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2008年05月14日 [Wed]

Firefoxのメモリー消費量

Firefoxの反応が鈍くなったなと思ってタスクマネジャーを見たら、メモリー消費量が300MBを超えていた。メモリーを富豪的に使うソフトであることは知っていたが、一桁違うだろう、この消費量。で、mixiツールバーを削除、アドオンもいくつか減らした。これで一つのページを見ているだけなら60MB余りに減った。

ただし、タブを増やしていけば、メモリーを消費することに変わりはない。Firefoxの問題は使うだけ使うそのメモリーを解放しないことにある。FirefoxやThunderbirdのメモリ消費量を劇的に減らす方法 を参考に設定してみた。おお、最小化すれば、10MB程度まで一気にメモリー消費量が減る。これは便利だ。

この部分、追記。ただし、この方法、もじら組 Wikiでは「システムやほかのアプリケーションに悪影響を及ぼす恐れがある」として非推奨となっている。

メモリーが安くなって、僕も2GB積んでいるけれど、ページファイルの使用が増えれば、反応が鈍くなるのは同じだ。それでもWindows98までに比べれば、随分ましになったんですけどね。メモリー管理ソフトも入れておこうか。

「霧」と「ミスト」

「ミスト」パンフレット書店に行ったら、「ミステリマガジン」6月号を買い忘れていたのを思い出したので買う。スティーブン・キング作品の翻訳が多い翻訳家の風間賢二が映画「ミスト」について、「ヒッチコックの『救命艇』(44)のような密室サスペンスの高みにまで昇華することに成功している。そういう意味でも『ミスト』は原作『霧』の真髄をうまくとらえている。もちろん、ストーリー展開も原作にきわめて忠実だ」と評価している。

僕が原作を読んだのは翻訳が出た直後だったから26年前。中身はほとんど覚えていない。覚えているのは霧の中から怪物が出てくることと、クライマックスに巨大な怪物が主人公たちの乗った車の上を通り過ぎていくことぐらいだ。映画を見ていて、怪物たちがどこから来たのか説明される場面で、ああそうだったそうだったと思い出した。

映画は決して悪い出来ではないが、前半、主人公たちが閉じ込められたスーパーマーケットを巨大な触手が襲う場面から巨大昆虫が出てくるまでの人間ドラマを長く感じた。そういう部分も原作に忠実と言われると、まあそうなのだろうが、こちらの原作の印象としてはもっと早く怪物たちがゾロゾロ出てきたような記憶がある。だいたい、原作が人間ドラマを強調していたなんて全然忘れている。だから原作にもそういう部分に不満があったのかもしれない。

監督がフランク・ダラボンだから、人間ドラマ重視は分かるのだけれど、それと怪物とを組み合わせることに小さな違和感があった。人間のエゴとか暴走とか狂信的な部分を描くのであれば、怪物は不要ではないか。映画を見ていて感じたのはまるでディザスター映画だなということ。災厄に巻き込まれた人々を描くディザスター映画の演出はこんな感じだ。原作に忠実でなくても怪物映画に徹してくれた方が好みには合っていたと思う。

問題のラストについても僕は懐疑的だ。これ、キング自身も気に入っているラストだそうだけれど、主人公の悲痛な行為から霧が晴れるまでの時間が短いので何だかバカバカしくなってくる。それはないだろう、という気分。ここで強調されるのは皮肉さだけであり、もう少しうまい構成の仕方はなかったのかと思う。


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