映画とネットのDIARY(tDiary版)

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2004年08月15日 [Sun]

野村、金。谷も金

2人とも決勝で1本勝ちではなかったのは残念だが、立派な金でした。特に谷は「田村で金、谷でも金」という目標通りの結果。3連覇と2連覇。世界のトップランナーをそんなに長く続けるのは並大抵のことではない。などということは4年前の日記にも書いていたりしますね。とにかく、2人ともおめでとう。

佐土原2-6東海大甲府

今回は運がなかった。スクイズは相手の好プレーに阻まれ、ヒット性の当たりもピッチャーのグラブへ。バントからヒッティングに切り替えたらダブルプレー、その後にヒットが出たりとか。負ける時はそんなものでしょう。

UTF-8で出力

さくらのサーバーにはJcode.pmが入っていたので、更新情報用のRSS.CGIをちょっと改造してUTF-8で出力するようにした。改造法はスカラー変数をJcode:convertしただけなので要領は悪いが、一応動作している(RSSGateでも動作確認)。これでなんとか格好はついたか。


2005年08月15日 [Mon]

3年ぶりにDebian

最小構成のCD-ROMが日経Linux9月号の付録にあったので、VMwareにインストールしてみた。なるほど、最小構成というのは基本パッケージだけあって、残りはネットワークインストールになるわけですね。インストールの種類で「デスクトップ環境」を選んだら、540MBほどをダウンロードしてインストール。難なく進んだが、起動してみると、画面サイズが800×600。GUIからは変更できないので、設定ファイルを書き換えなくては。

インストーラーは少し変わった気がする。というか、3年前にインストールした時は英語版のインストーラーで設定にかなり苦労したのだった。最初から日本語環境が整っていると、楽ではある。しかし、Debianの各種設定とかすっかり忘れてしまっているのだった。気長にやりましょう。

解像度変更

で、LinuxWorld Online - Debianインストール必勝法 Part3を参考にしてdpkg-reconfigure xserver-xfree86を実行し(このコマンドは/etc/X11/XF86Config-4のコメントに書いてありますね)、無事に解像度を1280×1024にできた。ただ、今度はマウスホイールが動かない。設定を間違ったらしい。もう一度実行するのは面倒だったので、rootになって設定ファイルを書き換えた。

Section "InputDevice"
	Identifier	"Configured Mouse"
	Driver		"mouse"
	Option		"CorePointer"
	Option		"Device"		"/dev/psaux"
	Option		"Protocol"		"ImPS/2"
	Option		"Emulate3Buttons"	"true"
	Option		"ZAxisMapping"		"4 5"
EndSection

ImPS/2がPS/2になっていたのが失敗だったようだ。Xが正常に起動すると、半分以上は設定が終わった気分になる。

変更届

新しいクレジットカードが届いたので、楽天と@niftyで決済カードを変更。auショップにも行き、変更届を出した。ついでにメールアドレスも@niftyからさくらに変更中。amazon、一太郎web、インプレスダイレクト、楽天、Nikonなどからのメールを変更した。これでOK。

アドレスは徐々にさくらに移して、@niftyでの未登録アドレスブロックを有効にしようと思う。ホームページのファイルからもメールアドレスを消すため、メールフォームを設置した。


2007年08月15日 [Wed]

Windows Updateで不具合

今朝の月例パッチをインストールしたら不具合が頻発した。まず音が出なくなった。オーディオ・ディバイスがないとのダイアログが出る。再起動したら直ったかに見えたが、IE7を起動したらまた音が出なくなる。昨日、アンインストールしたVaio Mediaのせいかと思い、システムの復元をやってみた。これでなんとか音は出るようになった。

システムの復元で月例パッチもアンインストールされ、再度アップデートの表示が出た。恐る恐るアップデート。再起動後、IE7がインターネットにつながらなくなった。IEのエンジンを利用しているSleipnirもダメ。デフォルトのブラウザはFirefoxにしてあるので、あまり影響はないのだが、GyaOを見る時はIEかSleipnirの方がいいので困ることは困る。インターネットオプションで接続タブを開こうとすると、なぜかフリーズ。うーん。しょうがないのでIEの設定をリセットしてみた。これでつながるようにはなった。リセットすると、Googleツールバーなどが無効になるので、アドオンの管理から1個1個有効にしていく。しかし、なぜかGoogleツールバーが表示されない。Yahoo!ツールバーは表示されるのに。いったん、Googleツールバーをアンインストールし、再度インストールしてみたら表示されるようになった。これですべて復旧。

2ちゃんねるを見ると、不具合があった人はやはりいるが、すべての環境で発生するわけではないようだ。今回のパッチはIE7やWindowsメディアプレイヤーのセキュリティー問題の向上が含まれており、これがなんらかの影響を及ぼしたのかもしれない。


