映画とネットのDIARY(tDiary版)
検索エンジンからのアクセスで、お探しのキーワードが見あたらない場合はNamazuで再検索してみてください。
【映画の感想一覧】 2004年7月以降 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年
2004年08月17日 [Tue]
■ 日本8-3オランダ
アテネ五輪野球。午前1時半まで見ていたが、NHKが体操の中継に切り替えた。まあ、金の期待がかかっていたので仕方ないが、リードするところまでは見ていたかった。
先発岩隈がピリっとせず、2回までに3失点。2回2アウト満塁となったところで、交代した石井が速球で難なく仕留めた。これから逆転というところだったんですけどね。抗議電話はなかったのだろうか。遅い時間だったからなかったか。
■ 温泉バンガロー
家族5人で高城町の観音さくらの里へ行く。3年前はキャンプ場だったが、キャンプ用品を持たずに借りるのは無謀と分かったでの、今回は温泉バンガロー=写真=を借りる。6人用で1泊1万円。外観は普通の民家みたいだが、部屋は10畳の和室と10畳程度のキッチン、ダイニング。家族5人だと、十分広くて快適。エアコンは200円で4時間、ということになっているが、6-7時間は動いた。壊れているのか、良心的なのか。
台風15号の影響で、ぐずつき気味の天気だったので、温水プールで1時間余り泳ぐ。チェックイン(というか、借りる手続き)をした後、バーベキューセットを借りて焼き肉。木製バルコニーではバーベキュー禁止。そばに置いて焼く。
終わって温泉に入った後、アテネ五輪のテレビ観戦。金メダルの体操とか柔道とか。谷本の金メダルは内柴に続いてまたも全試合1本勝ち。1本で勝ちに行く日本柔道が今回の活躍で海外でも高い評価になっているそうだ。それが柔道の本質なのに、そういうことになるのは海外で変則的な柔道が独自に発展しているからだろう。初戦敗退した男子の高松や塘内の試合を見ていると、相手のレスリングと見まがうような構えに大きな違和感がある。あれは柔道じゃないですね。
もちろん、世界的にも1本勝ちの柔道を目指す動きはあるようで、審判を見ると、シドニー五輪の時より随分厳しくなっている。技のかけ逃げとか、前に出ない姿勢を続けると、すぐに反則を取られる。谷本は師匠の古賀を引き継いで決勝を一本背負い(と押さえ込み)で決めたのは良かった。すべて面白い試合内容だった。
2005年08月17日 [Wed]
■ 「傷痕」
今年のMWA賞を受賞した短編。ミステリマガジン9月号に掲載されている。自宅で胸にステーキナイフを深々と刺された女が警察に通報する。女は強盗が自分を刺し、財布を奪って逃げたと言う。奇跡的に急所を外れていたとはいえ、女の傷は生きているのが不思議なくらいの深さだったが、刑事は現場の状況と周辺の捜査から女の自作自演と結論する。6年後、女は事件の再捜査を要求する。
物語のヒロインは事件発生当時、警察官志望で被害者サービスの仕事をしていた。被害者と心を通わせるが、自分が警察志望であると分かると、交流はなくなる。その後、事件を担当した刑事と結婚し、今は地域連絡官になった。これは市民からの事件の審査請求を担当する部署。つまり、ヒロインは夫が担当した過去の事件を再捜査すべきかどうかを判定することになるのだ。
文章がうまいためか面白く読めるのだが、設定には無理があると思う。背中に届くほどの傷を自分で刺せるかどうか。それを自作自演と決めつける刑事というのもややリアリティに欠ける。展開もミステリとしては物足りない面が残る。これが受賞したのは純文学っぽいところがあるからではないかと思う。キャラクターの描き込み、心理描写などはうまいのである。
原題は“Something about a Scar”。作者のローリー・リン・ドラモンドは元警察官とのこと。
2006年08月17日 [Thu]
■ 石垣島
「ベルトを外してください」。宮崎空港の搭乗口で言われた。金具があるので金属探知機の反応を防ぐためらしい。こんなことは初めて。先日、イギリスでテロの犯人が捕まったことも影響しているのか。厳しくなったんだなあ。と思いつつ、外してゲートを通る。女性も外すように言われていた。
