映画とネットのDIARY(tDiary版)

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映画の感想一覧 2004年7月以降 2005年  2006年  2007年  2008年  2009年

2005年08月01日 [Mon]

企業ユーザーはVistaの互換性問題を懸念

それは企業だけでなく、個人のユーザーでもそうだろう。僕の場合、Win98で使っていたスキャナのドライバがWin2000では動かなかった。しばらくはデュアルブートで切り替えて使っていたが、面倒なので結局スキャナを買い換えた。CANONがドライバを出さなかったためだが、OSのバージョンアップというのはソフトウェアだけでなく周辺機器の動作に支障が出る場合も多いのだ。

ま、スキャナのような安い機器の場合はいいんですけどね。定期的に買い換える理由になったりもするし。Vistaが出たら、OSのバージョンアップよりも新しいノートパソコンを買おうかと思案中。来年後半の話だから、まだ先ではありますがね。


2005年08月02日 [Tue]

スパムメールブロックがパワーアップ

受信拒否条件を100個まで設定できるようになった。ワイルドカードも(正規表現ではないが)使えるし、ヘッダーの特定の文字列も対象にできるようになった。これはかなりのパワーアップと思う。迷惑メールフォルダーの取りこぼしが毎日3、4通あったが、これを撲滅できそうだ。

とりあえず、台湾(.tw)と韓国(.kr)経由のメールを迷惑メールフォルダーに分類することにした。Receivedに.tw、.krを含むメールが対象。X-MailerにEasy DM freeを含むものもシャットアウト。Content-TypeがShift_JISとEUCのものも。これだけで随分効果があるはず。

と思ったら、通常のメールも届かなくなった。「Message-ID:」が「空の場合」に受信拒否したためらしい。最後のコロンは不要なのだ。これを「ごみ箱に移動する」設定にしたら、届いたメールがごみ箱に入ったので分かった。と思ったが、どうも確信が持てない。コロンを外しても、ごみ箱に入る。他の設定に間違いがあるのかもしれない。受信拒否の設定は気をつけた方がよさそうだ。

というわけで、よく分かりませんが、午後7時20分ごろから10時半ごろまでに@niftyのアドレス宛に出されたメールは届いていません(~_~;)。今後も届かない場合があるかもです。


2005年08月03日 [Wed]

日本2−2中国

フラストレーションたまりっぱなしの試合。なぜ前にボールを出さないのか。ぐずぐずしているうちに中盤でボールを取られてピンチという場面が何度もあった。良かったのは田中だけ。阿部のフリーキックもよかったけど、フリーキックだけではだめですね。

やはり司令塔不在なのが痛い。前の試合で小笠原が司令塔役では弱いなと思ったが、きょうは試合を作れる選手がまったくだれもいなかった。中盤から(というか、ほとんど最終ラインから)前線へボールがいかなかったのはそのためだろう。中田、中村の存在がいかに大きいかよく分かった。

東アジア選手権、これで最下位決定か。


2005年08月04日 [Thu]

CharsetがShift_JISのメール

Spamに多いので削除条件に使っている。不具合もないようなので、拒否条件にしようと思ったら、中には一般ユーザーでわざわざShift_JISにしている人がいるのだ。Vine LinuxのML過去メールを検索したら5人いた。メーラーはBeckyやThunderbirdやOutlook。日本語の標準設定はISO-2022-JPなので、メーラーもデフォルトの設定ではこうなっているはず。それがShift_JISにしてあるということはわざわざ設定を変えたのだろう。

何か意図があるのか、単に知らなかったのか分からないが、こういうメールはMLのアーカイブで文字化けを起こす。Spamと間違えられる可能性も大きいので標準に戻した方が無難。


2005年08月05日 [Fri]

東大将棋8

昨日、届いた。インストールしてさっそく対局。6級でやったら何とか勝てる。以前使っていた東大将棋5より検討モードが充実した。悪手も指摘してくれる。対局モードもいろいろ選べていい感じ。機能がたくさんあるのでしばらく遊べそう。

[MOVIE] 「亡国のイージス」

「亡国のイージス」パンフレット映画の登場人物たちがこだわる亡国に関する部分がよく伝わってこない。今の日本の現状にどう不満があるのかの説明が不足しており、分かったような分からないような気分になるのだ。残るのは「ダイ・ハード」的シチュエーションのアクションということになるが、これは阪本順治にとって得意な分野ではない。例えば、中盤のイージス艦から発射されたミサイルで護衛艦が沈むシーンなどもう少し緊迫感が欲しいと思えてきてしまう。中井貴一の「よく見ろ、日本人。これが戦争だ」というセリフほどアクションが戦争には見えないのである。「ダイ・ハード」的シチュエーションにしては、アクションに入るまでの前ふりが長すぎると思う。

加えて、登場人物の背景を思い切り簡略化した結果、ヨンファ(中井貴一)と工作員の女ジョンヒ(チェ・ミンソ)の関係(原作では兄妹)がよく分からなくなっている。殺人マシーンであるジョンヒは原作では強烈な印象を放つが、チェ・ミンソはそれほど強そうにも見えない。一番弱いと思うのはテロリストたちの正体で、原作では北朝鮮とはっきり書いてあるのに映画ではこれがあいまい。具体的に国名を出せないさまざまな事情は分かるけれど、それなら架空の国にでもしてしまえば良かった。ヨンファの国がどういう状態か、どういう扱いを受けたかが示されないので、テロリストたちの真の目的もあいまいになり、ヨンファに同調するイージス艦副長の宮津(寺尾聰)にも説得力がなくなっている。ヨンファが自分の国をどうしようとしているのかをもっと描くべきで、それとヨンファの過去を組み合わせなければ、テロリストたちの動機が見えてくるはずはない。テロリストに対抗する仙石(真田広之)と如月行(勝地涼)にしてもキャラクターの描き込みが足りず、この映画、キャラクターの掘り下げ方が足りなかったのが一番の敗因なのではないかと思う。長い原作のまとめ方としては「ローレライ」の方がうまかった。

