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2005年08月20日 [Sat]

キネ旬9月上旬号

さっそく「妖怪大戦争」の批評が載っていた。書いているのは秋本鉄次。いつものように女優に入れ込んだ批評で、今回の対象は栗山千明である。そう、子どもは高橋真唯が印象に残るだろうが、大人は栗山千明なのである。ただし、秋本鉄次が言うほど栗山千明がカルト的な道を歩んでいるとは思わない。清純派だなんだというレベルを超えて魅力を持っている女優と思うが、僕は基本的には「アタシの全存在をかけてアンタを否定してあげる」という「バトル・ロワイアル」のような役柄が好きだ。ゴーゴー夕張もアギもいいけど、ああいう役にもまた挑戦してほしいと思う。

秋本鉄次の批評で気に入ったのは次の部分。「さる映画関係者に聞いたのだが、『あずみ2』の現場で、彼女だけが違うオーラを放ち、違う地平を見ていた、という」。そういう女優なのだと思う。


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