同じようなこと(注意書きの明示)は、この日記のプラグインでもやっているんですけどね。


2005年03月27日 [Sun]

旬鮮味処おおてら

昨夜、送別会で利用させていただく。ちゃんと手作りのホームページがあり、詳しいのに感心。お店のスタッフが作っているのでしょう。ただ、メニュー部分のファイルのタイトルタグにタイトルが入ってません。これだと、検索エンジンでヒットしないので、入れた方がいいです。

ホームページだけを見ると、けっこう高そうな店だが、飲み放題で会費6,000円で設定してくれた。伊勢エビの天ぷらとかみそ汁とか穴子七厘炭焼(当店名物とのこと)とかマグロの目玉とか料理はたくさん出てきて、お腹いっぱい。日本酒を頼んだら、1合ごとに違う種類を出してくれて感激。料理もお酒もおいしゅうございました。

メールアドレス収集ロボット

@niftyへの迷惑メールが多すぎるので、2、3日、Namazuの検索結果のフッターに表示するアドレスをさくらインターネットのアドレスにしてみた。そしたら、さっそく迷惑メールが3通、さくらのアドレス宛に届いた。まったく、アドレス収集ロボットには油断もすきもありませんね。

しょうがないのでホームページ内に表示するアドレスはエンティティーするか、削除した。Namazuのフッターからも削除。ただし、ファイルのlinkタグにはアドレスが書いてある。これも削除した方がいいのかな。

「入門xyzzy」注文

ようやく注文できるようになった。amazonでは品切れだったので、楽天ブックスに注文。こちらも取り寄せなので時間がかかるらしい。明日、本屋で買った方が早かったか。でも入荷するとは限らないからな。

charset="SHIFT_JIS"

削除したSpamを見ていて気づいたこと。charsetがiso-2022-jpではなく、Shift_JISのメールが多い。今月13日から今日までに届いた1139通のSpamの中で153通がこれに該当した。けっこうな割合である。しかもこの種のメールのメッセージIDは数字だけ。

Spam Mail Killerの削除条件でヘッダーにcharset="SHIFT_JIS"が含まれていたら削除するように設定しておいていいようだ。というか既に設定しているのだが、それよりも禁止リスト@正規表現に

vc Shift_JISメール対策, Content-Type:, /charset="SHIFT_JIS"/km

と書いておいた方が効果がある。たぶん、こうしたメール、一斉送信ソフトを使っているのだろう。charset="EUC"のメールも例外なくSpamだったので(86通あった)、これも追加しておいた。


2005年03月28日 [Mon]

第7回 ROBO-ONE開催、韓国勢が上位を席巻

グレートマジンガア残念。準決勝の巨大ロボットとの戦いで壊れたらしいが、決勝の相手の韓国ロボットTAEKWON-Vも動きが速くて強かったから仕方ないでしょう。決勝戦の模様はimpress TVに長い動画がある。

4月にもっと詳しい大会の模様が流されるようだが、有料とのこと。テレビでやらないのか、日テレ。「ワールド☆レコーズ」終わったからなあ。

X-Spam-Flag: YES

@niftyの迷惑メールフォルダーはスパムのヘッダーにこの文字列を追加するオプションがある。さくらインターネットの迷惑メールフィルタもこのオプションがある。さらにサイボウズの迷惑メールブロックサービスにもある。サイボウズのソフトはユーザーが使う外観が@niftyのものとそっくりなので、@niftyはサイボウズの製品を使っているのかもしれない。さくらが使っているのはSpamAssassin。同じ文字列を入れることから見て、サイボウズ製品も基本はこれか?

ま、それはどうでもいいのだが、今まで迷惑メールはフォルダに振り分けるようにしていた。しかし、結局、Webメールでアクセスして削除しなければならないので、このオプションを使うことにした。Spam Mail Killerでヘッダーにこの文字列があった場合は削除するように設定しておけば、いちいちWebメールを開く必要もない。@niftyに関しては、これまで間違ってスパムに分類されたことはないので、本文保存も無効にしておいた。これで、ビシバシ削除してくれてます。


2005年03月29日 [Tue]

JavaMail

Javaのメール送信API。スパムの中でこれを使っていたのがあったので、削除条件に使えるかと思ったが、ジャストシステムとかメディアドライブとか楽天ブックスのメールで使ってあった。「JavaMail完全解説」(ここで全部読める)という本もあるぐらいだから、使っている人も多いのだろう。

何通ぐらいこのAPIを使ったスパムがあるか調べたら、10通だった。これでは削除条件には使えませんね。


2005年03月30日 [Wed]

初代日本語ワープロを開発、今もワープロを使う大学院教授

MYCOMのストリートインタビュー。東芝で「かな漢字変換」を開発した森健一氏のインタビューが第6回で1カ月半かかって完結。まとめて読むと、ワープロ開発の初期のころが分かって面白い。東芝のワープロ開発に関しては内橋克人「匠の時代」(講談社文庫の第11巻「東芝・ミノルタ・新日鉄」)所収の「ワープロ誕生の日」でも読んだが、今回のインタビューもそれに近い内容である。

かな漢字変換がなければ、今のようなパソコンの隆盛もありえなかっただろう。インタビューの第3回に「漢テレ鍵盤の文字の配列を知っているタイピストは全国に10万人しかいませんでした」とある。漢テレは新聞・通信社に今も残っている言葉で、以前は大きな鍵盤(というか作業台のイメージ)に並んだ文字(ひらがな、漢字、カタカナ、記号、アルファベット)を直接ペンで選んで入力していたのだ。

個人的に8年前にワープロからパソコンに移行したのは単にワープロが壊れたからで、今もパソコンの主な用途は文書作成だ。だから自分で書くプログラム(スクリプト)も文字列を処理するものばかりである。パソコンは間口の広い機械だけれど、文字入力が快適でなかったら、自分はこんなに使わなかっただろうなと思う。

日本1−0バーレーン

オウンゴールでも勝ちは勝ち。攻めて攻めて攻めたのが良かったと思う。しかし、ヒヤヒヤだったな。いいところまではいくのに決定力が不足気味。特に高原、いい加減に決めてはどうか。次は先発しなくてもいいのでは。

リンク元非表示

あまりにも画像ばかり探してくるアクセスが多いので、リンク元をしばらく非表示にしてみる。Yahoo!からのアクセスが減るか、Yahoo!のロボットがnofollowを理解するようになるまでの予定。記録はしています。


2005年03月31日 [Thu]

Webメールにカレンダー

きょうから始まった@niftyのサービス。スケジュールが書き込める。同時に期日指定メール(有料)と自動返信サービスも始まった。使うのはカレンダーぐらいか。Web上にあると、外出先でも確認できるのが便利。登録した時間にメール通知もしてくれる。ま、手帳(あるいはPDA、携帯)に書いておけばすむことですけどね。

WebメールにはRSSリーダー機能もあるし、いろいろサービスを増やしてるなあ。遅さにいらいらしていたWebメールの反応もよくなったみたい。


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