ヨンファとジョンヒの兄妹は収容所に勤務する両親を暴動で殺され、軍の高官に引き取られた。工作員として育てられたが、過酷な任務でジョンヒは声を失う。敵国の捕虜になり、拷問によって廃人になる寸前のところをヨンファに救出される。やがてヨンファは育ての親の高官を殺し、政府の打倒と国の立て直しを意図するのだ。凄腕の特殊工作員であることと、父親殺しという点で如月行とヨンファには共通点があり、だからこの兄妹は如月を仲間に引き入れようともする。映画ではこうした部分が一切なく、水中の戦いで如月とジョンヒが唐突にキスをする意味がまったく分からない。宮津は国家に息子を殺される。国家への復讐という点でヨンファと共通点があるのである。そうした暗い情念を持った登場人物たちが映画ではまったく薄っぺらになっている。もちろん、原作をそのまま映画にできるわけはないから、省略や変更があるのは当然のこと。しかし、それにしても中途半端な描写が多すぎるように思う。阪本順治は本来なら、こうした人物を描き分けるのが得意のはずだが、脚本にする段階で失敗しているのではどうしようもない。

原作を読んだ時に気になったのは福井晴敏の国防に対するスタンス。敵と対峙しても先に発砲することを許されない自衛隊の在り方への批判と受け取られかねない部分があるのだ。原作は冒険小説的側面を強調しているので、後半、この部分は薄くなるけれど、こういう考えは改憲派に利用されるなと感じた。映画に自衛隊が全面協力したのも原作にこういう部分があったからだと思う。協力をもらったからといって、自衛隊PR映画にする必要はさらさらなく、巧妙に反自衛隊映画にすることもできるのだが、阪本順治にはそういう意図はなかったようだ。この種の映画には政治意識が必要で、硬派の話が書ける人でないと、脚本化は難しい。そういう人材、今の日本映画にはあまり見あたらないのが悲しいところだ。

言わずもがなのことを書いておけば、原作の主人公ははっきりと如月行である。如月行を演じられる俳優もまた見あたらないので主人公を仙石にしたのは仕方がない。原作の仙石は真田広之ほど格好良くはなく、普通のおっさんの感じだが、真田広之はそうした部分も少し取り入れつつ、アクション映画の主演をこなしていて悪くないと思う。


2005年08月06日 [Sat]

iTunes

起動したら新しいバージョンが出ているとのお知らせがあったのでダウンロード&インストール。このソフト、iPODを持っていないとほとんど不要と思えたけど、映画の予告編を見るには使える。iPODも欲しくないことはないんだが、あまり音楽を聴くわけでもないし、どうせヘッドホンで聴くのなら携帯で十分という感じもある。

ただし、日本版のミュージックストアの価格が1曲あたり150円が中心というのはいい。着うたフルもこれぐらいの価格で十分なのではないか。


2005年08月07日 [Sun]

個人情報流出

楽天からやっぱり漏れてました、とメール。住所、氏名、電話番号、カード番号、アドレスなど。取引で入力した情報はすべて漏れたようだ。やっぱりね。

カード番号を変えなくてはいけないが、今、沖縄にいる。帰ってから手続きするしかない。それに10日には先月分の引き落としがある。先月分の明細には怪しい点はなかったので、とりあえず大丈夫のようだ。

携帯から更新

携帯でメモ帳に書いていたら、文字数に制限があって途中で入力できなくなった。auの携帯はメールは5000文字までOKなのでメモ帳も大丈夫と思いこんでいたが、違うのですね。日記をメールで更新できるようにしておかないといけないなあ。

沖縄1日目

「リザンシーパークホテル」昨年と同じく夏の旅行は沖縄にした。9時発の飛行機で出発。1時間半かかるので空港で買った打海文三「ハルビン・カフェ」を読む。第1章しか読めなかったが、すごく面白い。続きが楽しみ。

午前10時半に沖縄空港着。オリックスレンタカーの迎えの車に乗る。昨年はニッポンレンタカーで営業所は空港のそばだったが、今回は15分ほど離れた所。会社の規模の差ですかね。借りた車はトヨタのアレックスだった。

ホテルは午後1時チェックインなので先に昼食を取る。営業所に隣接したアウトレットモール「ASHIBINAA」。僕はサンドイッチとコーラ。家族はカレーとか沖縄そばとかスパゲティとか。12時過ぎに車でホテルへ向かう。カーナビに行き先をセットしようとしたら、ホテル名を入れても探せない。電話番号もダメ。仕方ないので住所を入力したが、番地までは入力できない。おまけに現在いる場所が海の中になっている。このカーナビ古いのだろうか。

高速に乗って1時間ほどでリザンシーパークホテル谷茶ベイ写真=着。大きなホテルである。10階建てで1フロアに100部屋以上ある。予約しておいた部屋はファミリールーム。2部屋をつないだ広さで快適。バスルーム2つ、テレビも2台ある。ホテル自体は新しくはないが、広いのでまあいいでしょう。少し休んでホテルの前にある海へ。去年の残波岬は石がゴロゴロしてうれしくなかった。ここは貝がらやサンゴの破片がゴロゴロ。沖縄には長い川がないので、砂もないのだと推測。それでも残波岬よりは良かったのでしばらく泳ぐ。

続いて屋内プール、屋外プールと泳いだらぐったり。部屋で少し休んで夕食に行くことにする。ホテルにはレストランが8つある。実は沖縄料理は苦手。イタリア料理のレストラン「カフェ・ルマーニ」にした。家内と僕はディナーコース、子供はピザとスープ、飲み物。ピザはLサイズを注文したら相当大きなのが出てきた。ディナーコースはメインディッシュを伊勢エビと牛フィレから選べる。それぞれ頼んで食べ比べてみたが、どちらも味はイマイチか。牛フィレの方がましだが、宮崎牛のおいしさに比べると、どうしても劣ります。

部屋に戻ってシャワーを浴びる。ここには大浴場もあるが、800円かかる。疲れていたので、お風呂は明日にする。東アジア選手権の日本―韓国戦を見た後、10時半ごろ就寝。


2005年08月08日 [Mon]

デジカメより携帯

沖縄には携帯とデジカメの両方を持ってきた。使うのはほとんど携帯のカメラ。少し暗い場所でも撮れるし、これで十分という感じ。もちろん、レンズの解像度は随分違うのだが、旅先での荷物を考えると、携帯だけでもいい感じだな。次の旅行からはそうしよう。と思ったが、やはり下の写真を見ると、解像度がダメダメだなあ。動いているカートの上から撮ったためでもあるんですがね。

沖縄2日目

名護パイナップルパーク午前7時前に起床。朝食はシーサイドレストラン「谷茶ベイ」でバイキング。宿泊客は少ないのかと思ったら、朝食会場はいっぱいだった。といっても、この会場、品川プリンスよりは随分狭い(当たり前か)。内容はまあ、普通のバイキング。ベーコンとかスクランブルエッグとかスパゲティとか目玉焼きとか。いつものようにたくさん食べる。おいしゅうございました。