2011年08月15日 [Mon]

「ジェニファーズ・ボディ」

アマンダ・セイフライドとミーガン・フォックス共演のホラー。メガネっ子のセイフライドと妖艶なフォックスは幼い頃からの親友同士。ある日、酒場に来たバンドに付いていったフォックスが男を食らう化け物になってしまい、セイフライドのボーイフレンドに魔の手が伸びる。

美貌ではフォックスに完璧に負けていても、好感度はセイフライドが上だ。目新しくはないにしても2人の魅力は十分に堪能でき、悪くないホラーと思ったが、IMDBの評価は5.2。セリフに品のないのが原因か。それにしても、フォックスはこういう役柄を選んでいくのは得策ではないと思う。美貌だけで演技の才能に欠けるのかもしれない。監督は「イーオン・フラックス」のカリン・サクマ。脚本は「JUNO/ジュノ」でアカデミー脚本賞を受賞したディアブロ・コーディ。

「恐怖」

頭皮を剥ぎ、頭蓋骨を切り開いて脳の側頭葉シルビウス裂に電極を差し込む。そこで被験者は何を見るのか。その興味に突き動かされた脳科学研究者の太田悦子(片平なぎさ)とそれに巻き込まれる姉妹(中村ゆり、藤井美菜)を巡るホラー。

「リング」の脚本家・高橋洋の監督作品でプロデューサー一瀬隆重による「Jホラーシアター」レーベルの最終作。ここで描かれるのは黒沢清「回路」と同種の恐怖だ。「回路」の場合は幽霊が現実世界を侵蝕してきたが、ここでは異界そのものが侵蝕してくる。ただし、スケールは「回路」の方が大きい。この映画で侵蝕の対象となるのは死の世界に気づいた(興味を持った)人間だけだからだ。「回路」が破滅SFに発展していったのに対して、この映画がホラーの域にとどまっているのはこのスケール感の違いによる。だからダメだと言っているわけではない。ホラーというのはそういう狭い範囲を描くものだからだ。恐怖の対象の描き方があいまいなので、あまり怖くはないのだが、こういう描き方嫌いではない。怪異の正体を見せた途端にシラケる映画よりはよほど良い。

「クリスティーン」

スティーブン・キング原作を映画化した1983年の作品。これ、原作を持っていたが、読まないままどこかに行ってしまった。車が人を襲うという無理のある設定ながら、意外によくできているのは監督がジョン・カーペンターだからか。IMDBでキャスト(キース・ゴードン、ジョン・ストックウェルら)を調べると、さすが28年もたっているのでどの俳優も風貌がすっかり変わっていた。

「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」

脚本は全然うまくない。むしろ破綻していると思う(昔の香港映画によくあった行き当たりばったりのクライマックスを思い出した)のだが、ジョニー・トーはスタイリッシュな銃撃描写で有無を言わせない。この映画が優れているのはこの描写の力に尽きる。通行人の傘の花が開く雨の中の描写や、アンソニー・ウォンら3人組の殺し屋が組織に襲われる紙吹雪が舞う場面など、印象的なシーンがたくさんある。ただ、ジョニー・トーがもう一段階上のレベルになるには、やはりしっかりした脚本が必要だと思う。昨年のキネ旬ベストテン6位。

「ハングオーバー―!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」

「冷たい雨…」とは違って、脚本がとてもよくできている。ラスベガスにバチェラー・パーティーに行った4人の男たちが強烈な二日酔いで前夜の記憶をなくして目が覚める。ホテルの部屋はメチャメチャに散らかり、虎や鶏がいて、赤ん坊までいた。花婿になるはずだったダグは行方不明になっている。消えた友人を探すため、ホテルに預けたベンツで出かけようとすると、ホテルマンはパトカーを持ってくる。いったい昨夜、何が起こったのか、自分たちは何をしてしまったのか。3人は必死で昨夜の足取りをたどっていく。

酒飲みなら一度ぐらいは体験があるであろう悪夢のようなシチュエーションで繰り広げられるスラップスティック。近年のアメリカのコメディで大笑いした記憶はあまりないが、これはおかしかった。だいたいアメリカのコメディ映画は日本ではヒットしないので、これも危うくDVDスルーになるところだったのだそうだ。

2009年のゴールデングローブ賞でコメディ・ミュージカル部門の作品賞を受賞した。IMDBの評価は7.9。監督は「スタスキー&ハッチ」のトッド・フィリップス、脚本はジョン・ルーカスとスコット・ムーア。続編「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」もそこそこ評判良いようだ。


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