台風10号が接近していたが、幸い、飛行機は無事に飛んだ。離陸の際に少し揺れたぐらいで、大きな影響はなかった。2泊3日の恒例の家族旅行。過去2年間は沖縄へ行ったので、今年は石垣島に決めた。那覇空港には10時15分着。待ち時間が1時間半ほどあったので、空港のレストランでサンドイッチを食べる。11時40分発の飛行機で石垣空港へ。飛行時間は50分ほど。石垣空港は小さな空港で、到着ロビーも狭い。オリックス・レンタカーの人が来ていたので、ワゴン車に乗って送ってもらい、ダイハツのブーンを借りる(この車、僕は知らなかった)。リッターカーで非力。ま、石垣には坂道もそれほどないのでいいでしょう。
ホテルは軽井沢倶楽部ホテル石垣島。チェックインが3時からと遅いので、とりあえず、川平湾=写真=へ行く。日本百景に選ばれた場所とのこと。展望台から眺めてみたが、曇り空だったので、エメラルドなどに刻々と色を変えるという海の色もそれほどでもなかった。
ホテルへ向かったら、ちょうど3時。ホテルの人は親切で駐車場に車を駐めると、出てきて荷物を運んでくれる。いろいろと説明を聞いて部屋へ。もともとベッドが4つあるが、うちは5人家族なのでエクストラベッドを一つ入れてある。広くて快適。ベランダから海が見える。さっそくプールへ行く。50部屋ほどのホテルのためか、プールは決して広くないが、そもそも泳いでいる人が少ない。うちのほかに一家族いたが、そのうちいなくなり、プールを独占。昨年泊まった沖縄のリザンシーパークホテル谷茶ベイとは随分違う。しかし、高級感があり、こぢんまりとしたいいホテルだと思う。
2時間ほど泳いで夕食。2階の外にあるバイキング。いろいろそろっていて石垣牛の焼き肉もあった。もも肉だったためか、味は今ひとつ。本来はこんなものではないでしょう。明日は本格的なステーキを食べようと決意。料理を食べながらオリオンビールをジョッキで2杯飲み、泡盛をロックで2杯。途中で地元の男性歌手がステージで沖縄民謡を歌った。バイキングに来ているのも50人ほどか。ここのバイキングは宿泊客は大人4900円。料理が特別においしいわけでもないので少し高いと思うが、沖縄民謡を聴けたのは良かった。三板(サンバ)を貸してくれたので歌に合わせて家内がたたいていた。アットホームな雰囲気は悪くない。
部屋に帰り、1階にある浴場へ長男と行く。浴場は狭いが、サウナもある。客が少ないのでこれで十分という感じ。サウナは苦手だが、長男と一緒に1分ほど入る。水風呂に入ると、心臓麻痺が怖いので遠慮。自動販売機で缶ビールを買って部屋に帰る。家族はカラオケルームでビデオ上映している「チャーリーとチョコレート工場」を見に行く。僕は部屋に残り、持ってきた小松左京「SF魂」を読む。飛行機の中からずっと読んでいたが、これは小松左京のほとんど自伝と言うべきもの。といっても文体が小松左京とは異なるのでゴーストライターが書いたのだろう。知っているエピソードも多かったが、楽しく読んでいるうちに眠ってしまった。午後10時ごろだったか。
2009年08月17日 [Mon]
■ IconReset
IcoFXでは何度やってもタイトルバーのアイコンが変更できなかったが、これは一発でできた。優秀。ただし、最初は使い方がよく分からなかった。exeファイルなどを開いて、それをダブルクリックしてアイコンファイル(.icoや.icl)を選んで保存するとアイコンが変わる。丁寧なヘルプがあるといいと思う。これとアイコンウィザードがあれば、アイコン作りは随分楽になる。といってもドロー系のソフトがないと、デザインが難しい。それはInkscapeを使うと、フリーソフトですべてまかなえることになる。
ま、アイコン作りで一番重要なのは絵心とかデザイン感覚なんでしょうけどね。アイコンを公開しているサイトはたくさんあるが、ホントにほれぼれするぐらいうまいアイコンがありますね。それをそのまま使うわけにもいかないし、絵心のないソフトウェア作者はけっこう苦労してるんじゃないだろうか。