どこに行くかを検討して、9時半ごろ、ナゴパイナップルパークに出発。今回は3日間とも海でゆっくりしようと思っていたのだが、そうもできないのが悲しいところ。カーナビに行き先を入れたら、やっぱり表示できない。ダメだ、このカーナビ。国道58号線を北上し、途中で万座毛に寄る。なんてことはない所だが、景色はいいので写真を撮る。

1時間ほどでナゴパイナップルパーク着。カートに乗って園内を回る。10分ほどのコース。自動操縦なので楽。シダが生えている所で「映画『ジュラシック・パーク』でも…」という説明があった。パイナップルの説明がいろいろあって、けっこう面白かった。

ただ、それが終わると、あとの順路は土産品店ばかり。去年行った「おきなわワールド」と同じだ。土産品の試食が多かったので、パイナップルジュースとかパイナップルケーキとかパイとかシークヮーサージュースとか食べたり飲んだり。おいしかったものを買う。

1時半ごろ、ホテルに帰る。郵政民営化案否決のテレビを見た後、家族はプールへ。僕は部屋で「ハルビン・カフェ」を読む。読み始めてすぐに寝てしまった。4時ごろ、家族に起こされる。ノックしても返事がなかったので、ホテルの人に鍵を開けてもらったそうだ。熟睡してました。

きょうは風呂に入りたかったので大浴場へ行く。大人800円、子供500円。2階にあるけど、露天風呂で立ち上がると、海岸から見えてしまいます。ま、ほとんどプライベートビーチだし、入浴時間になると海水浴客は少ないですけどね。長男とサウナに入ってみるが、熱くてすぐに出る。苦手です。元々、長風呂ではないので、15分ほどで上がる。これで800円は高いが、大人数が泊まるホテルなので有料にしないと、収拾がつかないのだろう。しかし、この広いとは言えない風呂の施設では余計に高く感じる。

夕食は2000円分のチケットがあったので、1階の「沖縄屋台村」に行く。琉球舞踊を見ながら、軽食を取る感じの所。チケットを1000円分買い足して、僕はオリオンビール、家族は各種ジュース。つまみにサーターアンダギー、ミミガー(豚の耳皮)のピーナッツ和え、ソーセージ。これだけでは足りないので、日本料理「七福」に行き、単品料理をいろいろと泡盛「残波」のロックを2杯。ゴーヤーチャンプルーがおいしかった。午後11時ごろ就寝。


2005年08月09日 [Tue]

「海猿2」エキストラ募集

宮崎と鹿児島で今月下旬からロケするとのこと。正式タイトルは「海猿 The Next Stage」になる。必要なエキストラは500人。カーフェリーを使うらしい。エキストラのほか、ボランティアスタッフも募集。ロケにはどういう縁があったのでしょうかね。

沖縄最終日

「東南植物楽園」午前6時過ぎに起床。7時から昨日と同じく「谷茶ベイ」で朝食。バイキングの中身が少し変わったのに感心。こういうリゾートホテルの場合、一泊だけの人は少ないだろうから、ホテル側も配慮しているのだろう。チェックアウトの準備をいろいろした後、9時過ぎから屋内プールで1時間ほど泳ぐ。ここのプールは水深1.2メートルから1.5メートル。子供用に浅い部分もあるが、幼児は屋外プールの方が安心かも。

2泊してみて感じたのは大きなホテルだけど、大きいだけにサービスが行き届いていない面もあること。ホテルが満室だったわけではないけれど、こういう大きいホテルの場合、維持費も大変だろうし、割り切って泊まることが必要なのだろう。ランク的には昨年泊まった残波岬ロイヤルホテルの方が下らしいが、残波岬ロイヤルホテルは新しいし、店とかレストランとかにも高級感があったように思う。

11時前にチェックアウトして、どこに行こうか迷う。とりあえず国道58号線を南下し、家内の発案で「東南植物楽園」に行くことにする。家内は20年ほど前に行ったことがあるそうだ。20分ほどで到着。名前からすると、植物園のようだが、いろいろイベントをやっているし、椰子の木登り=写真=とか子ども向けの遊具があって、子どもはここが一番面白かった様子。コイにえさをやったり、簡単な遊具で遊んだり、魚釣り(ほとんど入れ食い状態)をした後、レストランで昼食。レストランは園内に1軒しかないので仕方なく入ったら、バイキング。料理は「谷茶ベイ」より随分落ちると感じた。価格的にはまずまずだったけど。

午後から園の反対側に行き、親子昆虫大学(珍しいカブトムシとかいろいろ)など楽しむ。入り口で園内で通用するお金を1人500円分もらう。暑かったのでコーラを飲んだり、お土産を買ったりして消費。3時ごろにレンタカーの営業所に向かう。時間があったので高速には乗らず、一般道を南進。嘉手納基地のそばを通って改めて基地の大きさを実感。途中、アメリカ人の女性がオープンカー(セリカ)に乗っているのを見る。やはり沖縄は基地の街だな。一番いいところにある基地が返還されれば、沖縄の街は再開発されてよくなるのでは。ただし、経済的なことを考えると、基地がなくなれば困ることも多いだろう。複雑なところだ。

レンタカーを返して空港へ。4階のレストランで簡単な夕食を取る。あとはお土産をいろいろ買う。午後7時半発の飛行機に乗り、9時前に帰着。2泊3日だと短く感じる。かといってこれ以上長いと、疲れもますだろう。だいたい観光するのがいけないのだ。来年はゆっくりしたいなあ。と毎年感じることを今年も感じる。


2005年08月10日 [Wed]

メールで更新

携帯メールからこの日記を更新できるようにposttdiary.rbを入れてみた。とりあえず、パソコンのアドレスから送信。果たして動くか。

設定

動いた。さくらのレンタルサーバーの場合、.forwardは使えないので、代わりに.mailfilterというファイルを作成してプログラムに渡す記述をする必要がある。.mailfilterは迷惑メールフィルターをオンにすると、作成される(場所は/home/ユーザー名/MailBox/アカウント)。posttdiary.rbのページの記述を.mailfiletrに書くと以下のようになる。

to " | /home/tdiary/bin/posttdiary.rb -i /home/hoge/public_html/tdiary/images/ -u http://www.example.com/~tdiary/images/ http://www.example.com/~tdiary/update.rb tdiary password"

toを最初に書いてコマンドをダブルクオーテーションで囲むだけ。toの代わ りにccと書くと、メールボックスにメールが保存される。

ただ、このプログラム、更新用のアドレスにメールを送信すると、誰でも日記が更新できてしまう。それではセキュリティ上、好ましくないので、.mailfiletrに条件を付けて、自分のアドレスからメールを受けた時にのみ日記が更新されるようにしておいた方がいい。

if ( /^from:.*hogehoge@foo\.bar\.ne\.jp/ )
{
to " | /home/tdiary/bin/posttdiary.rb -i /home/hoge/public_html/tdiary/images/ -u http://www.example.com/~tdiary/images/ http://www.example.com/~tdiary/update.rb tdiary password"
}

という感じ。hogehoge@foo\.bar\.ne\.jpには自分のアドレス(更新用メールを出すアドレス)を書く。これでもアドレスを偽装されたらアウト。更新用のアドレス(つまり更新用メールを受けるアドレス)はパスワード同様に長くて分かりにくいものにしておいた方が安心。もちろん、そのアドレスを公開してはいけない。

メールでの更新に関しては、メールの冒頭にパスワードなどのコマンドを書かなくてはいけないhnsの方がセキュリティはしっかりしているし、機能も豊富だな。

携帯メールから更新

で、これが携帯からの本番テスト。うまくいった。.mailfilterに(というかposttdiary.rbに)--use-subjectオプションを付けて実行してみると、メールのサブジェクトが日記のサブタイトルになる。これもうまくいった。この方が後から携帯メールで何を更新したかが一目で分かっていい。

カード番号変更

三井住友VISAカードの紛失・盗難受付デスクに電話。楽天での個人情報流出の件を話し、カード番号変更の手続きをする。あちらも話は分かっていて、本人確認の後、てきぱきと手続き終了。変更の電話は多いのでしょうね。

新しいカードは金曜日に発送するとのこと。カードが届いたら、使用している支払いの番号を変更しなくては。

makerssプラグイン更新

RSS(index.rdf)の表示が変になっていたので、プラグインを更新してみた。ダメだ。改造していたのを忘れてた。diary.xslとdiary.cssを書き直してどうやら正常表示になった。久しぶりにXSLTの本を読んだ。


2005年08月11日 [Thu]

iTunes Music Storeと国内の音楽配信サービスを徹底比較!

これを読んでも現状ではiTMSが一歩リードの印象。iPODが売れているからだけでなく、複数のPCで再生可能というのがいい。同じIDの場合に限られるが、これならば、HDDがクラッシュした場合にも対応できる。WMAやATRAC3がダメなのはこれができない点だろう。ユーザーにとっては不要な曲まで入って1000円以上するCDよりも欲しい曲だけダウンロードして聴けるというのは大きな魅力。

最近、ビデオ店に行ってもCDばかり借りている長女などにはぴったりなのではないかと思う。借りるより買った方が安いわけですからね。


2005年08月12日 [Fri]

宝くじ

20枚買って10枚は外れ。あとの10枚に期待。でも、だめでしょうね。


2005年08月13日 [Sat]

「ピンク・パンサー」予告編

クルーゾー警部役はスティーブ・マーティン。旧シリーズはくだらなさに頬が引きつったが、マーティンが演じれば、ピーター・セラーズよりは面白そうな感じがする。ほかにケヴィン・クライン、ビヨンセ、ジャン・レノが出演。クラインがハーバート・ロムの役なのかな。監督はショーン・レヴィ。


2005年08月14日 [Sun]

info@*.comは受信拒否

2週間ほどごみ箱に入れていたが、受信拒否しても問題ないようなので設定。SONYSTYLEといーでじとMLのメールは受信するようにしておいた。info@*.comの迷惑メールは2週間で100通ほどたまっていた。info@*.netもしばらく様子を見て受信拒否にしよう。

スパムメールブロックの場合、正規表現が使えないのでこうした書き方になるが、使える場合はinfo@.*\.comでいい。

郵便物お預かりのお知らせ

きのう来ていた。三井住友カードから。番号を変えた楽天カードらしい。会社の隣に郵便局があるので取りに行ってもいいのだが、明日は休みなので、再配達のお申し込み受付から明日配達するように頼んでおいた。


2005年08月15日 [Mon]

3年ぶりにDebian

最小構成のCD-ROMが日経Linux9月号の付録にあったので、VMwareにインストールしてみた。なるほど、最小構成というのは基本パッケージだけあって、残りはネットワークインストールになるわけですね。インストールの種類で「デスクトップ環境」を選んだら、540MBほどをダウンロードしてインストール。難なく進んだが、起動してみると、画面サイズが800×600。GUIからは変更できないので、設定ファイルを書き換えなくては。

インストーラーは少し変わった気がする。というか、3年前にインストールした時は英語版のインストーラーで設定にかなり苦労したのだった。最初から日本語環境が整っていると、楽ではある。しかし、Debianの各種設定とかすっかり忘れてしまっているのだった。気長にやりましょう。

解像度変更

で、LinuxWorld Online - Debianインストール必勝法 Part3を参考にしてdpkg-reconfigure xserver-xfree86を実行し(このコマンドは/etc/X11/XF86Config-4のコメントに書いてありますね)、無事に解像度を1280×1024にできた。ただ、今度はマウスホイールが動かない。設定を間違ったらしい。もう一度実行するのは面倒だったので、rootになって設定ファイルを書き換えた。

Section "InputDevice"
	Identifier	"Configured Mouse"
	Driver		"mouse"
	Option		"CorePointer"
	Option		"Device"		"/dev/psaux"
	Option		"Protocol"		"ImPS/2"
	Option		"Emulate3Buttons"	"true"
	Option		"ZAxisMapping"		"4 5"
EndSection

ImPS/2がPS/2になっていたのが失敗だったようだ。Xが正常に起動すると、半分以上は設定が終わった気分になる。

変更届

新しいクレジットカードが届いたので、楽天と@niftyで決済カードを変更。auショップにも行き、変更届を出した。ついでにメールアドレスも@niftyからさくらに変更中。amazon、一太郎web、インプレスダイレクト、楽天、Nikonなどからのメールを変更した。これでOK。

アドレスは徐々にさくらに移して、@niftyでの未登録アドレスブロックを有効にしようと思う。ホームページのファイルからもメールアドレスを消すため、メールフォームを設置した。


2005年08月16日 [Tue]

ふきん3枚2000円

きのう庭で焼き肉をしていたら、軽い知的障害があると思われる女性が来た。あるいは障害はないのかもしれないが、話し方が不自然でマインドコントロールされていることは歴然。「野の花会という団体のボランティアで回っています。障害のある子供たちが袋詰めしたふきんです。ご協力いただけませんか」。野の花会は東京にある組織で、ふきん3枚で2000円という。いくらなんでもそれは高い。家内が断ったら、パンフレットを置いて帰った。3枚500円ぐらいにしないと売れないでしょう。

調べてみると、やはり集金にかけては有名なあの組織との関係があるようだ。販売の仕方はここに書いてあるのと、ほぼ同じ内容だった。騙されて買って怒っている人もたくさんいる。

回っている人を責めるつもりはない。腹が立つのは障害者をだしにして集金する組織の在り方。ボランティアとは対極にある姿勢であり、ほとんど詐欺だと思う。

[MOVIE] 「妖怪大戦争」

「妖怪大戦争」パンフレットかつて大映の夏興行の定番だった妖怪ものを、大映を買収した角川映画が製作。一見して類似性を感じたのは原口智生の快作「さくや妖怪伝」(2000年)で、同じ妖怪ものだし、剣を持った少年(少女)が悪に立ち向かうという基本プロットも同じである。ただ、「さくや」が1時間半足らずだったのに対して、この映画2時間3分もある。原作・脚本が荒俣宏なので話はしっかり作ってあるにしても、どうしても中だるみを感じてしまう。子ども向けの映画であると割り切り、導入部分をてきぱきとまとめて1時間半程度にした方が良かっただろう。全体として悪くない出来だけにそれだけが惜しい。

映画はプロデュースチーム「怪」の雑談が発端にあったそうだ。水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきというメンバーで、それぞれゲスト出演もしている。加藤保憲を敵役にしようと発案したのは京極夏彦だそうで、映画は加藤が出ることによって「帝都物語」番外編みたいな雰囲気もある。残念なことに加藤を演じるのは嶋田久作ではなく、豊川悦司。豊川版加藤も悪くはないが、どうせなら嶋田久作に出て欲しかったところだ。監督の三池崇史は「ゼブラーマン」で意外にスーパーヒーローものに理解があることを示したが、今回も的を外していない。導入部分では妖怪の怖さを見せ、中盤からユーモアを散りばめている。おまけに出てくる女妖怪がどれもこれも色っぽい。鳥刺し妖女アギ役の栗山千明、川姫役の高橋真唯の2人が印象的で、個人的にはワルを演じる栗山千明がはまり役だと思った。ろくろ首役の三輪明日美もいい。

主人公のタダシ(神木隆之介)は両親の離婚で鳥取の祖父(菅原文太)の家に母親(南果歩)と住む。東京から来たために学校ではいじめられている。タダシは神社の祭りで麒麟送子(きりんそうし)に選ばれる。麒麟送子は悪と戦う定めで、選ばれた者は大天狗の聖剣を取りに行かなくてはならないとの伝説があった。大天狗の山に向かったタダシは妖怪の姿を見て逃げ出すが、途中、けがをした不思議な生き物と出会う。その生き物はスネコスリで、やはり妖怪の一種。再び大天狗の山に引き寄せられたタダシは猩猩(しょうじょう=近藤正臣)、川姫(高橋真唯)、川太郎(阿部サダヲ)と出会い、ついに大天狗のもとへたどり着く。聖剣を取ろうとしたところへ、鳥刺し妖女アギ(栗山千明)が機怪(人間に捨てられた機械と妖怪が合体した怪物)とともに現れる。アギは人間に復讐を誓う魔人・加藤保憲(豊川悦司)に賛同し、妖怪たちを狩り集めていた。タダシは聖剣で立ち向かうが、アギに剣を折られてしまう。スネコスリを連れ去られたタダシは妖怪たちの協力を得て、加藤に立ち向かう。

これで妖怪大戦争というわけだが、おかしいのは集まった妖怪たちが、加藤が敵と知って、「それでは…解散」と帰ってしまうこと。このあたりから映画はユーモアの度が強まってくる。妖怪のキャストが多彩でおかしい。油すまし=竹中直人、小豆洗い=岡村隆史、ぬらりひょん=忌野清志郎、大首=石橋蓮司、一本だたら=田口浩正、雪女=吉井怜、神ン野悪五郎=京極夏彦、魍魎=塩田時敏、山ン本五郎左衛門=荒俣宏、妖怪大翁=水木しげる、といった面々である。人間側も多彩で佐野史郎、津田寛治、大沢在昌、徳井優、永澤俊矢、田中要次、宮迫博之、柄本明といった顔ぶれ。宮部みゆきは学校の先生役で登場する。三池崇史の人徳なのか、ちょい役も含めてこんなにキャストがそろった映画も珍しいだろう。

加藤の復讐は物を使い捨てにする人間たちへの憎しみから来ている。そういう理由にはあまり必要性を感じないのだが、子供たちに見せるにはそうした部分があった方が良いのかもしれない。ただし、これを見た子供たち、特に男の子は高橋真唯の太ももや栗山千明の衣装にしびれるのではないか。そうした部分を入れているところに三池崇史らしさを感じた。「ゼブラーマン」のゼブラナース(鈴木京香)の衣装を彷彿させるのである。逆に女の子がしびれるのは神木隆之介のけなげな姿なのだろう。

パンフレットに収録された「怪」の4人による座談会(2002年12月収録)では3部作の構想が紹介されている。3年前の話だからどうなることかは分からないが、続編を作るなら、キュッと引き締まったコンパクトな映画を期待したい。


2005年08月17日 [Wed]

「傷痕」

今年のMWA賞を受賞した短編。ミステリマガジン9月号に掲載されている。自宅で胸にステーキナイフを深々と刺された女が警察に通報する。女は強盗が自分を刺し、財布を奪って逃げたと言う。奇跡的に急所を外れていたとはいえ、女の傷は生きているのが不思議なくらいの深さだったが、刑事は現場の状況と周辺の捜査から女の自作自演と結論する。6年後、女は事件の再捜査を要求する。

物語のヒロインは事件発生当時、警察官志望で被害者サービスの仕事をしていた。被害者と心を通わせるが、自分が警察志望であると分かると、交流はなくなる。その後、事件を担当した刑事と結婚し、今は地域連絡官になった。これは市民からの事件の審査請求を担当する部署。つまり、ヒロインは夫が担当した過去の事件を再捜査すべきかどうかを判定することになるのだ。

文章がうまいためか面白く読めるのだが、設定には無理があると思う。背中に届くほどの傷を自分で刺せるかどうか。それを自作自演と決めつける刑事というのもややリアリティに欠ける。展開もミステリとしては物足りない面が残る。これが受賞したのは純文学っぽいところがあるからではないかと思う。キャラクターの描き込み、心理描写などはうまいのである。

原題は“Something about a Scar”。作者のローリー・リン・ドラモンドは元警察官とのこと。


2005年08月18日 [Thu]

「ActiveBasicオフィシャルユーザーズガイド」

去年の5月に出た本。ActiveBasicはVisualBasicに似た言語で統合開発環境がフリーで提供されている。さわりを読んだが、それなりにプログラムの基礎知識がないと難しいようだ。現在、ActiveBasicのバージョンは4.04.00。本の方は3.1.0を元に書かれているが、まあ、基本は変わらないだろう。

作者は1983年生まれ。プログラミング言語の開発者としては最も若いのかな。ActiveBasic自体、開発が始まったのは1999年でWin32APIに完全対応したのは2003年とのことなので、まだまだ若い言語なのだ。

ユーザーズガイドと言えば、日本語プログラミング言語なでしこの公式ガイドブックも9月8日に発売されるとのこと。cbook24.comで予約した。簡単な処理をやるなら、なでしこの方が手軽ではある。


2005年08月19日 [Fri]

「宇宙戦争」(DVD)

1953年製作版のDVDが届いた(DVDのジャケットには1952年とある。どちらが正しいのか)。楽天のショップで1,197円。字幕版だけで日本語吹き替え版は入っていない。小学生のころだったか、テレビの吹き替え版で見て以来の再見だが、上映時間が85分と短いとは知らなかった。当時はこれぐらいの長さで十分だったのだろう。

結末はスピルバーグ版と同じなのに納得できるのはその前に都市の徹底的な破壊シーンがあり、群衆が暴徒化するシーンがあるからか。原爆を使っても撃退できない相手では奇跡でも起きないと、どうしようもないという気分になるのだ。映像は当時としては画期的だっただろう。これと「禁断の惑星」(1956年)が50年代SF映画の白眉だと思う。もちろん、物語は「禁断…」の方がよりSFらしい。

原爆を使うシーンには例の翼だけの飛行機が登場する(全翼機と呼ぶそうだ)。Northrop YB-49という実在の飛行機。30年近く前、小野耕世がキネマ旬報で「宇宙戦争」に絡めてこの飛行機のことを紹介していて、興味深く読んだものである。この原爆シーンで主人公の科学者(ジーン・バリー)と軍の兵士たちは爆風をもろに浴びる。原爆実験に参加するアトミック・ソルジャーがいた時代だから、こういう描写も仕方ないかと思う。

もし、原爆で効果があったにしても、世界中に下りた宇宙船を破壊するには相当数の原爆攻撃が必要だろう。いずれにしても地球は破滅することになる。火星人は殲滅できたが、地球もまた終末の時を迎える。そういう風な映画もありかなと思う。


2005年08月20日 [Sat]

キネ旬9月上旬号

さっそく「妖怪大戦争」の批評が載っていた。書いているのは秋本鉄次。いつものように女優に入れ込んだ批評で、今回の対象は栗山千明である。そう、子どもは高橋真唯が印象に残るだろうが、大人は栗山千明なのである。ただし、秋本鉄次が言うほど栗山千明がカルト的な道を歩んでいるとは思わない。清純派だなんだというレベルを超えて魅力を持っている女優と思うが、僕は基本的には「アタシの全存在をかけてアンタを否定してあげる」という「バトル・ロワイアル」のような役柄が好きだ。ゴーゴー夕張もアギもいいけど、ああいう役にもまた挑戦してほしいと思う。

秋本鉄次の批評で気に入ったのは次の部分。「さる映画関係者に聞いたのだが、『あずみ2』の現場で、彼女だけが違うオーラを放ち、違う地平を見ていた、という」。そういう女優なのだと思う。


2005年08月21日 [Sun]

2枚で1990円

20世紀フォックスのDVD安売り第4弾。今回は30タイトルだが、特に買いたいものはない。これよりも凄いのはワーナーの1枚690円というシリーズ。6月に発売されたもので、ボブ・フォッシー「スター80」などは買いたくなる。同じような題材の「ジア 裸のスーパーモデル」(アンジェリーナ・ジョリー主演)と併せて買うと、いいかもしれない。再発売のものが中心とはいえ、DVDも安くなったものだ。


2005年08月22日 [Mon]

1週間で262通

迷惑メールフォルダーとごみ箱に入ったSpamの数。以前は1日60通ぐらい来ていたから、160通ほど減らせたことになる。やはり@niftyのスパムメールブロックの改良が大きい。拒否条件で効果があるのは差出人がinfo@*.com、info@*.netの場合、拒否すること。これが1週間で100通ぐらいか。あとはContent-TypeがShift_JISとEUCの場合に拒否とか。

海外からのメールを拒否するにはDateに0900が含まれない場合をシャットアウトするのがいいが、たまに日本のメールでも含まれない場合がある。ITmediaの場合は-0000になっている。アメリカから出しているのか? 受信したいメールの場合は例外を設けておけばいいんですけどね。


2005年08月23日 [Tue]

DiskXTools ver.11 来月発売

案内が来たのでバージョンアップ手続きをした。価格は2,625円。たしか、Win95から98にアップする時に買ったのが最初だったと思う。何年も使っているので、もう惰性という感じ。新バージョンにはクリーン度チェッカーに簡易モードができるとのこと。これは当然だろうな。チェックに時間がかかりすぎるので、インストール時に一度チェックしたら、その後はチェックしないままバージョンアップしてきたものなあ。

ファイルシステムをNTFSにすると(というかWinXPでは最初からそうなっている)、古いファイルの圧縮を行うので、ディスクのクリーンアップに時間がかかる。DiskXToolsのクリーンアップはファイルの圧縮をしないので処理が速く終わるのがメリットか。


2005年08月24日 [Wed]

インデントによる構造化

ひまわりで作った簡単なプログラムをなでしこに書き換えようとして、いろいろ仕様が変わったのを痛感した。条件分岐の構文でカッコが使えなくなり、インデントしないと動かなくなっている。これ、エラーの原因に気づくのにしばらくかかった。構造化プログラミング対応に伴うものだが、カッコでも動いて欲しいところ。要望が多いんじゃないかな。

いずれにしてもきちんとした参考書が欲しい。なでしこマニュアルだけでは不足している部分がありますね。


2005年08月25日 [Thu]

[MOVIE] 「オープン・ウォーター」

「オープン・ウォーター」パンフレットスキューバ・ダイビングに来た男女が海の真ん中に取り残されるサスペンス。1998年、オーストラリアのグレート・バリア・リーフで起きた実際の事件を元にしている。取り残された男女は最初は助け合い、慰め合うが、そのうちにひどい状況に置かれたことに怒りを覚え、相手の責任とののしり合う。さらに周囲にはサメの群れが来て絶望的な状況に陥る。果たして2人は助かるのか。

設定は事実に基づいていても、内容はフィクション。どうやって助かるのか、生き残るためにどうするのかという興味で見ていくと、ラストで肩すかしを食う。インディペンデントの映画で、予算は50万ドル以下。デジタルビデオカメラで撮影し、上映時間79分。CGは使わず、撒き餌をして本物のサメを引き寄せて撮影したそうだ。まずメジャーでは許されない撮影方法だろう。サンダンス映画祭で評判を取り、全米公開された話題作だが、怖いシチュエーションのみ優れているという印象を持った。低予算映画でもまずまず面白い作品は作れるという好例ではあるが、話の展開にもう一工夫欲しかったと思う。シチュエーションを超えるアイデアがないのである。

パンフレットによると、実際の事件では2人がいなくなったことが分かったのは2日後という。捜索しても死体は発見されず、遺留品のみ見つかった。事件から半年後、「だれか助けて」と書かれたスレートが漁船によって発見された。映画はこの題材を元にしていても、スレートに文字を書く場面などはないし、設定だけを借りて自由に創作されている。監督のクリス・ケンティスの興味は極限状況に置かれた男女の心理を描くことにあったという。クラゲやバラクーダー、サメに襲われ、何時間も水中にいることで体は冷えてくる。脱水症状も起こる。想像したくもないシチュエーションの中で人はどうなるのか。映画はそういう描写については健闘している。ケンティスは「ジョーズ」の中でロバート・ショーが語った軍艦インディアナポリスの乗組員についてもリサーチして話を組み立てていったという。けれども、まだまだ物足りない。話の動かしようがないシチュエーションなのは分かるが、2人の背景を含めて描いていけば、もっと映画的にもっと面白くできたのではないか。どうせなら、事実に迫る姿勢が欲しかったと思う。事実の方が面白そうなのだ。設定を借りただけというのなら、明確にフィクションとして発展させていった方が良かっただろう。

それができなかったのは低予算のためもあったかもしれない。デジタルビデオカメラの映像は粒子が粗く、序盤では特に気になった。こういう映像ならば、素人でも撮れるなという感じなのである(監督も言っているが、デジタルビデオカメラならば、自宅のパソコンでも編集できる)。ただ、やはり本物の役者を使っているのは強みで、主演のブランチャード・ライアンとダニエル・トラヴィスはなかなか好演している。特にブランチャード、序盤にほとんど観客サービスだけが目的としか思えないヌードシーンがある。そういうシーンを入れているのを見ると、ケンティス監督、けっこう計算高い商業主義の監督ではないかと思えてくる。

スパムに分類

なでしこでYahoo!メールのSMTPを使ってメール送信したら、さくらインターネットのSpamAssassinが迷惑メールに分類した。理由は以下の通り。

Content analysis details:   (5.7 points, 5.0 required)
 
 pts rule name              description
---- ---------------------- --------------------------------------------------
 2.4 RATWARE_HASH_2_V2      Bulk email fingerprint (hash 2 v2) found
 0.3 NO_REAL_NAME           From: does not include a real name
 0.9 FROM_ENDS_IN_NUMS      From: ends in numbers
 0.3 RCVD_NUMERIC_HELO      Received: contains a numeric HELO
 1.8 INVALID_MSGID          Message-Id is not valid, according to RFC 2822

Message-Idが不正となっているのが痛い。20050825093214296$F3801Rc$hogehoge@<hogehoge@yahoo.co.jp>という形式なので、これを

<20050825093214296$F3801Rc$hogehoge@yahoo.co.jp>

という形式に直せば、スパム判定は免れるのではないかと思う。@niftyに送信したら、迷惑メールにはならなかった。SpamAssassinに固有の問題かもしれないが、このフィルターを使っているサーバーは少なくはないと思う。いちおう、なでしこのバグ報告掲示板に報告しておいた。


2005年08月26日 [Fri]

[MOVIE] 「マダガスカル」

「マダガスカル」パンフレットドリームワークスの3DCGアニメ。セントラルパークの動物園にいるシマウマ、ライオン、カバ、キリンの4頭がアフリカに送り返される途中、ひょんなことからマダガスカル島に流れ着き、大自然の魅力を知るという物語である。「シュレック」などとは違って明らかに子ども向けだが、「猿の惑星」や「アメリカン・ビューティー」「炎のランナー」など映画のパロディが所々にある。子どもにはたぶん分からないパロディだから、一緒に見に行った親を退屈させない工夫なのかもしれないが、どれもパロディにする必然性には乏しい。そういうことをするぐらいなら、もう少し話の密度を濃くしてはどうか。野生に帰って狩りに目覚めたライオンの扱いをどうするのかと見ていたら、極めて平凡な結論に落ち着かせている。こういうところを見ると、話を作る努力をほどほどにしてパロディに逃げているとしか思えないのである。とりあえず、きちんとまとまった映画だし、3DCGの技術も水準をクリアしているけれど、こういう製作姿勢で傑作を生むことは難しいだろう。

ニューヨーク、セントラルパークの動物園。シマウマのマーティはペンギンたちが動物園を脱走するのを見て、外の世界に興味を持つ。動物園の生活は安楽で悪くなかったが、人生の半分を動物園で過ごして外に出てみたくなったのだ。マーティはある夜、こっそり、動物園を抜け出してしまう。それに気づいた親友でライオンのアレックス、カバのグロリア、キリンのメルマはあとを追う。グランド・セントラル駅で4頭は人間に捕まるが、動物愛護団体の抗議によってアフリカに送り返されることになる。ところが、乗せられた船にはペンギンたちが潜んでいた。ペンギンは船を乗っ取り、南極に向かおうとする。4頭が詰められた木箱はこの騒動で海に放り出される。漂着したのはマダガスカル島。マーティは自然を満喫するが、残りの3頭は動物園に帰りたくてたまらない。しかし、出会ったキツネザルたちによって自然の魅力を教えられていく。同時にアレックスは肉食の本能、狩りの本能にも目覚め、マーティたちがえさに見えるようになってしまう。

動物園にいる時はピシッと整えられていたアレックスのたてがみが次第にボサボサになっていく。それは野生の本能を取り戻す過程を表してもいる。ディズニーの「ライオン・キング」ではライオンに虫を食べさせていた。この映画でも同じような趣向である。動物園の生活が動物にとって良いわけではないだろうが、かといって野生に完全に返ると、シマウマとの友情などは成立しなくなる。野生に返るというテーマを描くには、この設定に元々無理があるのである。ユーモアにくるめて楽しく見られる映画にすればいいというぐらいの考えなのだろう。だから内容の薄い映画にしかならないわけだ。動物が擬人化されすぎているのも気になった。

声の出演はライオンがベン・スティラー、シマウマがクリス・ロック、キリンがデヴィッド・シュウィンマー、カバがジェイダ・ピンケット・スミスというキャスティング。日本語吹き替え版ではそれぞれ玉木宏、柳沢慎吾、岡田義徳、高島礼子となっており、不自然な部分はなかった。


2005年08月27日 [Sat]

プロセスを閉じる

なでしこで出力先ファイルをC:\temp\test.txtとして、このファイルに単語を「一行出力」する。この直後にファイルを毎行読もうとすると、別のプロセスがあるので開けないと怒られる。それはそうだろう、出力したままファイルハンドルを閉じていないのだから。しかし、閉じ方が分からない。「出力先ファイル閉じる」と書いてもダメ。「出力先ファイル終了」と書いてもダメ。「ファイルストリーム出力先ファイル閉じる」もダメ。

マニュアルを眺めて、閉じられそうな言葉を書いていって、ようやく「出力先ファイルはオフ」で閉じることができた。これは知らないとなかなか気づかない。

分からないと言えば、ひまわりにあった「母艦浮上」もなくなって焦った。これは描画を終えた後に母艦(メインフォーム)を出す命令。画面をちらつかせないために便利な命令だが、なでしこでは「母艦設計」に変わった。ただイベントが入ると、なかなかうまく動いてくれない。面倒なので「母艦の可視はオフ」とした後に母艦をデザインして「母艦の可視はオン」とするようにした。オンとオフはいろいろ使えるんだなあ。


2005年08月28日 [Sun]

DVDのインデックス

作らなくてはいけないなあと思う今日このごろ。買ったものやテレビから録画したものが徐々に増えてきているのだ。録りっぱなし、買いっぱなしでなかなか見る暇はない。先日買った「禁断の惑星」もまだちらりと見ただけ(久しぶりに見たけど、イドの怪物というのはやはり良いアイデアだと思う。これだけで「禁断の惑星」はSF映画の上位に来る。VFXがいかに優れていようと、肝心の話や設定がダメなら興ざめなのである)。安いからといって買い始めると、きりがない。

いや、買ったDVDは本棚に並べていても背表紙で区別がつくが、テレビ録画のものは何がどこにあるのか、何を録画したのかさえ、分からない。下手をすると、既に持っているのにもう一度録画したり。プログラムの中にコメントを書くのが大事なのは「1年後の自分は他人だから」とよく言われるが、1年前の自分も見ず知らずの他人なのである(記憶力が落ちているだけか)。

テキスト書き換え処理

HTMLファイルを書き換えるプログラムをちょっと考えていて、なでしこで作ろうといろいろやったが、結局、メインの部分は秀丸のマクロで処理することになった。マクロの方がよく知っているからというだけでなく、テキストの書き換えに便利な細かい制御ができるのだ。ある単語を検索して、見つかった位置から3行上がって、そこから下に向かって1回置換をするという風な処理が秀丸マクロだと簡単にできる。

マクロ実行中に秀丸が起動して書き換え画面が出るのはスマートではないので、なでしこから秀丸マクロを起動する際に/hオプションを付けた。ステルスモードである。これで最後にexitすれば、秀丸は画面には現れない。

マクロは実行速度が遅いのが難だが、この処理には1秒もかからなかった。もちろん、Perlあたりで書けば、もっと速いだろうけど、処理の手順が面倒になりそうだった(タグ付き正規表現を使えば、できたのかな)。ま、完成したからいいでしょう。


2005年08月29日 [Mon]

「Debian GNU/Linux徹底入門第3版」

 福岡出張の際にジュンク堂に行ったら、あった。買おうかと思ったが、旅先では重たい(701ページもある)のでamazonか楽天で買うことにした。僕が持っているのは「第2版」。かなり仕様も変わったし、フォントが付属しているのが魅力だ。 「Debian辞典」も買うべきか。

2005年08月30日 [Tue]

BREWアプリは公開まで、なぜ時間がかかるのか

セキュリティの面から考えれば、確かにこういう方法論はありだろうが、個人が開発する道が閉ざされているのではユーザーに有益なアプリの開発の道も閉ざされることになるのではないかという危惧がある。ちょっと便利なフリーソフトというのはauの携帯では望めないのかもしれない。ソフトウェアの開発環境というのは間口を広くしておいた方が発展が望めるのではないかと思うんですがね。

Operaが10周年を記念してライセンスキーを無料配布

いつまで使えるかは分からないが、とりあえずライセンスキーを取得してみた。広告が表示されなくなった。Operaの広告って、あまり邪魔には感じないのだけれど、なければない方がいいか。


2005年08月31日 [Wed]

液晶ディスプレイ選び

ディスプレイの調子が悪くて、電源が切れたり入ったりする。調子がいい時は何ともないが、悪いときはまったくダメ。まだ買って2年なので、寿命とは考えにくい。買う気はないのだが、とりあえず、どんなディスプレイが売れ筋なのかちょっと調べてみた。

いやあ、全然分かりませんね。買うのなら、EIZOのがいいなと思うのだが、最新のやつはあまり性能が良いとは思えない。Flex Scan M170は性能的には申し分ないけど、スピーカーが余計。S170は応答速度25ミリセカンドというのが気に入らない。スピーカーなしでM170の性能のやつがほしいところだ。ただ、M170は昨年11月に出た製品なので、あと3カ月もすれば、また新しい製品が出るのかもしれない。やはり、ボーナスシーズンまで待った方が賢明だろう。

他のメーカーの場合、17インチなら5万円以下で買えるし、ベンキュー製品など3万円を切っているのもある。今、使っているのは三菱製で7万円近くした。安くなったものだ。今後、主流は19インチになりそうな気配。19インチだと少し大きすぎる気もするし、まずLinuxではXの設定が面倒になりそう。と思ったが、画面解像度は17インチと同じ1280×1024なので問題ないか。

EIZO製品で一番いいのはスピーカーなしでM190と同等の機能を持ったFlexScan S1910-Rのような気がする。これ、NTT-X Storeでは7万ちょっとの価格だった。


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